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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1940荷主研究者:2018/11/23(金) 11:34:32

https://www.sakigake.jp/news/article/20171110AK0014/
2017年11月10日 秋田魁新報
日本新金属、秋田工場に新棟完成 タングステン粉末を精錬

完成した日本新金属秋田工場の新棟

 非鉄大手の三菱マテリアル子会社でタングステン粉末の国内トップメーカー・日本新金属(大阪府豊中市)が、秋田市茨島の秋田工場で建設を進めていた新棟が完成した。使用済み工具などからタングステン粉末を精錬する高性能設備を導入。リサイクル能力の強化で、原料の供給リスクを回避して安定的な生産につなげる狙い。9日、関係者らが竣工(しゅんこう)式を行った。

 タングステンはレアメタル(希少金属)の一種。重くて硬く、融点が非常に高い特徴を持つ。自動車や航空機の金属部品などを削る超硬工具の刃先やドリルの主原料となる。

 新棟は鉄骨平屋建て、延べ床面積1800平方メートル。昨年9月に着工し、先月完成した。試験操業を経て、現在は本格稼働している。

 これまでリサイクルが難しかった大型超硬製品の破砕設備や、工具を使った加工の際に出る研削くず(スラッジ)から不純物を取り除く前処理化設備などを導入。リサイクル処理能力は1・5倍に増強した。総投資額は約8億円。

 同社によると、原料となる鉱石は、中国が世界生産の8割を占め、政治問題などで調達が不安定になる可能性があるという。リスク回避のため、使用済み工具の回収やリサイクルに力を入れてきた。岡田義一社長は「リスク回避に加え、資源保護の意味でもリサイクルは重要。今後も力を入れていきたい」と話す。

 9日に現地で行われた竣工式には、岡田社長をはじめ、同社や県、秋田市の関係者ら約30人が出席。神事を行い、新棟の完成を祝った。

 日本新金属は1963年に創立。従業員280人(うち秋田工場80人)。資本金5億円。2017年3月期の売上高は122億円。

 秋田工場は1997年に操業開始。原料から最終製品のタングステン粉末を一貫生産する国内唯一の精錬工場。大阪の本社工場と並ぶ生産拠点となっている。


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