したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鉄鋼・非鉄金属スレッド

1869荷主研究者:2018/04/08(日) 11:53:15

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/176134?rct=n_hokkaido
2018年03/30 05:00 北海道新聞
月島機械、千葉から日鋼室蘭に工場移設 設備投資30億円

 日本製鋼所(東京)と月島機械(同)は29日、協業の基本協定を結び、月島機械の市川工場(千葉県市川市)を日鋼室蘭製作所の構内に移設することを決めた。現在80人体制の市川工場から一部が室蘭に移り、700人超の従業員がいる日鋼室蘭製作所からも最大40人が月島側へ出向する。月島機械は移設に向け約30億円の設備投資を行い、市川工場の約80億円の事業規模を維持。2019年春の稼働を目指す。

 移設先は、日鋼室蘭製作所の第4鉄構工場(敷地面積約1万3500平方メートル)。月島機械は日鋼から土地や建屋を賃借し、設備を市川から移設、もしくは新設する。「月島機械室蘭工場」(仮称)とし、浄水場・下水処理場向け設備や、化学プラントで使われる樹脂や石炭の乾燥装置などを生産する。

 日鋼が圧力容器の製造を月島機械に委託したり、月島機械が機械加工を日鋼に委託したりすることも想定している。

 協業協定を結んだ背景には、両社の事情がある。原発部材や油田用鋼管などを作る日鋼室蘭製作所は、エネルギー市場の変化により受注が低迷。第4鉄構工場の石油精製用圧力容器の売上高が、この10年で約20分の1に減るなど稼働率が大きく低下し、設備や人員の有効活用が課題だった。

 一方、産業用設備を製造・運用する月島機械は海外勢との厳しい競争から、生産体制の効率化を模索。株式持ち合いや技術交流で協力関係を築いていた両社は、双方の課題解決につながる協業のあり方を検討していた。

 月島機械は協業の狙いについて「日鋼が持つ大型の鉄鋼品の加工技術を取り入れ、生産性を高めたい」(経営企画部)。室蘭には港があり、大型製品を国内外へ出荷しやすいことも利点という。日鋼も「当社の受注製品の幅が広がることも期待したい」としている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板