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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2236荷主研究者:2021/06/05(土) 18:25:28

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00595623?isReadConfirmed=true
2021/4/20 05:00 日刊工業新聞
JFEスチール、低炭素化へ鉄スクラップ購入 福山など3地区の製鋼向け

JFEスチールが転炉能力を増強する倉敷地区(岡山県倉敷市)の第2製鋼工場

 JFEスチールは低炭素化に向け、製鋼段階で鉄スクラップの活用を拡大する。福山(広島県福山市)、倉敷(岡山県倉敷市)、千葉(千葉市中央区)の3地区でこのほど、市中からの鉄スクラップ購入を始めた。2021年度は合計で年20万トン超を確保し、徐々に購入量を増やす。鉄スクラップは中国の需要が旺盛。国内勢には電炉の大型化で活用拡大を検討する動きもあり、JFEスチールは安定調達に布石を打つ。

 JFEスチールが購入するのは上級スクラップ「HS」が中心で、工場での加工後に残る端材「新断」も含む。高炉部門での安定的な購入は初めてで、従来はスポット購入だった。同社は「ボリュームは大きくないが、購入拡大を見据えスクラップ事業者との関係構築が重要」としている。

 同社は30年度に、製鉄プロセスでの二酸化炭素(CO2)排出を13年度比で20%以上削減する目標を掲げており、鉄スクラップの活用拡大は実現に向けた取り組みの一環。

 スクラップ量を従来より増やし、CO2排出を減らせる転炉型脱リン設備を目下増強している。福山、千葉両地区などは対応済みで、倉敷地区で近く操業を始める。投資額は1基が100億円超。

 高炉から出た溶銑は転炉で、炭素やリン、ケイ素など不純物を取り除き強靱(きょうじん)な鋼にする。その過程で入れる鉄スクラップの比率を高めることで溶銑の使用を抑え、CO2排出を減らす。

 従来難しかった温度制御を処理の手順などを改良して容易にした。

(2021/4/20 05:00)


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