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鉄鋼・非鉄金属スレッド

712荷主研究者:2010/02/20(土) 19:11:18

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100217/bsc1002170509007-n1.htm
2010.2.17 05:00 Fuji Sankei Business i.
古河スカイ、5年で海外売上比率倍増計画 国内アルミ不振 アジアに活路

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/bsc1002170509007-p1.jpg

 アルミニウム大手の古河スカイは16日、海外売上比率を5年後に倍増させる方針を明らかにした。

 需要低迷の続く国内市場は今後も大きな伸びは見込めず、新興国を中心に海外に活路を求めていく。国内アルミ業界は供給能力の過剰が指摘されており、再編と新興国需要の開拓で生き残りを図る動きが加速しそうだ。

 古河スカイの2009年4〜12月期連結決算は売上高が前年同期比29.4%減の1336億円、最終損益が62億円の赤字(前年同期は8億円の黒字)だった。一昨年秋のリーマン・ショック以降の景気低迷でアルミ圧延品の出荷量が前年同期比で2割弱減った。売上高全体に占める海外比率は15.1%で、これを5年後に30%超まで引き上げる方針だ。

 同社は今年1月、中国のアルミ圧延会社2社の株式をそれぞれ25%ずつ取得した。古河スカイは中国天津市に生産拠点を持つが、急増する中国需要を取り込むには現地企業との提携による拠点拡大が不可欠と判断した。同社は韓国のアルミ圧延会社などとも提携しており、今後も海外での一段の業容拡大を検討している。

 日本アルミニウム協会によると、09年のアルミ圧延品(板類・押し出し類)の生産量は前年比22.5%減の173万5919トンで1987年以来22年ぶりに200万トンを割り込んだ。前年比マイナスは3年連続で過去最高だった97年と比べ3割以上減少した。09年12月の生産量は自動車、飲料缶向けが好調で、前年同月比11.1%増の16万193トンと15カ月ぶりに前年同月比プラスになったが、建設向けは回復の兆しがみえない。

 このため、アルミ大手各社は国内生産拠点の集約などリストラに乗り出している。

 古河スカイは13年3月までに、板類を生産する日光工場(栃木県日光市)の鋳造・圧延工程の操業を停止して福井(福井県坂井市)など3工場に生産を移管する。

 また、住友軽金属工業も今年3月に押し出し類を生産する千葉製作所(千葉県柏市)を閉鎖して名古屋製造所など国内3拠点に順次生産を移し、4月には押し出し類の製造・販売を統括する子会社も設立する。

 各社とも単独で生き残る「独立路線」を維持したい考えだが、国内ではなお「供給過剰の解消が必要」との見方は強い。業界再編を模索する一方で、国内依存からの脱却を目指す動きが広がるのは確実だ。(本田誠)


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