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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1115荷主研究者:2013/05/12(日) 13:46:22

http://kumanichi.com/news/local/main/20130417004.shtml
2013年04月17日 熊本日日新聞
熊大マグネシウム、米航空局試験合格 世界初

マグネシウム合金について説明する熊本大の河村能人教授(右)。左は谷口功学長=17日、東京都の文科省

 熊本大は17日、河村能人教授(金属工学)が開発した強度と燃えにくさを備えた2種類のマグネシウム合金が、米連邦航空局(FAA)の新しい燃焼試験の基準を世界で初めてクリアしたと発表した。同教授は「世界初の民間航空機への実用化に向け、大きく進展した」としている。

 マグネシウム合金は実用された金属の中で最も軽いが発火しやすく、FAAが民間航空機への使用を禁じている。ただ資源が豊富なため、軽量化が求められる航空機や高速鉄道の新素材として注目され、世界で開発を競っている。

 基準(暫定)をクリアしたのは「KUMADAI不燃マグネシウム合金」と「KUMADAI耐熱マグネシウム合金」。

 「不燃」は沸点を超える千度以上でも発火しない。高価なレアメタル(希少金属)を使っておらず、低コストにもつながるという。

 一方、レアメタルの一種、レアアース(希土類)を使用している「耐熱」は「不燃」より強度が高い。1月、発火する温度を従来(711〜781度)より引き上げ、875〜936度に改良した。市販のマグネシウム合金(470〜550度)より優れ、「世界最強」(同教授)という。

 河村教授は3月、FAAに燃焼実験を依頼。実験は2種類のマグネシウム合金のサンプルに、オイルバーナーで加熱。4分間、約930度の熱を加えたが、「2種類とも全く発火しなかった」と報告があったという。

 17日、東京・千代田区の文部科学省で会見した河村教授は「4月中にボーイング社と共同研究に向けて協議する。5年後をめどに実用化したい。今後は素材の量産技術の確立と、応用製品の開発が課題」と話した。(高橋俊啓)


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