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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2120荷主研究者:2020/02/16(日) 15:38:38

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=611468&comment_sub_id=0&category_id=113
2020/2/7 中国新聞
呉の閉鎖、グループ内で競争力低く 日鉄副社長会見、雇用確保を最優先

東京都内での記者会見で質問に答える右田副社長(右)

 子会社の日鉄日新製鋼が持つ呉製鉄所(呉市)を2023年9月末をめどに閉鎖すると発表した日本製鉄(日鉄)。7日、東京都内で記者会見した右田彰雄副社長は、グループ内での競争力の低さを閉鎖の理由に挙げた。製鉄所や協力会社の従業員の雇用については、別の製鉄所への配置転換や関連会社、協力会社で吸収するなど「最大限の取り組みを図る」とした。

 「競争力のある製鉄所を中心に効率的な最適生産を構築する。グループの全製鉄所のラインの実力を評価した」。右田副社長はどの設備を残していくかを決めるため、厳しくふるいにかけた点を説明した。各拠点の設備が老朽化していることにも触れつつ「全ての設備を更新するわけにはいかない」と言及。高付加価値の製品を造る投資効率の高い拠点に生産を集約する中、呉製鉄所は選別に残れなかった。

 呉製鉄所は1951年の操業開始と古くからあり、高炉を持つ製鉄所の中では比較的、規模が小さい。また、鋼板を加熱して薄く延ばす工程で、相対的にコスト競争力が低い点もネックになったとみられる。

 4月には関西や四国の拠点と合わせて瀬戸内製鉄所となる。同じ「瀬戸内」の拠点でも、広畑製鉄所(兵庫県姫路市)は電気自動車のモーターなどに使われ高値で売れる電磁鋼板の設備を増強する。

 呉製鉄所には関連、協力会社を含めて約3300人が働く。閉鎖すれば地域の雇用や経済に大きな影響が及ぶ。右田副社長は「大変重要な問題と捉えている」との認識を示し「雇用の場の確保を最優先にしたい」と強調。日鉄日新製鋼だけでなく、関連、協力会社の従業員にも最大限に対応する考えを述べた。

 日鉄日新製鋼の従業員には、職種や技能を生かせる製鉄所での勤務を検討する。協力会社については「鉄鋼製造の実務経験のある人には、当社グループの中でこれからも活躍してほしい」と語った。今後、経営者の意向や従業員の事情を考慮するとし「各社と真摯(しんし)に、丁寧に話し合いながらやっていきたい」と力を込めた。(境信重)


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