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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1174荷主研究者:2013/10/16(水) 23:45:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130925t12011.htm
2013年09月25日水曜日 河北新報
燃料電池用の部材開発 東北特殊鋼と東北大

新開発の電磁ステンレス鋼「K−M38CS」のサンプル

幅、高さとも約10センチの電磁弁サンプル。穴の中に電磁弁鉄心が内蔵されている

 東北特殊鋼(宮城県村田町)と東北大は、燃料電池用の部材として、加工しやすくした新たな電磁ステンレス鋼「K−M38CS」を共同開発した。部品メーカーのコスト圧縮につながり、電池そのものの価格低下が期待できるという。

 ステンレス鋼は、次世代エネルギー源として期待される「固体高分子形燃料電池」で電磁弁の鉄心に使用される。電磁弁は発電に必要な純水の流れを制御する重要部品で、東北特殊鋼は部材として「K−M38」を既に商品化している。

 従来品は純水への耐食性が高い半面、切削加工しにくいという難点があった。新たにチタン化合物を加えて硫黄の含有量を増やすことで、課題を克服した。評価試験は東北大大学院の原信義教授(材料加工・処理)が担った。

 今後、取引先のサンプル評価を経て、東北特殊鋼で量産に移行する。

 固体高分子形燃料電池は現在、家庭用熱電併給システム「エネファーム」などへの導入にとどまっている。新部材を使えば部品の加工・製造が容易になり、電池の低価格化や普及の可能性が広がる。

 東北特殊鋼経営企画部の江幡貴司部長は「10年前からの開発プロジェクトが実った。燃料電池向けの需要増に期待したい」と話している。


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