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鉄鋼・非鉄金属スレッド

698荷主研究者:2010/02/07(日) 00:19:26

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100202/bsc1002020502002-n1.htm
2010.2.2 05:00 Fuji Sankei Business i.
新日鉄 印タタ製鉄と合弁設立 足場固め、新興国需要取り込み

 新日本製鉄が、インド第2位のタタ製鉄との合弁会社設立など、アジア新興国での鋼材の供給体制の拡充に相次いで乗り出している。台頭する中国、韓国メーカーなどに対抗して、新興国市場での足場固めを急ぎ、需要争奪戦に勝ち抜く構えだ。

 タタとの合弁会社は6月をめどに設立する。出資比率はタタが51%、新日鉄が49%で、両社の総投資額は300〜350億円になる見通し。インド東部にあるタタの製鉄所内に、年産60万トンの自動車用鋼板の生産設備を導入し、2012年度中に稼働を始める。日系自動車メーカーを中心に高級鋼板を供給し、インドの自動車用鋼板市場でシェア5割を狙う。

 新日鉄は3月上旬までに、子会社の日鉄鋼管を通じて、中国江蘇省にある日系の自動車用鋼管会社を買収する。日鉄鋼管が鋼管メーカーのトシダ工業の中国現地法人株を51%取得して子会社化するとともに、新日鉄も10%出資する。11年に生産能力を倍増して月産2000トン体制とし、世界最大となった中国自動車市場の需要を取り込む。

 同社は先月、鉄鋼商社の岡谷鋼機と共同でベトナムの工場建設・施工会社PEBスチール・ビルディングスにそれぞれ12%ずつ出資した。ベトナムでは外国企業の進出などで工場建設が続き、建材向け鋼材の需要も大きく伸びている。このため、PEBへの鋼材供給により、収益拡大につなげたい考えだ。

 先月にはマレーシアの鋼板メーカー、イーガルバスチールインダストリーズ株の10%を取得し、日系電機メーカーなどへの家電向け電気亜鉛メッキ鋼板の供給体制を強化した。インドネシアでも昨年12月に、現地の容器用鋼板(ブリキ)製造・販売会社を買収して、ブリキ需要の確保を目指している。

 新日鉄は10年3月期連結決算で7年ぶりの最終赤字に転落する見通し。アジア新興国の需要は堅調に増大しており、韓国の鉄鋼大手ポスコがインドネシアで年産600万トンの高炉建設を計画するなど、中国、韓国勢が一斉に能力増強に動いている。新日鉄も5〜10年後に鋼材の供給能力を現在の年4300万トンから年5000万〜6000万トンに引き上げて、中韓勢に対抗する。(本田誠)


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