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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1427荷主研究者:2015/07/25(土) 22:19:29

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150715cbaj.html
2015年07月15日 日刊工業新聞
新日鉄住金、君津製鉄所の競争力強化-高炉集約・コークス炉改修、高出銑に挑戦

高炉集約で残る高炉への操業負荷は増す
(君津製鉄所第4高炉)

 国内製造拠点の強化・再建に乗り出している新日鉄住金。東日本最大の君津製鉄所(千葉県君津市)でも、高炉の集約やコークス炉改修など競争力向上への動きが進んでいる。高炉集約では残る高炉への負荷が増す上、5基あるコークス炉のうち改修は1基のみ。残る4基では慎重な稼働が求められるなど設備の操業・維持能力の向上が欠かせない。(編集委員・大橋修)

 「高炉3基が2基になって、固定費は3分の2に減る。その代わり、残る2基ではミスが許されない高出銑に挑戦しなければならない」。同製鉄所の中西謙介人事総務室長が説明するように、作業員の緊張感は以前にも増して高まりそうだ。

 2016年3月末までに容積で2番目に大きい第3高炉を休止する。それでも年間約1000万トンの粗鋼生産量は大きく減らさない計画だ。これにより、「アジアで戦える競争力を保持できると判断した」(中西室長)と胸を張るように生産効率は大幅に高まる。実際、高炉2基でほぼ同じ1000万トン強の粗鋼を生産する同社の大分製鉄所(大分市)と比べれば、3基体制の君津は非効率に映る。

 2基体制でも粗鋼生産量を落とさないためには、残る高炉の生産力を引き上げる必要がある。その指標となる高炉の出銑比(1日の単位炉容積当たり生産量)はおおむね2・0程度とされているが、君津第2高炉ではこの春、国内でも最高水準とされる2・7を達成。この水準をほぼ1カ月、安定的にたたき出すことに成功した。

 小倉順君津製鉄所広報センター長は「高炉は人間の体と同じ。日によって銑鉄が詰まって出にくくなったり、たくさん出過ぎたりするので慎重な操作が必要」と説明。高い出銑比を維持するには、高炉のオペレーターの高度な技術だけでなく、熟練管理者の勘と経験も欠かせない。


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