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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2174荷主研究者:2020/09/23(水) 21:54:21
>>2173-2174 続き

三菱マテ 事業化見据え公募制度

 三菱マテリアルは、国内外の最先端技術を取り入れた技術開発を積極的に進める。2月に新製品・新事業の創出を目的として、国内外の大学・研究機関などに所属する研究者を対象に、事業化を視野に入れた産学共同研究の公募制度を始めた。

 また、6月には国内唯一の材料関係の国立研究機関である物質・材料研究機構と「NIMS―三菱マテリアル情報統合型材料開発センター」を設立した。「これまでも大学・研究機関等との共同研究は行っていたが、より一層、国内外の最先端技術を取り入れた技術開発を推進していく」(三菱マテリアル)狙いだ。

三井金属 事業創出機関を設置

 三井金属は、20年4月1日付で組織改編を行い、機能材料事業本部の企画部門で取り組んでいた自社の研究開発と社外パートナーとの共創促進、成長商品・事業創出の一連の機能を全社事業を網羅する機関として、新設した事業創造本部内に設置した。

 新規本部の設立により(1)継続的かつタイムリーに成長商品・事業を創出する(2)新しい技術を生み出し、取り組み、蓄積し、活用する(3)社外との連携を強化し、事業創出に必要なパートナー関係を構築する(4)創造的研究開発で新規商品・技術を生み出すと共に競争力のある量産プロセスを確立し、差別化優位を実現する(5)社内起業家および当社コア技術を支える人材を採用・育成するーという5項目の実現を目指す。

 これらの「早期実現には社外パートナーとの連携が不可欠であり、その一つとして産学連携による研究開発にも取り組むとともに、コア技術を支える人材を採用・育成する目的として大学や国の研究機関等に人材を派遣している」(三井金属)。

 例えば、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業である「先進・革新蓄電池材料評価技術開発」の第2期(SOLiD―EV)プロジェクト(LIBTEC2)の参画では、EV向け全固体電池の早期開発に取り組んでいる。また、NEDO事業の「新産業創出新技術先導研究プログラム」では高出力密度パッケージ向け塗布型機能性銅合金材料の研究開発のテーマで大学などと共同開発に取り組んでいる。

 非鉄金属業界を取り巻く事業環境は国際的な価格の高騰や資源開発競争の激化、資源保有国の資源ナショナリズムの高まりといった厳しい状況に直面している。環境に配慮した資源開発など環境問題への対応にも迫られている。自動車の電動化やIoT(モノのインターネット)の進展に欠かせない鉱物資源だが、ほとんどを輸入に依存しているのが現状。産学官連携体制のもと、イノベーションの実現を通じて、非鉄金属の安定供給に各社努める。

(2020/8/14 05:00)


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