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鉄鋼・非鉄金属スレッド

545千葉9区:2009/01/23(金) 20:53:31
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090122-OYT1T01194.htm?from=navr
新日鉄が君津高炉を休止へ…3基中1基、最大規模の減産

 国内鉄鋼最大手の新日本製鉄が、鉄鋼製品の原料となる粗鋼の生産量を、2008年度は前年度の15%にあたる500万トン程度減らすことが22日、分かった。

 減産幅は1970年の発足以来、最大規模だ。これに伴い大分製鉄所(大分市)の高炉1基を2月から休止するのに続き、君津製鉄所(千葉県君津市)でも3基ある高炉のうち2号炉1基を休止する方向で検討に入った。自動車など幅広い業種で減産が拡大しているためで、世界的な景気悪化の影響が素材産業にも本格的に押し寄せてきた。

 国内2位のJFEスチールも前年度比400万トンの減産を決めており、鉄鋼大手5社の減産規模は計1000万トンを超える。

 新日鉄は、米金融危機後の鋼材需要の減少を受けて08年11月、前年度より約200万トン少ない約3100万トンに粗鋼生産の見通しを引き下げていた。

 しかし、トヨタ自動車が今年2〜3月の国内生産台数を前年同期の半分に減らす方針を決めるなど、自動車の生産縮小に歯止めがかからない。これを受け、新日鉄も減産幅を300万トン程度上積みする方向で詰めの調整に入った。

 新日鉄の上半期(08年4〜9月)の生産は前年度並みだった。下半期(08年10月〜09年3月)で500万トン規模の減産は前年同期比で約30%減に相当する。

 新日鉄は、旧八幡製鉄と旧富士製鉄が合併して70年に発足。これまで最大の減産は、第1次石油危機後の75年度に記録した前年度比460万トンだった。

(2009年1月23日03時03分 読売新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090124k0000m020061000c.html
新日鉄:粗鋼の減産幅400万トン強に 08年度
 国内鉄鋼最大手の新日本製鉄は23日、自動車や家電向けなどの鉄鋼需要が急速に落ち込んでいることから、08年度の粗鋼の減産幅を、昨年11月に公表した200万トン強から、過去最大規模の400万トン強に倍増すると発表した。これを受け、3月に予定していた大分製鉄所(大分市)の高炉改修を1カ月前倒しする検討に着手。さらに君津製作所(千葉県君津市)の高炉3基のうち、改修時期が2〜3年後に迫った1基についても休止する方向で検討を始めた。

 新日鉄の宗岡正二社長(日本鉄鋼連盟会長)は同日の鉄鋼連盟の定例会見で、「年明け以降も自動車などで活動減と在庫調整の動きが続いている」と述べたうえで、「思い切った減産をして、需給を立て直すことが最重要課題」(宗岡社長)と強調した。

 新日鉄は「減産を進めるためにあらゆる手法を検討している」としており、まず大分製鉄所の改修を早めることで減産に対応する考えだ。宗岡社長は「大分は予定通り5月には再稼働する」と述べたが、需要次第で再開が遅れる可能性もある。

 君津製鉄所は首都圏の重要な生産拠点で、日本を代表する製鉄所の一つ。休止すれば従業員や地元への影響が大きいため、需要動向を見極めながら慎重に検討する考えだ。

 鉄鋼各社は、昨秋以降の鉄鋼需要の急減により、下期(08年10月〜09年3月)には大幅な減産を計画。大手4社の減産規模は昨年末の段階で計700万トン以上に上る。

 各社はこれまで、高炉に投入する原料を調整するなどして生産量を減らしてきたが、トヨタ自動車が2〜4月の国内生産台数を前期比4〜5割減産する意向を示すなど、需要減はとどまる見通しがなく、「原料の投入などだけで生産能力の過剰を解消するのは厳しい」(業界関係者)状態になってきた。

 既にJFEは1月中旬から、西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)の高炉1基の操業休止に踏み切っている。鉄鋼会社にとって異例の高炉休止が今後も広がる可能性がある。【森有正】


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