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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2028荷主研究者:2019/01/02(水) 22:30:11

https://www.sakigake.jp/news/article/20181218AK0011/
2018年12月18日 秋田魁新報
廃電池再処理、来月から本格化 DOWAホールディングス

 非鉄大手DOWAホールディングス(東京、関口明社長)は17日、環境・リサイクル事業を手掛ける子会社のDOWAエコシステム(東京)で、自動車に加え、スマートフォンなどの使用済みリチウムイオン電池の再処理を来年1月から本格化すると発表した。大館市内で新たな廃電池処理設備を稼働させる。廃電池の粉砕と金属分離を行うための設備整備を始めており、県内外のグループ会社とも連携し、廃電池の回収とリサイクルを効率的に進める考えだ。

 リチウムイオン電池は容量の大きさなどに利点があり、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、スマホ、家庭用太陽光発電の蓄電装置など多様な分野で採用されている。

 DOWAホールディングスによると、リチウムイオン電池には鉄やアルミ、銅のほか、コバルトやニッケルなど複数のレアメタル(希少金属)が使われている。EVやスマホの普及で廃電池は今後も増えることが予想されるため、設備を整備して受け入れ体制を充実させる。

 設備は、大館市でDOWAエコシステムが所有する既存施設の中に整備。グループ会社のエコシステム秋田から約1、2キロ南にあり、同社の焼却炉で無害化処理した廃電池を新設備で粉砕し、磁力などで金属分離する。

 新設備は年内に完成する予定。現在、DOWAエコシステムのリチウムイオン電池の処理実績は年間数トン程度。新設備は月約100トンの廃電池を処理する能力があるといい、大幅な処理量増加が期待される。抽出した金属は小坂製錬(小坂町)を含む製錬メーカーなどを通じて再資源化する仕組みの構築も検討している。

 DOWAエコシステムは、国内自動車メーカーなどでつくる自動車再資源化協力機構(自再協)と自動車解体業者、運搬業者、再処理事業者が連携してリチウムイオン電池の回収、処理を目指す取り組みにも参加。10月からエコシステム秋田で廃電池の処理を始めている。新設備はこの取り組みにも活用する。

 DOWAホールディングス企画・広報部門は「リチウムイオン電池などの廃棄物の適正処理や再資源化を通して環境・リサイクルサービスを強化し、地球環境の保全に貢献したい」としている。


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