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鉄鋼・非鉄金属スレッド
749
:
荷主研究者
:2010/05/20(木) 23:23:49
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100513/bsc1005130503004-n1.htm
2010.5.13 05:00 Fuji Sankei Business i.
鉄鋼業界 CO2を30%減へ急ぐ技術革新
鉄鋼業界が生産工程で排出される温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を抜本的に減らす技術の開発に向け、本格的に動き出した。国内製造業でCO2排出量が最も多いものの、現在の技術では削減余地が乏しく、技術革新で成長と地球温暖化対策の両立を図りたい考えだ。
新日本製鉄など鉄鋼大手5社と新日鉄エンジニアリング、日本鉄鋼連盟が参加するプロジェクト「COURSE(コース)50」の一環。鉄鋼生産の過程で排出されるCO2の削減技術を2030年までに確立した上で、50年までに実用化し、業界全体で排出量の30%削減を目指している。
CO2大量排出の原因になっている炭素の代わりに水素を使う新製鉄法の関連技術を試す設備を、今年度中に新日鉄君津製鉄所(千葉県君津市)で建設するほか、4月には高炉の排出ガスからCO2を分離・回収する技術の実験を始めた。
新設備では、石炭を蒸し焼きにしたコークスの生産工程で発生するガス中の水素を増やす技術の実証を進める。
この水素を取り出して鉄鉱石から酸素を除く還元剤として使う技術の開発に成功すればCO2の大幅削減につながる。従来は還元剤にコークス中の炭素を使っていた。
◇
■新興国に照準 「先端エコ」で存在感
君津製鉄所ではCO2を分離・回収する技術の試験設備も3月に完成し、4月から本格的な実験に入った。試験設備では常温でCO2を吸収し、加熱すると放出する有機化合物のアミン液の性質を利用。高炉ガスをアミン液に接触させることで1日当たり30トンのCO2を分離・回収する。
さらに、JFEスチール西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)でも、別の方法でCO2を分離・回収する技術の試験設備の試運転を行い、来年2月までに完了する予定だ。
鉄鋼業界は、国会で審議中の政府の地球温暖化対策基本法案に盛り込まれている「20年までに1990年比で25%減らす」という温室効果ガスの削減目標に強く反発している。日本の鉄鋼業界の主要な省エネルギー設備の普及率はほぼ100%と世界でも抜きんでており、「CO2削減の努力は現在の技術では限界に近い」(大手幹部)というのが実情だからだ。
CO2排出量の抜本的な削減技術の開発も2020年までに間に合わず、日本だけが突出した削減目標を負うことになれば、国内生産に制約がかかり生産拠点の海外移転を余儀なくされる恐れは大きい。
ただ、中国など新興国の需要増大を背景に鉄鋼生産が今後も世界的に増勢をたどるとみられる中で、温暖化対策の取り組みが停滞すれば、世界の鉄鋼各社が排出するCO2が野放図に膨らみ続ける可能性もあり、CO2削減技術の進展が温暖化対策の鍵を握るのは間違いない。
このため、国内の鉄鋼業界は先端的な省エネ技術を海外に普及させるとともに、長期的な視野で抜本的な削減技術の開発に取り組む方針だ。(本田誠)
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