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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2252荷主研究者:2021/08/28(土) 21:54:20

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/929963.html
2021年7月16日(金)静岡新聞
自転車、半導体実装機、水素電池… ペン先世界大手 金属部品新事業 浜松・テイボー

浜松総局 高松勝

 ペン先部材の世界大手メーカーのテイボー(浜松市中区)が、高精度の金属成型技術「MIM(メタル・インジェクション・モールディング)」を用いたペン先以外の部品製造事業を強化している。自転車用や半導体実装機用など、コロナ禍での旺盛なアウトドア需要も背景に受注は堅調。1月に新工場が稼動し、MIM事業単独で2024年に20年比約2倍の年間売上高35億円を目指す。

1月に稼動したMIM事業の専用工場。部品を高温で固める新型炉を備える=浜松市北区都田町

 MIMは米国発祥の技術で鉄やステンレスなどの金属粉末を金型に詰めて成型する。設計の自由度が高く、大量生産に対応できるため切削加工に比べコストも安いという。

 同社は当初はペン先開発の新技術として導入し、10年以降に事業を拡充した。自転車の変速機、自動車の操舵装置、半導体実装機などの各種部品のほか、水素電池関連部品など次世代分野にも手を広げる。特に自転車部品は海外での需要増を追い風に好調。21年のMIM事業の売上高予想は同社全体売上高の約2割を占める23億円で、年初計画を上方修正した。

 同市北区の第三都田地区に建設した専用の新工場は総工費約20億円、延べ床面積約6700平方メートル。現在は部分稼働で、21年中にこれまで手狭だった同区内の工場から完全移転する。

 同社は1896年に帝国製帽として浜松市で創業した老舗企業。マーキングペンのペン先は世界シェア約50%を占める。鈴木公仁副社長は「MIMは祖業のペン先事業に続く成長の柱」と強調、新素材対応や海外開拓に注力する方針を示す。

 (浜松総局・高松勝)


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