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鉄鋼・非鉄金属スレッド

113荷主研究者:2004/10/24(日) 22:23

【鉄鋼大手の2005年3月期、揃って経常最高益】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20040909211708-NRLAQLSGVS.nwc
鉄鋼大手の05年3月期、そろって経常最高益
FujiSankei Business i. 2004/9/10

 新日本製鉄、JFEホールディングスなど鉄鋼大手4社の2005年3月期業績は、経常利益がバブル期に記録した最高益をそろって更新する見通しだ。中国をはじめとする輸出の伸びと、国内製造業向け鋼材値上げの浸透が収益を押し上げる。産業のコメといわれる鉄の復権は、国内景気が本格的な回復期に入ったことを裏付けている。

 鉄鋼大手4社が9日までに発表した今年度業績見通しによると、原料価格高騰の逆風を需要増と鋼材価格値上げで吸収、生産設備の統廃合や事業再編などの大掛かりな合理化推進が最高益達成を下支えする。

 05年3月期業績への原料価格高騰の影響は、新日本製鉄(東京都千代田区)が1700億円、JFEホールディングス(同)が1350億円、住友金属工業(大阪市中央区)が800億円、神戸製鋼所(神戸市中央区)が380億円で、4社合計のコスト増は4200億円に上る。

 一方、鋼材値上げなどによる効果は、新日鉄が2450億円、JFEホールディングスが2390億円と2社が2000億円を超えるほか、住友金属工業は1223億円、神戸製鋼所は580億円を見込み、4社合計で6640億円もの増益要因となる。

 今期の合理化効果は4社合計で1110億円だが、2000年からの5年間で新日鉄が約3000億円も削減するなど各社が毎年数100億円のコスト削減を推進。財務体質を改善してきた効果が業績を押し上げた。

 各社の財務体質は売り上げ増に頼ったバブル期とは大きく異なっている。経常利益はJFEが2期連続で最高益を更新するほか新日鉄も3000億円に乗せるなど4社で前期比78%増の9100億円。4社がそろって過去最高を更新するのは初めてだ。

 自動車、電機、造船業界で増産ペースが続いているほか、建築分野も非住宅部門の着工面積が増加。景気回復が旺盛な鉄鋼需要を支え、鉄鋼各社の未曾有の好業績に結びついた。

 だが、今回の業績見通しには「下期の鋼材値上げ分は若干乗っている程度」(藤原信義新日鉄常務)。自動車業界や造船業界などとの鋼材価格交渉が決着すれば、収益はさらに上方修正する可能性もある。

 景気回復が産業のコメである鉄の需要を増やし、鉄鋼業界は1990年前後のバブル経済期を超える好況を呈してきた。


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