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民主党スレッド

3731とはずがたり:2008/08/22(金) 21:42:19
>>3730-3731
 当選4回の野田氏は、2002年に代表選に出馬するなど、早くから「保守系若手のリーダー」と目されてきた。しかし、06年には偽メール事件で国会対策委員長辞任に追い込まれ、その後は目立たない存在となっていた。党幹部の一人は「出馬を見送れば、自分を差し置いて世代交代が進む可能性があると判断したのではないか」と指摘する。

 野田氏が出馬にこぎ着けるには、様々な「壁」を乗り越える必要がある。足元の花斉会内の反対論もその一つだ。

 反対の急先鋒(せんぽう)は、松本剛明・前政調会長や長島昭久、伴野豊両衆院議員、藤本祐司参院議員だ。蓮舫参院議員も慎重な立場をとっている。

 約25人の花斉会がまとまれば、野田氏は出馬に必要な20人の推薦人を確保できる。ところが実際は、「野田氏が出馬しても推薦人にはならない。それでも強行突破するなら退会する覚悟もある」と口にする議員もいて、結束どころか、分裂含みの状態になっている。

 反対派には、「勝負の見えた戦いに挑んでも、野田氏が傷つくだけだ」という思いが強い。「無理に出馬すると、小沢執行部が会のメンバーや野田氏に近い浪人、新人の公認を取り消しかねない」という懸念も広がっている。

 松本氏は、前原氏を中心とする「凌雲会(りょううんかい)」の中核メンバーにも電話し、野田氏が出馬を断念するよう説得を頼んだという。

 身内からも翻意を促され、悩む野田氏を見て、幹部の一人はこう語った。
 「引くも地獄、出るも地獄だ」

 小沢氏は最近、側近議員に推薦人集めの準備に入るよう水面下で指示した。3選支持の全党的な体制を印象づけるため、「(菅代表代行、鳩山幹事長との)トロイカを重視して選んでほしい」と述べ、両氏がそれぞれ率いる議員グループから推薦人を多く集めるよう求めた。

 小沢氏は18日夜は横路衆院副議長や輿石東参院議員会長ら旧社会党グループの幹部と、19日夜には直嶋政調会長ら「次の内閣」のメンバーと夕食を共にし、支持固めを進めている。

 小沢氏を支持するグループも、「政権取りの衆院選を控え、代表選にエネルギーを使うのは与党を利するだけだ」とし、野田氏を抑え込む構えだ。出馬に賛成する花斉会の議員に手分けして電話し、考えを改めるよう迫る動きも出ている。

 「一人で舞い上がって頓挫した『加藤の乱』みたいだ。イベントのつもりでやってもらっては困る」と語る党幹部もおり、野田氏に向けられる党内の視線は決して温かくはない。

 野田氏と連携してきた前原氏は、野田氏が出馬を正式表明すれば、凌雲会のメンバーらに働きかけて推薦人集めに協力する意向だと見られている。ただ、花斉会の混乱で、凌雲会にも野田氏支援に消極的な空気が広がっており、「支援したくても難しい」(前原氏周辺)のが現状だ。
(2008年8月22日03時05分 読売新聞)


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