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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1526名無しさん:2016/04/03(日) 22:29:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00010001-tekkou-bus_all
新日鉄住金、高度IT活用し次世代基幹業務システム構築へ
鉄鋼新聞 4月1日(金)6時0分配信

 新日鉄住金は高度IT(情報技術)を活用した次世代の基幹業務システム構築に着手した。営業や物流などの基幹システムが対象で、2019〜21年度に運用開始を目指す。新日鉄住金は高度ITを競争力強化に積極活用する方針を掲げており、製鉄所の設備保全などの分野でも活用を進める考えだ。

 新日鉄住金は、きょう1日付で業務プロセス改革推進部に「高度IT活用推進室」を立ち上げる。ビッグデータや、あらゆるものがインターネットにつながるIoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)といった高度IT利用の企画業務を担当する。これまでは製鉄所などで個別に活用を検討していたが、新組織に企画や調整機能を一元化し検討や活用を加速する。
 高度ITを利用する次世代システム構築は第一弾として、営業、物流、原料系の基幹システムが対象となる見込み。例えば営業系基幹システムにビッグデータ解析などを活用すれば、よりきめ細かい鋼材の納期管理などが可能になる。物流系の基幹システムでは空船率低減など鋼材物流の高効率化につながる仕組みづくりを目指す。
 一方、製鉄所での高度IT活用は「鋼材の品質管理」「設備保全」「人の安全」の三つが当面の主要テーマになる見込みだ。
 IoTを活用した安全対策では、無線センサーなどを活用し、製鉄所で作業員が重機と接触するのを未然に防ぐ仕組みづくりなどを計画する。案件によって異なるが、「1〜2年で成果を出したい」(業プロ改革推進部長の米澤公敏執行役員)。
 高度IT活用推進室は6人体制で始動する。システム子会社の新日鉄住金ソリューションズを含むグループ内の高度ITにかかわる業務を一元的に担当する。本社組織の設備・保全技術センター(PFC)や技術開発本部の計測・制御研究部とも連携し、自社の制御技術や解析技術などと組み合わせて高度ITの活用を目指す。
旧2社の統合システム/4月から立ち上げ
 新日鉄住金は31日、旧2社の統合システムを4月から順次立ち上げると発表した。新会社の発足以降、これまでは大半の業務で旧2社のシステムを併用していた。4月以降は本社の営業などで旧2社のシステムが一本化され、さらなる統合効果の発揮に向けた基盤が整う。
 今回統合を完了するシステムは営業系と一般管理系基幹システム。当初計画通り2016年度内に順次運用を開始する。
 営業系基幹管理システムは7品種事業部別に統合システムを構築。まずは4月から交通産機品、建材、棒線の各事業部で運用を開始する予定だ。さらに16年度下期から薄板、厚板、鋼管の各事業部で運用開始を目指す。
 営業系基幹管理システムは旧新日鉄のシステムをベースにした。統合システムへの移行により代金管理や物流業務、品種ごとの受注・品質設計などで業務が一本化され業務効率の改善効果などが見込まれる。営業系の一元化に合わせて製鉄所の生産管理システムの改良も進めている。製鉄所間の半製品供給やトラブル時の生産応援をしやすくする狙いで、16年度内の完了を目指す。今後は海外事業会社にも同様のノウハウ導入を進める。
 一般管理系基幹システムでは財務、資機材調達、設備管理の統合システムを16年度内に運用開始する。いずれも一部機能は統合を終えていた。統合システムは新日鉄住金ソリューションズの技術を活用し開発したプライベートクラウド型の統合基盤システム「NS―eSYS(イーシス)」上に構築している。


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