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鉄鋼・非鉄金属スレッド

1086荷主研究者:2013/02/10(日) 13:03:01

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201301/0005691100.shtml
2013/1/24 05:48 神戸新聞
溶銑処理向上へ新設備 神鋼・神戸製鉄所

新設された溶銑の予備処理ステーション=神戸市灘区灘浜東町、神戸製鋼所神戸製鉄所

 神戸製鋼所は、線材・棒鋼製造の神戸製鉄所(神戸市灘区)に、高炉で溶かした鉄の不純物を取り除く溶銑予備処理炉の前工程に「予備処理ステーション」を新設した。工程を2段階に分けることでより効率的に除去でき、精度も向上。近年増えてきた低品位な鉄鉱石にも対応しやすくなったという。投資額は約20億円。年約10億円のコスト削減効果を見込む。

 同製鉄所はこれまで、高炉から出た鉄を溶銑予備処理炉に移し、不純物であるケイ素、硫黄、リンを除いていた。しかし近年、原料の質が下がり、ケイ素などを多く含む鉄鉱石が持ち込まれるようになったことから、2011年夏からステーションの建設に着手していた。

 新設のステーションでは、高炉から運ばれる溶けた鉄に酸素を吹きかけて表面にケイ素を浮かせる。その後、マグネシウムと石灰を投入して硫黄も浮かせ、表面のおりをロボットでかき出し、次工程の溶銑予備処理炉でリンを取り除く。

 溶銑予備処理炉を出る時点の鉄分の歩留まりは、それまでより2%向上。副原料の使用量を2割、スラグ(鉱滓(こうさい))の発生量を3割それぞれ減らせる。

 同製鉄所は自動車用を中心に高品質の特殊鋼を生産しており、「世界競争を勝ち抜くために品質向上は急務。より安価な鉄源の導入に役立てられる」としている。(佐伯竜一)


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