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鉄鋼・非鉄金属スレッド

47荷主研究者:2004/05/01(土) 04:21

【JFEスチール:東日本製鉄所てこ入れ】2003年12月19日 日刊工業新聞 17面
JFEスチール 東日本製鉄所テコ入れ 連鋳機など更新 設備増強に300億円 千葉とSCM統合も

JFEスチールは東日本製鉄所京浜地区(川崎市)のテコ入れを図る。改修中の第2高炉の再稼動を受け、上工程の連続鋳造機を改修するなど計300億円規模の設備投資を実施。05年度には鋼材の受注や在庫を総合管理するSCM(サプライチェーンマネジメント)システムを同製鉄所千葉地区(千葉市)と一本化する。業績低迷時に投資が遅れた設備を強化し、固定費改善や鋼材の品質向上を促す。

福山地区(広島県福山市)と倉敷地区(岡山県倉敷市)の西日本製鉄所は、旧NKKと旧川崎製鉄の統合効果やアジアの需要増で、05年度の財務目標を1年前倒しで実現する見通し。これに対し東日本は目標達成は見込むものの、上工程中心に設備の老朽化が目立ち、付加価値の低い商品の割合が高いという。

このため京浜と千葉で別仕様のSCMシステムを統合。鋼材を一括受注し、両地区のどの設備でつくるのが最適か迅速に判断可能にする。東日本は西日本より小ロットの受注が多く、統合効果が高いと見ている。

休止中の京浜第2高炉は更新を半年早め04年3月24日に再稼動。容積を休止前の4,052立方メートルから5,000立方メートルに拡大する。京浜の粗鋼生産は2割多い400トン程度に増え、1トン当たりの製造費を圧縮できる。高炉の後工程の製鋼や連続鋳造の設備更新にも取り組む。溶鋼をスラブなど半製品に固める連鋳機は、型式変更で不純物を減らし品質を高める。

04年6月末には造船向けが好調な厚鋼板の熱延設備に、鋼材の全面を均一に冷やして強度を上げる冷却設備を導入。福山・倉敷地区に続き、船舶や鋼管に使う鋼材の品質を高める。


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