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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2074荷主研究者:2019/09/15(日) 22:17:58

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=560330&comment_sub_id=0&category_id=113
2019/8/8 中国新聞
【新地場企業群像】針生産技術で多角展開 明光堂(広島県府中町)

多分野の針を製造する工場(広島県府中町)

 待ち針や虫ピン類で国内トップシェアを誇る針メーカー。製造する機械は自社で開発し、独自の量産システムを持つ。今年、創業70年を迎えた。培った技術を土台に、商品群を電気や建築、医療、自動車などの分野に広げている。

 広島県府中町の本社工場でガチャガチャと機械がせわしなく動く。縫製用の針に加え、空気清浄機や電池の部品、断熱材を壁に打ち込むピンなどが次々と生産される。製品の形や素材、強度に応じて柔軟に加工できるように、機械を社内で設計する点が強みだ。利点を生かすため、社員は業界の見本市を訪れてはニーズを探り、試作して売り込んでいる。

 河口龍太郎社長(67)は「細くて長い金属製品なら、あらゆる需要に応えられる自信がある。幅広い分野の顧客を開拓していきたい」と意気込む。

 品ぞろえを増やす一方で、出荷先は絞りつつある。1949年の創業時から続けていた輸出を今年3月、取りやめた。東南アジアや欧州、アフリカなどの40〜50カ国に展開していたが、近年は安い中国製に押されていた。加えて国内で人手不足の課題が急浮上。海外の社員を呼び戻し、国内に集中する決断をした。

 取引先への報告後、米国の花の卸会社の社長から電子メールが届いた。花束の包装にメッセージカードを刺すピンの品質をたたえる言葉と感謝がつづられていた。70年間続いた取引が止まったことへの寂しさも記されていた。

 「品質を第一とする努力が報われたと思った」と河口社長。「今後も針で培った精神を育てる。国内市場をしっかりと固め、再び輸出をしたい」と反転攻勢を見据える。(東谷和平)

 ≪会社概要≫本社は広島県府中町大須。1949年に現在の広島市西区天満町で創業。51年に中区舟入本町に移り、92年から現在地。2019年3月期の売上高は9億2700万円。従業員は62人。


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