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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1609荷主研究者:2016/12/04(日) 20:51:19

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00407705?isReadConfirmed=true
2016/11/23 05:00 日刊工業新聞
TPMとトヨタ生産方式融合-日鉄住金ドラム、コスト大幅削減成功

TPMとトヨタ生産方式の融合で数量減による減益分を相殺(相模原工場)

 日鉄住金ドラム(東京都江東区、小原知実社長、03・5627・2311)は、TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)とトヨタ生産方式を融合した活動により、生産コストを大幅に削減した。TPMによる損失削減効果に加え、リードタイム短縮を進めた結果、生産効率が向上。2016年4―9月期連結決算は販売数量減による減益分をその効果で相殺し、経常利益で前年同期比5・2%増の8億円を計上した。

 TPMは日本プラントメンテナンス協会(東京都千代田区)が進める生産保全活動。14年4月に千葉工場(千葉県市原市)と名古屋工場(愛知県東海市)で、15年4月に残る相模原工場(相模原市緑区)、大阪工場(大阪府泉大津市)、子会社の山陽ドラム缶工業(岡山県倉敷市)で取り組みを始めた。

 現場レベルでの個別改善や自主保全など8本柱の活動で設備故障や品質不良、災害などを抑制する一般的なTPM活動に、徹底して製造工程を見直すトヨタ生産方式を上乗せ。全工場に「教育道場」を設けるなど、社員への教育体制も充実させた。この結果、目標額に対するコスト改善の達成率は、14年度で146%、15年度も101%に到達し、16年度も102%を見込んでいる。

 稼働率や良品率から求められる設備総合効率も「名古屋工場では73%から79%へ上昇し、ピーク時では80%超を達成した」(縄田康隆取締役専務執行役員)という。さらに千葉、名古屋工場ではシーマーや圧延機など重要設備の故障件数が4月以降、ゼロを継続。「設備の重要度で4ランクに分け、最高ランクの設備はゼロにできた。将来的には全ランクでゼロにする」(同)方針だ。

 こうした実績からTPM表彰でも千葉、名古屋工場が1年前倒しで審査を受け、10月下旬に「優秀賞カテゴリーA」を史上最速で受賞した。残る3工場でも先行2工場の事例を生かし、生産成績の底上げにつなげる。

(2016/11/23 05:00)


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