したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鉄鋼・非鉄金属スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 00:12
「鉄は国家なり」とは古い言葉だが、新日鐵やJFEをはじめ日本企業が世界の大手を占めている。特殊鋼や非鉄金属もユニークな企業が多い。そんな鉄鋼・非鉄金属・金属製品産業の総合スレッド。

社団法人日本鉄鋼連盟
http://www.jisf.or.jp/

社団法人日本アルミニウム協会
http://www.aluminum.or.jp/

社団法人日本電線工業会
http://www.jcma.jp/

2荷主研究者:2003/12/07(日) 00:14

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20031206002.htm
2003年12月6日更新 北國新聞
高性能ダイス鋼を量産へ 日本高周波鋼業富山製造所 複雑な形状に対応

 日本高周波鋼業(東京)は新湊市の富山製造所の熱間工具鋼部門で、耐熱性に優れた高性能熱間ダイス鋼「KDAMAX」の生産を本格化する。同社が新開発したKDAMAXは、加熱による割れや型欠けが発生しにくく、アルミダイカスト金型分野で需要増が見込まれている。

 KDAMAXは、高温時の強度、常温での延性が高く、コーナー部が割れたり、欠けたりしやすい複雑な形状の金型に適しているという。耐食性もあり、さびによる冷却穴からの割れに強い。

 アルミダイカスト金型、熱間鍛造型やアルミ押出の大型金型など、熱間金型市場での拡販を見込んでいる。富山鋳造所では九月までに、工具鋼用プレスを従来の二五〇〇トン用から三〇〇〇トン用に切り替え、量産体制を整えた。

3荷主研究者:2003/12/07(日) 00:37

日本軽金属蒲原製造所(薄板製造)→日本軽金属名古屋工場(冷間圧延で仕上げ)→日産等?の自動車メーカーに出荷

2003年6月25日 日刊工業新聞 19面
車向けアルミ板市場 日軽金が本格参入へ 軽量化にらみ構造材に活路

日本軽金属は、自動車向けアルミニウム板市場に本格参入する。環境問題を背景に燃料電池など開発が進むなかで、まず自動車軽量化が注目されており、有力な素材としてアルミ業界各社は参入にしのぎを削る。自動車向けアルミ外板市場全体は、まだ出荷量が少ないが、神戸製綱所、住友軽金属工業、ユニファスアルミニウム(東京都墨田区)などが先行する。後発となる日軽金はいかに自動車用アルミ板需要を取り込むのか、その戦略を探る。(豊田国寿)

「アルミ板による構造材で活路を見いだす」と佐藤薫郷社長の方針は明快だ。各社が次の成長市場として期待するドアやボンネットなど外板でなく、外板の内側で強度補強のために使う構造材というすき間市場に活路を見いだす。

神戸製鋼などのアルミ板製造工程は、4つ並ぶ圧延機の間を一気に通すことでアルミ板を目的の厚さにできるため大量生産を得意とする。一方の日軽金は、圧延機1台でアルミ板を往復させることで、目的の厚さにするため時間がかかり、おのずと戦略は異なる。

これまでフルアルミボディー車では当然使われているものの、国内で使われているケースは少ない。環境問題で先行する欧自動車メーカーでは導入例があるが、国内自動車メーカーの導入実績はそれほどなく、新市場を切り開くことになる。

日軽金は、乗用車市場の足回りアルミ部品で日産自動車との信頼関係を築いている。4、5月は乗用車が落ち込むなかで、同社の部品出荷は前年同期比30%の増加と好調。また、トラック分野は、アルミ化した荷台の架装事業で、業界トップクラスの実績を持つ。

今回、蒲原製造所(静岡県庵原郡蒲原町)に30億円を投じて薄板連続鋳造設備「フレックスキャスター」を導入し、04年7月に生産を始める。カナダのアルキャン社と10年にわたる共同研究の設備で鋳造−圧延までの消費エネルギーが削減できるのが特徴。蒲原でつくった板を名古屋工場(愛知県稲沢市)で冷間圧延して仕上げ後に出荷する。またフレックスキャスター導入に合わせて名古屋工場の3台の圧延機のうち1台を高強度のアルミ合金でも圧延できるように仕様変更し、体制を整える。

06年度に名古屋工場で生産する板材の月間販売量を2000トン上乗せして1万トンにする。フィン材なども含めた数字だが、「構造材で売れ筋の車種2つに採用されれば、能力はいっぱいになる」(佐藤社長)とし、生産開始直後から上昇気流に乗ることを期待する。

8荷主研究者:2003/12/10(水) 00:16

【住友金属工業】1999年2月5日 日本工業新聞 1面
納期1カ月に短縮 チタン製品 住金が工程合理化

住友金属工業は、チタンの製造工程の合理化に踏み切る。納期短縮による競争力強化が狙いで、今年9月をめどに、チタンインゴットの鍛造を担当する関西製造所・製鋼品事業所(大阪府此花区)の3000トンプレスを更新、鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)に分かれていた分塊工程を関西に集約する。チタン製品はこれまで4−5ヵ月の納期を要していたが、集約により1ヵ月程度短縮できる見通しだ。

チタンは複雑な工程が必要で、製品の加工には現在、5つの工場が関与している。まず、子会社の住友シチックス尼崎(兵庫県尼崎市)でチタンインゴットを生産、そのインゴットを関西製造所で粗製造し、さらに鹿島で分塊する。分塊後のスラブ(半製品)を和歌山製鉄所(和歌山市)で熱延し、さらに直江津製造所(新潟県上越市)で冷延加工し、チタン薄板を製造している。

関西−和歌山間の物流はトラック輸送だが、関西−鹿島間の物流は、船舶による海上輸送に頼っている。このため、その分だけ納期が長くなっていた。鍛造・分塊工程の集約化により、コスト面でも有利になるという。

チタンの最終工程を担当する直江津製造所でも、昨年5月に熱処理炉の能力を50%増強しており、関西のプレス機の更新により、チタン加工の上流、下流とも効率がアップすることになる。

9荷主研究者:2003/12/13(土) 03:24

【住友金属工業、新日本製鐵】
http://www.jij.co.jp/news/ene/art-20031211193524-VWVPMEDRBM.nwc
住金、新日鉄が自動車用鋼板技術を拡販(日本工業新聞 2003/12/12)

 住友金属工業と新日本製鉄はそれぞれ、自動車用鋼板技術を拡販する。住金は、トヨタ自動車と共同開発した合金化溶融亜鉛めっき鋼板(GA)試験法の拡販を図る。同試験法は、GA鋼板の摺動性(材料表面のすべりやすさ)を容易に測定できる。トヨタ以外の自動車メーカー向けとして、新たにダイハツ工業への採用が決まった。一方、新日鉄もトヨタと共同開発した鋼材加工技術の他メーカーへの採用を働きかける。

 住金とトヨタが開発した試験法は、点接触型回転摩擦試験機を用いて鋼板表面の摩擦係数を計測し、GA鋼板の摺動性を容易に測定する。これによって、海外など現地材料に合わせた金型調整が可能になり、多地点での同時立ち上げなどに威力を発揮する。

 現在、トヨタは国内の堤工場(愛知県豊田市)と元町工場(同)のプレス機わきにGA鋼板試験機を設置し、プレス加工前に鋼板の摺動特性を把握、プレス加工時の割れを未然に防ぐことに効果を発揮している。ダイハツは、トヨタと連携しながらアジアを中心にした海外現地生産を展開しており、同試験法の導入によってグローバル化加速のツールにする。

 一方、新日鉄はトヨタと共同開発した鋼材加工技術「スーパーハイドロフォーム成形機」を拡販する。足回り部品やエキゾーストマニホールド、エキゾーストパイプなどの成形に用いる同成形機は、従来の成形機と同等の型締力をもちながら、消費エネルギーは10分の1、設備費も2分の1で済む。トヨタの堤工場をはじめ、これまでに8基の納入実績がある。

 「一定の期間が過ぎればトヨタ以外にも外販ができる」(新日鉄首脳)ことから、トヨタ以外の国内外メーカーを対象に、同技術の販売に注力する。「すでに他メーカーからの引き合いがある」(同)という。

10荷主研究者:2003/12/13(土) 03:26

【JFEスチール】
http://www.jij.co.jp/news/ene/art-20031209180409-CKBGVMYAOJ.nwc
JFEスチール、小径で極肉厚の電縫鋼管を開発(日本工業新聞 2003/12/10)

 JFEスチールは9日、高機能電縫鋼管「HISTORY鋼管」の製造可能範囲を拡大し、これまで製造できなかった小径極厚肉電縫鋼管を開発したと発表した。世界初となる4ロール方式のストレッチレデューサー(縮径圧延機)により、温間域や縮径量などを最適設定することで実現した。

 新たに開発した鋼管は、例えば外径が34.0ミリメートルで最大肉厚が9.0ミリメートル、同21.7ミリメートルの場合で同7.0ミリメートルと、外径に対して約30%の肉厚を実現した。通常、外径を大きくすれば肉厚も厚くなるものの、小径でしかも肉厚の鋼管を商品化した。高真円度や低偏肉率も実現し、従来の電縫鋼管に比べ拡管、縮管、引き曲げなどの加工性にも優れている。また、冷間引き抜き用途に適用した場合も加工後の寸法精度が高く、引き抜き回数が削減できるほか、冷間引き抜き前の熱処理も省略できる。

 同社は今後も新商品の開発や新規需要の開拓などを進め、現状年間1000トンのHISTORY鋼管の販売を、2005年に同4000トンに拡大する計画だ。

11荷主研究者:2003/12/13(土) 03:28

【JFE環境】
http://www.jij.co.jp/news/ene/art-20031208193912-AIOMAODOEJ.nwc
JFE環境、廃蛍光灯リサイクルの新工場を建設(日本工業新聞 2003/12/9)

 JFEスチール子会社のJFE環境は8日、廃蛍光灯リサイクルの新工場を建設すると発表した。廃蛍光灯リサイクルの高まりに対応するのが狙いで、これまで処理が難しかった環形蛍光灯など、あらゆる形状の蛍光灯のリサイクルに対応する。

 新工場は、グループ会社のJFEエンジニアリングの鶴見事業所(横浜市鶴見区)内に建設する。処理能力は既存設備の移設・統合と合わせて年間5000トン、2004年1月に稼働する。建設費は約3億円。処理能力は、関東圏における事業系蛍光灯の年間総消費量に相当する最大1万2000トンまで増強できる。

 JFE環境は現在、200を超える事業者からの受託を中心に、同2500トンの廃蛍光灯を処理している。しかし、01年7月の経済産業省による蛍光灯のリサイクルガイドライン対象商品の追加やISO(国際標準化機構)14001活動の普及などにより、蛍光灯リサイクルの動きが活発化していることに対応する。

 新工場は、リサイクル技術の向上と水銀再利用ルートの確立による完全リサイクルの仕組みを構築。蛍光粉に残った水銀を真空蒸留装置で回収し、独の提携精錬会社に原料として売却し再利用するほか、ガラスは酸洗浄・乾燥し、建材向けに再利用する。

14荷主研究者:2003/12/14(日) 22:23

【日本製鋼所】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20031205&j=0040&k=200312056211
日鋼室蘭 新事業の柱、風車の支柱の生産フル回転 2003/12/05 17:05 北海道新聞

 日鋼室蘭製作所(室蘭市茶津町)が昨年から生産を本格化させた風力発電機の支柱の生産が好調だ。本年度の受注は昨年度を十本上回る三十本となる見通し。同製作所では支柱生産を新事業分野の主力と位置付けており「来年度以降も安定的な受注を確保し、フル生産を続けたい」と期待している。

 同製作所は昨年八月に鋼板を切断し丸めて溶接する支柱専用の生産ラインを整備。最大出力千五百キロワットのドイツ製風車と発電機を支える、高さ六十五メートルの支柱を年間三十本生産できる。本年度は、既に本州の自治体や民間事業者向けの十本が契約済み。さらに二十本の受注を見込んでいる。

 風力発電設備の国内市場は中国や韓国などから安い製品が輸入され競争が激しい。こうした中で同製作所は好調の理由について「溶接部分の目立たない美しい仕上げや腐食に強い塗装など品質への評価が高い」とする。

 国は、国内の風力発電を現在の総出力約六十万キロワットから二○一○年までに三百万キロワットに増やす方針。これを達成するためには二千基以上の需要が見込まれるため、同製作所では「昨年は約14%だった風力発電設備の国内シェアをさらに拡大したい」と話している。(村上晋)

19荷主研究者:2003/12/23(火) 01:56

【三菱アルミニウム、ユニプレス】2001年12月27日 日刊工業新聞 9面
三菱アルミ ユニプレスと合弁設立 自動車用アルミ部品 市場競争力を強化

三菱アルミニウム(東京都港区芝2−3−3、福地淳二社長、03−3769−0111)は、日産自動車系プレス部品最大手のユニプレスと合弁で自動車用アルミ部品生産会社を設立することで合意した。自動車の軽量化で今後需要拡大が見込まれるアルミ素材系自動車部品分野で、両社がそれぞれ所有する材料技術や商品開発、加工技術に関するノウハウを活用、市場競争力を強化する。売り上げ規模は2002年度に20億円、05年度に26億円を計画。

新会社名は「ミューテック」(東京都港区芝2−3−3)で、02年3月1日に設立する。資本金2億8000万円で、出資比率は三菱アルミが65%、ユニプレスが35%。社長は三菱アルミが指名。人員は30人規模。同社の富士製作所(静岡県裾野市)近くに所有する工場内に生産設備を導入し、同年4月から操業を始める予定。

21荷主研究者:2004/01/10(土) 02:46

【新日本製鐵】2002年12月10日 日刊工業新聞 17面
新日鐵 高吸熱塗装鋼板を強化 家電向け初の受注 販売2割増、月1千トン

新日本製鐵は、吸熱性に優れた高級塗装鋼板の販売を強化する。電気機器の内部の熱を効率良く外部に放出するもので、このほど電機メーカーから初めて受注した。さらに02年度内には、従来商品からの切り替えを含め数社との契約を目指す。帯電を防止する塗装鋼板と合わせ、高級塗装鋼板全体の販売を2割程度増やす目標だ。

吸熱性の良い塗装鋼板「高吸熱性鋼板」は、電気機器向けに供給している高級塗装鋼板「ビューコート」の内面に、熱吸収に優れた有機被膜を塗布して使う。

加工・組み立て時の溶接に必要な導電性を確保しながら、熱吸収を高めたのが特徴で、7月に発売した。

初受注の相手先や契約額は明らかにしていないが、白物家電内の電力供給ユニットの漏電を防ぐためのカバー向けに供給する。年明けから出荷を始める。

すでに約40件のサンプル出荷を実施。家電のほか、車載用の音響機器やカーナビゲーション、DVD、テレビ、業務用ビデオカメラ、計測器、医療機器など、電子機器の制御装置が組み込まれた製品の需要を開拓する。君津製鉄所(千葉県君津市)で製造し、月間数百−1000トン程度の販売を目指す。

部品加工時の静電気を抑える「帯電防止型ビューコート」と併せて高級塗装鋼板分野を強化。高級塗装鋼板全体の販売を現在の月5000トンから6000トン程度に引き上げる考えだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板