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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1441荷主研究者:2015/08/29(土) 22:36:45

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150814cbac.html
2015年08月14日 日刊工業新聞
新日鉄住金、高耐食厚鋼板「NSGP―3」が石炭運搬船に採用-腐食量半減で補修費減

 新日鉄住金は石炭運搬船(写真)に独自の高耐食厚鋼板「NSGP―3」が初採用された。船内の貨物倉に使う鋼板用に開発したもので、鋼材に添加する合金元素の種類や添加量を最適化したことで、石炭や海水によって進行する腐食量を一般材比で半減させた。これにより、鋼板の交換や塗装の塗り直しといった補修費を削減できるとしている。

 今治造船(愛媛県今治市)グループの多度津造船(香川県多度津町)が建造したばら積み貨物船「プレンパレ」に約600トン採用された。効果を比較・検証するため、七つある貨物倉のうち三つの貨物倉の底板や側面に使用。今後、今治造船が建造する2隻の貨物倉にも部分的に採用され、合計使用量は2000トン弱となる。

 過酷な使用環境下にある貨物倉の鋼板の耐用年数は通常、10年程度。これを15年以上に延ばせるとみている。また、現在は国際船級協会連合(IACS)の規則で、あらかじめ腐食分を想定した厚み(腐食予備厚)を確保するよう定められている。NSGP―3を使えば、腐食予備厚を規定より薄くできるとして、実証データを積み重ねていくとともに、日本海事協会などと連携し、その改定を提案していく方針。


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