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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1265とはずがたり:2014/04/08(火) 15:37:52
2014年 4月 08日 09:37 JST
アルコア、自動車のアルミ化が追い風に
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304364704579488211349632146.html
By JOHN W. MILLER

 米アルミ大手アルコアはついに好転するのだろうか。

 2013年にはアルミ価格が急落する中で23億ドル(約2370億円)を失い、ダウ工業株30種平均の構成銘柄から除外されたにもかかわらず、創業128年の同社の株価はここ1年間で50%上昇している。8日に発表予定の1-3月期(第1四半期)決算は、1株利益が0.05ドルと予想されている。

 一部アナリストは引き続きアルコア株に懐疑的だが、有望な大きな材料を2つ挙げた。

 1つ目は、自動車メーカーが高級な軽量スポーツカーだけではなく、ついに量産車の車体やフレームにもアルミを使い始めたことだ。アルミ業界幹部は、1970年代にビールメーカーが缶の素材をスチールからアルミに切り替えて以来、業界にとって最大の有益な動きだと指摘する。

 1月にデトロイトで開催された北米国際自動車ショーで、フォードはピックアップトラック「F150」の新型車の生産には主にアルミを使うと発表した。これは大きな出来事だった。F150は米国で最もよく売れている車種だ。

 アルコアはこうした需要に合わせ、アイオワ州とテネシー州で自動車向けアルミ圧延品の製造ライン新設に5億7500万ドルを投じた。

 アルミ市場では過剰供給が響いて2011年から価格が40%近く下落しているが、アルミ板事業はすでに黒字が続くようになっており、アルコアは今後さらに収益性が高まるとみている。25年までに自動車部品向けのアルミ使用量は2倍に増加すると予想している。

 2つ目の好材料は、アルミメーカーがついに供給過剰を解消するために生産能力縮小を真剣に考えるようになったことだ。供給過剰の主な原因は中国にある。中国の昨年のアルミ生産量は世界全体(4650万トン)の47%を占め、消費量をわずかに上回った。

 問題は中国の生産量が引き続き消費量を上回っていることだ。13年には中国の生産量は12%増、中国以外では1%減だった。しかもアルコアを含むメーカーは、中国は銅や鉄鉱石と同様にアルミでも純輸入国になるという前提で生産を増強してきた。だが昨年は180万トンの輸出超過だった。


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