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鉄鋼・非鉄金属スレッド
2204
:
荷主研究者
:2021/02/13(土) 22:11:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/502430?rct=n_hokkaido
2021年01/19 10:22 北海道新聞
72 大和(やまと)工業 「築炉」技術 製鉄下支え
改修現場でれんがを積む築炉工(大和工業提供)
黒龍雅英社長
日本製鉄(東京)室蘭製鉄所の協力会社。製鉄所の心臓部で、鉄鋼の源となる溶けた鉄「銑鉄(せんてつ)」を生産する高炉内に耐火れんがを積み上げる「築炉」を手掛ける。昨年、室蘭で19年ぶりに行われた高炉改修工事にも携わった。石炭を蒸し焼きにするコークス炉の築炉も得意とし、日鉄の国内各地の製鉄所で仕事を請け負っている。
1943年(昭和18年)に設立した渡邊組(室蘭)が前身で、50年に株式会社化して現社名に。高度成長期、鉄鋼業の発展とともに業績を伸ばした。受注の9割は日鉄関連で、室蘭のほか、愛知、大分県内の製鉄所構内にも事業所を置く。
■精度ミリ単位
築炉は高炉やコークス炉などの改修・新設時に行う作業で、昨年の室蘭での高炉改修では、「築炉工」約50人が他の協力会社とともに約2万5千個のれんがをミリ単位の精度で、3カ月ほどで積み上げた。れんがは大きなもので重さ約1・4トンもあるが、4代目の黒龍(くろたつ)雅英社長(57)は「図面通りに積むのが築炉工の仕事。正確さや品質を守りつつ、スピードも求められる」と説明する。
技術は「現場で数多く経験を積むこと」(黒龍社長)で伝承しているという。れんがを積むうちに生じる「ずれ」を解消するため、継ぎ目のモルタルの量で微調整する腕が問われる。若手はベテランの背中を見て技能を身に付ける。
築炉の延べ実績は高炉86基、コークス炉58基。ここ数年は、室蘭の高炉や第5コークス西炉の改修などが続いたが、大型事業がない年もある。
■室蘭に実習棟
そこで、2017年に技術の保持や向上を目的とした実習棟を室蘭市内に設け、若手やベテランが腕を磨いている。
築炉のほか、炉内の保全やごみ焼却炉の工事なども担う。黒龍社長は「築炉工を手放すわけにいかないので、さまざまな仕事の確保が欠かせない」と語る。
事業継続に向けては、就職を控えた若者に関心を持ってもらうことも課題に挙げる。働きやすい環境づくりのため、16年には社屋の隣に寮を整備した。黒龍社長は「100年企業を目指して人を育成していく」と意気込む。(田中雅久)
◇
▽本社 室蘭市輪西町1の4の8
▽設立 1950年
▽事業内容 高炉・熱風炉築造工事、コークス炉新築・補修工事、製鉄関連耐火物の補修など
▽売上高 75億4千万円(2020年3月期)
▽従業員数 375人
▽採用 6人(20年4月実績)
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