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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

8472チバQ:2012/02/13(月) 18:30:37
1739 名前:チバQ 投稿日: 2012/02/13(月) 18:30:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000084-jij-pol
民主・高橋議員、維新塾に応募=「離党が筋」与党幹部が批判
時事通信 2月13日(月)17時9分配信

 民主党の高橋昭一衆院議員(兵庫4区)は13日、橋下徹大阪市長の地域政党「大阪維新の会」が開講する「維新政治塾」に応募したことを明らかにした。衆院議員会館で記者団に「維新の会の改革のエネルギーと民主党が政権交代を起こした時のエネルギーは同じだ。民主党が変わるために維新の会から学ばないといけない」と説明。「民主党は離党しない」とも強調した。
 これに関し、国民新党の下地幹郎幹事長は「現職の民主党議員が民主党を辞めないで新党に応募するのは政治の筋道が違う。応募した時点で辞めることが当然だ」と都内で記者団に語り、高橋氏を批判した。

8473チバQ:2012/02/15(水) 12:39:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000012-yom-soci
国会控室で資金パーティー、「非常識」と批判
読売新聞 2月15日(水)3時2分配信


拡大写真
読売新聞
 菅内閣で国土交通政務官を務めた民主党の小泉俊明衆院議員(54)(茨城3区)の資金管理団体「いずみ会」が、議員会館内の会議室や国会本館の議員控室を使って政治資金パーティーを2010年に計8回開いていたことが分かった。

 議員会館や国会本館を政治資金パーティーに使うことは認められておらず、「非常識」との批判も出ている。

 いずみ会の2010年分の政治資金収支報告書によると、同会は同年4月に衆議院本館3階の控室で「元気のでる会」という名称の政治資金パーティーを開いた。また、5〜12月には、衆院第1、第2議員会館の大会議室や会議室で、計7回の「元気のでる会」を開催。8回で計約788万円の収入を得た。

 小泉事務所によると、国会議員や専門家を講師として呼んで政治や経済などの勉強会を行うとともに、飲食物を提供したという。

 収支報告書には、経費として、飲食物を取り寄せたケータリング代や弁当・飲料代など計約179万円を計上したが、会場使用料は無料で、約609万円の利益を上げていた。1人1万円の会費で、毎回、支持者50〜100人程度の参加があったと説明している。

8474チバQ:2012/02/20(月) 00:32:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120219-00000578-san-pol


民主1回生が新たな「敵」!? 独自行動目立つ 集団離党の可能性も
産経新聞 2月19日(日)23時4分配信

 平成21年の衆院選に初当選した民主党議員の独自行動が目立ち始めた。衆院解散・総選挙の足音が聞こえ始める中、野田佳彦内閣の支持率は下落、党への風当たりも強いため危機感を募らせているためだ。首相は消費税増税に政治生命をかけているが、1回生議員にとっては次の選挙で生き残ることが最優先。130人という“党内最大勢力”は徐々に政権批判を強めており、集団離党に踏み切る可能性も秘めている。(山本雄史)

 「全然マニフェスト(政権公約)が実行できていない。このままでは次の総選挙で第3極、新党が圧倒的に国民の支持を得てしまう」。15日夜に開かれた1回生有志による勉強会「日本のあるべき選択を考える会」の初会合で、講師に招かれた元民主党衆院議員の松沢成文前神奈川県知事はこう指摘した。

 参加したのは小選挙区支部長ら約30人。政権批判を繰り返す小沢一郎元代表のグループが主導したのでなく中間派が多数を占めた。政権を支える樽床伸二幹事長代行、前原誠司政調会長、さらに首相のグループに属する議員も参加した。

 「先輩」の苦言に反論は出ず、むしろ「わが意を得たり」とばかりにうなずく人も少なくなかった。

 昨年12月には、中間派でつくる「礎の会」(会長・石津政雄衆院議員)が中心となって、消費税増税法案の国会提出前に衆院比例定数80削減の法案を提出、成立させるよう求める署名を集め、89人分の署名を執行部に提出した。

 1回生の多くは、昨年12月に実施され、1月中旬に通知された1回生104人の小選挙区を対象にした党の選挙区情勢調査に衝撃を受けている。対立候補より優勢だったのは2割にとどまり、大阪維新の会などの「第3極」に20ポイント以上差をつけられ「完敗」している議員もいた。

 地元に行くと有権者からマニフェスト不履行に関し「お叱り」を受けるとして街頭演説に立つのをためらう1回生も出てきている。

 昨年末には1回生6人を含む民主党議員9人が離党、今年に入り新党きづなを結成した。維新の会が募集した「維新政治塾」に高橋昭一氏が応募したことが発覚した。「石原新党」に期待を寄せる議員もいる。

 最近では「新党にくら替えすれば当選できる」「民主党のまま選挙には出ない」と周囲に公言する1回生も珍しくなくなった。

 首相にとって「内なる敵」は小沢氏といわれてきたが、このままでは1回生も伏兵として浮上することもありそうだ。

8475チバQ:2012/02/23(木) 20:44:48
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120223/plt1202231811004-n1.htm
崩壊寸前…民主離党“40人リスト”を追う!橋下新党へ“亡命”か2012.02.23


橋下市長ら第3極の動きが加速する中、支持率低下が止まらなければ、野田佳彦首相の元を去ってゆく兵は増える一方か【拡大】
 野田佳彦内閣の支持率低下が止まらず、永田町では「次期衆院選で民主党が惨敗する」という空気が支配的となっている。こうしたなか、選挙基盤が弱い当選1回の民主党衆院議員(約130人)が浮足立ち、野田首相が推し進める消費税増税に反対して「離党」を口にする議員まで出始めた。大阪市の橋下徹市長(42)らが仕掛ける第3極に活路を見いだそうとする向きもあり、「離党予備軍は40人は下らない。そのリストもある」(党関係者)との声もある。

 「すぐに衆院選があれば、民主党の当選1回議員のうち2割も残らないのではないか。浮動票が入らないだろう」

 民主党の小沢一郎元代表(69)は21日夜、自身の支持グループ議員約30人と都内で会食し、早期の衆院解散に警戒感を示した。

 この数字には根拠がある。党が昨年12月に実施した1回生の選挙区(104)を対象にした情勢調査では、「優勢2割」「接戦4割」「劣勢4割」という結果だった。橋下氏率いる「大阪維新の会」などの第3極に20ポイント以上も差をつけられている議員もいた。内閣支持率はすでに「危険水域」とされる20%台に突入しており、さらに情勢は悪化している。

 同党1回生の橘秀徳氏(42)=神奈川13区=は、夕刊フジの取材に対し、「民主党を立て直したい」と離党は否定しつつ、「有力後援者から『新党で選挙を戦ったらどうか?』といわれるほど、厳しい」と述べた。

 実行するかはともかく、1回生議員の一部に逃げ出したい誘惑があるのは間違いないようだ。

 民主党関係者は「1回生の離党予備軍として、小沢系議員25人、中間派が10人、独立系5人の計40人の名前がささやかれている」と話す。

8476チバQ:2012/02/23(木) 20:45:10
 小沢系については、夕刊フジは先週17日の「鈴木哲夫の永田町核心リポート」で「不信任案賛成で新党」という小沢グループ幹部の声を報じた。昨年末には、小沢氏に近い比例単独5人らが離党して「新党きづな」を立ち上げたが、残る比例単独議員を含めて「親衛隊25人は最低ライン」(関係者)とされる。

 中間派や独立系では、第3極として注目を集める橋下氏のおひざ元の関西地域や、東京都の石原慎太郎知事(79)が陣取る首都圏の議員が目立つ。周囲に「次の選挙は民主党では戦わない」と明言した議員もいる。

 橋下氏の「維新政治塾」に応募した高橋昭一氏(47)=兵庫4区=や、石原新党の準備会合に出席の意向を示した平山泰朗氏(40)=東京13区=のように、第3極との連携は大きな魅力のようだ。

 実際、それを口説き文句として、1回生議員に離党を促す向きもある。若手議員が語った。

 「先輩議員が、石原新党入りを勧めている。彼らの殺し文句は『維新の会は現職国会議員を公認しないが、石原新党は橋下氏と連携することで話がついている。小沢氏本人は無理だが、小沢系までなら受け入れる。民主、自民両党から40人離党する。離党者リストもある』というものだ」

 民主党執行部も手をこまねいてはいない。

 中堅議員は「党執行部や政府高官もこうした情報をキャッチしており、側近議員や記者に『リストを入手してくれ』と頼んでいる。樽床伸二幹事長代行(52)や野田グループの若手を中心に、食事に誘って、必死の引き留め工作を行っている」と話した。

 一方で、1回生130人が“党内最大派閥”として、野田首相に路線転換を求める動きも加速している。

 15日には、1回生有志による勉強会「日本のあるべき選択を考える会」の初会合が開かれた。各グループ所属と中間派の約30人が参加し、「全然マニフェストが実行できていない」とする元民主党衆院議員の松沢成文前神奈川県知事の政権批判に耳を傾けた。

 昨年12月には、中間派でつくる「礎の会」が中心となって、消費税増税法案の国会提出前に「衆院比例定数80削減」の法案を提出し、成立させるよう求める署名を集め、89人分の署名を執行部に提出した。

 増税に猛反対している、ある1回生議員は「今は選挙はダメ。定数削減ができなければ、アピールポイントが1つもない。できれば衆院選は任期満了がいい。増税法案が成立しても、首相が交代すれば増税は実行されない。離党よりも『野田降ろし』の方が有効じゃないのか」と語った。

 自民党政権の末期、80人規模の1回生の“小泉チルドレン”は「麻生降ろし」の旗を振ったり、一部は離党して「みんなの党」入りするなど混迷を極めた。結果的に、多くは落選して自民党は政権の座を追われた。歴史は再び繰り返されるのか。

8477チバQ:2012/02/27(月) 21:43:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012022502000032.html
前原氏、産経の会見出席拒否 閣僚から疑問の声
2012年2月25日 朝刊

 民主党の前原誠司政調会長が産経新聞の記者会見出席を拒否した問題に対し、閣僚から二十四日、疑問の声が相次いだ。

 小川敏夫法相は記者会見で「報道が気に入らないから会見に来るなというのは一般論としては好ましくない」と述べた。

 平野博文文部科学相も会見で「報道で気に入らないことはいっぱいあるが、それはそれだ」と強調。藤村修官房長官は「政治家には説明責任があり、報道者は事実を公正に伝えるということを互いに重んじ、信頼と節度を保つことではないか」と指摘した。

 野田佳彦首相は二十四日の本紙のインタビューで「前原氏は他の政治家よりもどんどん発信し、説明責任を果たしてきている」と評価。会見拒否には「会見のやり方は、それぞれの判断に任せている。それ以上のことはコメントできない」と述べるにとどめた。

 一方、自民党の塩谷立総務会長は会見で「問題だ。むしろ歓迎して会見で話をすべきだ」と批判。公明党の井上義久幹事長は「取材を拒否するのは、あまり良識的とはいえない」と述べた。みんなの党の渡辺喜美代表は「首相も(記者団の)ぶら下がり取材に応じない。民主党の体質で、語るに落ちた話だ」と酷評した。

8478チバQ:2012/02/28(火) 22:32:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012022800981
若手対象に個人面談=活動費300万円、造反封じも−民主
 民主党は28日、衆院当選1回議員を対象に、樽床伸二幹事長代行による個人面談を開始した。次期衆院選に向け、選挙基盤の脆弱(ぜいじゃく)な若手のてこ入れを図ると同時に、消費増税への理解を得る活動を徹底させるのが狙い。執行部は、活動状況によって党本部から支給する活動費に差をつける方針。小沢一郎元代表の影響力が強い若手に「踏み絵」を迫る動きとの反発も出そうだ。
 面談では各議員に地元活動の状況を報告させた上で、野田政権の最重要課題である消費増税を含む社会保障と税の一体改革について、支持者らへの周知に全力を挙げるよう指示。通常の活動資金に加え、3月中に300万円の追加支援を行うと伝えた。
 追加支援は、党が昨年末に行った情勢調査で、新人議員の多くが劣勢に立たされているとの結果が出たためだ。活動費は、政党交付金を原資に積み立てた150億円の選挙対策費で賄う。樽床氏は、面談した議員の一人に「地元活動をしっかりやった人には(活動費を)上乗せするし、さぼったらペナルティーを科す」と語った。
 政府は消費増税関連法案を3月中に閣議決定、国会提出する方針。執行部は元代表に近い議員の採決での造反を警戒しており、「わざわざ面談をするのは党の方針に従わせるためでは」(若手)との見方もある。 (2012/02/28-21:14)

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8479チバQ:2012/03/02(金) 22:18:13
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120301-OYT1T01198.htm
娘婿を公設秘書に…川口衆院議員、民主内規違反



「選挙」の記事をお探しですか?最新関連記事が 20+ 件 あります。 民主党
 民主党の川口博衆院議員(64)(秋田2区)が「1親等の親族は公設秘書として採用しない」という党の内規に違反し、今年1月から次女の夫(33)を公設秘書である政策秘書として雇っていたことがわかった。


 川口氏の事務所などによると、前の政策秘書が昨年12月末に辞職したため、今年3月末までの予定で、1月1日に次女の夫を政策秘書として採用。次女の夫は仙台市の病院に勤務する内科医で、昨年11月の宮城県議選で宮城野選挙区から無所属で出馬し、落選。政策秘書の資格は昨年9月に取得しており、週3日程度、都内の議員事務所などで業務を行っていた。

 同党は給与が国から支給される公設秘書に関して、「国会議員公設秘書の採用・登録について」という内規で、1親等にあたる親子とその配偶者を公設秘書として雇うことを禁止している。次女の夫は党外からの指摘を受け、2月29日付で政策秘書を辞職。1日以降は同議員の私設秘書として業務を続けるという。

 次女の夫は読売新聞の取材に対し、「1月中旬に党本部へ『娘の夫でも1親等にあたるのか』と問い合わせたが、『大丈夫』という回答だったため、(秘書就任に)問題は無いと判断してしまった」と話す。

 一方で、1月下旬に党から「血のつながりがない姻族でも違反になる」と連絡を受けたが、業務を継続していたといい、「法律に背いたわけではなく、『悪いこと』という認識はなかった。内規違反を軽く考えていた」としている。

 川口氏は「娘婿なら問題ないと勘違いしていた。内規に抵触すると連絡が来た後も党から秘書の辞職要求もなかったため、『好ましくないが問題はない』と判断してしまった。認識が甘かった」としている。

 民主党は2004年、秘書給与法の改正で配偶者や65歳以上の公設秘書採用が禁止されたことを受け、3親等以内の雇用を禁止。その後、09年の衆院選での新人の大量当選による秘書不足を危惧し、1親等以内の禁止に変更していた。

(2012年3月2日10時58分 読売新聞)

8480チバQ:2012/03/05(月) 21:39:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120305-OYT1T00165.htm
自民党政治の方がマシ?連合長崎会長が痛烈批判

定期大会でガンバロー三唱をする国会議員ら 民主党長崎県連の定期大会が4日、長崎市内で開かれ、次期衆院選の準備などを盛り込んだ2012年の活動方針を決定した。

 国会議員や党員の代議員ら約200人が出席。山田正彦代表は「野田首相の下、生活者第一の原点に戻って頑張りたい」とあいさつした。

 来賓の小石隆・連合長崎会長は「政権交代の成果が実感できず、自民党政治の方がましだったという錯覚さえ呼び起こしている」と痛烈に批判。「大きな課題を前進させるには党内の一体感が必要。(現状では)選挙で大変厳しい状況を作り出す」と苦言を呈した。

 活動方針では、次期衆院選に対し「情勢を判断しながら準備活動に取り組む」とし、来夏の参院選に向けた連携強化などを掲げた。

(2012年3月5日11時20分 読売新聞)

8481チバQ:2012/03/06(火) 23:18:01
>>8479
>次女の夫は仙台市の病院に勤務する内科医で、昨年11月の宮城県議選で宮城野選挙区から無所属で出馬し、落選。

1 庄子 けんいち 公明党 11,726 当選 現職 3
2 石川 みつじろう 自由民主党 11,412 当選 現職 3
3 坂下 康子 民主党 8,177 当選 現職 6
4 ほりうち 周光 みんなの党 6,842 当選 新人 1
5 佐々木 ひでゆき 無所属 4,068 次点 新人 0
6 沢田 ともひろ 無所属 2,618 落選 新人 0    ←この人

8482チバQ:2012/03/10(土) 18:11:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120309/stt12030923500010-n1.htm
グループから「小沢離れ」の兆し、結束強化も展望開けず
2012.3.9 23:48 (1/2ページ)[小沢一郎]
 資金管理団体「陸山会」の土地購入事件で、民主党の小沢一郎元代表は4月下旬の判決を待つのみとなった。小沢氏は3月下旬の消費税増税関連法案の閣議決定と国会提出、6月の採決と続く政治日程を想定し、グループの結束強化に余念がない。だが、側近らとの会合では消費税増税阻止を訴えるばかり。戦略は語らず精神論を振り回す小沢氏に愛想を尽かす議員も出てきた。(山本雄史)

 「無罪一直線だ!」

 小沢氏側近は9日、禁錮3年の求刑もどこ吹く風とばかりに無罪に自信を示したが、無罪になっても党内で「小沢待望論」が巻き起こる雰囲気はない。

 8日夜の国会近くの日本料理屋−。小沢氏はグループ議員約10人と酒を酌み交わしたものの、小沢氏が語るのは、いつもの増税阻止に向けた威勢の良いフレーズだった。

 「10人が真剣になったら止められる」「もっと(反増税を)訴えろ!」…。

 そもそも、消費税法案の閣議決定を阻止するには限界があり、小沢氏自身、最大のヤマ場は6月の法案採決時であることは百も承知だ。とはいえ、小沢氏の口をついて出るほとんどが精神論とあって、グループ議員からは「増税阻止に向けた戦略を本当に持っているのか?」といぶかしがる声が漏れる。

 党内対立を演出し、主導権奪還に向け緊張関係を作り出すのは小沢氏の常套手段だ。もっとも野田佳彦首相が消費税増税を実現するために解散も辞さない構えを見せているため、グループの中には党の結束のために首相と小沢氏との会談を望む声は少なからずある。

 小沢氏は7日夜の会合で「会うのはやぶさかではない」と語ったが、「結局会わずに禍根だけ残して終わり」(若手)との見方は強く、グループ内には「チキンレース」化への懸念が広がりつつある。

 8日夜の会合では橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」の話題も上ったが、小沢氏は「局地現象ではない。全国的に広がる。民主党と自民党の支持率は足して3割だろ。みんなあっち(維新の会)に行っちゃうよ…」とまるで人ごとだった。この発言を聞いた出席者は「情勢分析はするが戦略がない」と感じた。

 民主党からの離党、新党結成はかたくなに否定する一方、党内での主導権奪還の展望も見えない現実に、グループ議員には不安ばかりが募っていく。

8483名無しさん:2012/03/13(火) 12:42:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000148-jij-soci
中井洽氏事務所に脅迫状=右翼団体幹部名乗る
時事通信 3月12日(月)22時17分配信

 民主党の中井洽衆院予算委員長の衆院第1議員会館(東京・永田町)にある事務所に、「天誅(てんちゅう)が下る」などと書かれた脅迫状や、切断された手の小指のようなものが入った瓶などが送り付けられていたことが12日、警視庁麹町署への取材で分かった。差出人名は広島県内の右翼団体幹部になっており、同署は脅迫容疑で捜査している。
 同署によると、脅迫状などは箱に入れられ、12日午後2時すぎ、中井氏と秘書宛てに宅配便で届いた。中には血の付いた脅迫状とナイフ、小指のようなものが入った瓶とDVDが入っていたという。
 脅迫状は、2010年11月29日の「議会開設120年記念式典」で秋篠宮ご夫妻が起立していた際、中井氏が「座れない」などと発言したと自民党議員らが指摘したことに触れ、「天地の怒りに触れた。天誅が下る」などと抗議する内容で、血の付いた手の痕があった。

8484チバQ:2012/03/13(火) 21:29:53
http://www.asahi.com/politics/update/0313/TKY201203120760.html
2012年3月13日17時4分
民主、議員活動費を評定で減額 増税で造反対策狙いか[PR]
 民主党執行部が今月から小選挙区の当選1回議員約100人に対し、臨時活動費を支給している。貢献度が低い議員に対しては今後の支給を減額する方針。消費増税に反対姿勢の議員を封じ込める狙いがあるが、効果ははっきりしない。

 活動費は政党交付金とは別扱いで、今回300万円を銀行に振り込んだ。次回は未定だが、樽床伸二幹事長代行と高木義明選挙対策委員長は2月末から始めた当選1回議員の個人面談で「しっかりやった人には今後、活動費を上乗せする。さぼったらマイナスになるからそのつもりで頑張ってくれ」と伝えている。

 党は過去にも選挙区ごとに実施する情勢調査をもとに、激戦区の候補に活動費を上積みする傾斜配分にしたことがある。ただ、基準はあいまいで、事実上、執行部のさじ加減次第だ。

8485チバQ:2012/03/14(水) 22:20:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000061-jij-soci
民主党職員を暴行で書類送検へ=演説中やじの女性の髪引っ張る―警視庁
時事通信 3月14日(水)12時38分配信

 民主党衆院議員らの街頭演説中、聴衆の女性の髪を引っ張ったとして、同党の50代の男性職員が警視庁丸の内署に事情聴取されていたことが14日、同署への取材で分かった。女性は被害届を提出しており、同署は近く暴行容疑で職員を書類送検する方針。
 同署によると、13日午後5時40分ごろ、東京都千代田区有楽町の路上で、同党の近藤洋介衆院議員らが街頭演説した際、聴衆の30代女性がハンドマイクを使ってやじをとばした。近くにいた男性職員がやめるよう求め、髪を引っ張ったという。職員は「女性のマスクを外そうとしただけだ」と話しているという。

8486チバQ:2012/03/14(水) 22:36:00
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120314-OYT1T00145.htm
カギは「輿石調整」…解散・党分裂避ける秘策は


 輿石氏は13日、国会内で藤井裕久党税調会長と会い、消費税法案の了承手続きについて説明を受けた。「私に任せてほしい」と言う藤井氏に対し、輿石氏は注文をつけずに一任した。

 政府・党執行部は、3月中の法案提出で足並みをそろえている。輿石氏も出席した12日の政府・民主党三役会議では、法案の月内提出方針が確認された。

 元代表は法案に反対する考えを繰り返し表明しているが、輿石氏は、国会提出段階で党が分裂する事態は避けられるとみている。小沢グループが本気で勝負を仕掛けてくるのは法案提出段階ではなく、法案の衆院通過時と見ているためだ。

 12日の記者会見では「(元代表は)なんでも消費増税反対だとは一度も言っていない」と強調。元代表側には法案に協力する「余地」があるとの考えを示した。「党は絶対に割らないという輿石氏のメッセージ」(民主党幹部)との受け止めも広がった。

 昨年末、社会保障・税の一体改革の素案をまとめた際には、民主党内で何度も会合を開いて論議し、拍手で了承。党内の一部では「ガス抜き戦術」と言われた。執行部は14日からの党内手続きでも同様の決着をイメージしている。輿石氏は出席せず、前原政調会長に任せる予定で、自らが動かなくても、党内手続きは乗り切れるとみているようだ。

 輿石氏は、法案が国会に提出された後の党内調整に照準を絞っているとの見方が強い。

 特に手腕が試されるのは、首相と元代表の直接会談だ。一川保夫参院幹事長は13日の記者会見で、首相と元代表の会談について、「輿石氏がどういう裁きをするかだ」と語った。党内の分裂を回避するため、輿石氏に仲介役を期待する声が強まっており、どのタイミングで開催するかも注目されている。

 民主党は14日から、消費税率引き上げ関連法案を巡る事前の了承手続きに入る。野田首相が「不退転の決意」で成立を目指す法案だが、党内では小沢一郎元代表グループが法案の国会提出や成立の阻止を狙っている。首相と元代表のいずれにも近い輿石幹事長が、「調整役」としてどのように党内をまとめていくのかが焦点になる。

 「党を割らない」ことを行動原理とする輿石氏が、党分裂回避を優先して法案を採択させず、継続審議に持ち込もうとしているのではないかという観測もささやかれている。

 首相は衆院解散のフリーハンドを保持していたい考えとされるが、輿石氏は明らかに早期解散に否定的だ。衆院選挙区画定審議会の区割り勧告期限を守らず、違法状態にしたのは、野党の解散要求をけん制するための「輿石戦略」ともいわれている。

 このため、衆院解散、党分裂を両方避けるための「秘策」として、法案採決を先送りし、継続審議にするという見方が浮上している。

(2012年3月14日08時51分 読売新聞)

8487チバQ:2012/03/15(木) 19:18:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000532-san-bus_all
民主の増税反対勢力、21日に「消費税を考える国民会議」設立
産経新聞 3月15日(木)13時5分配信

 早期の消費税増税に反対する民主党の国会議員有志らが15日午前、国会内で会合を開き、21日夕に「消費税を考える国民会議」を発足させ、設立総会を開くことを決めた。

 国民会議には流通業者や民間消費者団体も加わる。会長には日本チェーンストア協会の清水信次会長が就任する予定。川内博史衆院議員はこの日の会合で「政府の暴走を止めなければならない。国民と連帯していく」と述べた。

8488チバQ:2012/03/22(木) 23:07:57
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120322/mca1203221413015-n1.htm
民主増税反対派ら約60人集結 みんなの党の歳入庁法案説明会2012.3.22 14:12
 みんなの党は22日午前、税と社会保険料を一体的に徴収する「歳入庁」創設のための設置法案の説明会を国会内で開いた。全国会議員を対象に呼びかけた会合には、同党のほか民主、自民、社民、新党きづなの各党から約60人が出席し、賛成意見が相次いだ。

 消費税増税関連法案の閣議決定に向け、民主党内の議論が紛糾する中、同党執行部は増税反対派の求めに応じ、衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた歳入庁創設を付則に明記することにしている。

 説明会に出席した増税反対派の山田正彦元農水相は「歳入庁についてさらに勉強したい。感謝する」と述べた。山田氏は増税反対についても他党と連携して訴えていく考えを示した。

 みんなの党が15日に参院に提出した法案は、内閣府の外局に歳入庁を設置し、税や保険料の徴収業務を一元化する内容。浅尾慶一郎政調会長は「歳入庁を創設すれば14兆円の収入になり、消費税の12.5兆円を超える。いま消費税の議論があるが、ぜひ賛同いただきたい」と協力を呼びかけた。

8489名無しさん:2012/03/23(金) 19:55:34
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/03/23/20120323ddm005010123000c.html
消費増税法案:民主再修正案 重ねる譲歩、埋まらぬ溝 小沢グループ、対決色強め
 政府・民主党は22日、消費増税法案を巡って当初目指していた23日の閣議決定を見送り、党内合意を最優先する姿勢を示した。党執行部は22日、消費税率を10%に引き上げた後の追加増税条項の再修正案を提示。しかし、同党の小沢一郎元代表のグループは景気悪化時に増税を停止できる「弾力条項」に数値目標を明記するよう要求し、事実上、増税を不可能にする高いハードルを突きつけている。

 政府・民主党が増税法案の閣議決定を週明け以降に先送りしたのは、決定を強行すれば党内の混乱に収拾がつかなくなるとの判断からだ。民主党の輿石東幹事長は22日の記者会見で、党内議論について「(3月)31日までやったら終わりとか、4月に入ったらいけないという筋のものではない」と述べ、拙速な取りまとめを避ける意向を示した。

 しかし、党執行部が時間をかけて譲歩を重ねても、党内の増税慎重派との溝は埋まらない。元代表は22日昼、国会内であったグループ合同勉強会に国会議員約100人を集め、「増税のみの閣議決定を急いでいる」と批判。消費増税法案の閣議決定を阻止するよう指示し、対決姿勢を鮮明にした。

 慎重派は政府の新成長戦略の経済成長率「名目3%、実質2%」の数値を増税の前提条件として盛り込むよう求めている。しかし、日本の実質成長率は00年から11年までの平均で0・8%。名目成長率も3%を上回ったのは91年(6・4%)が最後で、民主党の前原誠司政調会長は22日の記者会見で「政府が総合的に判断することが大事だ」と述べ、数値目標に否定的な考えを示した。

 そもそも、元代表は修正の有無に関わらず法案に反対姿勢。慎重派は事実上増税が不可能になる条件を掲げ、執行部側との対立点をことさらに強め、「修正で抱きついてくる執行部を突き放す」(小沢グループ幹部)戦略だ。来月26日に政治資金規正法違反事件の判決を控え、元代表は勝負どころを法案採決時と見定めており、対決色をより強めている。

 一方、消費増税法案を巡り、年度内の国会提出を明言してきた野田佳彦首相も月内の法案提出は譲れない一線だ。いたずらに先送りすれば、求心力低下につながり、政権運営にも支障をきたす。慎重派との歩み寄りが見いだせないなか、法案提出に向け首相の決断時期が迫っている。【葛西大博、光田宗義】

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 <再修正案のポイント>

・景気悪化時に増税を停止できる「弾力条項」に関し、付則にあった「経済状況を好転させることを条件」の表現を本則第1条にも盛り込む

・追加増税条項で「法制上の」の表現を削除

・検討課題に医療、介護などの自己負担額の合計に上限を設ける総合合算制度や給付付き税額控除を明示

毎日新聞 2012年3月23日 東京朝刊

8490チバQ:2012/03/24(土) 13:10:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120324-00000136-yom-pol

輿石訪中団と鳩山元首相、別々に習副主席と会談
読売新聞 3月24日(土)9時3分配信


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習近平・国家副主席(奥)との会談に臨む輿石民主党幹事長(手前右)、仙谷氏(左)ら(23日、北京の人民大会堂で)=代表撮影

 【北京=小坂一悟】民主党の輿石幹事長の訪中団と鳩山元首相は23日、それぞれ中国を訪問し、北京市内の人民大会堂で、中国の次期最高指導者に内定している習近平(シージンピン)国家副主席と個別に会談した。

 輿石氏の訪中は、民主党と中国共産党の「日中交流協議機構」の事業の一環で、23日から3日間の日程で始まった。訪中団は仙谷由人政調会長代行らを含む10人。一方、鳩山氏も同じ日程だが、現地ではほぼ別行動だ。

 輿石氏は習氏と約50分間会談し、東シナ海ガス田の共同開発条約交渉の早期再開を求めたのに対し、習氏は「事務レベルで協議し、早期に再開できるよう条件づくりをしていかなければならない」と応じた。歴史問題では、輿石氏が1995年の「村山談話」を引用しながら、日本が平和主義を貫いているとの考えを強調。習氏は「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向けていくことが日中共通の政治基盤だ」と語った。

 約20分後に行われた鳩山氏と習氏の会談でも、鳩山氏はガス田の交渉再開を求めた。鳩山氏は会談後、記者団に、輿石氏らとの調整の有無を問われ、「全くしていない。私(の訪中)は半年前から決めていた」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120324-00000002-ann-pol

次期トップと別々に会談 党内調整ちぐはぐ民主
テレビ朝日系(ANN) 3月24日(土)8時51分配信

 民主党の輿石幹事長のグループと鳩山元総理大臣が別々に中国を訪問し、次の指導者とされる習近平副主席とそれぞれ個別に会うという異例の事態になっています。

 23日から別々に中国を訪問している民主党の訪中団と鳩山元総理。まず、輿石幹事長ら民主党の訪中団9人が、次の指導者とされる習国家副主席と約50分間会談しました。その10分後、今度は鳩山元総理が、また習副主席と同じく50分間会談しました。民主党側の調整不足が際立った形です。
 民主党・鳩山由紀夫元総理大臣:「私からは、立て続けに民主党の同僚と会って頂いて恐縮ですと申し上げた」
 一連の会談では、民主党側から東シナ海のガス田開発に関する条約締結交渉の早期再開を求め、習副主席は前向きな姿勢を見せました。今回の民主党のバラバラな2つの訪中は、党内の足並みの乱れを外交にまで持ち込んだ格好となりました。

8491名無しさん:2012/03/27(火) 17:34:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000155-yom-pol
小沢G、政務三役十数人の辞任論も取りざた
読売新聞 3月27日(火)9時7分配信

 消費税率引き上げ関連法案に反対する民主党議員約30人は、26日の党合同会議前に国会内で会合を開き、可能な限り法案了承の先送りを目指す方針を確認した。

 小沢一郎元代表グループでは、政務三役の辞任論も取りざたされている。

 反対派の会合には小沢グループの東祥三衆院議員や鳩山元首相グループの川内博史衆院議員らが出席した。

 一方、小沢グループの辞任論は政務三役計十数人の辞任をちらつかせることで、野田首相に法案の国会提出を思いとどまらせる狙いがあるものと見られる。グループの政務三役の一人は26日、「辞表提出の検討は元代表の指示に基づくものだ」と語った。ただ、「国会の途中で辞めたら、無責任との批判を浴びる可能性が高い」と辞表提出に慎重論もあり、それぞれが慎重に対応を検討することにしている。

8492名無しさん:2012/03/28(水) 12:47:27
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012032801001195.html
民主、消費増税法案を午後了承 議論打ち切りに反対派反発
2012年3月28日 12時33分

 民主党の社会保障と税の一体改革に関する「合同会議」を打ち切り、会場を出る前原政調会長(右端)=28日未明、衆院第2議員会館


 民主党は28日未明、社会保障と税の一体改革に関する合同会議で、消費税増税関連法案の修正を前原誠司政調会長に一任した。午後、政調役員会で法案の閣議決定を正式に了承。政府は30日の閣議決定、国会提出を目指す。前原氏は法案付則の「景気条項」に「経済成長率の名目3%、実質2%」の努力目標を盛り込んだ最終修正を提示したものの、反対派が求める増税の是非を判断する条件とはしなかった。反対派は議論打ち切りに強く反発、抵抗を続ける構えだ。

 政府、民主党は国民新党に閣議決定への協力を要請するが、亀井静香代表は増税に強く反対しており難航が予想されている。

(共同)

8493チバQ:2012/03/28(水) 21:52:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032800999
民主、収まらぬ反対派=国民新も分裂含み−消費増税
 消費増税関連法案の事前審査を大混乱の中で終えた民主党では28日、輿石東幹事長が党内の亀裂修復に追われた。反対派は議論を一方的に打ち切られたとして、反発を強めている。野田佳彦首相にとって次のハードルである閣議決定では、国民新党の亀井静香代表が反対を公言。連立離脱も辞さない構えだが、同党には残留を求める声もあって分裂含み。与党内の動揺は終わりが見えない。
 反対派を束ねる小沢一郎元代表のグループが28日に開いた会合では、事前審査を打ち切った前原誠司政調会長への反発が噴出。出席者からは「前原氏を政調会長のまま置いていいのか」と、解任を求める声も上がった。
 こうした中、小沢元代表とも気脈を通じる輿石氏は、消費増税の推進派と反対派、中間派から2人ずつ呼び、それぞれの言い分を聞いた。反対派の川内博史氏には「前原君の苦労も分かってやってくれ。法案を提出しても皆さんの意見を聞く余地はある」となだめたが、川内氏は「法案には不足している部分がある」と主張は曲げなかった。
 小沢元代表は同日、衆院議員会館の自室を訪れた中堅議員に「こんなことをやっていたら、逆に野田君がもたなくなるんじゃないか」と、首相や執行部の対応を厳しく批判。元代表との面会を終えたこの議員は、反対派の動向について「離党者が出るのではないか」と漏らした。
 一方、国民新党の亀井代表は28日の議員総会で「今まで通りの方針で行く」と述べ、首相が30日と決めた法案の閣議決定に反対を重ねて表明。しかし、民主党から移籍した中島正純氏は「連立政権に残りたい」と訴え、党内対立を露呈した。
 亀井氏は石原慎太郎東京都知事との新党構想に傾倒しており、「もう与党でも野党でも一緒」(周辺)と連立維持にこだわっていないとされるが、党内は困惑気味。存在感低下への懸念から与党にとどまるべきだとの意見は根強く、下地幹郎幹事長は亀井氏を説得する意向だ。閣議決定に当たり、亀井氏が国民新党出身の自見庄三郎金融・郵政改革担当相に署名拒否をあくまで求めれば、同党は週内にも分裂の危機に直面しかねない。(2012/03/28-20:12)

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8494チバQ:2012/03/29(木) 23:09:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032901023
三宅氏が広報副委員長辞任=消費増税反対−民主
 民主党広報副委員長の三宅雪子衆院議員は29日、同党の高橋千秋広報委員長に電話し、副委員長を辞任する意向を伝えた。三宅氏はその理由について、簡易ブログのツイッターで「消費大増税や環太平洋連携協定(TPP)に反対の立場で国民に広報することは、有権者に対する背任行為だと思うため」としている。
 高橋委員長は辞任を受け入れる方針。三宅氏は、消費増税関連法案に反対している小沢一郎元代表に近い議員の一人。同法案の党内事前審査終了後、党の役職を辞任するのは三宅氏が初めて。(2012/03/29-20:30)

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8495バハムート:2012/03/30(金) 00:23:25
>>8493
閣議決定から本会議まで通ってしまえば、野田内閣は事実上瓦解というのがまる見えですね。
昨晩の9時のNHKニュースを見ている限り、民主党にしても国民新党ににしても一枚岩になっていない現状でいるのが見るに堪えられません。

8496チバQ:2012/03/30(金) 22:51:02
http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201203300520.html
2012年3月30日21時40分
副大臣・政務官計4人辞表 民主幹部2人や政調10人も[PR]

 野田内閣が消費増税法案を閣議決定し、国会に提出したことを不満として、民主党の副大臣、政務官計4人が30日夜、首相官邸を訪れ、首相秘書官に辞表を出した。4人は黄川田徹(きかわだ・とおる)総務副大臣、森ゆうこ文部科学副大臣、牧義夫厚生労働副大臣、主浜了(しゅはま・りょう)総務政務官。

 民主党の鈴木克昌幹事長代理と樋高剛(たけし)総括副幹事長も30日夜、輿石東幹事長に辞表を出した。

 民主党の政策調査会メンバー10人も党政調事務局に辞表を提出した。10人は副会長の階猛(しな・たけし)、中村哲治(てつじ)、松崎哲久(てつひさ)、横山北斗各氏と、会長補佐の石山敬貴(けいき)、大谷啓(けい)、笠原多見子、木内孝胤(たかたね)、菅川(すげかわ)洋、友近聡朗(としろう)各氏。

8497チバQ:2012/03/30(金) 23:03:30
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012033001002324.html
消費税政局、小沢系17人が辞表 首相「成立に政治生命」 
2012年3月30日 22時37分

 野田佳彦首相は30日夜、消費税増税関連法案の国会提出を受けて官邸で記者会見し「今国会中に全力で成立を期す。政治生命を懸ける」と表明した。ただ、民主党の小沢一郎元代表グループの牧義夫厚生労働副大臣ら政務三役4人と、鈴木克昌幹事長代理ら党役職13人が増税に反対して辞表を提出した。自民、公明両党も早期の衆院解散・総選挙に向け攻勢を強め、「消費税政局」は民主党分裂、解散の可能性をはらみながら本番へ突入した。

 小沢氏らは法案採決で造反も辞さない構え。国民新党の連立離脱問題をめぐる混乱で政権基盤は揺らいでおり、首相は一段と厳しい立場に追い込まれた。

(共同)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012033001131
小沢系、採決時に照準=辞表続出に執行部動揺
 消費増税関連法案の国会提出を受け、政局は新たな段階に入った。消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表のグループは衆院採決時に照準を合わせ、野田佳彦首相への圧力を強める構え。野田政権の最重要法案が否決されれば、首相は退陣か衆院解散かの選択を迫られる。法案成立には野党側の協力が必要だが、見通しは立っていない。民主党内で何人の造反者が出るかも今後の焦点で、執行部には動揺も見える。
 消費増税法案の提出に対し、小沢元代表に近い野田内閣の政務三役4人は30日夜、直ちに抗議の辞表提出のため首相官邸を訪れた。記者団から「元代表と相談したのか」との質問が飛ぶと、牧義夫厚生労働副大臣は「いちいち相談しなくても小沢先生の考えは承知している」と語った。
 元代表からの「命令」は29日に発せられた。元代表は自身が主宰する勉強会で、消費増税法案の閣議決定に反対する考えを強調した上で、「人間として筋道を通していくことは非常に大事だ。こういうときには政治家として本当に真価を問われる」と発言。参加した小沢氏系議員は出処進退の決断を迫られたものと受け止めたようだ。
 民主党の衆院会派勢力は291人。閣議決定には同意した国民新党も「(採決で反対する可能性は)ある」(下地幹郎幹事長)としており、自民、公明両党の協力が得られない場合、民主党から53人が反対に回れば法案否決が現実味を帯びる。元代表は法案否決の可能性をちらつかせて、政権運営の主導権奪取を狙っているとみられる。
 国会では、民主党の鈴木克昌幹事長代理と樋高剛総括副幹事長も辞任の意向を固め、輿石東幹事長と会談。鈴木氏は辞表提出は見送ったものの、「このままの状況だと10人、20人という単位で辞表が出てくる可能性がかなり高い」との見通しを伝えた。会談後、輿石氏は表情をこわばらせ、記者団の取材には応じなかった。輿石氏は29日に造反者の処分に言及したばかり。その翌日、小沢グループの集団辞任の動きが発生し、輿石氏のメンツはつぶされた形となった。
 もっとも、小沢グループも一枚岩ではない。奥村展三文部科学副大臣は30日午前、衆院議員会館の元代表の事務所を訪ね、「(副大臣を)続けさせていただく」と伝えた。元代表は「それはそれでいい。一政治家の判断だ」と応じた。(2012/03/30-22:42

8498チバQ:2012/03/31(土) 08:07:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120328k0000e010273000c.html?inb=yt
消費増税:民主に造反の火種 怒号、つかみ合い…大混乱

民主党の税と社会保障の一体改革関連法案などの合同会議での議論を打ち切り、議員らがもみ合う中を退出する前原誠司政調会長(右)=東京・永田町の衆院第2議員会館で2012年3月28日午前2時27分、小出洋平撮影 民主党は28日未明、消費増税法案の事前審査手続きを執行部側が強引に打ち切った。8日間、計約46時間をかけ、景気悪化時に増税を停止する「弾力条項」に経済成長率の数値を盛り込むなどの譲歩を重ねたが、小沢一郎元代表のグループを中心とする反対派との溝は最後まで埋まらず、今後の国会審議へ向けて党内に「造反」の火種を残した。【坂口裕彦、青木純】

 事前審査手続きを行う社会保障と税の一体改革調査会などの合同会議は27日午後8時ごろ、衆院第2議員会館の会議室で始まった。午後10時過ぎに執行部が修正案を提示した後も、反対派は「数値を増税の条件とすべきだ」と譲らず、議論は堂々巡りが続いた。

 28日午前2時すぎに石井一参院予算委員長が「文句があるなら、9月の代表選で首相を代えればいいだろう」と取りまとめを促したが、収まらなかった。午前2時15分ごろ、前原氏が「皆さんの意見は分かったので受け止めさせてほしい。いいものにするので一任させていただきたい」と言って執行部側が席を立つと、「前原を出すな」と怒声が上がり、反対派が執行部の退出を阻止しようとして入り口を封鎖。議員同士のつかみ合いが始まり、大混乱に陥った。

 反対派の中には椅子を振り上げようとする議員もおり、前原氏はSPに守られて脱出した。会議の資料が床に散乱する部屋に約100人が残り、小沢グループの女性議員が「マスコミに写真を撮らせよう」と主張するなど、執行部との対立をアピールした。

 執行部の強硬姿勢を印象づけ、法案採決時に造反する「正当性」を確保しておくのが小沢グループの作戦。打ち切りという形で混乱させ、一任を認めないと抗議する姿を見せることで、狙いはほぼ達した形だ。

 元代表は4月26日に予定されている自らの政治資金規正法違反事件の判決後を見据え、政権への揺さぶりをさらに強める構え。足もとの民主党内をまとめきれない首相に対し、野党側は衆院解散・総選挙の要求を強めるとみられ、法案成立の見通しは立っていない。

毎日新聞 2012年3月28日 14時11分(最終更新 3月28日 14時20分)

8499チバQ:2012/03/31(土) 08:18:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120331-00000089-san-pol
消費増税法案、国会提出 政界混乱 小沢氏、戦術外れ痛手
産経新聞 3月31日(土)7時55分配信

 消費税増税関連法案が閣議決定されたことを受け、民主党の小沢一郎元代表は「野田降ろし」を加速させた。小沢氏は自らのグループに所属する政務三役や党の役職に就いている議員の辞表提出を急いだ。法案採決に持ち込ませないとの決意の表れでもあった。だが、辞表提出を拒む議員も相次ぎ、小沢氏自身の求心力低下も露呈した。

 ◆5月採決に照準

 小沢氏にとって「本番」は5月末にも想定される法案採決時だ。にもかかわらずこの時期に「辞任カード」を突き付けたのはなぜか。

 採決での「造反」は有力な選択肢の一つだが、今国会での採決を断念させ継続審議にさせるに越したことはない。そのためには波状的に攻撃を仕掛け、採決をとどまらせる必要がある。小沢氏はそう考えたのだ。

 選挙基盤の弱い議員を多く抱える小沢氏にとって、法案否決で野田佳彦首相に「解散カード」を切られたくないとの思いもあった。首相は今国会での成立に「政治生命を懸ける」と宣言しており、継続審議でも首相へのダメージは大きい。

 さらに「野田降ろし」を実現させるには9月の代表選を待たなくてはならず、「その頃まで野田政権を放置するわけにいかない」というのが側近らの一致した見解だ。そのためにも集団辞任で首相の求心力低下を狙う必要があった。

 ◆辞表提出拒否も

 小沢氏は30日、衆院議員会館の自らの事務所に午前10時から夜までこもり、連日行っている辞任の説得作業を続けた。だが、思うようにことは進まなかった。

 社会保障と税の一体改革を担当している政務三役は辞任に難色。東日本大震災の被災地選出の政務三役は苦悩の表情を浮かべた。2人とも小沢氏に近い議員として知られているため、グループ内に衝撃が走った。

 「引き続きやらせてほしい」と語る奥村展三文部科学副大臣に小沢氏は「俺がとやかく言うことではない」と応じたが、内心苦々しく思ったに違いない。

 結局、辞表を提出した政務三役は、約10人いる小沢グループのうち4人だった。

 小沢氏にとっては今回の「仕掛け」は、4月26日の1審判決で無罪になることに備えたウオーミングアップにすぎないとの指摘もあるが、強い結束を誇る小沢グループのほころびが見えたことは、採決に向け不安要素を残した。(坂井広志)

8500名無しさん:2012/03/31(土) 17:02:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120331-OYT1T00206.htm
小沢氏、辞任に慎重なメンバー「切り崩し」か

民主党
 民主党の小沢一郎元代表グループの政務三役4人が30日、消費税率引き上げ関連法案の閣議決定に反発して辞表を提出したのは、法案に反対する元代表の考えを具体的行動で示そうという思いからだ。


 グループ幹部は当初、約10人の政務三役全員による「集団辞任」を描いたが、個々の判断が分かれ、不協和音が生じる場面もあった。しかし、野田政権を追い詰めようとする動きは収まっていない。

 牧義夫厚生労働副大臣は30日夜の辞表提出後、記者団に「政府の一員としてこの増税法案を説得する立場を続けることは困難だ」と強調した。

 小沢グループの鈴木克昌幹事長代理は30日、輿石幹事長に辞意を伝えた際、複数の党役員の辞表をまとめていた。輿石氏の慰留にあい、提出はしなかったが、週明けの提出を鈴木氏は検討している。辞めなかった政務三役の中からも「時期が来れば辞める」との声も出ている。

 政務三役の辞任問題を巡り、小沢元代表は側近議員を通じて「法案反対で筋道を通すためには、辞任すべきだ」との考えを政務三役らに伝えていた。だが、政務三役側には「国会の途中で辞めるのは得策ではない」との意見もあった。ここ数日、政務三役らは個別に何度も集まり、対応を協議。29日にはいったんは「集団辞任」を見送る方針を確認していた。

 これに対し、元代表は30日、国会内の事務所で政務三役らと相次いで会談。辞任に慎重なメンバーの「切り崩し」を図ったとされる。辞任しない意向だった黄川田徹総務副大臣とは1時間近く会談し、黄川田氏の「地元・岩手県陸前高田市の仮設住宅を訪問してほしい」との要請も受け入れたという。

 元代表が動いたのは、グループの結束力を問われる事態を恐れたためだ。今回の野田政権との対決で厳然たる力を見せつけることができなければ、4月下旬の裁判判決後に狙う「党員資格停止処分解除」による復権も不透明となる。元代表の「号令」が徹底されなかったことに、元代表側近からは「消費税法案の採決時に、処分覚悟で造反する議員がどれだけいるのか不安だ」との声も漏れた。

 ただ、党内の消費増税推進派からは「小沢元代表を甘く見てはいけない」(野田首相グループの議員)との声も出ている。

 前原政調会長も30日夜、札幌市内で記者団に「国政をあずかる我々が、内部抗争をしている場合ではない」と述べ、小沢グループの動きに警戒感を示した。

(2012年3月31日09時59分 読売新聞)

8501チバQ:2012/04/01(日) 14:32:51
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220401015.html
民主議員が離党の意向 党内の亀裂が一段と深刻に(04/01 11:55)

 政府が消費税法案を国会に提出したことを受けて、民主党の小沢グループの議員1人が離党する意向を固めました。同調する動きもあり、消費税を巡る亀裂はさらに広がっています。

 離党の意向を固めたのは木内衆議院議員で、「財務省の言いなりの既得権益を守る政権だ」と野田政権を批判しました。消費税法案の国会提出を受けて離党するのは木内議員が初めてで、2日にも離党届を提出する考えです。木内氏は小沢グループに所属する当選1回の議員で、ほかの若手議員のなかにも離党の動きがあります。小沢グループは、党の役職や閣内の政務3役の辞表を一斉に提出するなど執行部側との対決姿勢を鮮明にしていて、党内の亀裂は一段と深刻さを増しています。

8502チバQ:2012/04/01(日) 23:21:42
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120331/plt1203311444002-n1.htm
“集団辞任”小沢系、実は惨敗のトホホ…“小沢離れ”加速か2012.03.31


小沢氏の戦略は不発に終わるのか=30日午後、国会【拡大】

 消費税増税法案に反対して、民主党の小沢一郎元代表(69)に近い議員17人が30日、政府や党の役職の辞表を出した。この集団辞任劇に小沢グループは一見、法案採決時の造反や野田降ろしに向けて押せ押せムードだ。しかし実態は、辞表提出を拒否した議員が続出するなど“惨敗”の色合いが濃い。小沢氏は2の矢、3の矢を放てるだろうか。

 小沢氏は30日、午前10時から夜まで、本会議に出席した以外は議員会館の自らの事務所にこもり、グループ議員に対して役職を辞任するよう説得作業を続けた。狭心症をわずらった小沢氏は通常、午後1時から3時半ごろ休憩タイムを取る。この時間に動いたのは2010年の党代表選以来で、小沢氏の本気度がわかる。

 小沢氏側としては、今回の集団辞任は(1)衆院での法案採決時に53人以上が造反して否決する火種を残す(2)9月の代表選で野田佳彦首相を引きずり降ろすために、それまで増税法案を採決しないよう党執行部を揺さぶる−などの狙いがある。

 小沢氏の指示を受け、表のように政府で4人、党で13人が行動を起こした。小沢氏に近い若手議員は「今後も辞任する議員は増えるだろう。4月26日に小沢氏に無罪判決が出れば、さらに2の矢、3の矢を放つ」と鼻息が荒い。

 しかし一方で、政府に約10人いる小沢系議員のうち過半数は、30日の時点で政府にとどまった。党では、小沢氏側近の政調幹部が仲間の議員に辞表提出を思いとどまるよう説得を続けたほか、小沢系の参院幹部も「辞任の動きはそんなないだろう。(党内の)一致結束が必要なのは、みんな分かっている」と小沢氏の方針に反発してみせた。

 小沢氏直々の説得に応じない議員も続出した。奥村展三副文科相は「引き続きやらせてほしい」と明言し、小沢氏が「俺がとやかく言うことではない」と引き下がる一幕もあった。小沢氏は周辺に「みんな付いてくると思ったんだがなぁ」と嘆いたという。

 また、小沢氏と連動するかのように国民新党の亀井静香代表が増税法案に反発して連立離脱を言い出したが、同党の8人中6人が与党残留を主張して分裂状態に陥っている。

 政治評論家の有馬晴海氏は「この政局は小沢氏の惨敗だ。役職を辞任するのは『増税反対』をアピールするだけで終わるうえ、拒否する議員が出たことでインパクトが小さくなってしまった。政権側は、空いたポストに中間派や忠誠度が落ちている小沢系議員を登用して切り崩しを図るだろう。増税法案採決で造反すれば、民主党を除名されて次期衆院選で落選してしまう。小沢氏に同調する議員はどんどん減るのでは」と話している。

8503名無しさん:2012/04/02(月) 21:22:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040200982
小沢系が波状攻撃=執行部、対応に苦慮−民主
 民主党内で、消費増税関連法案の国会提出に反発する議員が、執行部に波状攻撃をかけている。政務三役4人に続き、2日には鈴木克昌幹事長代理が、自身を含む29人が党役職の辞表を提出したことを明かした。木内孝胤衆院議員は離党届を提出。いずれも小沢一郎元代表に近い議員とみられる。執行部は慰留に努める方針だが、翻意させる見通しは立っていない。
 鈴木氏は、元代表を支持する中堅・若手でつくる「一新会」の会長。2日の役員会で司会を務めた後、輿石東幹事長に辞表を出した。「元代表とは関係ない」としているが、額面通り受け止める向きは皆無だ。衆院議員会館の自室で鈴木氏の報告を受けた元代表は「それはご苦労さま」とねぎらった。
 木内氏は記者団に「自分の信念を貫き通すには離党するしかない」と強調。「改革を先送りしても消費税増税というのは、既得権益を守る悪い増税だ」とも語り、野田佳彦首相が政治生命を懸ける消費増税を「悪」と断じた。
 消費増税法案の衆院採決では、53人が反対に回ると民主党単独で可決できない。辞表、離党届を提出した議員は2日までで30人超。元代表を支持する政務三役で、まだ辞表を出していない議員は他にもいる。「慰留されて辞任の意思が覆ることはない」(元代表周辺)。元代表はじわじわと「否決ライン」をたぐり寄せ、執行部に圧力をかける考えとみられる。
 輿石氏は2日の記者会見で、こうした動きについて「大きな問題になっているとは思わない」と強調。しかし、自民党の石原伸晃幹事長が消費増税法案に賛成する条件の一つに挙げた「小沢切り」に質問が及ぶと、「毛頭考えていない」と語気を強め、動揺もうかがわせた。
 ただ、木内氏が離党に及んだのは元代表にとっても誤算だ。首相の党代表任期満了に伴う9月の代表選をにらむ元代表にとっては、基礎票が減ることに他ならない。東京9区選出の木内氏は、石原慎太郎都知事を党首とする新党構想を意識して行動しているとみられており、元代表の影響力の限界も露呈している。(2012/04/02-20:28)

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8504チバQ:2012/04/03(火) 20:03:06
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120403ddm002010103000c.html
消費増税法案:自民、法案賛成に条件 「小沢系排除」民主分裂狙う
 3月30日に閣議決定された消費増税法案に民主党の小沢一郎元代表のグループが抗議行動を展開する中、自民党が法案賛成をちらつかせて野田政権に今国会での衆院解散・総選挙を迫る「話し合い解散」路線を前面に押し出し始めた。賛成する場合の見返りに求めるのが(1)民主党内の反対派を排除する「小沢切り」(2)最低保障年金など民主党の掲げる年金制度改革案の撤回−−の2条件。民主党の分裂を誘う「劇薬」が与野党の駆け引きをさらに複雑にし、審議入りの日程すら固まらない膠着(こうちゃく)状態に陥っている。

 「首相が小沢元代表を切り、解散時期を約束し、輿石東幹事長が民主党内をまとめると約束すれば、自民党が法案に賛成して成立する芽が出て来る」

 自民党の石原伸晃幹事長は1日の奈良市での講演で、解散前でも法案に賛成する可能性に言及した。石原氏は消費増税論議の前提として最低保障年金の撤回を求める考えも繰り返しており、自民党幹部は「法案賛成に向けた環境づくりだ」と語る。石破茂前政調会長も2日のTBS番組で「我が党は(10年参院選で)消費税10%と言って戦った」と石原氏に同調した。

 消費増税法案の今国会成立に「政治生命を懸ける」としている野田佳彦首相にとって、小沢グループによる「倒閣」攻勢に対抗するには自民党の協力が不可欠。一方、話し合い解散で自民党と手を結ぶことは小沢グループとの亀裂を決定的にしかねない。自民党側には、民主党を分裂状態に追い込み、次期衆院選を有利に戦う思惑も働いている。

 自民党の谷垣禎一総裁も消費増税での連携には前向きだが、あくまで「解散が先」との立場。谷垣氏は2日の東京都内の講演でも「(消費増税に触れていない民主党)マニフェストのけじめなしに政権交代があるのは極めて間違った選択だ。解散して国民との信頼関係を作り直すべきだ」と強調した。

 ただ、これは野田首相が話し合い解散に応じざるをえないところまで追い詰める狙いからとの見方も強い。消費増税法案の成立前に解散となれば、民主、自民の2大政党がそろって消費増税を掲げて次期衆院選を戦うことになり、「『大阪維新の会』に漁夫の利をとられる」(若手)との危機感も広がる。

 そのため党執行部からも「谷垣総裁のやり方では、野田首相を解散する気にさせるのは難しい」との不満が漏れていた。「早期解散」の旗を谷垣氏が掲げつつ「法案成立後の解散の方がいい」(党幹部)との柔軟路線に転換を図り始めたといえそうだ。【佐藤丈一】

 ◇早期審議、民主二の足 野党「引き延ばし」に反発
 消費増税法案の審議入り日程をめぐっては、重要法案の審議を急ぐはずの与党側が先送りへと動き、野党側が早期の審議入りを促す奇妙な構図となっている。法案採決が民主党の分裂や衆院解散・総選挙に直結しかねず、同党執行部が今国会(会期末6月21日)での採決見送りも視野に審議入りの時期を慎重に探っているためだ。

 波紋を広げたのが、閣議決定当日の3月30日、民主党の城島光力国対委員長が公明党の漆原良夫国対委員長に打診した「5月の連休明け」という審議入り日程だ。公明党幹部は「小沢元代表側との決裂を避けるため審議入りを遅らせ、採決させないつもりだ」と反発した。

 公明党は税と社会保障一体改革の特別委員会を国会に設置して早期に審議入りするよう求めており、山口那津男代表は1日のNHK番組で「早く議論の場を設定すべきだ」と主張した。今国会で法案を否決して解散に追い込むのが同党の基本方針。自民党は野田佳彦首相側の出方を見極めたい考えで、早期審議入り論と先送り論が混在している。

 首相官邸側は審議入りを遅らせる雰囲気を警戒。岡田克也副総理は1日の同番組で「審議入りは(5月ではなく)もっと早い」と強調したが、城島氏は「4月中に成立させたい法案がかなりの数になる」と郵政民営化見直し法案などの処理を優先する考えを示し、官邸と党執行部の思惑のずれが表面化している。【青木純、念佛明奈】

8505チバQ:2012/04/03(火) 20:44:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120403/stt12040320200民主、10日に小沢氏ら閣僚経験者対象懇談会 党内融和目指す
2012.4.3 20:17

常任幹事会で挨拶する輿石東幹事長。右は鳩山由紀夫元首相=3日、国会内(酒巻俊介撮影)
 民主党の輿石東幹事長が党内の閣僚経験者に呼び掛け、10日に都内の日本料理店で懇談会を開催することが3日、分かった。自民党政権で自治相を務めた小沢一郎元代表も対象に含まれる。輿石氏は消費税増税関連法案に反対する小沢氏を非公式の懇談会に「招待」することで、ベテラン議員とともに党内融和を求める考えとみられる。
009-n1.htm

8506チバQ:2012/04/04(水) 23:35:11
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120405k0000m010102000c.html
消費増税法案:小沢系2氏が賛成の意向
 民主党の小沢一郎元代表に近い奥村展三副文部科学相と中塚一宏副内閣相は4日の参院予算委員会で、消費増税法案に賛成する意向を明らかにした。奥村氏は「内閣の一員だから従いたい」、中塚氏も「政府の一員として(賛成するのは)当然だ」と表明した。いずれも宮沢洋一氏(自民)への答弁。

 一方、この日の質問では、民主党所属議員から消費増税法案について「景気の減速局面やデフレが続いている時に増税できるのか」(桜井充氏)、「首相が主眼を消費増税に置いていては日本の発展はない」(植松恵美子氏)などの慎重論が相次いだ。【坂口裕彦】

毎日新聞 2012年4月4日 22時11分(最終更新 4月4日 22時12分)

8507チバQ:2012/04/05(木) 00:07:47
http://mainichi.jp/select/today/news/20120404k0000m010125000c.html
消費増税法案:辞表提出、連立離脱…民主「ウヤムヤ作戦」
2012年4月3日 21時51分 更新:4月3日 22時16分


輿石東民主党幹事長=国会内で藤井太郎撮影 消費増税法案の閣議決定(3月30日)を受けて民主党の小沢一郎元代表のグループ約30人が集団で提出した辞表が樽床伸二幹事長代行の「預かり」扱いとなったまま宙に浮いている。一方、国民新党の亀井静香代表が宣言した「連立離脱」もなかったかのように、同党の自見庄三郎金融・郵政改革担当相は3日も閣議に出席。同党の下地幹郎幹事長も3日、樽床氏と定例の「与党幹事長会談」を行い、消費増税をめぐる与党の「内紛」をウヤムヤにしようと躍起だ。

 「党内が動揺している。落ち着かないといけない」。民主党の輿石東幹事長は3日の党会合で事態の沈静化を呼びかけた。そのために徹底しているのが「ウヤムヤ作戦」だ。

 輿石氏は野田政権を支える一方、小沢元代表にも近く、党幹部は「一緒にやっていく。それしか結論はない」と辞表を受理しない方針を強調。別の幹部も「立場が立つようにして仕事は続けてもらう」と語る。これ以上の亀裂の拡大を避ける輿石氏の方針に小沢グループ側も当面は歩調を合わせる姿勢を示す。2日に辞表を出した鈴木克昌幹事長代理は輿石氏の強い慰留で3日も国会内の幹事長室で執務した。

 ただ、こうした混乱の収拾策も、4月26日に予定されている小沢元代表の政治資金規正法違反事件の東京地裁判決をにらんだ時限的な効果しかなさそう。無罪判決を期待する小沢グループは、そこから野田政権への揺さぶりを強める構えだ。

 ◇輿石氏「和解ムード」演出
 輿石氏はそれまでに少しでも和解ムードを醸成しようと、10日夜に閣僚経験者を集めた酒席を設けることを決めた。自民党政権時代に閣僚を経験したベテラン議員にも声をかけるのがミソで、対象となる計約30人には元自治相の小沢元代表も含まれ、出席するかどうかが注目される。

 一方の国民新党。亀井氏から辞任を求められている自見氏は3日の閣議後の記者会見で「(連立離脱のように)大事なことは事前に議員総会を開いて皆の意見を聞くのが筋だ」と亀井氏批判を展開し、代表権限で離脱を決めたとしている亀井氏と、所属議員8人中6人を占める自見氏ら連立維持派との亀裂は大きい。

 それでも樽床氏は下地氏との会談後、記者団に「下地さんが『嫌だ』と言わない限り(会談を)続ける」と強調。下地氏も亀井氏を代表として立てる発言を繰り返しており、代表が離脱を表明しながら、党としては連立にとどまる前代未聞の状況を当面、続けようとしている。【高橋恵子】

8508名無しさん:2012/04/05(木) 22:23:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/stt12040521410009-n1.htm
鳩山氏のイラン訪問 政府が中止要請
2012.4.5 21:38

衆院本会議に臨む鳩山由紀夫元首相=5日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 鳩山由紀夫元首相のイラン訪問をめぐり、政府は5日、鳩山氏に渡航中止を要請した。だが、鳩山氏はアフマディネジャド大統領らとの会談も調整済みとして要請を拒否。予定通り6日から4日間の日程で訪問する意向を示した。政府は、核開発を進めるイランに対し欧米諸国と連携して圧力を強めようとしているが、元首相のスタンドプレーを食い止めることができないでいる。

 玄葉光一郎外相は5日、国会内で鳩山氏に「せめて延期をしてほしい」と要請した。しかし、鳩山氏は会談後、記者団に「政府しか外交ができないということでは、この国はもたない。イランに友人として言うべきことを言って武力的な行動が起きないように努力したい」と語った。

 野田佳彦首相は5日の参院予算委員会で「わが国の国際協調の立場と整合的でなければならない」と懸念を表明。藤村修官房長官も記者会見で「政府や党として行うわけではなく、個人のまさに旅行ということになる。外交ではない」と述べたが、訪問を阻止することはできなかった。

 鳩山氏といえば米軍普天間飛行場移設問題をめぐり「最低でも県外」と主張し、問題を迷走させた張本人。自民党の小泉進次郎青年局長は記者団に「今さら何をやっても驚きませんね。民主党の外交顧問ですから『民主党の外交』を担われているんじゃないですか」と皮肉った。

8509チバQ:2012/04/05(木) 22:51:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500892
党懇談会に出席の意向=小沢元代表
 民主党の小沢一郎元代表は5日、党内の閣僚経験者による10日の懇談会に出席する意向を執行部に伝えた。関係者によると、元代表は「都合を付けたい」と語っているという。
 これに関し、輿石東幹事長は5日、辞表を提出している鈴木克昌幹事長代理を通じ、元代表に「そろそろサクラがきれいだから、一緒に見ましょう」と伝えた。
 懇談会は、自民党政権も含めた閣僚経験者約30人が対象。消費増税関連法案の閣議決定に反発し、政務三役や党の役職者が辞表を提出した事態を憂慮した輿石氏が、党内結束を訴えるため呼び掛けたもので、元代表の出席が焦点だった。 (2012/04/05-20:30)

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8510チバQ:2012/04/05(木) 23:11:20
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120405-OYT1T00155.htm
反消費増税「国民会議」の参加議員40人とは…

 消費税率引き上げ関連法案に批判的な与野党の議員と民間団体でつくる「消費税を考える国民会議」(会長=清水信次国民生活産業・消費者団体連合会長)は4日、国会内で初の勉強会を開いた。


 出席した衆参両院議員は、民主党、新党きづな、社民党、みんなの党、新党大地の約40人に上った。

 このうち民主党の小沢一郎元代表グループなどを中心に同党議員が30人弱を占め、関連法案の成立を阻止するため、反対の世論形成を図る狙いがある。

 国民会議の幹事長で、鳩山元首相グループの川内博史衆院議員はあいさつで「国会の場でしっかりと議論し、国民の心に沿うように同関連法案を処理する。処理という言葉には廃案とか継続審議とか、いろんな意味がある」と述べた。

 

 ◆消費税を考える国民会議の主な出席者は次の通り。(敬称略)

 【民主党】川内博史、山田正彦、木村剛司、大谷啓、瑞慶覧長敏、玉城デニー、大山昌宏、古賀敬章、菅川洋、小林興起、村上史好、辻恵、空本誠喜、菊池長右ェ門、福島伸享、福田昭夫、相原史乃、宮崎岳志、大西孝典、小宮山泰子、梶原康弘、橋本勉、中川治、笠原多見子=以上、衆院▽主浜了、広野允士、森裕子、中村哲治、田城郁=以上、参院【新党きづな】渡辺浩一郎、渡辺義彦、小林正枝、石田三示、中後淳=以上、衆院【社民党】阿部知子、服部良一=以上、衆院【みんなの党】浅尾慶一郎=衆院【新党大地】石川知裕=衆院

(2012年4月5日09時22分 読売新聞)

8511とはずがたり:2012/04/06(金) 00:44:17
>>8506
中塚は割と小沢直系なイメージですので意外ですね。

>>8508
あの莫迦に外交なんかタッチさせたら碌な事にならんやろ┐('〜`;)┌

8512チバQ:2012/04/06(金) 23:55:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500852
「二元外交」を懸念=鳩山元首相のイラン訪問−政府
 民主党の鳩山由紀夫元首相が6日から予定しているイラン訪問に対し、政府は神経をとがらせている。イランの核開発をめぐり、日本は経済制裁を強化する欧米諸国と足並みをそろえている。そうした中、平和的解決を主張する鳩山氏の「議員外交」は、イランに誤ったメッセージを与えかねないとの懸念が広がっている。
 鳩山氏はテヘランでアハマディネジャド大統領やサレヒ外相らと会談し、核開発放棄を呼び掛ける。これに対し、玄葉光一郎外相は5日午後、衆院本会議場で鳩山氏に会い、「もっと外務省を信じてほしい」と不快感を示し、イランへの渡航延期を要請したが、鳩山氏は応じなかった。
 鳩山氏はこの後、国会内で記者団に「野田佳彦首相には1カ月以上前に行くことを伝えていた」と強調。「二元外交」との批判に関しては「議員が自分の意志で外交努力をすることによって、国益に資することは十分ある」と反論した。
 議員外交の効果は政府も否定していない。しかし、日本がイラン産原油の輸入削減方針を打ち出し、対イラン包囲網に加わる中での元首相の訪問は「欧米との協調に水を差しかねない」(外務省筋)。首相が5日の参院予算委員会で「わが国の国際協調の立場と整合的でなくてはいけない」と答弁、鳩山氏にあえてクギを刺したのも、そうした懸念が消えないからだ。
 しかも、鳩山氏は首相在任当時、米軍普天間飛行場移設問題などで言動がぶれ内閣が迷走した。それだけに今回も不用意な発言が出ないとも限らないとの不安が官邸内にはある。「政府や党の外交ではなく、個人のまさに旅行ではないか」。藤村修官房長官は5日の記者会見で、鳩山氏を冷たく突き放した。(2012/04/05-19:43)

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8513チバQ:2012/04/09(月) 21:23:42
>>8508
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040900045
「IAEAは不公平」=鳩山氏発言として紹介−イランTV
 【カイロ時事】民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、イランのアハマディネジャド大統領とテヘランで会談した。イランの国営テレビ「プレスTV」(電子版)は、鳩山氏がこの中で、国際原子力機関(IAEA)について、イランを含めた特定の国々に二重基準的な対応をしており不公平だと述べたと報じた。
 実際にこのような発言があったかは不明だが、報道からは、鳩山氏訪問を核開発正当化に結びつけようとするイラン側の意図がうかがえる。 
 大統領は会談で、核開発はあくまで平和目的との立場を強調した。国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とのこれまでの協議に関し、「提案された要求は一方的であり、交渉は双方向であるべきだ」と不満を表明する一方、イランと日本は核兵器廃絶に向けて協力できると語ったという。(2012/04/09-07:54

http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY201204090053.html
2012年4月9日12時14分
鳩山氏「IAEAは二重基準」と発言か 同行議員は否定
 核兵器の開発疑惑が持たれているイランを訪問した民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、アフマディネジャド大統領と会談した。イラン大統領府のウェブサイトは、鳩山氏が「国際原子力機関(IAEA)はイランなど一部の国に二重基準を適用しており、公正ではない」と述べたと伝えた。

 会談に同席した大野元裕参院議員は、朝日新聞の取材に「そうした発言はなかった」と強く否定したが、鳩山氏のイラン訪問をめぐっては「二元外交」との批判があり、大統領ら要人との会談がイラン側に利用される懸念もあった。イラン側が、鳩山氏がイランの核開発への理解を示したと印象付けようとした可能性があり、波紋を呼びそうだ。

 鳩山氏は会談後、テヘランに駐在する日本の報道各社と会見。大統領に対し、週末に予定されるイランと欧米などとの核協議に「柔軟な姿勢」で臨み、原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の封鎖といった武力行使に出ないよう要請したことを明らかにした。

 「二元外交」との批判に対して、鳩山氏は「国益に資することは何かを考えて行動している。政府と異なるメッセージを出したわけではない」と反論した。

 鳩山氏は8日夜(日本時間9日未明)、空路で帰路についた。(テヘラン=北川学)

8515チバQ:2012/04/10(火) 22:37:14
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120410/plt1204101238006-n1.htm
“鳩ポッポ”が小沢新党にダメージ!野田が鳩山ハメた?2012.04.10


鳩山元首相【拡大】
 民主党の鳩山由紀夫元首相が、日本政府や党の反対を無視してイランを訪問し、アハマディネジャド大統領との会談で「IAEA(国際原子力機関)が二重基準的な対応をしている」と批判したと全世界に報じられ、大問題となっている。鳩山氏は発言を完全否定しているが、党最高顧問(外交担当)が利用されること自体、外交的失態だ。この一件が、盟友の小沢一郎元代表が画策する「新党戦略」にダメージになるという。

 「外交が上手でない人が首相経験者として訪問した。確実に利用されると分かっていた。案の定そうなった」

 自民党の茂木敏充政調会長は9日、鳩山氏のイラン訪問を厳しく批判。民主党幹部も「また、日本外交を壊すつもりか」と吐き捨てた。

 イラン訪問前から予想できた最悪の結果だが、これが悪く影響しそうなのが小沢グループだという。陸山会裁判で26日、小沢氏に注目の判決が下りる。グループはその後、「民主党離党→新党結党」も視野に、新たな行動を画策していた。党関係者は語る。

 「小沢新党を成功させるポイントは2つあった。最初は『大阪市の橋下徹市長との連携』で、橋下氏の国民的人気を活用すること。次が『鳩山氏との連携』で、鳩山家が用意する新党資金とグループの人数を期待していた。今回のイラン外交で、この計画も狂うはずだ」

 鳩山氏といえば首相時代、米軍普天間飛行場移設問題で日米関係を傷つけたことが記憶に新しいが、今回、イランの核開発中止を求める国際社会の連携を乱し、日本外交に泥を塗ったといえる。

 小沢グループ内でも「鳩山氏との連携はリスクが大きすぎる」「小沢・鳩山連合でうまくいくのか」という声が浮上しているという。

 野田首相は、鳩山氏が1カ月以上前にイラン訪問計画を伝えた際には、「前向きに頑張ってください」といい、直前になって中止を要請したとされる。政権に敵対する「小沢・鳩山連合」へのダメージを予想していたとすれば、なかなかの狸というしかない。(ジャーナリスト・宇田川敬介)

8516チバQ:2012/04/10(火) 23:48:51
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041001002684.html
福田衣里子議員が結婚へ 1歳年下の一般男性と
2012年4月10日 23時39分

 福田衣里子氏


 長崎2区選出の衆院議員で、民主党の福田衣里子氏(31)は10日、1歳年下の一般男性と5月に婚姻届を出すことを、自身のブログで明らかにした。結婚式の日程は未定という。

 関係者によると、東日本大震災の被災地へボランティアに通う中、以前から顔見知りで、ボランティアに訪れていた男性と交際に発展した。

 ブログで福田氏は、「こんな日が自分にも訪れるなんて、いまだに信じられないくらいです。まずは一つ親孝行ができてホントに良かったと思っています」と喜びを語っている。

 福田氏は出生直後に投与された血液製剤でC型肝炎に感染。薬害肝炎訴訟で実名を公表、九州原告団長を務めた。

(共同)

8517林家ばら蔵:2012/04/11(水) 21:11:10
今日になって、小沢元代表に近い平山泰朗衆議院議員(東京13区選出)が離党届を提出しました。
このように、離党ドミノはどこまで広がるかはわかりませんね。
先日も、同じ小沢元代表に近い木内孝胤衆議院議員(東京9区選出)が、離党届を提出しました。
次はどなたが離党するか気になるところであります。

8518チバQ:2012/04/11(水) 21:57:41
>>8476
石原新党の準備会合に出席の意向を示した平山泰朗氏(40)=東京13区=のように、第3極との連携は大きな魅力のようだ。

8521チバQ:2012/04/26(木) 21:55:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012042602000246.html
民主、抗争激化も 小沢元代表無罪 処分解除手続きへ
2012年4月26日 夕刊

 民主党の小沢一郎元代表は無罪判決を受け、本格的な政治活動を再開する。元代表を支持する勢力は、党員資格停止処分の早期解除に加え、選挙責任者など党要職への起用を求める構え。だが、処分解除をめぐって幹部間の意見対立が表面化したほか、消費税率引き上げという火種もあり、いきなり執行部を巻き込んだ党内抗争が激化する可能性もある。 (城島建治)

 元代表と気脈を通じる民主党の輿石東幹事長は二十六日、無罪判決について国会内で記者団に「当然だ」と強調。五月の大型連休明けにも処分解除の手続きに入る意向を表明した。一方、野田佳彦首相に近い前原誠司政調会長は、指定弁護士側が控訴した場合は判決が確定しないため、解除すべきでないと主張している。

 元代表の処分を決めた菅政権時代、幹事長だった岡田克也副総理らと元代表の支持勢力は激しく対立。菅直人首相は強硬姿勢を貫いたが、党内の亀裂を深め「菅降ろし」が広がる結果を招いた。野田首相も対応次第では、菅氏と同じ道をたどらないとも限らない。

 消費税増税法案をめぐる攻防も焦点だ。

 元代表は、首相の増税方針を「国民への背信行為」と批判してきた。党内最大の勢力を率いる立場を生かし、反増税の圧力をさらに強めるのは確実。今国会中の増税法案成立を目指す首相の前途は一層厳しくなる。

 首相が成立にこだわり、衆院解散・総選挙に踏み切る姿勢をみせれば「増税解散」に猛反対する元代表との対立は決定的になる。分裂含みの緊迫した展開も予想される。

 平行線で国会を終えても、九月には党代表選を控える。元代表は、首相との全面対決を視野に勝利を目指すとみられ、首相の党内基盤は揺らぎ続ける。

 ただ、元代表の判決は無罪とはいえ、秘書だった石川知裕衆院議員らは有罪判決を受けている。世論の厳しい目が変わることはないだろう。

8523チバQ:2012/04/26(木) 22:01:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012042601131
「小沢切り」首相に迫る=解散先送りを警戒−自民
 自民党は、民主党の小沢一郎元代表が無罪判決を受けて消費増税関連法案に反対姿勢を強めるとみて、野田佳彦首相に小沢氏との決別を迫っていく構えだ。首相が法案成立に協力を得るため、衆院解散を約束する「話し合い解散」が自民党には望ましい展開。逆に、小沢氏が復権を果たすことで、解散の先送りに影響力を行使することを警戒している。
 「一言で言えば(首相の)本気度が試される局面だ」。自民党の谷垣禎一総裁は26日の記者会見でこう語り、かねて求めていた「小沢切り」に首相が踏み切ってでも、消費増税を実現させる覚悟があるかを問うた。
 自民党は同日、民主党が求めた大型連休明けからの消費増税法案審議入りを受け入れたが、審議では最低保障年金や年金一元化を撤回させ、自民党の社会保障政策を「丸のみ」するよう迫る。石原伸晃幹事長は自民党本部で公明党の井上義久幹事長と会い、「社会保障で対案を出す」と伝えた。
 さらに前田武志国土交通相ら問責2閣僚の辞任や小沢氏の証人喚問要求で首相を追い詰め、首相から話し合い解散を引き出すことを狙う。
 無罪判決を勝ち取った小沢氏が影響力を増せば、首相は消費増税法案を成立させるため、より「自民党頼み」に傾斜する可能性はある。しかし、首相が小沢氏に妥協し、採決を先延ばしすれば、「話し合い解散の機運は遠のく」(谷垣氏側近)ことになる。
 対決路線を強めても、解散は見通せそうにない。自民党は今国会に内閣不信任決議案を提出して首相を追い込む選択肢を排除していないが、復権後の小沢氏が、早期解散を意図した自民党の不信任案に同調する保証はない。
 もっとも、谷垣氏も消費増税の大方針は首相と共有する。2月に極秘会談した「野田−谷垣」ラインで実現するしかないと思い定めている節もある。谷垣氏は会見で、今後の展開について「首相が進める流れが逆流する感じがする。だから本気度が試される」と繰り返し、首相に決断を促した。(2012/04/26-21:09)

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8524チバQ:2012/04/27(金) 23:51:30
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001204270004
小沢氏に冷めた空気 支持基盤に揺らぎ
2012年04月27日

 資金管理団体の土地取引をめぐり政治資金規正法違反に問われた小沢一郎・民主党元代表の無罪判決にも、県内は冷めた空気が漂う。その功罪より、裁判や政局に力を注ぎながら震災復興や雇用対策などに熱意が感じられないことへのいらだちが、小沢氏の足元を少しずつ揺さぶっている。


    ◇


 小沢氏後援会の水沢連合会長小野寺伝さん(79)は「無罪と確信していた。小沢先生には早く党員資格を取得して国民のためにがんばっていただきたい」と判決に破顔した。3月11日の合同慰霊祭で小沢氏と面会した際「裁判のことは話さず、復興に向けて国がつけた予算の使い方について話した」という。


 一方、後援会の内部事情に詳しい関係者は「小沢さんは『国会議員は天下国家を語るのが仕事』と言って選挙の時も地元入りしない。さんざん世話になっていながら地元をないがしろにするのは筋が通らない」と批判した。


 別の関係者によると、法廷で小沢氏が4億円もの金を事務所で保管していたことが明らかになり、支持者の間でしらけた雰囲気が広がった。高齢化が進む支持者の中には年金だけで生活している人も多い。「今日の晩ご飯のおかずをどうしようと考えながら暮らしている人も多いですからねえ」


 こうした小沢氏への「違和感」が広がる中、支持基盤にも揺らぎが出ている。


 長年小沢氏を支援してきた地元の女性組織が今月、解散を決めた。小沢氏に代わって陣頭に立ってきた妻和子さんを囲む女性支持者の集まりで、約30年前につくられた。会員の高齢化に加え、この10年ほど姿を見せない和子さんが今後も選挙区には出向かない意向を伝えてきたため区切りをつけたという。


【印象に変わりなし 「剛腕」復活に期待も】


 小沢一郎氏の選挙区の有権者に、判決を受けて今後の小沢氏に望むことを聞くと、無罪になったからといって印象に変化はない一方で、かつての「剛腕」と言われた政治力の復活にすがる声が強かった。


 花巻市西宮野目の男性会社員(32)は「絶対に無罪ではないと思う」と言いつつも、「地元の人間としてはうれしい。過疎の地区に仕事を持ってきてくれる人は他にいないから」。しかし「表舞台に出るのは難しいと思うので、若い政治家を育ててほしい」とも。


 同市の佐藤和夫さん(50)も「ワンマンなイメージは裁判でも変わらなかった。ワンマンだからこそインフラ整備をしっかりと引っ張ってきてほしい」。奥州市水沢区内のショッピングセンターで買い物をしていた主婦(46)は「東京ばかり向いている。岩手に目を向けてほしい」。


 年齢が高くなると、「無罪でよかった」(花巻市、72歳無職男性)「ひと安心」(奥州市、86歳女性)との声が多かった。ただ、「水沢の人ではないと思っている。特に期待はない」(奥州市、76歳女性)と素っ気ない人もいた。

8525チバQ:2012/04/27(金) 23:51:55
【奥州市県議に微妙な違い】


 小沢氏の出身地奥州市は、昨秋の県議選で民主党が5議席を独占した小沢王国の本拠。ただ、判決に対する県議の反応には微妙な違いが見えた。


 郷右近浩氏(47)は和菓子職人から市議、県議に転じ、後援会「水沢一友会」幹事長を務める。無罪判決に「これで民主党の『背骨』が戻る。小沢先生には真の民主主義、新しい国の形を作り上げるまで頑張って欲しい。その思いを有権者にしっかり伝えていきたい」と熱く語った。


 同様に「そもそも有罪か無罪かは、私には関係ない。小沢さんと行動をともにすると決めている」と言い切るのは後藤完(まこと)氏(66)。旧胆沢町長を務めた後、昨年初当選した。与野党を問わない「小沢排除」が気になる。「私は国のため、岩手のために小沢さんと一緒に動きたい」


 これに対し、奥州市職員を経て1期目の佐々木努氏(47)は判決前から「私には関係のないこと」とやや距離を置く姿勢を強調していた。「震災後、小沢さんの現地入りは相当遅かった」と指摘。小沢氏の秘書に、このことを直接伝えたこともあったという。「今後は有権者の思いに応えるよう、全力を尽くしてもらいたい」と注文を付けた。


 元農協組合長で県議会議長の経験がある渡辺幸貫氏(65)は「司法の判断の中身が詳しく分からないのでノーコメント」。及川幸子氏(65)は事務所が取材に応じるとしたものの、26日夕までに応答はなかった。


【小沢離れが進む建設業界】


 小沢氏の金城湯池とされる建設業界ではこの裁判以前にひそかに小沢離れが始まっている。


 奥州市の建設業者(60)は「民主党の体たらくとは別に、小沢さんを支援してもさほどいいことはないと分かり、一線を画している業者は多い」と打ち明ける。地元には建設業者でつくる後援団体「一建会」があるが「実質的に活動を停止している状態」という。


 この業者は業界団体では役職に就いていたが、前回の衆院選で小沢氏の集票に動かなかった。県議との付き合いで小沢氏のパーティー券を毎年2万円分購入してきたが、一昨年を最後にそれもやめた。


 業者は「公共事業に頼っていたら赤字になる」として、民間の建築工事の割合を徐々に増やしてきた。現在では従業員16人を抱えて年間約3億円の工事を受注し、地域では比較的優良な経営をしている。「小沢さんの年齢を考えると、活躍できるのはあと5年ほど。復権して一時的に地元が潤うことがあっても、決して長続きはしない」と達観している。


 一方、年間約10億円の公共事業を受注している奥州市の別の建設業者(60)はかつて東北農政局の公共事業を受注したくて自民党国会議員に20万円献金したことがあるが、小沢氏に献金したことはないという。


 2009年の総選挙では政権交代に期待し、小沢氏に投票した。だが「自民党はひどかったが、原発事故の対応などを見ると民主党はもっとひどかった」と落胆する。「地元では小沢氏からずいぶん心が離れていると思うが、残念ながら対抗馬がいない」

8526チバQ:2012/05/10(木) 21:43:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120510/stt12051018340008-n1.htm
石井一参院予算委員長が辞表 長期渡航申請せず
2012.5.10 18:26 [民主党]

参院予算委員会で自民党の山本一太氏の質問について、あらためて石井一委員長(左端)から説明される田中直紀防衛相(右端)=3月12日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
 民主党の石井一参院予算委員長は10日、参院規則に反して大型連休中に長期渡航の申請をしないままフィリピンを11日間の日程で訪問した責任を取って、辞表を参院に提出した。来週にも参院本会議で辞任が決まる見通しだ。石井氏は記者団に「手続き上のミスで迷惑を掛けた。責任を痛感している」と述べた。

 参院規則では、7日間を超える渡航には本会議による事前承認が必要。石井氏は5月3〜6日のフィリピン訪問を申請して参院議院運営委員会理事会の了承を得ていたが、実際には4月27日から5月7日まで訪れた。

 石井氏によると、4月27日のパーティーに出席するため、急きょ出発を前倒ししたという。

 この問題は10日に発覚し、自民党などが批判を強めていた。

8527チバQ:2012/05/13(日) 20:44:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120513t31015.htm
平野復興相・黄川田議員、小沢氏後援会報から寄稿文消える
 10日発行の小沢一郎民主党元代表の後援会報に、岩手県選出の系列国会議員計7人のうち、平野達男復興相(参院岩手選挙区)と黄川田徹衆院議員(岩手3区)の寄稿文や活動報告が載っていないことが分かった。前号は全員掲載していた。あくまで会報の上だが、両氏は「小沢王国」から除かれた格好で、波紋が広がっている。

 会報は、巻頭ページに小沢元代表のメッセージを掲載。小選挙区ごとに国会議員の原稿、活動報告、国の予算配分を紹介する。比例選出衆院議員と参院議員も載せる。
 ところが平野、黄川田両氏に関しては一切触れていない。ことし1月20日に発行された前号では、両氏もほかの議員と同じ扱いだった。
 平野氏は消費税増税の実現を目指す野田佳彦首相と同一歩調を取る。黄川田氏は小沢元代表の求めに応じて総務副大臣を辞めた際、元代表とひともんちゃくがあった。
 元代表と両氏のぎくしゃくした関係が取り沙汰される中、会報の最新号をめぐり「どんな意図が?」と臆測が飛ぶ。
 元代表の後援会関係者は「会報に載らないからといって(元代表と両氏の関係が)決定的に悪くなるわけじゃない」と素っ気ない。一方、民主党県議の一人は「ちょっと厳しすぎるのでは」と話した。


2012年05月13日日曜日

8528チバQ:2012/05/17(木) 23:45:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120517-00000104-mai-pol
<輿石幹事長>一体改革か、元代表か…見えぬ真意
毎日新聞 5月17日(木)22時22分配信


拡大写真
民主党・輿石東幹事長

 消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革関連法案の質疑が17日、衆院特別委員会で始まった。野田佳彦首相は法案の今国会成立に全力を挙げる構えだが、車の両輪である民主党の輿石東幹事長が法案成立に必要な自民党の協力取りつけに動いた形跡は見えない。輿石氏が最優先しているのは法案成立なのか、小沢一郎元代表ら反対勢力への配慮か、その両立なのか。与野党から真意を測りかねるとの声が出ている。

 輿石氏は17日の記者会見で、首相と16日に会談した際、(1)衆院の1票の格差是正で早期の与野党協議入り(2)小沢元代表との会談の設定−−の2点を指示されたと明かした。

 指示を受けた輿石氏は17日昼の党会合で、「選挙制度と小沢元代表との会談を当面の私の課題としてやらなければならない」と述べ、首相に協力する姿勢を強調。首相周辺は「首相は輿石さんに全幅の信頼を置いている。輿石さんも法案を成立させるために動いている」と説明する。

 ただ、輿石氏の言動は複雑だ。周辺に「法案は継続でいい」「会期末で国会は閉じる」と語るなど、党分裂回避を最優先する発言もしている。17日の記者会見では「元代表ら増税慎重派とも合意形成したいという思いが首相にあると思う」と語り、分裂回避は首相の思いでもあるとの見方を示した。

 与野党は既に特別委員会での28時間の審議に合意、採決の目安である100時間には6月上旬に到達する見通しだ。会期末(6月21日)までに衆院採決の条件は整うが、自民党が反対のまま採決すれば参院で否決されるのは必至。また、自民党の協力がなければ赤字国債の発行に必要な特例公債法案の今国会成立も見通せない。

 民主党は17日、与野党協議の司令塔となる「一体改革推進会議」を設置し、議長には輿石氏が就くことを決めた。会期末は約1カ月後に迫り「法案成立には少なくとも8月までの延長は避けられない」(ベテラン議員)との見方も出ている。国対幹部は「今後どうなるか、予測もつかない」とぼやいた。【小山由宇、青木純】

 ◇「最大の障害」自民焦燥

 自民党は、一体改革関連法案の17日の実質審議入りを受け、野田佳彦首相に衆院解散と引き換えに法案に賛成する「話し合い解散」を受け入れるよう圧力を強める方針だ。ただ、民主党の輿石東幹事長が、増税に反対する同党の小沢一郎元代表に配慮して法案採決を先送りするなど「最大の障害」(自民党幹部)になる可能性があるとみて警戒している。

 自民党の谷垣禎一総裁は17日の記者会見で、輿石氏について「首相が『政治生命を懸ける』とまで発言した法案について、先に進める気持ちがないのは責務の放棄だ」と批判。首相が元代表との会談を調整するよう輿石氏に指示したことも「政治生命を懸けてやるならば、党内の足元を固める努力を真剣にすべきだ」とけん制した。

 自民党は6月21日の会期末が近づく中で、「話し合い解散」に向けた法案の修正協議を見越し、社会保障分野の対案をまとめた。ところが、輿石氏は早期解散を阻止する動きを強め、自民党はいら立ちを募らせる構図になっている。

 自民党幹部は「6月上旬には『話し合い解散』路線で消費増税法案に賛成するか、法案に反対し、(赤字国債発行に必要な)特例公債法案に反対するなど強硬路線に転換するか、判断する」と語る。谷垣氏は強硬路線への切り替えも探り始め、公明党の山口那津男代表と16日夜、東京都内で会談。参院で問責決議を受けた2閣僚が交代しなければ、首相の問責決議案提出も視野に入れる考えで一致した。【佐藤丈一】

8529ヒノキちゃん:2012/05/18(金) 00:37:07
東京都選出・民主党衆議院議員の離党ドミノはいつまで続くのだろうか?
木内孝胤(東京9区)・平山泰朗(東京13区)両氏の離党届が受理されてまだ間もない。
そんな時に今度は中津川博郷氏(比例東京ブロック)が新党からの次期衆院選立候補の報道がありましたね。民主党はメルトダウンが進行していることがわかります。
※被災者、とりわけ福島県民に不謹慎な表現がございます。ご了承願います。

8530とはずがたり:2012/05/28(月) 23:11:48

朝日新聞デジタル
2012年5月28日22時56分
首相、小沢氏と「乾坤一擲」 増税法案の一部分離も示唆
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201205280580.html

 野田佳彦首相は28日、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、民主党の小沢一郎元代表との会談について「お会いする以上、乾坤一擲(けんこんいってき)だ。一期一会のつもりで説明したい」と述べ、消費増税法案への協力を求める考えを強調した。

 輿石東幹事長は同日の記者会見で、輿石氏を含めた3者会談は30日午前に党本部で行うと発表。そのうえで「国民の生活が第一という政権政党の責任を果たそうという意味合いだ。首相と元代表が腹を割って話し合う。タイムリミットはない」と語った。

 インタビューで首相は「法案は党内で相当長い時間をかけ、党議になっている。その基本路線を(小沢氏に)理解していただくことを目指したい」と強調。法案採決で民主党議員が造反した場合は「党議に反すれば党として対応するのが基本だ」と述べ、処分する考えを示した。

 また、首相は消費増税法案をめぐって自民党が提案した社会保障制度を議論する超党派の「国民会議」の設置に賛意を表明。そのうえで消費増税関連7法案について「この国会中に採決をしなければいけないものと、中長期的な課題として(野党と)協議に持っていくものを整理する必要は出てくる」と述べ、増税法案の成立を優先し、社会保障関連法案の一部を先送りする可能性を示唆した。

8531チバQ:2012/06/06(水) 21:46:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120606-OYT1T00171.htm
小沢G、若手動揺…増税法案反対時の除名警戒


 消費税率引き上げ関連法案の与野党協議入りに向けた環境整備が始まり、消費増税に反発する民主党の小沢一郎元代表グループ内で、焦りの声が出ている。

 法案の採決が現実味を帯びてきたためだ。法案採決に至った場合、グループ幹部は新党結成も視野に反対を貫く構えだが、将来の展望が開けていないことから除名処分を回避したいとの思いを抱える若手議員も少なくない。

 小沢氏は5日、国会内の事務所でグループの若手議員と相次いで面会した。いずれも法案に反対するかどうかはっきりしていない、と見られている議員だった。小沢氏自身は同法案への反対を表明しており、自らに同調することを個別に説得した。小沢氏との面会を終えた議員の1人は、「地元では造反に否定的な声もある。でも、小沢氏の説明でストンと落ちた。増税反対を貫くことが選挙に勝つことと、腹をくくった」と説得を受け入れたことを明らかにした。

 グループの中堅・若手衆院議員らで作る「一新会」も5日昼、国会内で会合を開き、増税前にやるべきことがあると国民に直接訴える活動を強化することを確認した。グループでは幹部が連日、会合に若手議員を集めるなどして、活動を活発化させている。

 小沢氏と盟友関係にある鳩山元首相も5日の自らのグループ会合で、「政権交代の時に何を訴えてきたのか。原点をわきまえながら行動するのが民主党でなければならない。党の原点を取り戻すための戦いだ」と小沢氏と歩調を合わせ、早期の採決を狙う首相をけん制した。グループ内には法案採決にはたどり着かないとの楽観的な見方が強い。

 小沢氏が会長の「新しい政策研究会」で顧問を務める一川保夫参院幹事長は5日の記者会見で、「(自民党が)民主党のマニフェストを撤回しろと言っている限り、なかなか意見の一致は見ないのではないか」との見通しを述べた。それでも野田首相が早期採決を求める可能性も消えないことから、グループ内の引き締めを図っている。

 小沢グループ幹部は、こうした活動を通じて、「グループ内だけで50人は固まった」と強気の見方を示す。与党は衆院で292議席を占めるが、野党や無所属に加え、与党から54人が反対に回れば、法案が否決される。ただ、小沢氏自らが説得に乗り出すのは、法案反対に踏み切れない議員が少なくないことを意識しているためとも言える。

 実際、グループ内で態度を明らかにしない議員の中には、「除名処分は避けたい。法案採決なら、欠席が限界だ」(若手)との声や、最大の支持母体である連合との関係が悪化することへの懸念が出始めている。

(2012年6月6日09時15分 読売新聞)

8532チバQ:2012/06/07(木) 22:25:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012060700904
中間派、「丸のみ」を警戒=取り込み狙う小沢系−民主
 社会保障と税の一体改革関連法案に関する修正協議開始が決まり、民主党内の「中間派」に懸念が広がっている。衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金などの撤回を迫る自民党に対し、消費増税実現を目指す野田佳彦首相が要求を「丸のみ」しかねないというわけだ。増税に反対する小沢一郎元代表のグループは、「数の力」を拡大する好機とみて取り込みを狙っている。
 7日夕、民主党内の複数グループにまたがる議員が呼び掛けて、「党の『民主的合意形成』を実現する集い」が衆院議員会館で開かれ、28人が出席した。旧民社党系を束ねる田中慶秋副代表は「自分たちは社会保障が前提で、消費増税が前提なのではない」とあいさつ。出席者からは「修正部分を党で議論して成案が得られない場合は、党議拘束を外してもいいのではないか」との意見が出た。
 首相、小沢氏の双方と距離を保つ中間派は、マニフェストにない消費増税を容認するものの、最低保障年金など看板政策を取り下げれば党の存在意義が問われると主張。修正協議の行方に警戒感を強めている。
 こうした空気をくみ取り、前原誠司政調会長は7日、自身のグループの会合で「政府は丸のみに傾きがちになろうかと思うが、党はつらい局面になる。積み上げた部分を大事にし、汗をかいた議員の思いを斟酌(しんしゃく)しながら(協議に)臨まなければいけない」と強調した。
 民主党は社会保障に関する修正協議の実務者に、「ミスター年金」と呼ばれた長妻昭氏と、細川律夫氏の厚生労働相経験者2人を内定していたが、「1人にしてほしい」との自民党の要求を受け入れ、長妻氏は細川氏の補佐役に回った。マニフェストにこだわる長妻氏を交渉の最前線から引かせたことで、反発が出る可能性もある。
 首相が内閣改造で農林水産相だった鹿野道彦氏を交代させたため、首相を支えてきた鹿野グループからも「党内を切り捨てて、どんどん自民党に傾斜している」(中堅)との不満が漏れている。
 こうした状況を小沢グループは見逃さない。若手の一人は「増税に賛成、反対という争いでなく、増税か、挙党態勢かという争いになってくる」として、中間派への働き掛けを強める考えを示す。小沢氏自身は7日の若手との会合で、「約束をほごにしていいんだということになれば、小ちゃな子供たちの教育もできない」と語り、増税に突き進む首相を重ねて批判した。(2012/06/07-20:56)

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8533チバQ:2012/06/07(木) 22:51:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000069-mai-pol
<民主党>「中間派」が存在感増す 一体改革修正協議にらみ
毎日新聞 6月6日(水)20時20分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の修正協議をにらみ、民主党内の「中間派」が存在感を増してきた。自民党は増税法案協力の条件として、「最低保障年金」など民主党の看板政策の撤回を要求。修正がマニフェスト(政権公約)の根幹に及べば、増税に異議を唱えていない「中間派」にも反対論が広がりかねない。野田佳彦首相は、法案反対の姿勢を崩さない小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の動向からも目が離せなくなりそうだ。

 「マニフェストを撤回すれば、野党はマニフェスト違反という。白紙に戻すことはしない。政権交代のたびに社会保障の姿がころころ変わるのはよくない」。民主党の前原誠司政調会長は6日のBS朝日の番組で、社会保障に関する自民党案の「丸のみ」を否定した。

 前原氏の念頭にあるのは、マニフェストに沿って後期高齢者医療制度の廃止法案をまとめた長妻昭元厚生労働相ら厚労関係議員だ。「社会保障改革をやるから増税を認めた」ともらす厚労関係議員にとって、自民党との協議に前のめりな首相の姿勢は増税先行に映る。中間派の若手議員は「増税先行」に反対する署名集めを5日から始めた。

 城島光力国対委員長は6日に首相官邸で首相と会った際、中間派の動向を伝え、「総理はもっと(社会保障が税と)一体ということを前面に出してほしい」と訴えた。

 内閣改造も首相と中間派の距離感を広げた。鹿野道彦前農相のグループは今回の改造で、鹿野氏と、問責決議を受けた前田武志前国土交通相が閣外に去り、閣僚ポストを失った。同グループは昨年8月の代表選で野田首相を支持したただけに、グループ幹部は「首相は恩人への配慮が一切ない」と反発する。

 衆院の与党議員は292人で、50人超が反対すれば法案は否決される。元代表が会長を務める勉強会には毎週、90人前後の衆院議員が出席しているが、「離党覚悟で反対するのは40人程度」との見方もあり、反対論がどこまで拡大するかがカギを握る。中間派の動向は、今後の修正協議にも影響を与えそうだ。【鈴木美穂】

8534チバQ:2012/06/07(木) 22:51:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120605-00000086-san-pol

野田第2次改造内閣 鹿野グループ閣僚ゼロ、火種
産経新聞 6月5日(火)7時55分配信

 昨年8月の民主党代表選で野田佳彦首相の誕生を後押しした鹿野道彦前農林水産相グループは鹿野氏と前田武志前国土交通相の交代で、閣僚がゼロになった。グループ幹部は「誰のおかげで首相になれたと思っているのか」と反発。中間派で約30人の同グループが「反野田」にかじを切れば、首相の求心力低下は避けられない。

 農水系議員中心の鹿野グループは代表選後、中間派を代表する勢力に成長。「親小沢VS反小沢」の構図に陥りやすい民主党内で、どちらにも偏らない姿勢で結束してきた。

 だが、首相の「鹿野排除」で空気は一変。幹部の一人は4日、「今はフリーハンドの状態だ」と宣言し、消費税増税関連法案の衆院採決での態度を明確にしなかった。法案反対の小沢一郎元代表と共同歩調を取れば、党内情勢が変わる可能性も否定できない。

8535チバQ:2012/06/12(火) 20:12:20
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201206120449.html
2012年6月12日19時23分
仙谷氏、セクハラ発言報道めぐり敗訴 東京地裁
 セクハラ発言をしたとする週刊誌の報道で名誉を傷つけられたとして、仙谷由人元官房長官が発行元の文芸春秋と新潮社に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(宮坂昌利裁判長)は12日、「セクハラと受け取られかねない発言であり、記事は真実と言える」と述べ、仙谷氏の請求を棄却する判決を言い渡した。

 問題となったのは、週刊文春と週刊新潮の昨年1月13日号の記事。いずれも、仙谷氏が官房長官時代に首相官邸であった担当記者との懇親会で、女性記者の肩に手を回し、わいせつな言葉をかけたと報じていた。

 仙谷氏は当初、発言内容を否定していたが、裁判の途中からは「女性記者に対するものではなかった」などと弁解していた。しかし、判決はこの記者の証言などから、仙谷氏の主張を退けた。

8536チバQ:2012/06/12(火) 20:18:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120612/plt1206121535005-n1.htm
民主・前原、激動政局で“カヤの外”!政調会長なのに情報来な〜い2012.06.12


前原氏の表情に冴えが戻る日は来るのか【拡大】
 民主党の前原誠司政調会長(50)が、執行部内で「カヤの外」に置かれつつあるという。消費税増税法案をめぐる政局が佳境を迎えるなか、内閣改造や与野党協議について、情報過疎に陥っていたというのだ。「ポスト野田」の有力候補とみられていたが、一体どうしたのか。

 「いずれ平場で報告させてもらう」

 前原氏は11日の党役員会でこう語った。増税法案を柱とする「社会保障と税の一体改革」法案をめぐり、民主、自民、公明3党の修正協議が進められているが、それを受けた党内手続きについて説明したのだ。

 政調会長として与野党協議をリードしていそうだが、置かれた立場は少し違うようだ。象徴的な出来事は6日にあった。前原氏は都内で記者団に、増税法案の修正協議について「幹事長会談で局面が打開できない場合は、党首会談をやるべきだ」と述べた。

 しかし、自民党と公明党は水面下で修正協議に応じることを固めており、翌7日に正式決定した。党幹部周辺は、「前原氏は先走りすぎ。取り越し苦労だよ」と話した。

 これだけではない。野田佳彦首相は4日に内閣改造を行った。民主党関係者は「野田首相は輿石東幹事長には事前に人事を伝えていた。しかし、前原氏は伝えられず、いろんな方面に電話していたそうだ」と話した。

 2月にあったとされる野田首相と自民党の谷垣禎一総裁の密会についても、「前原氏は知らされていなかった。相当、へそを曲げた」(民主党中堅議員)という。

 情報過疎に加え、越権行為にまで及んだ。

 テレビ番組で6日、首相の専権事項であるはずの衆院解散について、「(参院との)ダブル選挙になったら、たまったマグマが爆発して、民主党は衆参ともに壊滅的なことになる。やるべきことをやり、まず衆院で信を問うことが大事だ」と話した。これは、ダブル選を主張する輿石氏の意向にも反している。

 野田グループの中堅議員は「昨年8月の民主党代表選で、前原氏は『野田は勝てない。戦略がない』と言って、突然出馬してきた。これは絶対に許せない。また、小沢一郎元代表に対しても挑発的な発言をするため、党内融和を最優先させる輿石氏も困っているだろう」と話した。

 前原氏の巻き返しはあるのか。

8537チバQ:2012/06/13(水) 23:02:50
http://mainichi.jp/feature/news/20120607dde012010041000c.html
特集ワイド:分裂・一致、揺れる民主党のキーマン 交渉力「金丸」流、親「小沢」 ミスター輿石、力の源
毎日新聞 2012年06月07日 東京夕刊


2004年7月の参院選で当選を決め、万歳をする輿石氏(左から2人目)
拡大写真 分裂か、一致か。危機にある民主党のキーマン、輿石東幹事長(76)。消費増税を巡って対立する野田佳彦首相(55)と小沢一郎元代表(70)の間を取り持った後も党内の結束を模索し続けており、その言動がニュースにならない日はない。「輿石政局」を読み解くカギを求めて、地元の山梨や中央政界の関係者を訪ねた。【宮田哲、江畑佳明】

 「皆が頭を下げるのは我々にではない。このバッジにだ。勘違いするんじゃないよ」

 元山梨県教職員組合(山教組)書記長の倉田由和さん(70)は、委員長の輿石氏が執行部のメンバーをいさめる際によく口にした言葉を覚えている。バッジとは、同教組所属を示すもの。「一言で表現するなら男気のある人。義理人情に厚く、筋を通して、決してぶれない」

 輿石氏は小学校教員を経て組合活動の道に入り、84年に委員長へと上り詰めた。

 「地元支部の組合員は400〜500人もいたけれど、すべて名前と顔が一致していた。教員の子どもの年齢や親戚関係も頭に入っていた。『お子さん○歳になったよね。元気?』とか声をかけて。かけられたほうは感激して、輿石さんを好きになる。今から思うと、政治家の資質はあったのかもしれない」。倉田さんはそう振り返る。

 だが、別の一面もあった。山教組の新執行部が発足し、初めて県当局との顔合わせをした際、輿石氏は当時の知事に向かって、ぴしゃりとこう言い切った。「政治家は選挙に落ちたらただの人になってしまうでしょう。我々の存在を忘れないでもらいたい」

 「当時の知事の支持母体の一つが山教組。当選したからといって組合員の協力があったことを忘れるな、と言いたかったのでしょう」

 輿石氏が「交渉の腕」を磨いたのは、疑いもなくこの山教組時代だ。

 「山教組は伝統的に『現実路線』なんです。県当局と交渉で、教条的な理念を掲げるのではなく、必ずどこかで落としどころを見つける」(倉田さん)。こうして「輿石委員長」は、全国的にもまだ少なかった40人学級の導入、教職員の看護休暇の取得拡大などを獲得。県労連議長を経て衆院議員、参院議員へと国政の道を歩み始める。

 山梨県の政治家といえば、「政界のドン」として名をはせた故・金丸信氏(享年81)がいる。年齢は20歳以上違うが、地元では1979年の知事選で金丸陣営と山教組が共闘するなど、接点は多い。

 政治評論家の森田実さんは「自民党田中(角栄元首相)派を引き継いだ金丸氏のやり方は、人脈を駆使して水面下で粘り強く交渉する、参院から自派の閣僚を大量に送り込み政権への影響力を強める、というもの。輿石氏も同じ手法を使っている」と指摘する。

 テレビのインタビュー番組に登場した際には、金丸氏の墓参りをしているというエピソードが紹介され、輿石氏は「党や立場は違っても志は同じだったから」と語っている。

 ただ、金丸氏の秘書を務めた同県北杜市の白倉政司市長は「金丸さんは、野党と協議が必要な場合は『自民党はどうなってもいい、国民のためにやらねばならん』とよく口にしていた」と言う。「党内融和」を強調する輿石氏とは違うというのだ。

8538チバQ:2012/06/13(水) 23:03:42
     ■

 90年の衆院選で日本社会党公認として初当選した時には既に53歳。旧民主党の結成に加わった直後の96年衆院選では苦杯をなめたが、98年には参院にくら替えして国会に返り咲いた。

 輿石氏は、組合という組織で鍛えた交渉力を国会でも発揮する。04年から参院幹事長を務めた当時、与党自民党で参院幹事長だった片山虎之助さん(76)=現たちあがれ日本参院幹事長=は「反対する法案でも、審議が約束の時間に達したら、きちっと採決に応じる。交渉相手としては悪くなかった。当時、自民党の参院会長だった青木幹雄さんも信用していた」と話し「政策型ではなく人間関係を足場にする政治家」と評する。

 党内でのステップボードになったのは小沢元代表との接近だった。政治アナリストの伊藤惇夫さんは言う。「03年に民主党に合流した小沢元代表は、多数派工作を考えたと思う。特に自民党時代、経世会の後継者争いで参院竹下派が反小沢グループについたために敗れた経験から、参院を押さえることの重要性を知っていた。だから参院の実力者、輿石さんと組んだのだろう」

 06年には参院民主党トップの参院会長に上り詰める。

 小沢代表、輿石参院会長のコンビで臨んだ07年夏の参院選で、民主党は自民党に圧勝し、参院は野党が過半数を占める。民主党は参院で自民を徹底攻撃。法案は通らず、日銀総裁人事は不同意、福田康夫首相の問責決議案まで可決された。高嶋良充・民主党元参院幹事長(71)は「輿石さんは『ねじれ国会における参院の武器は五つある。否決、問責決議、証人喚問、国会同意人事、議員立法の可決だ』と言って、全てを実行した。この過程で小沢さんの信頼がさらに高まったのではないか」とみる。

 小沢代表時代に打ち出した「国民の生活が第一」は当時、連合などが唱えた社会民主主義的発想を帯びたものだった。輿石氏の口癖は「小沢抜きでは今日の民主党も明日の民主党もない」。対立政党にいた片山さんの目にすら「両者は持ちつ持たれつ。小沢さんは参院を押さえる足がかりを得られ、輿石さんは党内全体での力を持てた」と映っていたほどだ。

 しかし、伊藤さんは実相は異なるとみる。「2人はドライな利害が一致しているから手を組んでいるだけで、盟友関係ではない。だからこそ野田首相は、小沢元代表が攻勢を仕掛けてきた時の防波堤になると期待して、輿石さんを幹事長に指名したのです」

8539チバQ:2012/06/13(水) 23:04:01
 ■

 消費増税法案を巡る動きはいよいよ急だ。21日の会期末に向け「日本の将来を左右する大きな決断の時」と意気込む野田首相に対し、輿石氏はどう出るのか。

 「輿石さんの目標はシンプルで、党を割らず、政権を一日でも長く延命させること。そのためには、小沢切りをさせず、解散もさせない。採決を引き延ばして情勢を見てきた。しかし、自民党の協力で消費増税法案が可決されることがはっきりしたら、小沢さんの説得に転じるでしょう。党を割らないように『欠席作戦くらいにしなさいよ』と。逆に採決できず野田政権が総辞職せざるを得ないようになったら、小沢さんとくっつくんでしょう」(伊藤さん)

 「党内をまとめる力に期待して幹事長に起用されたのだから、分裂すれば自らの力も失う。本心は採決したくないということでしょう」と語るのは片山さんだ。

 解けるはずのない連立方程式に挑んでいるかに見える与党幹事長。だが、輿石氏自身の明快な政治ビジョンを国民はまだ聞いていない。

8540チバQ:2012/06/15(金) 00:28:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000102-spnannex-ent
田中美絵子議員と“不適切な交際”の国交省官僚更迭「職務遂行に疑問」
スポニチアネックス 6月14日(木)13時41分配信

 国土交通省は、14日発売の週刊誌で民主党の田中美絵子衆院議員との不適切な交際を報じられた中部地方整備局の高橋浩二副局長(55)を13日付で官房付に更迭した。

 副局長は防災など危機管理を担当しており、局長に次ぐ同整備局ナンバー2。国交省人事課は更迭の理由に関し「緊張感を持って職務を遂行できるか疑問が出たため」と説明している。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/14/kiji/K20120614003464700.html
小沢ガールズ 田中美絵子議員 国交省55歳キャリアと駅構内で不倫キス
 「小沢ガールズ」の民主党の田中美絵子衆院議員(36)=比例・北陸信越=が駅構内で男性とキスする写真が14日発売の雑誌「週刊新潮」に掲載された。

 同誌によると、相手は国土交通省中部地方整備局副局長を務める55歳のキャリア官僚で、同省担当のベテラン記者の話として「奥さんと大学生になる娘さんがいる」と紹介。写真では、東京都品川区のJR大崎駅構内で互いの腰に手を回し、くしくも小沢一郎元代表のお膝元である岩手県をPRするポスターの前で唇を重ね合わせている。田中氏はキャスケット帽を目深にかぶり顔を隠しているものの、人目をはばからない大胆な行動だ。その後、腕を組み駅と連絡通路でつながるシティーホテルへと向かったと伝えている。

 記事の内容について田中議員の事務所は「こちらでは状況を把握しておりません。本人もコメントを出す予定はないようです」とした。

8541とはずがたり:2012/06/15(金) 13:00:50

民主「内戦」状態 「反増税派」結集、執行部にも亀裂
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120615083.html
2012年6月15日(金)08:02
(産経新聞)

 社会保障・税一体改革関連法案をめぐる修正協議が大詰めを迎え、民主党内の抗争が激化している。倒閣も辞さない小沢一郎元代表は14日、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」も巻き込んだ多数派工作に邁進(まいしん)。採決先送りを狙う輿石東幹事長は野田佳彦首相からの信頼を失いつつあり、今や不満分子の動きを黙認する立場をとっている。民主党は「内戦」状態に突入した。

 14日夕、都内の憲政記念館に議員約120人が集結した。「消費大増税採決に反対する超党派国民集会」と銘打たれた集会は小沢系が主導。「大増税阻止」と書かれたのぼりが立ち並び、「野田政権打倒」に向けた決起集会の様相を呈した。

 小沢氏は挨拶に立たず、代わってマイクを握ったのは鳩山由紀夫元首相。

 「談合で増税だけを決めるのは主客転倒だ!」

 会場のボルテージは最高潮に達した。その夜、「小鳩枢軸」の2人は都内のホテルで密会した。

 鳩山氏「野田さんと近く会談するつもりです」

 小沢氏「野田さんはかたくなに『賛成してください』と言うだけだ。会ってもそうだと思うよ」

 民主党の創立者と自負する鳩山氏には、できれば党分裂は避けたいとの思いがある。しかし、小沢氏と首相の亀裂を修復することは、もはや不可能だ。小沢氏は14日昼のグループ会合でも、首相のとる増税路線を「われわれ自身の自殺行為であり、国民に対する冒涜(ぼうとく)だ」と糾弾している。

 小沢氏と別れた後、鳩山氏は記者団に「国民に約束したことを棚上げし増税に突っ走れば、賛成はできないことで一致した」と明言した。

 もっとも、小沢、鳩山両氏にとって戦況は不利だ。もし、一体改革関連法案をめぐる修正協議が調い、自民党が衆院採決で賛成票を投じれば、小沢系と中間派が手を握っても、成立を阻止することは難しい。

 首相側はすでに「造反リスト」を作成済みで、採決で勝算ありと踏む。首相が強気なのはこのためだ。

 前原誠司政調会長も14日の記者会見で、中間派が意見調整のための両院議員総会の開催を求める署名集めをしていることについて「両院議員総会は政策決定を行うところではない」と切り捨てた。

 一方、これまで首相と小沢氏の間を取り持ってきた輿石氏の立場が微妙になってきた。首相は13日の政府・民主三役会議で自民党の対案を修正し共同提案するよう前原氏に指示したが、実は輿石氏はこのことを事前に聞かされていなかった。

 首相の意に反して採決先送りに執念を燃やす輿石氏が首相からはしごを外されるのは自業自得だが、問題は、中間派の旧民社系に所属する城島光力国対委員長も首相の意図を事前に知らされていなかった点だ。旧民社党系の幹部は警戒感を隠さない。

 「民主党を割って自公と一緒にやるという前原氏と仙谷由人政調会長代行の思惑に首相は近づいている」

 前原、仙谷両氏は同じグループに属しており、「派閥闘争」のにおいが漂う。

 自民党古賀派の14日の定例会では出席者からこんな発言が飛び出した。

 「民主党の“治安”がどうなるかを見ておかなければ。シリアのようになるのかどうか…」(坂井広志)

8542チバQ:2012/06/17(日) 09:54:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120617-OYT1T00164.htm
「増税の前に…」小沢G議員、のぼり旗で演説
街頭演説で、消費増税反対を訴える民主党の木村剛司衆院議員=海谷道隆撮影 民主党の小沢一郎元代表グループなど同党内の増税反対派は、党政策調査会の合同会議や、野田首相自らが出席するとみられる両院議員総会か両院議員懇談会で反対論を噴出させ、首相と民主党執行部に衆院での採決を断念させたい考えだ。

 小沢グループ所属の木村剛司衆院議員は16日、東京都墨田区の東京スカイツリー前で、「増税の前にやるべきことがある」と書かれたのぼり旗を掲げて街頭演説を行った。

(2012年6月17日08時59分 読売新聞)

8544チバQ:2012/06/17(日) 10:59:50
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061501016
「離党対策法案」にどよめき=民主
 「きょうの本会議で『りとう』対策の法案が可決されます」。15日午後の衆院本会議に先立って開かれた民主党代議士会で、細川律夫代議士会長が離島振興法改正案の採決をこう説明し、出席者がどよめく場面があった。消費増税関連法案の採決をめぐり党分裂を懸念する議員らは、離島を「離党」と受け止めたようで、空気が変わったのを察した細川氏は「離れ島かな」と言い直した。(2012/06/15-22:39)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201206160076.html
'12/6/16
「りとう=離党」にビクッ 勘違いで民主議員騒然 民主党の細川律夫代議士会長が15日の党代議士会で離島振興法改正案について説明した際、出席者が「離島」を「離党」と取り違え、騒然とする一幕があった。消費税増税関連法案に反対する一部議員の離党が取り沙汰される中、党内が過敏になっているようだ。

 細川氏は「今日の衆院本会議で『りとう』対策の法案が通過する」と発言。場内の反応を見て、すぐに「大変失礼した」と勘違いさせたことを陳謝した。その後、議員立法の同法案を取りまとめた打越明司衆院議員が「時節柄、字を間違えないように」と呼び掛けると失笑が広がった。

8545チバQ:2012/06/17(日) 11:07:58
http://mainichi.jp/select/news/20120617k0000e010112000c.html
消費増税:苦悩の民主中間・反対派
毎日新聞 2012年06月17日 10時08分

 民主党は週明けの18日、党税制調査会などの合同会議を開き、税と社会保障の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意について党内の了承を取り付ける方針。15日の合意を受けて地元に戻った増税反対派や中間派の若手議員たちは、対立してきた自民党との協力やマニフェスト政策の棚上げに対する支持者の反発に苦しみながら、厳しい判断を迫られている。

 「多くの仲間の議員と消費増税法案の採決阻止に向け戦いたい」。小沢一郎元代表を支持する木村剛司衆院議員(東京14区)は16日、街頭演説で訴えた。脇には小沢グループで製作した「増税の前にやるべきことがある」ののぼり旗。しかし、3党合意によって法案可決は確実な情勢となり、小沢グループ内には「中間派は総崩れだ。造反は多くても50〜60人」との悲観論が広がる。

 社会保障を重視する公明党の合意参加も中間派の反発を薄める効果を生んでいる。食料品などの消費税率を抑える「軽減税率」の検討が合意に盛り込まれ、後藤祐一衆院議員(神奈川16区)は「マニフェストはぎりぎり守られた。主婦が期待するのは軽減税率。与野党で協議すればいい」と賛成を明言する。

 2大政党と第3党の「談合」への風当たりも強く、関西地方の中間派議員は支持者から「自民党と何も変わらないじゃないか」との批判を浴びせられた。関東地方の中間派議員は「3党で合意しても国民の多数は増税反対だ」と迷いを隠さない。【青木純、光田宗義】

8546チバQ:2012/06/17(日) 11:10:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120617-00000062-san-pol
民主内、対立が激化 3党合意 21日の採決焦点
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 民主、自民、公明の3党が社会保障・税一体改革関連法案の修正で合意したことを受け、今後の焦点は野田佳彦首相が法案の衆院通過期限とした今国会会期末の21日に向けた攻防に移った。最大の関門は18日から始まる民主党内の了承手続きだが、小沢一郎元代表ら反増税派は猛反発しており、党分裂含みの様相を呈している。一方で自民党は衆院解散・総選挙への圧力を強めており、首相は難しい判断を迫られそうだ。

 修正合意から一夜明けた16日、東京スカイツリー前で街頭演説に臨んだ自民党の谷垣禎一総裁は「法案が成立したら首相は国民に信を問わなければならない。強く求める」と訴えた。

 石原伸晃幹事長も都内で記者団に、早期解散を重ねて求めた上で「(採決に)反対すると言っている人は切ればいい」と述べ、首相に小沢氏らとの決別を求めた。

 政府・民主党は参院での審議などを見据え、すでに2〜3カ月程度の会期延長方針を固めている。このままズルズルと採決を先送りされ、解散も遠のくのではないか−。谷垣氏らが修正協議中は控えていた解散要求を再び強めたのは、21日までの法案採決という首相方針を、党分裂回避を最優先させる輿石東(こしいし・あずま)幹事長らに押し戻されるのではという疑念からだ。

 こうした疑念を払拭すべく岡田克也副総理は16日の講演で「民主、自民、公明3党を合わせると圧倒的多数なので、法案は成立する可能性は高い」と強調。党内の了承手続きについても「3党で合意したから変わることは想定していない」と小沢氏らを牽制(けんせい)した。

 だが、小沢氏に近い川内博史衆院議員は、同日のTBS番組で「合意したというが、党内手続きは終わっていない」と徹底抗戦を宣言。対立は激化の一途をたどっている。

8547チバQ:2012/06/18(月) 23:10:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061800995
反対・中間派に温度差も=除名処分を懸念−一体改革・民主
 消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意について、民主党が18日に着手した了承手続きでは、消費増税反対派から批判の声が相次いだ。ただ、法案の採決で造反すれば厳しい処分は免れない情勢で、増税反対派や中間派の間では、その姿勢に温度差も表れ始めた。
 民主党が18日、党内手続きのため都内のホテルで開いた政策調査会の合同会議。前原誠司政調会長が速やかな了承を求めたのに対し、小沢一郎元代表に近い階猛氏は「マニフェスト(政権公約)を実現するために消費税率を上げるなら分かるが、消費税率を上げるためにマニフェストの旗を下ろすのは納得できない」と猛反発。森裕子氏らは両院議員総会の開催を要求した。
 3党の修正合意では、自民党案にあった「現行制度を基本」との文言は削除し、民主党の公約の最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などは有識者らの会議の議論に委ねた。これに関し、小沢氏に近い東祥三前内閣府副大臣は18日のTBS番組で「(マニフェストの旗を)下げたから(3党は)まとまった」と批判。一方、同じ番組で中間派の小沢鋭仁元環境相は「(旗は)上げている」と述べ、食い違いを見せた。
 反対、中間両派は、表向きは両院議員総会の開催要求で足並みをそろえている。反対派の大多数は、修正案を了承するかどうかは両院総会で多数決で決めるべきだと主張しているが、中間派の間では「丁寧に平場で議論すればいい」(ベテラン)という意見が多い。こうした情勢を踏まえ、輿石東幹事長は議決権のない両院議員懇談会を20日に開く方針だ。
 反対派内でもほころびが見え始めた。合同会議に先立って開かれた小沢グループを中心とする会合では、鳩山グループの川内博史氏が「採決は欠席しよう」と主張したが、小沢氏に近い議員らは「反対で固まっている」と一蹴した。
 民主党内では、野田佳彦首相が政治生命を懸ける一体改革法案に反対すれば除名処分もあり得るとの見方が強く、小沢グループも反対での結束は容易でない。同グループ内では、除名の可能性もにらんで政党名を入れないポスターを発注する動きもあるが、「政務三役は賛成だろう」(中堅)との弱音も漏れている。(2012/06/18-22:25)

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8549チバQ:2012/06/19(火) 21:44:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T00189.htm
孤立の恐れ…造反後の展望描けぬ小沢グループ

 民主党の小沢一郎元代表グループは、消費税率引き上げ関連法案に造反の動きを強めているが、造反後の展望は必ずしも描けていない。

 党執行部は、造反に対する厳正処分をちらつかせ、引き締めに努めている。

 小沢グループの幹部は18日、国会内で対応を協議し、消費増税法案に反対する方針を確認し、衆院で約80人いるグループ内の投票動向を分析した。

 昨年、菅内閣に対する内閣不信任決議案の採決で、小沢氏は欠席し、グループ内からは「中途半端だった」と失望する声が出された。このため、消費増税法案には反対するとの見方が強い。グループ幹部が「反対」で意見を集約しようとしているのは、小沢氏と足並みをそろえるとともに、「消費増税に反対意見の強いグループの若手を、『欠席』や『棄権』でまとめるのは容易ではない」という事情もある。

 もっとも、民主、自民、公明3党の協議が整い、民主党の中間派にも賛成論が広がったことで、小沢グループは孤立しつつある。小沢氏と連携してきた鳩山元首相は18日、輿石幹事長と国会内で会談して着地点を模索するなど、「絶対反対」の主戦論とは距離を置き始めた。小沢グループ内では、政務三役を中心に法案に賛成する意向の議員もいる。

 小沢グループ幹部はこのため、現実的目標を「反対票を50人強そろえ、与党勢力を事実上、過半数割れに追い込む」ことに定めた。「小沢グループ議員がいなければ、与党だけで法案を可決できなくなる」として野田政権を揺さぶる戦略だ。

(2012年6月19日09時03分 読売新聞)

8550チバQ:2012/06/19(火) 22:43:36
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061900950
小沢系、「反対54人」確保に懸命=民主、分裂含みの様相−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決が迫る中、民主党の小沢一郎元代表を支持するグループは新党結成も視野に、反対票固めに懸命だ。しかし、連携を期待した中間派の動きは鈍く、グループ内すらも一枚岩とは言えない。与党を半数割れに追い込む54人を確保できるか不透明だ。
 民主党は19日、前日に続いて政策調査会の合同会議を開いた。小沢グループはこれに先立ち、都内のホテルに構えた臨時事務所に20人余りが集まり、了承手続きをできるだけ引き延ばすことを確認した。グループの若手は「採決前に内閣不信任決議案を出したいくらいだ」と強調。同党は分裂含みとなってきた。
 小沢氏は同日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫元首相と会談。党分裂を懸念する鳩山氏が「小沢氏の周りでいろんな意見があるようだ」と水を向けたのに対し、小沢氏は「みんなが納得する道はまだある」と語った。
 小沢氏にとって風向きは良くない。修正合意した民主、自民、公明3党に、与党の国民新党と消費増税に賛意を示しているたちあがれ日本の議席を合わせると、この中から196人が反対しない限り、関連法案の衆院可決は揺るがない。小沢グループの衆院議員は約80人いるが、否決は事実上不可能だ。
 一方、民主党から54人以上の反対が出た場合、与党だけでは半数に届かなくなる。全員を除籍(除名)処分にすると、自公両党などの協力がなければ、2012年度予算執行に必要な特例公債法案など残る重要法案の衆院通過もおぼつかない。野田政権が立ち往生しかねない場面も予想され、小沢氏に近い議員からは「54人が反対すれば、執行部も厳しい処分はできないだろう」との声も上がる。
 ただ、「確実に反対するのは現状では40人台の後半」(中堅)とされる。消費増税に反対すれば最大の支援団体である連合と対立することから、小沢グループ内でも反対をためらう議員が少なくなく、苦しい闘いを強いられている。(2012/06/19-21:42

8551チバQ:2012/06/19(火) 22:44:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120619/plt1206190639000-n1.htm
小沢グループ、行き場失い先鋭化!造反60〜70人か2012.06.19


 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に対し、民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力は了承に徹底抗戦した。だが、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」は造反に踏み切らない公算が大きい。中間派が総崩れになれば、小沢系は容赦なく除籍処分を下される可能性がある。行き場を失う恐れのある小沢系は一気に先鋭化した。

 「あなたに一任していない!」

 18日夜、都内のホテルで行われた政策調査会合同会議。約300人が出席する中、後方にいた小沢系幹部、東祥三元内閣府副大臣はマイクを受け取ると、ひな壇にいる前原誠司政調会長に近づき一喝した。

 「これでは自民党への全面降伏だ」「両院議員総会で多数決で採決しろ」…。

 噴き出す3党合意への異論。前原氏は「一任をお願いしたい」と繰り返したが、その声は「幹事長を出せ。おまえが出る幕じゃない」などの怒号にかき消されていった。開始から約3時間後、輿石東幹事長は前原氏と連絡をとり「一呼吸おいたほうがいい」と述べ、18日中の了承を見送るよう指示した。

 この日は紛糾したとはいえ、批判の声を上げた多くは小沢系。そこにはこのままでは孤立しかねないとの焦りがうかがえる。当初、小沢氏は中間派を巻き込み反対勢力の拡大を狙った。しかし、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた最低保障年金創設などは撤回を免れ、経済成長率「名目3%、実質2%」の努力目標も削除されなかった。厚労族やデフレ脱却を求める議員などの中間派は造反の「大義」を見失った。

 旧民社党系の田中慶秋副代表、鹿野道彦前農林水産相を支持する中山義活元経済産業政務官ら中間派グループ幹部は18日、「3党合意は重い」との認識で一致した。中山氏は「一定の方向に行かざるを得ない」と賛成を示唆した。

 小沢系から徐々に距離を置く中間派。小沢系は態度を一層硬化させた。

 「欠席なんて論外だ!」

 小沢氏率いる「新しい政策研究会」の幹部会では採決に反対する方針を確認した。都内のホテルに拠点まで設け、18日夜の合同会議後も幹部らは集結し、結束を誓い合った。

 それでも小沢系が造反で足並みをそろえられるかは疑わしい。除籍処分を下されたところで「小沢新党」の展望が見えないからだ。

 「造反は60〜70人いる。民主党は過半数割れだ。処分できるのか」

 小沢系からは野党が不信任案を提出することを前提に「脅し」にも似た発言が漏れるが、これも処分を免れたいとの思いの裏返しにほかならない。党分裂を避けたい鳩山由紀夫元首相は自らのパーティーで処分に否定的な考えを示した。

 「政策への判断は賛否があってしかるべきだ。既得権との戦いだ。旗を振って行動しなければならない。その旗には『友愛』と書かれています…」

 合意反対、採決先送りなど党内からの圧力が強まるなか、野田佳彦首相の「後見役」の藤井裕久党税制調査会長は都内で開かれたシンポジウムで、外遊中の首相の考えを代弁するかのようにこう言い切った。

 「消費税がいかに日本の社会保障にとって大事か。『おまえはけしからん』となったら選挙に負ければいい。それだけのことだ」

8552チバQ:2012/06/20(水) 23:24:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062000993&j4
民主、造反60人超も=野田首相、成立へ結束要請−増税法案採決、22日以降
 民主党は20日夕、憲政記念館で野田佳彦首相も出席して両院議員懇談会を開き、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意について議論した。首相は一体改革の必要性を強調し、法案の今国会成立に向け協力を要請した。しかし、造反の動きは小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の一部などにも広がっており、衆院採決では60人超が反対、棄権する可能性が出てきた。党分裂含みの緊迫した展開となっている。
 政府・民主党は20日午前の三役会議で民自公の3党合意を了承。3党は夜、合意した社会保障制度改革推進法案と、認定こども園法改正案を衆院に共同提出した。首相は国会会期末の21日までの衆院採決を目指していたが、民主党内の手続きの遅れなどから、衆院本会議での採決は会期延長後の22日以降にずれ込む見通しだ。
 約350人が参加した両院懇談会では、首相が「一定の時期に結論を出し、皆で力を合わせ乗り越えていく政党をつくりたい」と述べ、一体改革関連法案成立へ結束した対応を求めた。しかし、出席者からは「増税先行だ」などと異論が続出し紛糾。最終的には議長役の直嶋正行両院議員総会長が「野田代表(首相)と輿石東幹事長に対応を一任したい」と宣言し、終了した。 
 小沢氏らは、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などが棚上げされたことや、前原誠司政調会長が党内議論を打ち切ったことに強く反発。小沢グループ幹部は20日、「50人の反対は固めた」と強調した。また、首相周辺も「(造反規模は)欠席も含めて最大70人ぐらい」と厳しい見方を示した。
 採決では自公両党が賛成に回るため、法案否決は絶望的だが、小沢氏らは与党を衆院の半数割れに追い込むのに必要な「反対54人」の確保を目指している。
 一方、民自公3党は21日午前、国会内で幹事長会談を開く。3党の政調会長も同席し、実務者で修正した合意内容を格上げして確認する。法案は、早ければ21日の衆院特別委員会で修正案の質疑と採決が行われ、22日に衆院通過する見通しだが、自公両党は幹事長会談で民主党に対して採決日程を明示するよう迫る考えだ。
 首相は当初、20日に自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表との党首会談を行う意向だったが、見送られた。自公両党が早期の衆院解散を要求することを見越し、民主党の輿石幹事長が開催に否定的なことが影響したとの見方が3党内で出ている。(2012/06/20-22:42

8553チバQ:2012/06/21(木) 00:24:46
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062001020
民主内、採決にらみ緊迫=多数派工作が激化−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決に向け、民主党内で野田佳彦首相と小沢一郎元代表をそれぞれ支持するグループを中心に多数派工作が激しくなってきた。造反が54人に達して全員を除籍(除名)処分にすれば、衆院も与党が半数を割り込み、政権運営は極めて難しくなる。両グループの攻防は、採決直前まで続くとみられる。
 「わが党の社会保障案がベストだが、(自民、公明との)3党でやる以上、百点満点は取れない」。20日夕の民主党両院議員懇談会で、首相は3党の修正合意に理解を求めた。しかし、小沢グループの議員からは「(党大会に次ぐ議決機関の)両院議員総会に切り替えて採決すべきだ」などと異論が相次いだ。
 野田グループは、反対を明確にしている議員を翻意させるのは無理とみて、態度を決めかねている議員に絞って個別に接触。「将来を考えた方がいい」などと造反した場合の処分をちらつかせて説得に当たっている。
 同グループの近藤洋介氏は20日のBS朝日の番組で、採決で反対すれば除籍は当然と強調する一方、「棄権の場合は議論の余地がある」と語った。与党の半数割れを回避するため、造反者をなるべく棄権に踏みとどまらせる意図がある。昨年6月の菅内閣不信任決議案をめぐる採決の造反で、当時の執行部が賛成は除籍、棄権は党員資格停止とした経緯もある。
 対する小沢グループは、幹部の東祥三氏が同じ番組で新党結成の可能性に言及。小沢氏自身は20日、衆院議員会館の自室に、態度を明確にしていない議員を個別に呼んで説得した。小沢氏に呼ばれた若手の一人は「反対という思いになってきた」と語った。
 旧民社党系と鹿野道彦氏のグループが20日の会合で賛成の方向となるなど、中間派の多くは賛成に傾いている。このため、小沢グループは足元固めに力点を移しているが、執行部側の切り崩しを受け、「威勢のいいことを言っていたやつほど落ちていく」(小沢グループ若手)との嘆きも漏れる。小沢グループの別の若手は、安住淳財務相から携帯電話に着信があったのを黙殺しながらも、「安住氏には世話になっているので困っている」と揺れる胸の内を吐露した。(2012/06/20-21:14)

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8554チバQ:2012/06/21(木) 00:26:12
誰だよ。。。号泣って

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120620-OYT1T00260.htm
号泣する小沢G幹部…「前原氏一任」に怒号も

 民主党は19日深夜、政策調査会の合同会議と役員会を相次いで開き、社会保障・税一体改革関連法案の修正に関する党内手続きに区切りをつけた。

 全議員対象の合同会議は前原政調会長が「一任」を宣言して打ち切ったため混乱し、党内の亀裂は深まった。野田首相は20日、両院議員懇談会で理解を求める考えだ。

 合同会議は党本部で報道陣に非公開で行われた。

 出席者によると、会議が終わったのは、中間派の中山義活衆院議員が「今日は台風がすごい。人道上、1回ここで終わりにしたい」と求めたのがきっかけだ。前原氏がこの後、「全員が賛成なら『了承』だが、異論もあるので、政調会長に一任いただきたい」と述べ、「駄目だ」という怒号と拍手の中で会議を閉じた。

 小沢一郎元代表グループの議員らが詰め寄ったが、前原氏は退室し、号泣する小沢グループ幹部もいたという。「完全に分裂だ」との声も上がった。

(2012年6月20日09時57分 読売新聞)

8555チバQ:2012/06/22(金) 00:15:03
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212201027-n1.htm
【小沢氏造反】「新党視野」は剛腕、最後の賭け2012.6.21 22:00
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輿石東幹事長との会談後、記者団の質問に答える小沢一郎元代表=21日午前、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)【拡大】

 民主党の小沢一郎元代表が一体改革関連法案の衆院採決へ反対を宣言、新党結成を視野に動きだした。同調者が膨らめば、党分裂や政権基盤弱体化に直結。剛腕「最後の賭け」は衆院解散の引き金や政界再編の序曲となる可能性をはらむ。

 「総選挙で勝ち残れるよう全力で取り組む」。21日夕、支持議員を前に、小沢氏は新党結成の可能性に触れながら、次期衆院選での必勝を強調した。出席者の一人は「新党参加の最終意思確認だ」と明かす。

 47歳で自民党幹事長に就任した小沢氏も70歳。最後の戦いとの見方も。同氏周辺は「次期衆院選で増税の是非が争点になる」。増税に踏み切った民主党が衆院選で劣勢を強いられるとの予測が同氏の背中を押す。新党を結成し、衆院選で一定の勢力を確保し、政界再編でキャスチングボートを握るという青写真も描いているようだ。しかし、渡部恒三最高顧問は21日、「小沢君に新党をつくってもらいたいなんて期待は国民にない」と突き放した。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212027025-n1.htm
【小沢氏造反】「新党言及会合」の出席者2012.6.21 20:27
 小沢一郎元代表が新党結成に言及した21日の会合への出席が確認された民主党衆院議員は次の通り。

 小沢一郎(14)、東祥三(5)、山岡賢次(5)、山田正彦(5)、黄川田徹(4)、牧義夫(4)、小泉俊明(3)、小宮山泰子(3)、鈴木克昌(3)、樋高剛(3)、青木愛(2)、太田和美(2)、岡島一正(2)、古賀敬章(2)、階猛(2)、辻恵(2)、中川治(2)、松崎哲久(2)、横山北斗(2)、相原史乃(1)、石井章(1)、石原洋三郎(1)、石森久嗣(1)、大谷啓(1)、大山昌宏(1)、岡本英子(1)、笠原多見子(1)、加藤学(1)、金子健一(1)、川島智太郎(1)、菊池長右エ門(1)、木村剛司(1)、京野公子(1)、熊谷貞俊(1)、黒田雄(1)、菅川洋(1)、瑞慶覧長敏(1)、高松和夫(1)、橘秀徳(1)、玉城デニー(1)、中野渡詔子(1)、萩原仁(1)、橋本勉(1)、畑浩治(1)、福嶋健一郎(1)、水野智彦(1)、三宅雪子(1)、村上史好(1)、柳田和己(1)

(敬称略。丸数字は当選回数)

8556チバQ:2012/06/22(金) 00:24:02
http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY201206210567.html
2012年6月21日21時38分
民主の亀裂拡大 小沢系50人、増税法案反対で結束確認
 民主党の小沢一郎元代表は21日のグループ会合で、消費増税関連法案の衆院採決で反対する意向を表明した。その後、東京都内のホテルにグループ所属の衆院議員約50人が集結。法案に反対する方針で結束を確認した。民主党内の亀裂は大きく広がっている。

 小沢氏は、グループ所属議員を前に「総選挙もいつになるかわからない。総選挙で勝ち残れるようなことを全力で取り組んでいく」とあいさつした。

 会合には出席できなかった小沢グループの議員が複数いるほか、鳩山由紀夫元首相のグループや中間派にも同調を検討する動きがある。54人以上が離党すれば与党の衆院勢力は過半数を割り込み、野田佳彦首相の政権運営に大きな打撃となるのは必至だ。

 衆院は21日の本会議で、国会の会期を9月8日まで79日間延長することを民主党などの賛成多数で可決。自公両党は反対した。消費増税関連法案の衆院本会議採決は、26日になる見通しだ。

8557チバQ:2012/06/22(金) 00:24:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120621/plc12062122590017-n1.htm
【分裂】
小沢系造反「54人」攻防激化 仁義なき多数派工作始まる
2012.6.21 22:57 (1/2ページ)

 自身を支持するグループとの会合を終え、ホテルを出る民主党の小沢元代表=21日夜、東京都港区
 ついに、来るべきときが来た。民主党の小沢一郎元代表がいよいよ、野田佳彦首相への牙をむき、消費税増税法案の衆院採決での造反を明言した上で、新党結成の可能性もちらつかせた。当面の目標は、与党を衆院過半数割れに追い込むために必要な「54人」の造反議員の確保だ。これに対し、首相は法案採決の先送りによって時間を稼ぎ、反対勢力の切り崩しを図ろうとしている。水面下では、仁義なき多数派工作が始まっている。

 21日午後、都内のホテルに小沢系議員ら反対勢力が続々と集結した。

 「われわれの考えを訴えて、一人でも多く仲間を増やしていこう!」

 小沢氏が気勢を上げると会場は拍手万雷。新党にも言及し、“結党大会”の様相を呈した。小沢氏はその後、別室で個別に面談。「この日を待ってました」と語る側近議員とガッチリ握手を交わした。

 会合に集まったのは49人。このうち45人は確実に造反する見通しだ。小沢系以外からも10人ほどの同調者が出る可能性があり、参加者の一人は「すでに『K点』は越えた」と自信を見せる。このことは、野党が内閣不信任決議案を提出した場合、可決が可能になることを意味する。

 熱気に包まれた“造反集会”の約5時間前、輿石東幹事長は、国会内の民主党幹事長室に慌てて駆け込んだ。待っていたのは小沢氏だった。

 小沢氏「私どもの主張は国民のために正義だと思っているので曲げるわけにはいきません」

 輿石氏「ご本人の意思ですから良しとしなければならないでしょう」

 会談後は記者団に「国民の生活が第一。約束したことを実行するための選択肢はいくつかある」と語り、「新党結成」を示唆した。

 小沢氏の動きに首相側もすぐさま反応した。

 動いたのは岡田克也副総理。衆院議員会館の鳩山由紀夫元首相の事務所を訪ねた。鳩山氏がこの日、記者団に「消費税はやらないと訴えて選挙に大勝利した。その責任は取らなければいけない」と“造反”を示唆していたからだ。

 「党の創業者なんですから賛成してください」

 岡田氏はそう説得したが、逆効果だったようだ。鳩山氏は「(説得は)内閣の一員がやることではない。採決を急ぐということは党を分裂させたいということだ」と反発した。

 首相側は硬軟織り交ぜた切り崩し工作を展開している。反増税強硬派とみた議員には、処分としては最も重い「除籍」をちらつかせる。一方で、首相に近い議員は「欠席で思いとどまれば、除籍せずに党員資格停止にしたい」とささやく。狙いは小沢系分断工作だ。

 こうした中、小沢系や中間派の事務所には差出人不明の封筒が送りつけられた。中に入っていたのは週刊文春に掲載された小沢氏の妻、和子さんの“離縁状”とみられるコピー。権力闘争は泥仕合に発展し、「決められない政治」を助長している。(坂井広志)

8558チバQ:2012/06/22(金) 00:28:08
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062100659
小沢氏、新党結成辞さず=49人が結束確認−分裂危機、民主緊迫
 民主党の小沢一郎元代表は21日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案に反対する党所属議員との会合で、離党して新党を結成する可能性に言及した。会合には49人が出席。小沢氏は関連法案の採決で反対票を投じる考えを表明しており、全員が結束して行動することを確認した。消費増税に反対する同党議員に同調を呼び掛けており、造反者の規模が焦点。民主党の分裂は不可避な情勢だ。
 会合の出席者によると、小沢氏は野田佳彦首相に対して民主党マニフェスト(政権公約)の原点に立ち返るよう求め、「次善の策として新党の立ち上げを考える」と明言。採決に向け「われわれの主張が大きな渦になるようにやっていこう」と、反対票上積みに努めるよう指示した。小沢氏周辺は「集まった人の思いは同じだ」と述べ、49人は結束して反対するとの見通しを示した。
 小沢氏らは、民主党から54人が反対に回れば、与党が衆院で半数に届かなくなることを念頭に、反対票固めを進めている。執行部は、反対した議員には除籍(除名)を含む厳しい処分で臨む構えだが、小沢氏周辺は「除名も覚悟の上だ」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。 
 自民、公明両党との修正合意で、民主党がマニフェストに掲げた最低保障年金創設などが棚上げされたことや、同党の前原誠司政調会長が19日の党内論議を途中で打ち切ったことに対しては、小沢グループ以外の議員からも反発する声が出ている。このため小沢氏らは、中間派に対しても造反への働き掛けを強めている。
 一方、首相サイドは造反封じに全力を挙げている。前原氏は「党所属議員には党議拘束がかかる。しっかり従ってほしい」と反対派をけん制。岡田克也副総理は21日午後、小沢氏と歩調を合わせてきた鳩山由紀夫元首相を衆院議員会館に訪ね、「党の創業者なのだから、法案に賛成してほしい」と要請した。鳩山氏は「党の分裂につながる。60人が党を出て行けば、他の法案が通らなくなる」と指摘、採決先送りを主張した。(2012/06/21-22:39)

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8559チバQ:2012/06/22(金) 00:28:51
>>8555参議院はゼロなんですかね?

8560チバQ:2012/06/22(金) 00:32:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120621-00000093-mai-pol
<一体改革>小沢氏「新党考える」…政権揺さぶる瀬戸際戦術
毎日新聞 6月21日(木)21時34分配信


拡大写真
親しい議員との会合のため東京都内のホテルに入る民主党の小沢一郎元代表=2012年6月21日午後3時26分、石井諭撮影

 通常国会の会期を9月8日まで79日間延長が決まった21日、民主党の小沢一郎元代表は税と社会保障の一体改革関連法案の衆院採決で反対することを輿石東幹事長に伝え、小沢グループの会合では離党・新党結成も視野に行動することを宣言した。しかし、「小沢新党」の展望が開けているわけではなく、強気の発言でグループの結束を図るしかない「瀬戸際戦術」の側面も否めない。党分裂を避けたい輿石氏ら民主党執行部は野田佳彦首相が21日を目指してきた衆院採決を26日に先送りし、反対派・中間派を説得する時間稼ぎへと動いた。

【民主党内手続き二転三転…】意思決定システム未熟

 小沢元代表は21日、東京都内のホテルにグループ議員49人(元代表本人も含む)を集め「まず最善の策を追求し今の政権の考え方を変えるように頑張る。ただ、次善の策として新党立ち上げも考えねばならない」と離党・新党結成に言及した。

 ただ、政治資金規正法違反事件で控訴された元代表を取り巻く政治状況は厳しい。連携を期待していた石原慎太郎東京都知事からは「死んでも小沢とは組まない」と突き放され、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」も元代表との連携には慎重だ。新党結成は孤立につながりかねない「いばらの道」。そのため、小沢グループ内には採決での造反をためらう声もある。21日のグループ会合に出席した議員は「採決で反対し、離党する」との文書に署名するよう求められ、大半は応じたが、ためらったうえで断る議員もいたという。

 小沢グループは選挙基盤の弱い若手が多く、衆院解散・総選挙は避けたいのが本音。「離党・新党」をちらつかせるのも政権の主導権を握るための揺さぶりとの見方も根強く、元代表と距離を置くベテラン議員は「離党の署名簿を使い、首相や輿石幹事長に揺さぶりをかけるつもりだろう」と警戒する。

 昨年6月、当時の菅内閣に対する不信任決議案を野党が提出した際も、小沢元代表はギリギリまで造反(不信任案への賛成)をグループ議員に呼びかけながら、最終的には採決を欠席した。

 民主、自民、公明3党の議席数は衆院の約9割を占める。民主党内では既に45人前後が反対票を投じる意向を固めているが、党内最大勢力を誇る小沢グループ約100人が全員造反しても消費増税法案の可決は確実だ。

 それでも民主党執行部が造反者数を抑えようとするのは、離党者が54人以上になれば、国民新党と合わせた与党の議席数が衆院の半数を割り、少数与党に転落するからだ。そうなれば、野党と小沢新党の賛成で内閣不信任決議案の可決も可能になる。

 そのため輿石氏は造反を最小限に抑えようと、衆院採決の先送りへ動いた。21日午前の幹事長会談では「22日をめどに最大限努力する」と自公側に伝えながら、21日夕の衆院一体改革特別委員会の理事会では26日に委員会と衆院本会議で採決する日程を提案。自公以外の野党には徹底審議を求める意見が強く、自公両党も26日採決を受け入れざるを得なかった。【田中成之】

8561とはずがたり:2012/06/22(金) 09:22:43
このバカの発言を投下するのもバカバカしいけど。

民主党:鳩山由紀夫元首相 離党の可能性を示唆
毎日新聞 2012年06月06日 20時40分(最終更新 06月06日 20時46分)
http://mainichi.jp/select/news/20120607k0000m010052000c.html

 鳩山由紀夫元首相は6日のBS11の番組で「民主党を作った張本人として『民主党を割る』という話は口が裂けても、本来は言うべきことではない。ただ、民主党より国民の暮らしが大事だという立場からどう行動すべきか考えねばならない時を迎えている」と述べ、消費増税法案の採決を巡って離党することもあり得るとの考えを示唆した。

 鳩山氏は「自分自身を捨ててでも行動すべき時は行動しなければならない」とも発言。また、大阪維新の会との連携の可能性を問われ「国民の暮らしが一番という政策を実現できるような集団と協力関係を作ることは十分あり得る」と意欲を示した。【木下訓明】

鳩山元首相:新党に「同調せず」
http://mainichi.jp/select/news/20120622k0000m010113000c.html?inb=yt
毎日新聞 2012年06月22日 01時03分

 民主党の鳩山由紀夫元首相は21日夜、小沢一郎元代表が離党・新党結成の可能性に言及したことについて「私どもの考え方こそ民主党の本来の考え方だと国民や執行部に理解してもらいたい。すぐに新党運動に同調していくということではない」と語り、自身の離党には否定的な考えを示した。【木下訓明】

8562名無しさん:2012/06/22(金) 09:27:44
富山の状況
リンク先はユーザー登録しないと見られません

【動く政界とやま2012】広野氏、同調を示唆 小沢氏が新党視野
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120622/61482

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決を前に、民主党の小沢一郎元代表が21日反対する方針を表明し、新党結成の可能性にも言及した。小沢氏側近で民主県連代表を務める広野允士参院議員は「現状では反対」と明言し、参院採決で造反する可能性を示唆。小沢新党が結成された場合、自身の参加にも含みを持たせた。県連内では離党を懸念し、次期国政選挙へのダメージを危惧する声も上がる。村井宗明衆院議員は法案に賛成する見通し。

 政権交代した2009年衆院選のマニフェストを最重視する広野氏は、流動的な側面があることに加え、参院採決まで時間があることから、情勢をよく見極める構え。だが「法案の修正がなければ駄目だ」と述べ、参院採決で造反もあり得る。

 長年にわたって小沢元代表と行動を共にしてきた側近として、これまでも新党結成や党分裂など緊迫した局面を経験。新党が結成された場合は「国民や支持者の考え方を聞きながら判断する」と述べ、離党して参加する可能性もある。21日も小沢氏を支持する議員でつくる勉強会に参加し、最前列で熱心に耳を傾けた。

 消費税増税をめぐっては党執行部と考え方に大きな開きがあると指摘。執行部に対し「衆院では民主が多数を占めるのに、なぜ自民、公明の要求ばかりを受け入れるのか」と苦言を呈し、党内をはじめ各党間で十分に議論すべきと主張する。

■「非常に心配」
 広野氏は昨年6月に村井宗明衆院議員の後を継いで代表に就任したばかりだ。

 民主県連の前身の「民主党とやま」は1997年に発足。初代代表は砺波市出身の前川忠夫参院議員(当時)で、2000年9月に谷林正昭参院議員(同)にバトンタッチ。04年8月に村井衆院議員が代表に就き、広野氏は昨年6月の県連定期大会で4代目の代表に就任した。

 「非常に心配している」。県連幹事長の坂野裕一県議は、広野氏が次期衆院選や来夏の参院選に向けた候補擁立に向け主導的な役割を果たしており、「もし離党すれば多大な影響がある。何とか踏みとどまってほしい」と求める。

 さらに長年広野氏を支え、結束力が強いとされる支持者が広野氏と共に民主から離れることは、次期衆院選富山1区の村井氏に不利に働くと危機感を募らせる県議もいる。

 「参院の採決で、広野氏が反対票を投じた場合、県連代表の辞表を出すのではないか」。県連幹部の一人は、参院採決時点が焦点とみる。坂野氏は「党執行部は挙党一致のため粘り強く努力してほしい」と注文する。

■執行部に不満
 村井氏は衆院災害対策特別委員長の立場にあることも考慮し、衆院採決では「基本的には造反しないつもり」と話す。

 その一方で、民主、自民、公明3党で合意した修正案に強く反発。「国民のための社会保障の充実を目的とした消費税増税だったはずだが、自民は民主マニフェストを阻止することしか考えていない」と批判。修正案に譲歩した民主執行部にも不満をあらわにする。党内の一部議員が造反する動きを見せていることに一定理解を示し「党内でもっと議論すべきだ」と強調する。(政治部・一川孝文、東京支社編集部・室田雅人)

8563チバQ:2012/06/22(金) 21:53:00
>>8561
すんません、その2つの記事 馬鹿馬鹿しくて読みもしませんでした・・・

8566チバQ:2012/06/22(金) 22:09:23
http://mainichi.jp/select/news/20120623k0000m010077000c.html
小沢元代表:瀬戸際戦術 離党、残留両にらみ
毎日新聞 2012年06月22日 21時47分(最終更新 06月22日 22時03分)

 消費増税法案への反対を明言し、離党−新党結成の可能性に言及した民主党の小沢一郎元代表は22日も、与党を衆院で過半数割れに追い込める「造反54人」の確保に全力を挙げた。「離党」か「残留」かの判断は、野田佳彦首相の出方を見極めながら両面作戦をとっているが、造反が「54」を上回る規模に拡大すれば、野田政権の基盤を揺さぶり、政局の主導権を握ることができると見ている。

 ◇側近「50人固まった」
 小沢元代表は22日午前、国会内の事務所で、側近議員と情勢を分析。昼には拠点とする国会近くのホテルで議員約30人と会食し、勢力確保に積極的に動いた。

 「8月解散、9月総選挙になるかもしれない。遅くとも来年1月解散、2月総選挙だろう」。元代表は21日、自身が会長を務める勉強会で語った。これまで解散については「いつあるか分からない」と語っており、具体的な時期への言及は異例だ。

 民主、自民、公明の3党合意は、野田首相が自民党の谷垣禎一総裁に自ら働きかけて実現した。3党の距離がさらに縮まっていけば、自公両党が求める早期の衆院解散・総選挙に首相は踏み切りかねない。元代表の側近議員は「解散は近いかもしれない。小沢元代表の離党言及はその危機感の表れだ」と解説する。

 21日の会合に参加した元代表のグループの衆院議員49人のうち30人は新人議員で、小沢元代表が代表時代、資金の面倒を見たり、秘書を選挙事務所に派遣するなど、物心両面で支援した議員たちだ。グループは強い結束を保っている。

 民主党から元代表ら54人以上が離党すれば野田政権は衆参両院で「少数与党」に転落し、政権運営は不安定化する。賛成署名50人分があれば内閣不信任決議案を提出することも可能だ。側近議員は「もう50人は固まった」とさらなる上積みにも自信を示す。

 ただ、昨年12月にはグループ議員9人が離党して新党きづなを結成。元代表の離党カードは、グループの結束を崩さないための便法という側面もある。

 今のところ、離党届に署名した議員が「本当の戦いは代表選だ」と語るなど、グループ議員も離党と残留の両面を見すえており、実際に離党となれば同調者は減るとの見方が強い。

 「すぐに選挙をしない、党を割らない」。輿石東幹事長は首相と元代表の2回の会談の確認事項として周辺にこう繰り返し、元代表のつなぎ留めに懸命だ。だが、小沢元代表と輿石氏の21日の直接会談も物別れに終わった。

 民主党の混乱を懸念する公明党幹部も21日、「民主党内で法案に賛成できない人たちが仕掛けてくる可能性がある」と語り、小沢元代表による不信任案提出→離党の可能性に言及した。【光田宗義】

8567チバQ:2012/06/22(金) 22:10:37
 ◇官邸、処分めぐり苦慮
 小沢元代表らの造反の動きが拡大していることに、首相官邸は危機感を募らせている。当初は「反対票を投じるのはせいぜい40人程度」(首相周辺)と、少数与党に転落する54人以上に届かないと見ていたが、50人を超す規模にまで膨らみつつあるからだ。「造反したら除籍」と締め付けを強めてきた官邸だが、民主党内からは処分を軽くし分裂を回避するよう求める声も強まっており、首相は難しい対応を迫られている。

 民主党の輿石東幹事長は22日昼、首相と会談後、同党議員に「(首相に)党内分裂を避けろと言いに行ったが、話がかみ合わなかった。あなたも説得に行ってくれ」と語った。軽い処分を模索する輿石氏に対し、首相は依然として首を縦に振らなかった。

 「処分問題でひよっては、さらに造反が増えてしまう」(首相周辺)との懸念から、首相側は強気な姿勢を崩していない。ただ、官邸のもくろみは崩れつつある。

 21日に小沢元代表が陣取る東京都内のホテルには、グループ所属の衆院議員約100人のうち予想を上回る49人が集まった。官邸側は「昨日の小沢系会合までは票読みをそれほど熱心にやっていなかったが、急にあたふたと始めた」(官邸関係者)という。野田グループは、欠席ないし反対とみられる六十数人のうち、同ホテルに行かなかった議員への説得を強めている。

 加えて、造反議員による不信任案提出→可決といった不測の事態を避けるためにも、分裂回避を優先して法案採決前に慎重な手続きを踏むよう求める声も中間派を中心に強まっている。鹿野道彦前農相は22日、首相官邸を訪れ、首相に「今こそ党内融和だ。党が割れるということがあってはならない」と求めた。鹿野氏によると、首相はうなずきながら聞いていたという。

 官邸関係者は「小沢元代表は自ら離党したいとは思っていない。除籍にする必要はないのではないか」と語った。【小山由宇】

 ◇「54」−−少数与党ライン
民主党の小沢一郎元代表が離党や新党結成をちらつかせる消費税政局で「54」という数字が攻防の焦点になっている。54人が同党を離党すれば、野田佳彦首相の政権運営は窮地に陥るからだ。

 衆院定数は480だが、欠員1のため479で、過半数は240。一方、与党勢力は、民主党289(議長を除く)と国民新党3の計292で、過半数を52議席上回っている。

 このため民主党の離党者が53人になれば、可否同数。その場合は、憲法の規定で衆院議長が可否を決める。議長は民主党出身の横路孝弘氏で、民主党の賛否に従うとみられる。

 しかし54人が離党すると、野田政権は立ち往生の危機に陥る。与党は少数与党に転落。与党単独で法案を可決させたり、野党から衆院に内閣不信任案を提出されても、否決したりできなくなるからだ。

 50人を超えることも意味を持つ。衆院規則28条の3の規定で、提出者1人と50人以上の賛成署名があれば、内閣不信任案を提出できるためだ。

8568チバQ:2012/06/22(金) 22:17:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000128-jij-pol
小沢氏、処分前の離党検討=野田首相、全衆院議員に協力要請へ
時事通信 6月22日(金)19時1分配信

 民主党の小沢一郎元代表は22日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で反対した後、党執行部の処分を待たずに離党し、新党を旗揚げすることも視野に対応の検討に入った。小沢氏らは、与党が衆院で半数を割り込む「反対54人」の確保に全力を挙げている。消費増税を推進する野田政権との決別を明確にして、「反増税」の立場をアピールする狙いとみられる。
 これに対し、党執行部は同日、造反を最小限に食い止めるため、週明けの25日に緊急の代議士会を開催することを決めた。野田佳彦首相と輿石東幹事長が出席して一体改革の必要性を説明、26日に行われる見通しの衆院本会議での採決では賛成するよう、全衆院議員に直接要請する。
 小沢氏は22日、都内のホテルで自身を支持する議員ら約20人と会合を開き、改めて結束を確認。小沢氏は「われわれの主張は正義だ」と強調した。また、各自が週末に地元に帰り、離党覚悟での反増税の主張に理解を求めることを申し合わせた。

8569チバQ:2012/06/23(土) 10:22:10
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206230003
オザワ政局 じわり余波
2012年06月23日


平野達男復興相(左)と達増拓也知事。政局次第ではたもとを分かつ可能性がある=4月1日、田野畑村、三陸鉄道の運行再開記念式典

 永田町の騒動はいつもオザワから―。消費増税関連法案に反対し、新党結成に言及する小沢一郎民主党県連代表らの動きに、同党籍を持つ達増拓也知事や県連は分裂回避に望みを託して政局を注視する一方、県政野党は冷ややかに受け止めている。


    ◇


 県連所属の平野達男復興相は消費増税法案に賛成する立場。22日の閣議後会見では「最後は総理、幹事長に一任となった。党を割りたいと思っている人は誰もいない。最後のぎりぎりまでいろんな調整をしてもらって、なにかいい方法があれば」と述べた。


 達増知事は報道陣に、消費増税関連法案の3党合意について「民主党のマニフェストに終止符を打ち、民主党であることをやめてしまうのが3党合意。一種の政治的事故
だ」と痛烈に批判。「事故調査委員会をつくって検証したほうがいい」と突き放した。


 小沢氏の離党と自身の身の振り方については「野田総理が考え方を改めて民主党としてあるべき姿に戻れば離党の話はなくなる。今はそれが最優先」と述べた。平野復興相については「しかるべき人が賛成してしまうのは一種の事故。そういう深刻な事故が起きないことを祈る」と話した。


 民主党県連の佐々木順一幹事長は増税反対の立場から「最善の策として3党合意が白紙に戻ればいい。採決延期も全くないとは言い切れない」と党の分裂回避に望みを託した。「26日に法案採決があれば(離党や新党など)次のステップに移る可能性があるが、今はまだコメントする段階にない」


 同党県議団は反増税で一枚岩というわけではない。小沢氏の地元、奥州選挙区選出の佐々木努氏は消費増税法案について「賛成やむなし。沿岸被災地の足かせにならないよう、十二分な配慮が大前提だ」という。


 小沢政局に県議会の野党は冷ややかだ。「民主がばたついて県議会の会派が分裂するかどうか、我々は端で見ているだけ。ただし、復興に影響のないようにしてもらいたい」と自民党県連の千葉伝幹事長は釘を刺す。衆院選を見据え「9月8日の会期末に衆院解散もあり得る。小沢さんがどういう人物か、有権者も分かっていると思う。こちらはすでに岩手1区から4区まで候補者をそろえている。きちんと訴えて起死回生だ」と息巻いた。


 地域政党いわての及川敦幹事長は「元来から県政よりも小沢政局という局面はいくつもあった。視点が県民にないのではないか」と指摘した。

8570チバQ:2012/06/23(土) 10:22:35
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206220004
県選出議員大半 消費増税に反対
2012年06月22日


民主党の輿石東幹事長との会談を終え、記者の質問に答える小沢一郎元代表(中央)=21日、衆院第1議員会館、小川智撮影

 消費増税関連法案をめぐり、県内議席を独占する民主党国会議員の賛否がはっきり分かれ、分裂含みの状況になっている。小沢一郎県連代表は21日も反対を明言し、県連所属の議員の多くも追随する。一方、平野達男復興相は内閣の一員として賛成の立場だ。


 小沢氏は同日午前、輿石東幹事長との会談後、社会保障改革が棚上げされていることなどを理由に法案反対を伝えたと語った。


 午後に開いた小沢氏グループの会合には、小沢氏を含め、県連所属の衆院議員5人全
員が出席した。小沢氏に同調している階猛氏(岩手1区)によると、小沢氏は野田政権の考え方を変えられなかった場合の次善の策として「やはり新党の立ち上げ」と採決後の離党、新党結成に言及したという。


 畑浩治氏(岩手2区)は事務所を通じ「法案には明確に反対」との意向を示した。「税と社会保障の一体改革といいながら、社会保障の部分は先送りされ、増税のみ先行している。被災地の議員として復興に全力を挙げている段階では反対だ」


 藤原良信氏(参院比例)も「投票には明確に反対票を入れる。新党立ち上げとなれば小沢さんと行動を共にする」と話した。


 一方、平野復興相はこれまでに「(法案が)なんとか今国会中に早く衆議院で通過して、参議院も通過して、成立させていただきたい」と述べている。

8571チバQ:2012/06/23(土) 10:23:16
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206230003
民主離党めぐり、県選出議員も揺れる
2012年06月23日

 消費増税関連法案の衆院採決を巡って民主党の小沢一郎元代表のグループが集団離党の構えを見せている中、県選出の党国会議員も揺れている。小沢氏のグループに属する議員もおり、党県連関係者は「組織に影響が出かねない」と困惑する。県連は採決前日の25日夕に緊急常任幹事会を開き、県選出の国会議員から意見聴取したいとしている。


 県連の松井正一幹事長は先週から、各衆院議員に面会や電話で法案への考え方などを聞きながら「民主党としてこれからも頑張ってもらいたい。反対しないでほしい」などと訴えてきた。「県連として党員サポーターを過去最高の7760人集めるなどして強化してきた。分裂なら組織が弱体化しかねない」と影響を懸念する。


 松井幹事長によると、山岡賢次氏(栃木4区)がすでに法案に反対する意向を示した。18日の県連と連合栃木との定期協議の席上で「私は反対します」と明言したという。


 県連代表の石森久嗣氏(同1区)氏と福田昭夫氏(同2区)も、「賛成しがたい」と、法案賛成を断言していないという。石森氏は20日の両院議員懇談会で「消費税で党がもめていたら、我々(1年生議員)が捨て駒になって消費税だけが通ることは明らかだ」と発言した。


 福田氏は19日に国会内での記者会見で「野田首相は『デフレ脱却なくして増税なし』を宣言すべきだ」などと提言。受け入れられなければ総務政務官の「職を賭す」と表明した。22日の朝日新聞の取材に対しては賛否の明言を避けたものの「財源をつくるのは増税だけではない」と訴えた。


 朝日新聞の取材に、法案への賛成の意向を示したのは、富岡芳忠氏(比例北関東)と玉木朝子氏(同)の2人。


 富岡氏は「消費税は、財政再建と社会保障の財源に必要不可欠」と説明する。玉木氏も「厚生労働部門会議の一員として、社会保障と税の一体改革は細部に至るまで関わってきた。今ここで消費税をきちんとした形にしなかったら、社会保障を後退させなければならない。難病患者として絶対にしてはならない」と強調した。


 県選出の参院議員2人も朝日新聞の取材に応じた。谷博之氏は「今は法務副大臣という政府内閣の一員。立場をわきまえた行動をとる」と話す。田城郁氏(比例)は「今の3党合意のままでは、社会保障の将来像がほとんど描けない。これでは増税だけが先行する無責任な法案になり、賛成できない。参院での審議を見極めたい」と話した。


 小沢氏が離党を視野に行動していることについては「党が一枚岩になるのが当然の事態なのに残念な動き」(富岡氏)とする一方、「執行部に原点回帰を願っているが、展望が開けない中での選択肢の一つだろう。問題意識と思いは一緒」(田城氏)と共感する声もあった。(田中正一、吉野太一郎)


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