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鉄鋼・非鉄金属スレッド

71とはずがたり:2004/06/04(金) 17:37
【特殊鋼・鋳鍛鋼再編Ⅰ(大同篇)】

■大同特殊鋼(株) http://www.daido.co.jp/
●「八幡特殊鋼」構想 昭和41年1月(1966.1)
特殊鋼グループ4社,特殊製鋼・日本特殊鋼・愛知製鋼(トヨタ系)・三菱製鋼(>>49-50)合併合意→出来てたら面白かったかも。
「君津特殊鋼センター」構想
→新日鐵成立(S43年には稲山・永野両氏基本合意)で破談へ(富士系の「東海特殊鋼」がS43年には転炉完成で操業に入り八幡特殊鋼に歩がないことが判明)

●二社合併構想
特殊製鋼と日本特殊鋼は昭和45年2月に合併を仮調印して以来既定路線に。しかし両者業績は不調で合理化が先決というのが定説であった。

●3社合併へ
昭和50年12月に3社合併のニュースが流れる。各社否定するものの昭和51年2月18日"急転直下"合併が決まり発表。実際は49年末から新日鐵を交えて話し合いがもたれ,50年暮れには計画が完了した。大同の最大需要先にして大株主の日産などへの根回しを経て発表へ。

●大同特殊鋼 昭和51年9月スタート
特殊製鋼・日本特殊鋼・大同製鋼の3社合併で成立。事実上赤字の前2社の大同による救済
合併であったようだ。新日鉄が高級鋼の技術を死守するために働きかけたとも。

旧特殊鋼二社の工場を閉鎖して技術者などを渋川へ移転,3社のノウハウが結集される合併の要となる。

専業ではトップメーカー(鋼材生産130万トン体制確立)だが,熱間圧延鋼材のシェアは10%(昭和53年度)。新日鐵・住友・神戸鋼に次ぎ4位。

高級鋼分野では旧特殊鋼2社が日立金属と価格競争。合併に際しては一部で取扱品目シェアが高くなりすぎるので東北特殊鋼や日鍛バルブへの関与を減らさざるを得ず。

●現況
1999秋の時点での株主:新日鐵10.2%, 興銀4.2%, 明治生命4.2%, 日産自動車3.8%, 東海銀行3.4%
2004春の時点での株主:日T信信託口6.5%, 新日鐵5%, 資管信信託口(新日鉄)5.0%, 日M信信託口4.5%, 明治安田生命4.2%, みずほC3.5%, UFJ3.4%
※日産自動車は会社再建の過程で保有株式売却。


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