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鉄鋼・非鉄金属スレッド
1053
:
荷主研究者
:2012/10/28(日) 22:39:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121001t15012.htm
2012年10月01日月曜日 河北新報
チタン合金、低温高速加工 生産性アップ 東北大金研開発
新技術で開発したチタン合金は、650度で加工すると原型(5ミリ)の220%の長さになる
東北大金属材料研究所の松本洋明助教(金属加工プロセス)らの研究グループは日本刀の焼き入れをヒントに、産業用チタン合金を従来より低温で高速加工する技術を開発した。生産性を飛躍的に高めるとともに製造コストを従来の半分以下に抑え、幅広い製品開発につながると期待される。
産業用チタン合金は強度が高く腐食しにくい一方、加工が難しく製造コストが高いため、用途が限られていた。代表的なチタン合金「Ti−6Al−4V」の加工には800度以上の高温かつ低速の処理が必要。高温による傷みで金型の寿命が短く、生産性が低いといった欠点があった。
松本助教らは、日本刀を鍛えるときに、熱した鋼を水で急速に冷やした際に生じる現象「マルテンサイト」に着目。これをチタン合金で再現し、独自の加工技術で熱処理を施すると、均質な微細粒組織が得られた。
この組織を持ったチタン合金は、従来よりも低い650度以上の状態で、高速加工が可能になった。柔軟性も増し、650度で原型(5ミリ)の2.2倍の長さ、700度では2.5倍、750度では3.7倍に引き延ばせるようになり、複雑な加工も可能になった。強度、耐久性などの特性も向上した一方、半分以下のコストで、100倍の生産性が見込まれる。
チタン合金の利用は高い製造コストのため、航空機や化学プラントに限定されていたが、自動車用、家庭向けの商品などへの応用が期待される。松本助教は「ほかのチタン合金でも応用が可能で、金属加工の在り方を変える手法になる」と話している。
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