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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

1831片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/02(日) 00:19:15
センセーショナルなことが好きそうなイメージだナァ、柿沼氏は。
そういう人が加わると確かに変わるかも。

18321818:2006/07/03(月) 01:01:09
また更新されていました!
http://blog.goo.ne.jp/masaakikakinuma/e/7abf20e8589d22484bf6a82ff4a033a9

特にこの一文からは、今回の抵抗勢力は腹を切りたくない黒沢と現状維持を望む組合OB系の議員非議員県連役員であるとしています。

私は、今回のクーデターに近いやり方は、
不正会計問題のけじめに反対する方(つまり、けじめられたくない人)と
改革派の石関会長になってもらっては困る方(自民党と対決して勝つことよりも
仲間同士でのいままでの居心地のいい県連を望む人)の合作だったのではないか
と考えています。

いや〜柿沼氏はパワフルですね!壊れた家は完全に破壊しましょう!

1833片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/04(火) 00:25:47
中国が、胡錦濤国家主席を会談相手に設定するとは。
中国にとって小沢一郎とはなんなのでしょう?
立場は違うけど話せる政治家、というカテゴリーがあるのか?

会談を”できない”政治家よりは、直接話をつけることのできる政治家は頼りになる面があり、それは小沢氏の強みではあるんだけど、
中国がこうやって好き嫌いで選別してるのは怪しからん感じがする。

建設的な関係構築で一致 唐氏、小沢代表に期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000000-kyodo-pol

 [北京3日共同]中国を訪問している民主党の小沢一郎代表は3日、北京で唐家セン国務委員(前外相)、中国共産党の王家瑞対外連絡部長と相次ぎ会談し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係の改善と、建設的な関係の構築に向けて双方が努力していく重要性で一致した。
 4日夕に胡錦濤国家主席との会談が予定されているため、靖国、歴史認識問題など個別テーマに関する突っ込んだ意見交換は見送られた。
 唐氏は「訪中は中国重視の姿勢の表れと理解している。称賛の意を表したい。小沢代表に期待している」と歓迎した。
 王氏は、胡主席と小沢氏の会談が実現することに関して「中国が今回の(小沢氏らの)訪中をいかに重視しているかを体現している」と強調。
(共同通信) - 7月4日0時3分更新

1834片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/04(火) 19:58:23
なんで富山にいるのと思ったら、こういうことだったんですね。

民主の小沢代表来県/橋本元首相の訃報聞く 富山・朝日
2006年07月02日
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000607020003

 橋本龍太郎元首相が死去した1日、富山市内であった村井宗明衆院議員の結婚披露パーティーに出席した民主党の小沢一郎代表は、「これからも元気にやってもらったら良かったのにという思いで、非常に残念です」と述べた。
 帰京途中、富山空港で報道陣の取材に応じ、突然の訃報(ふ・ほう)に驚いた様子を見せた。
 自民党時代、ともに旧竹下派に属し、故小渕恵三氏らとともに「七奉行」と称されるなど関係も深かっただけに、「20年以上も一緒にやってきたんですから色んな思い出もある。身近な先輩であったことは間違いない」と振り返った。

1835民主党村井派:2006/07/05(水) 19:33:11
はじめまして。

村井くんは市民運動出身にも関わらず一新会メンバー(おそらくは県選出参議院議員広野ただしの引き)。小沢イズムの実践ということなのか、わが家にも個別訪問で訪れたことがあります。しかも、系列の県議(労組系)はおろか秘書もつれず単身で。松下政経塾系とは違ってドブ板も厭わない覚悟と見ました(美形なんだけど)。

ところで、民主党代表団の中国訪問の件。代表以下、代表代行、幹事長と雁首揃えての訪問は如何なものか。危機管理という面でやはり問題があったのでは。テポドン発射を受け、民主党では急遽、鳩山幹事長を帰国させるとの報道もありますが、この点も含め、今回の訪中の評価は……。

1836とはずがたり:2006/07/06(木) 01:23:00
初めまして。富山市在住の方でしょうか??
村井氏はどちらかというと凌雲会(前原仙谷系)と近いイメージでしたが,最近は小沢系な感じを強くしてますね。どぶ板もこなして参院議員の広野の後援会と連動して次は勝てそうでしょうか??

1837民主党村井派:2006/07/06(木) 21:27:30
民主、旧自由、社民がそれぞれ候補を立てた2000年総選挙の得票数。

長勢甚遠 自民 66,576
広野充士 自由 40,366
高木睦子 社民 20,212
原田貢彰 民主 17,239
火爪弘子 共産 10,707 

単純に(民主+旧自由)+社民で自民の上に行けるという計算。ただし、ことはそう単純ではなくて、社民が擁立を見送った2003年、2005年総選挙でも村井くんの得票はこの“想定得票数”を下回っています。

鍵は、このとき、広野が獲った40,000。広野という人は東大―通産という生粋のエリートですが、なぜかこの保守王国・富山で一貫して非自民(たぶん、ラインを間違えただけ)。この2000年当時はそれまで所属していた新進党解体を受け、公明党・創価学会や県民社協会の支援も失い、いわば丸裸の状態。ほとんど徒手空拳で臨んだ選挙で、それでも40,000を上回る票を集めたということで、県政界関係者を驚かせたと言われています。

村井くんとしては、この広野の40,000がどうしても欲しい(それゆえの一新会入り)。しかし、この40,000は、広野が地べたを這いずり回ってかき集めた40,000。村井くんに、広野と同じことができるのかということになります。

仮に富山1区で民主が勝つなら、富山3区(綿貫さんのお膝元)とあわせ、県レベルでは与野党逆転。この富山で与野党逆転が実現するくらいなら、全国レベルでは余裕で小沢民主の勝利となるはずですが……。

18381818:2006/07/06(木) 22:46:54
違法行為を公表したために県連から追放するって、日本の政党史上存在したのであろうか?

http://www.raijin.com/news/thu/news05.htm

「解任」に意見書で反論 民主県連石関氏ら
 民主党県連幹部の対立で、石関貴史氏ら衆院総支部長(副会長)五人は五日、富岡由紀夫会長から役職解任を伝える通知を送られたことに対し、「解任は無効、通知は差し戻す」とする意見書を富岡会長に送った。

 意見書は解任した役職が明確でないことを指摘した上で、総支部長・県連副会長のどちらの役職にしても「県連に解任の権限がない」「手続きを無視している」との理由から、「解任は無効」と主張している。

 解任理由が、内部の経理問題を独断で公表した、とされていることについては「政治倫理上、違法行為の事実を公表し、過ちを正すことが政治家に求められる姿勢」と批判した。

 石関氏側はこれまでに経理問題に富岡氏がかかわったことを疑わせる書面を公表しており、富岡氏に説明責任を果たすようにも求めている。

1839片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/07(金) 01:45:15
>>1837
広野允士さんは、1993年の総選挙で、新進党公認で二位で初当選(82,631票)していますが、1990年の総選挙では竹下派系無所属で落選(55,547票)しています。
こうやって自民党候補並みに地盤を作ってきたから、小選挙区の元でも、長勢さんに及ばずとも健闘されたのだろうと思います。
それでも、1996年、2000年と、次第に票を減らしてはいるのですが、私も子供心に、広野さんてひとは自民党でもないのに健闘したものだと思った記憶があります。
広野さんが自民党と大差ない安心できる候補と目されたうえで獲得してきた票を、原田さんの票でわかるように信頼されていなかった民主党候補が丸々取るというのは大変なことです。
富山県民のこれまでのメンタリティーを考えても、いくら広野さんと同じ党だからといって、民主党の村井さんに投票する気になれない人が相当数いたのはしょうがないところであり、「想定得票数」を下回るのはいわば当然ではありましたが、2005年の都市部選挙区郵政旋風のなか、村井さんが長勢さんにいっそう迫ったのは、なかなか興味深いことと見ています。
1区に関して言えば、次は民主が取る可能性も低くないと見ています。
長勢さんも、官房副長官に就任したとはいえ、依然としていまいちパッとしないという感じですし。

綿貫さんが引退しなければ、自民が小選挙区で1議席というのもじゅうぶんありうると感じています。
私の感覚では、福井1区で次に民主が勝つ可能性と同じくらいです。

1840民主党村井派:2006/07/07(金) 04:13:09
1990年の総選挙では広野は長勢に公認争いで敗れたんですよね。で、1993年のときは、宮沢内閣不信任案成立を受けた政治改革選挙。新生党公認となった広野は追い風を受けまくっての選挙となりました。

この二回はいずれも中選挙区制でのもの。小選挙区で行われた1996年の選挙こそ広野にとって本当の勝負だったんですが、このときは、社民党の現職の市議(高木睦子)が民主党公認で出馬(その後、社民に復帰)するという訳の分からない動きにも足を引っぱられて長勢に惜敗という形になってしまいました。このときも新進+民主なら軽く自民の上を行っていたんですが。

というわけで、勝てそうで勝てない富山1区。なにせ、著しく“決定力”を欠く県民性であることはワールドカップで証明済みですから(嗚呼、柳沢)。

1841とはずがたり:2006/07/07(金) 12:41:48
>>1840
広野氏は自民党が圧倒的(富山3区などは嘗て自民党議員が3人!)な土地柄でしたが,広野氏は実力もあり,貴重な民主党の人材ですね。
村井氏との相乗効果で次は是非小選挙区で勝利して欲しいものです。郵政みたいな突風がなければ次は堅いんちゃうかなぁ。。

>>1838
富岡氏側と衆院支部長側の感情的なしこりは大きそうですね。。
地方議員側には触れられたくない55年体制の暗部とかありそうですけど,組織がゴタゴタするマイナスと,衆院選での奮闘する支部長の評価が高まるプラスとどっちが優勢になりましょうかねぇ。。長期的には膿を出し切った方が良さそうですけど次の選挙で地方議員が寝ちゃったりすると石関氏の地力も試されますね・・。

1842名無しさん:2006/07/07(金) 23:23:35
<北海道知事選>民主党の道議有志、北大教授擁立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000021-mai-pol

 来春の北海道知事選に向け、民主党の道議有志が北海道大大学院教授の山口二郎氏(47)の擁立に向け推薦人を集め始めたことが6日、分かった。同党の道議36人のうち20人以上が山口氏擁立に賛同している。同党北海道は知事選の候補者を公募しており、応募者に500人の推薦人の確保を義務付けている。
(毎日新聞) - 7月7日3時7分更新

民主は擁立断念、自主投票 8月の長野県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000170-kyodo-pol

 民主党長野県連は7日の常任幹事会で、8月の知事選への対応を協議した結果、独自候補の擁立を断念することを決めた。北沢俊美幹事長は幹事会後の記者会見で「自民党が民主党知事の誕生を拒否する姿勢が濃厚になった」と、理由を説明するとともに「県民に県連としての選択肢を示せなかったことをおわびする」と述べた。
 また「(党員や支持団体を)拘束する権利はない」と指摘、自主投票で臨む意向を示した。
 同時に「知事選で与党候補に相乗りしないのが民主党の原則だ」と強調、既に自民党県連が支援を決めている元同党衆院議員の村井仁氏を民主党県連として支援しないことを明らかにした。
(共同通信) - 7月7日20時0分更新

1843片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 00:29:17
山口二郎先生は純粋な学問には興味を失ってると、元同僚のお方からきいたことがありまふ。
起つのでしょうか?

長野知事選は、自民が民主系候補に相乗りしない限り勝てないでしょう。
村井がしゃしゃり出て終了。

18441818:2006/07/08(土) 13:39:24
政治家は政治家である前にまず人であらなければならないのに、この連中は人ですらないようだ。

http://blog.goo.ne.jp/masaakikakinuma/e/a5a07cd4cd7151629a9da1e038e9121a

1845とはずがたり:2006/07/09(日) 13:28:54
>>1844
・・・群馬県連の県議を中心とした執行部はくさっとるようですな。
角田氏は群馬の旧社会党を纏めて民主党への移行に成功したんですけど,社会党の自民党となれ合いの部分を引き継いでしまったのは大きな害悪だったというべきでしょうか。向こう側の言い分も聞いてみたいところですな。

1846名無しさん:2006/07/09(日) 19:06:24
基地攻撃「専守防衛の範囲内」=北ミサイルで民主憲法調査会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000057-jij-pol

 民主党の枝野幸男憲法調査会長は8日午前、読売テレビの番組で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関連し、「(日本を)本当に守るには、もし向こうが撃ってきたらミサイル基地自体を壊すしかない。他国の領土を占領する能力は要らないが、ピンポイントでミサイルを破壊することは専守防衛には反しない」と述べ、敵のミサイル基地攻撃は専守防衛の範囲内との認識を明らかにした。
 政府は既に国会答弁などで、他に防御手段がない場合、必要最小限の措置として「法理的」には基地攻撃は可能との立場を取っている。枝野氏はこの見解に同調するとともに、敵基地を攻撃できる防衛力整備などを議論すべきだとの考えを示した。 
(時事通信) - 7月8日13時2分更新

1847名無しさん:2006/07/12(水) 00:04:54
<北朝鮮ミサイル>発射前の敵地攻撃に否定的見解 小沢代表
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%CC%B1%BC%E7%C5%DE&st=n

 民主党の小沢一郎代表は11日、北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐる政府内の敵地攻撃能力保有論について「日本に対して撃てば自衛権の発動だが、攻撃もしていないのにできない」と述べ、発射前の敵地攻撃に否定的な見解を示した。また保有論を展開した安倍晋三官房長官や額賀福志郎防衛庁長官らを批判した。
(毎日新聞) - 7月11日21時46分更新

1848片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/12(水) 00:20:18
>>1847
毎日新聞は本紙から持ってくるほうが確実かもしれません。

北朝鮮ミサイル:発射前の敵地攻撃に否定的見解 小沢代表
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060712k0000m010097000c.html

 民主党の小沢一郎代表は11日の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐる政府内の敵地攻撃能力保有論について「日本に対して撃てば自衛権の発動だが、(日本を)攻撃もしていないのに(こちらから攻撃は)できない」と述べ、発射前の敵地攻撃に否定的な見解を示した。

 また「雑ぱくな意見はよくない。敵をどうやって決めるのか。敵と決めた途端に戦わなければならなくなる。大事な立場にある人は、国全体のことをよく考えて発言しなければならない」と、保有論を展開した安倍晋三官房長官や額賀福志郎防衛庁長官らを批判した。

 社民党の福島瑞穂党首も国会内で記者団に対し「敵地攻撃をやると一気に戦争も起こりかねない」と指摘。共産党の市田忠義書記局長は10日の記者会見で「際限のない軍拡競争になる」と述べた。[須藤孝、衛藤達生]

毎日新聞 2006年7月11日 21時14分

1849杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/07/15(土) 00:43:28
さすが豪腕の下、鍛えられているということなのか。それとも小沢代表の側近だからお近づきになりたい人々が集まったからなのか・・・・・

小沢グループが上位独占…党員・サポーター獲得数
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006071433.html

 民主党の2006年度の党員・サポーター約24万4000人について、獲得した国会議員や公認候補ごとに集計した結果が14日までに確定した。旧自由党出身の達増拓也衆院議員をトップに、小沢グループがベスト10をほぼ独占。小沢一郎代表自身も4位に付けた。党員・サポーターは9月の民主党代表選で投票権を持つとあって、小沢代表の再選に向けてグループが全力を挙げたようだ。

 トップの達増氏が集めた党員・サポーターは5361人(前年度505人)。以下、小沢氏支持の若手グループ「一新会」の中核メンバーだった中塚一宏、樋高剛両前衆院議員が4146人(同368人)、4107人(同464四人)と続いた。4位の小沢氏は3357人(同505人)。

 小沢グループ以外でベスト10入りしたのは、鳩山グループの松野頼久衆院議員だけで、2337人(同589人)の8位。鳩山由紀夫幹事長は1106人(同577人)の33位、菅直人代表代行は923人(同604人)の53位だった。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1850名無しさん:2006/07/18(火) 01:23:52
神輿:岡田、軍師:平岡

民主に核軍縮促進議連 岡田氏らが9月旗揚げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060717-00000033-kyodo-pol

 民主党の岡田克也元代表、玄葉光一郎前幹事長代理ら有志議員約20人が9月に「核軍縮促進議員連盟」を旗揚げする。北朝鮮、イランの核開発問題が深刻化する中、被爆国である日本では国会議員レベルでの核軍縮、不拡散の取り組みが不十分とも指摘されており、民主党が「核軍縮のけん引役になる」(関係議員)ことを目指す。
 岡田氏が会長を務めるほか、事務局長には憲法改正に慎重な民主党の中堅、若手議員でつくる「リベラルの会」代表世話人である平岡秀夫衆院議員が就任する予定。
 有識者、政府関係者から核問題の現状をヒアリングするほか、中国や韓国、米国などに議員を派遣し、現地の関係議員らとの連携を図ることを想定している。
(共同通信) - 7月17日15時28分更新

1851名無しさん:2006/07/21(金) 23:20:58
<県議逮捕>飲食店で女性店長にけが…会見で否定 三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000152-mai-soci

 津市内の飲食店の女性店長にけがを負わせたとして、三重県警津署は21日、同県伊賀市ゆめが丘2、同県議、田中覚(さとる)容疑者(48)を暴行と傷害の疑いで逮捕した。田中容疑者は逮捕直前、会見を開き、けがを負わせた事実を否定していた。田中同容疑者は前県会議長で、民主党県連の幹事を務めるなど、実力者として知られており、県政界に衝撃が広がっている。[山口知、田中功一]
 調べでは、田中容疑者は今月2日午後8時半ごろ、津市内の肉料理店を友人3人と訪れた際、店が込んでいてしばらく待たされたことに腹をたて、応対した女性店長(60)に椅子やトレーを投げつける暴行を加え、店長の左足すねに全治2週間のけがを負わせた疑い。「暴力は振るっていない」と容疑を否認している。
 今月7日に店長が津署に被害届を出し、津署で捜査を進めていた。
 田中容疑者は、中井洽衆院議員の秘書を経て91年に県議に初当選し、現在4期目。05年5月から1年間、県議会議長を務めた後、民主党系の議会内最大会派「新政みえ」(21人)の代表に就任。問題が発覚した20日、代表を辞任する意向を示していた。
(毎日新聞) - 7月21日22時59分更新

1852名無しさん:2006/07/27(木) 01:19:24
原発、不可欠と容認 民主が積極推進に転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000005-kyodo-pol

 民主党がまとめたエネルギー政策に関する新見解案が25日、判明した。1998年の結党以来、代替エネルギー確立までの「過渡的エネルギー」と位置付けてきた原子力発電について「エネルギー安全保障上、欠かせない存在」と恒久的エネルギーとして積極的に推進する立場に転換する。26日の経済産業部門会議で意見集約し、党「次の内閣」で正式決定する。
 党の「エネルギー戦略委員会」(座長・大畠章宏組織総局長)がまとめた。高速増殖炉技術の確立を含め「核燃料サイクル政策の完成に向けた取り組みを進める」とも明記した。
 民主党は、旧社会党が94年の村山政権発足時に原発を過渡的エネルギーと容認した政策を踏襲。民主党内ではこれまで積極推進論もあったが、これに慎重な旧社会党系議員らへの配慮から、党内議論を事実上、“封印”してきた。
(共同通信) - 7月26日2時6分更新

1853名無しさん:2006/08/03(木) 01:15:10
民主党:原発政策とりまとめ見送る
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060803k0000m010020000c.html

 民主党は2日、経済産業、外務防衛などの合同部門会議を開き、原子力発電への推進姿勢を打ち出した新見解案について、9月の代表選後に取りまとめを延期した。党内から疑問の声が出たうえに、小沢一郎代表が新見解に理解を示しているのに対し、鳩山由紀夫幹事長が慎重論を展開するなど幹部間にも温度差があるためだ。

 新見解案は原子力発電について「国民の理解と信頼を得ながら着実に取り組む」と推進姿勢を強調。従来の党見解にあった「過渡的エネルギー」として位置づけてきた文言は削除した。

 だが、2日の部門会議でも「原子力は次のエネルギーへの過渡的なもので『過渡的エネルギー』という表現が必要」「原発への国民の不安を受け止めるべきだ」などという意見が相次いだ。

 小沢氏は先月27日の記者会見で「(原発は)実際の電力を支えている。現実として認めざるを得ない」と是認。一方で、鳩山氏は先月28日の記者会見で「原子力は過渡的エネルギーの最たるもの」と述べている。[須藤孝、津村豊和]

毎日新聞 2006年8月2日 17時55分

1854小説吉田学校読者:2006/08/04(金) 09:52:26
ビッグマウスは弱気の裏返しである。あんまり大口を叩くと人としての礼節を疑われる恐れがでてくる。引いては、この業界全体の信頼が失われかねなくなってしまうので、人前でしゃべるときは言葉を選ぶ必要はある。

川上前衆院議員:民主党入り 「自民のお古」発言、片山知事へ反論メール /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/archive/news/2006/08/02/20060802ddlk31010174000c.html

 片山善博知事が31日の定例会見で、民主党入りを決めた「郵政造反組」の川上義博氏について「自民党を破門された」「自民党のお古」などと発言したことに対し、川上氏は1日、知事あての反論メールを県に送った。
 片山知事は会見で「民主党県連は、自民党のお古をあてがわれたのを誇らしく着られるか複雑だろう」などと述べた。これに対し、川上氏はメールで「他人の真剣な行為に対する侮辱だと考えられませんか」と不快感を表明した。県民室は「返事を出すかは知事次第」と話している。

1855名無しさん:2006/08/08(火) 00:03:30
相変わらず自分の意見を出さず日本政府批判で連携

日本・民主党議員が与野党訪問、靖国問題で意見交換
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=012006080707700

 [ソウル7日聯合]与野党代表は7日、それぞれ党事務所で日本の民主党議員団らの表敬訪問を受け、小泉純一郎首相など指導者らによる相次ぐ靖国神社参拝に対し懸念を示した。
 与党・開かれたウリ党の金槿泰(キム・グンテ)議長は、仙谷由人衆議院議員ら民主党議員団に「8月15日に政治指導者の一部が公然と靖国神社を参拝し、侵略戦争を正当化するのではないか注目している」と述べた。参拝はアジアの平和と共同協力を妨げるものだとし、日本が誤った歴史を繰り返すことのないよう、民主党に努力を求めた。同席した李富栄(イ・ブヨン)元議長は、韓日両国で国民感情に雰囲気が流される傾向があることに懸念を示しながらも、「近く日本の指導者が変わるが、日本は朝鮮半島に対し平和イニシアチブでアプローチする必要がある」と述べた。仙谷議員はこれに対し、執権すれば神社参拝を中断するとの民主党の方針を説明した。また、長島昭久衆議院議員は独島問題の難しさに言及し、韓日関係回復の必要性を強調した。

 これに先立ち、最大与党・ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表も党事務所を訪れた民主党議員一行と会い、「歴史的な痛みをお互いに理解し合う歴史認識が重要だ」と述べ、小泉首相の神社参拝で膠着(こうちゃく)状態にある韓日関係に対する懸念を伝えた。姜代表は、未来志向的な観点から北朝鮮のミサイル問題や韓日自由貿易協定(FTA)など共同の関心事について協調し、歩調をあわせることが重要だと述べる一方、北朝鮮のミサイル発射以降、日本で反韓ムードが起きていることに懸念を示した。仙谷議員は首相に問題があるとの考えを示し、ミサイル問題をはじめとする韓日FTA問題、北朝鮮の人権問題などに関する両国の連携を強調した。

1856名無しさん:2006/08/10(木) 22:25:28
群馬県連関連ですが、本日の上毛新聞からです

民主県連活動を凍結 党本部要請

 民主党県連幹部の対立に絡み、党本部が富岡由紀夫県連会長ら県連幹部に対し、定期大会の開催など県連としての活動を当面、凍結するよう要請していたことが九日、分かった。来夏の参院選に向け挙党態勢の確立が求められる中、幹部同士の対立が続く「異常事態」を沈静化したい意向だ。混乱が続けば選挙を含め県連のダメージは避けられず、溝を深める双方とも早期の組織再建のため、党本部の要請に応じるもようだ。

 都道府県連組織に活動の中止を求める党本部要請は極めて異例。

 関係者によると、民主党本部組織総局は七月中旬、富岡由紀夫参院議員と石関貴史衆院議員に対し、定期大会や常任幹事会をはじめとした県連としての活動を凍結し、衆参総支部ごとの活動に専念することを求めたとされる。

 今月上旬には都内で石関氏と田辺誠県連常任顧問が党本部の幹部を交えて会食し、「対立をあおりかねない活動は自粛する」とする組織運営の考え方にも言及したという。

 富岡氏側が石関氏らを除いて招集した十日開催予定の常任幹事会は、「沈静化」を求める党本部の意向をくみ取る形で延期した。

 ただ県連内には「県議選の公認作業は進める必要がある」「不正経理疑惑の真相究明は必要」とする声が根強く、対立の火種は残されたままとの見方もある。

 県連は六月二十九日夜の緊急常任幹事会以降、不正経理疑惑への対応をめぐって、「不正なし」とする富岡氏側と、真相究明を求める石関氏ら衆院総支部長側が対立している。

 七月に予定した定期大会は延期となったまま開催のめどが立たず、改選期を迎えた三役人事は宙に浮いた状態。次期参院選の候補者選考、次期県議選候補者の公認作業も中断した状況だ。

1857いなばやま:2006/08/10(木) 22:59:06
>>1856
与党が勝っても絶対落ちてほしい「いちた」に
対抗すらできなさそう。とほほ。
富岡も石関もいい加減にせい

1858名無しさん:2006/08/11(金) 00:14:25
群馬県連、時間かかっているね。

しかし、なぜ不祥事を追求している石関側が劣勢とはいわないまでも、
優勢にならないのか不思議な感じがする。
「いい加減にせい」「ゴタゴタするな」とか周囲が言い過ぎるのではないか。

これは本来不正事件であり、人命も失われ、かつ勇気をもって告発した女性さえも
窮地に立たせてしまっている「ゴタゴタを止めろ論」は不公正な感じがする。
いくら旧社会党に小沢代表が遠慮しているとしても、もしこれが両成敗なんてこと
になれば、正義は立たず、身内の不正に甘い民主党の体質を露呈することになる。

まずは、不正を解明し、関係者を処分するべきである。
その上で、ゴタゴタを終結させればよいのである。
なんとなく、解明→処分をやれば、
不正追求と不正隠蔽の戦いなのだから勝負は決し、
対立点が消えゴタゴタは自然解消するような気がする。

これは、おそらく旧社会党の腐敗体質を暴かれることで、
旧社会党に連なる人脈が民主党にタカリ自由にしてきたものを
失うことを恐れた「瀬戸際のたたかい」だという気がする。

瀬戸際だからこそ、常識もなにも関係なく、嘘の答申はだすは、
論点を不正から内紛にすりかえ、ご都合主義に会見しご都合主義に沈黙する
などやりたい放題なのだろう。

極度に「結束」を強調する小沢体制としては、
この内紛こそ最も忌避すべき事態であり、
こうして凍結を持ち出したのではないだろうか。

もっとゴタゴタしてもよいから、
不正を解明し一気に膿みを出し切ってもらいたいものである。

1859とはずがたり:2006/08/11(金) 00:25:42
>>1856-1858
>ただ県連内には「県議選の公認作業は進める必要がある」(たぶん富岡氏側)「不正経理疑惑の真相究明は必要」(明らかに石関氏側)とする声が根強く
とありますから,小沢氏の県連の行動凍結要請は石関氏側に多少肩入れした決定ではないでしょうかね?
幅広い組織の結集が手法の小沢氏ですから旧社会党の組織を簡単に切るよりは,落とし所を探ったりするのでしょうけど。

この凍結を機に福田系から誰かスカウトして無所属で出して,民主や国民新推薦で擁立とかできないものでしょうかね?
福田系にも拘わらず安倍支持で痛い姿晒してる一太への反撥も利用できるし,群馬には郵政国会で欠席した小渕女もいるし。

1860名無しさん:2006/08/12(土) 15:24:24

続けて群馬関連。中島政希4区総支部長が本件の今日迄の顛末を自身のサイトにUPしてます。

非常に判りやすいので一読をお勧めします。

http://homepage2.nifty.com/seiyu/framepage3.html

1861とはずがたり:2006/08/12(土) 15:57:25
>>1860
情報提供感謝っす。
群馬の民主党員は保守系が6割となってきたんですな。。

1862名無しさん:2006/08/16(水) 01:29:01
今日の上毛新聞で社民党とその関係団体が、
憲法改正反対の意見広告を出していたが、
賛同者のなかに、「長沼ひろむ」という名前があった。

この人、社民党に移ったのでしょうか。

ともかく、ひどい意見広告で、
憲法9条を改正したら徴兵制が導入されるようなことを
平気で書いていた。

賛同者は概ね自治労系労組、部落解放同盟、日教組、鉄道系労組。

角田の思想も同様だろうから、なんか群馬の民主の正体を見させられた感じで
不快だった。

結局、角田一派は、完全な社民党でありながら、
県民を落ちぶれた社民ではなく民主の仮面をかぶって投票させ、
その実は左翼組織を維持し仲間を守ろうとしているようにしか
みえない。

1863名無しさん:2006/08/16(水) 03:56:40
>>1862
 情報の通りとすると、民主党倫理規則に抵触する恐れありますね。
 
 http://www.dpj.or.jp/gover_kiyaku_03.html

 最も重いと「除籍」ですか。

1864名無しさん:2006/08/16(水) 12:16:14
>>1863
どの論理規範にどういう理由で抵触するんでしょうか?

1865名無しさん:2006/08/16(水) 19:14:40
>>1864
 「抵触する恐れ」の根拠は以下の通りです。

民主党倫理規則
第2条のニ「大会、両院議員総会等の重要決定に違背する等、党議に背く行為 」
 同  三「選挙または議会において他政党を利する行為等、党の結束を乱す行為」

この場合「三」には相当しないかも知れませんが、民主党は独自の「憲法提言」を行っており、9条との関連では制約された自衛権の明確化や国連主導の集団安全保障への参加等を主張しています。

よって党として内容を問わず改憲に反対ということではないと考えます。

情報通り、内容を問わず改憲の立場に反対する他党の意見広告に連名したということであれば、「ニ」に抵触する可能性があるのではないでしょうか?

以上情報の正確性如何を含め、認識相違あらばご指摘下さい。尚、当然乍ら一般論として議論したいのであり、個人名を論うつもりはありません。

1866名無しさん:2006/08/17(木) 20:26:00

ここのところ群馬関連ばかりですが、本日の報道より

民主県連:また報告書記載漏れ 1区総支部が寄付金20万円 /群馬

 昨年の衆院選で、民主党群馬1区総支部が、前橋市の政治団体から受け取った寄付金20万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが16日、分かった。1区総支部は記載漏れについて原因を調査している。同党県連では1月にも、県連と群馬5区総支部で200万円の記載漏れが発覚するなど、記載漏れが半ば恒常化しており、組織的な不正行為体質をまたも露呈した格好だ。
 関係者によると、この政治団体は昨年9月の衆院選で1〜5区の同党候補を推薦。直前の昨年8月下旬に、同党の全総支部に「陣中見舞い」として20万円を寄付した。2〜5区の総支部は、いずれも寄付金として処理し、政治資金収支報告書に記載したが、1区だけが未記載のままとなっている。毎日新聞の取材に対し、同団体代表は「全総支部に20万円を寄付している」と明言している。1区の選挙実務を取り仕切った宮川邦雄・1区副代表は「会計担当でないので知らない。原因をよく調べたい」と述べている。
 民主党県連では、不明朗な会計処理や人事をめぐり、衆院各総支部代表と労組系幹部が対立。1区でも同区代表で衆院選候補だった高橋仁氏が人事刷新や会計問題の徹底究明を求めたことに、宮川副代表ら労組系役員が反発。高橋代表の同意を得ずに、同区幹事会を開き、代表解任を決議するなど対立を深めている。
 高橋氏は今回の記載漏れについて「1区の代表としての管理責任を重く受け止めており、徹底的に究明する」と述べ、県連の黒沢孝行幹事長は「全支部の収支報告書を見ているわけでないのでコメントできない」としている。【杉本修作】8月17日朝刊(毎日新聞)

1867名無しさん:2006/08/22(火) 00:51:18
岡田元代表のホームページも見てきたけど日本(の戦前)の全面否定以外の意見は許さんといった感じ。
連載も前提があやしい演繹法の連続に見えました。

岡田元代表、おわび行脚終え議連設立
2006年08月21日19時31分
http://www.asahi.com/politics/update/0821/005.html

 民主党代表として臨んだ総選挙で大敗し、「充電」として地方行脚を続けていた岡田克也氏が再始動し、党内で注目を集めている。国会論戦を通じて自民党政治を検証する「小泉政治との5年」の連載を18日、自らのホームページで開始。22日には民主党所属の国会議員約40人による核軍縮促進議連を立ち上げ、会長に就任する。一人の野党議員として、政策中心に政府・与党と向き合う考えのようだ。

 岡田氏は代表辞任後、総選挙で落選して再起を期す前議員や、若手議員の地元を中心に約20都道府県を回り、街頭演説や選挙指導をしてきた。

 「小泉政治との5年」では、ポスト小泉政権にも引き継がれる政策課題について論じる。

 第1回のテーマは歴史認識や靖国参拝問題。小泉首相がA級戦犯を戦争犯罪人と答弁で認めたことについては、一定の評価をしている。一方でポスト小泉候補には厳しい。安倍官房長官、麻生外相からは「A級戦犯に対する同情が伝わってきた」。論評を避けた谷垣財務相は「2人と異なる視点から見解を述べるチャンスをつくったのに、ややがっかりした」。

 連載は、自民党総裁選投票日までに10回程度掲載。全体で本1冊分の量となる予定だという。

 核軍縮促進議連は、江田五月参院議員ら党内の世代・グループ横断の10人が発起人に名を連ねる。「北朝鮮やイランの核問題やテロリストへの核拡散の危険が高まるなかで、政府の核軍縮政策は熱意を欠く」として、独自に調査研究するのが目的だ。さらに岡田氏は、若手議員と「自社55年体制」後の政治改革を学ぶ勉強会も重ねているほか、海外支援のNGOを後押しする議連も立ち上げている。

 ただ、派閥無用論を強く唱える岡田氏だけに「岡田派への動き」との見方は少ない。岡田氏は周囲に「5年間は充電したい」とマイペースを強調している。

1868いなばやま:2006/08/22(火) 01:56:06
群馬民主党しっかりしてくれよ、と言いたいです。
小さいコップの中でけんかするのは、なんだかなって感じです。
まぁ、ずぶずぶで済ませるのもよくないが
不正問題が権力闘争になっているよ。

安倍次期総理の腰ぎんちゃく
山本一太追い落としは夢のまた夢だよ
 
あいつだけは落としてほしいのに

1869片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/22(火) 10:12:25
>>1867
靖国神社問題、戦争責任問題をちょっと簡単に割り切りすぎかなと思いますね。
でも、小泉純一郎さんの答弁については、私も思うところがあるのです。

1870名無しさん:2006/08/23(水) 01:11:47
>>1868
じゃーどうしろというの。
不正を看過しろとでもいうの。

ともかく不正を一刻も早く解明し自民を追撃すべし。
これ以上の隠蔽は大いなるマイナス。

1871名無しさん:2006/08/23(水) 22:11:57
 民主党群馬1区は、記載漏れを認めたものの会計責任者(を裏で操る副代表)と
代表者が対立しているため、修正手続きが取れないでいる。このまま、記載漏れを放置
していると会計責任者が政治資金規正法違反(たしか禁固3年)になる。
 一見小さな問題だが、表に出てしまった以上、早く対処しなければ大問題
。間に挟まれて苦しんでいる女性職員が「私も事務局長みたいになる」とこぼして
いるらしい。また自殺者が出るかもしれない。
 党本部はそろそろ静観を止めて、調査や仲裁に乗り出さないといつまで
たっても争いは終わらない。いっそうひどくなる。

1872名無しさん:2006/08/23(水) 22:12:21
 民主党群馬1区は、記載漏れを認めたものの会計責任者(を裏で操る副代表)と
代表者が対立しているため、修正手続きが取れないでいる。このまま、記載漏れを放置
していると会計責任者が政治資金規正法違反(たしか禁固3年)になる。
 一見小さな問題だが、表に出てしまった以上、早く対処しなければ大問題
。間に挟まれて苦しんでいる女性職員が「私も事務局長みたいになる」とこぼして
いるらしい。また自殺者が出るかもしれない。
 党本部はそろそろ静観を止めて、調査や仲裁に乗り出さないといつまで
たっても争いは終わらない。いっそうひどくなる。

1873いなばやま:2006/08/24(木) 04:19:02
>>1870

不正を看過しろとは言ってません。
もっと早い段階で決着を図るべきだった、もう手遅れだね、と言いたかったんです。
不正追及が権力闘争になってしまった時点で解決できなくなってしまったね。
保守系と旧社会系&組合が日頃から意思疎通に欠けて表に裏にののしり合っていたんだろうね。
だから一旦溝が深まりだしたら止まらないと言ったところかね。

不正にはケリを付けて
石関と富岡の現職国会議員以外は役職辞任。
と言うことは2人以外は全員候補差し替え。
県議や旧社会党の生き残りに代わって党本部が職員を送り込む
ってとこかな。

まぁ、参院選群馬選挙区は自民党に相当の逆風が吹かない限り勝ち目なしだな。
こんなもめてる所にいい玉は出っこないし、
候補者立てても、1年位じゃこの亀裂は回復しないからまともな選挙活動もできないよ。
もう不正を解決しても、一太の背中も見えませんよ、追撃なんて無理無理。

いっそのこと、国民新党か社民、新党日本に譲ったらと思うよ。

中曽根系から保守系無所属立候補しないかねぇ、一太追い落としにはもうそれしかないか。

1874とはずがたり:2006/08/24(木) 22:21:51
俺も不正追及が権力闘争になってしまった感じを受けます。
ただどうせ現状の民主では勝てないので権力闘争というか不正の糾明を徹底的にやって貰ってのちの5年なり10年なりを買うってのも一つの手かとおもいます。

県連の機能不全を逆手にとっての自民系無所属が一太を下すって戦略も良さそうですが,富山と同じく出てくれそうな人がいるかどうかって事に帰着されますね。

1875名無しさん:2006/08/25(金) 01:40:06
組合は別に旧社会系を応援しているわけではない。
むしろ普通に税金を払うサラリーマンとして
不正を正して欲しいと思ってはいる。

ただ、総支部長のなかにどうしても信用できない人が2〜3名いるから、
不正追求側をサポートできないということ。

関係の良好な総支部長もいるけど。
(自治労は知らないけど。)

角田氏が後継にこだわるN沼さんでは応援しない組合員は多いよ、きっと。
旧社会党なのに組合支持を受けられないのだから、
民主党としてもその人に決めることはできないと思うよ。
だから、その人にこだわって不正事件を権力闘争化した角田は大間違い。

その人にこだわる理由は社会党的体質、組織、人脈を承継させたい
ということだと思うが、そのこだわりの部分が不正事件の背景にある体質
である。1区の20万円の事件もしかり。

いずれにしても、
悪いことをした方は、権力闘争などしかけずに、
おとなしくバクにつき、謝罪するべきである。

某県議は驕っていたし、不正の話は前々からうわさされていた。
間違って当選した政治見識のない富岡はその県議のただの操り人形。
早く謝罪しないと富岡の政治責任も問われることになる。

1876いなばやま:2006/08/25(金) 03:16:57
>>1874
富山の場合は野党勢力同士が仲が悪い
と言うありがちな話で
野党がまとまるなら話は受けると言う人はいると思います。
群馬はねぇ、ある意味民主と社民は仲が良さそうだけど・・・。
まともな人なら出ませんね、このままだと選挙態勢が整わないもの。

>>1875
人品を問わず言えば、角田氏が引退せずに一太と対決すれば
面白い争いになったと思います。
当然今回の出来事が表面化しなければの話ですが。

一太に勝つには「N沼さん」でいけると考えているところが角田氏の間違いですけどね。
組合は旧社会党系を応援している訳ではないけど
事あるごとに組合を敵視し、右傾化傾向にある保守系に対しても不信感を抱いているわけです。
だから今回はけんか両成敗しかないよ。
普通の何も考えていないサラリーマンは自民党支持か組合の言いなりですから・・・。

どうも1875さんと認識がずれるのは
権力闘争を仕掛けたのは、僕は保守系のだと思いますよ。
大体「党員の6割が保守系」なんて書いてる時点でうさんくさいです。

少なくとも、角田氏に権力闘争だと誤認?させた時点で
純粋な不正追及でなくなっていますよ。

まぁ群馬の民主党なんてどうでもよくって
一太さえ落選してくれればいいのですけど
望みがどんどん遠くなります。真紀子に馬鹿にされたおばちゃんでないかな?

1877名無しさん:2006/08/25(金) 20:54:05
もうだめだ。小沢を止めないと単なる電波政党になるぞ。

 民主党の小沢代表が9月12日告示の代表選で示す基本政策案が24日、明らかになった。

 「日本にふさわしいセーフティーネット(安全網)を確立する」として、雇用政策や農政を重点政
策に据えた。

 税制では、所得税・住民税を現行の半分に引き下げる大規模減税や、消費税の福祉目的税
化を提唱した。外交面では、国連の要請に基づき、国連の平和活動に積極的に参加すると強調
した。

 民主党代表選は、小沢氏の再選が確実な情勢となっている。小沢氏は、基本政策案を基に党
内論議を進め、来年夏の参院選の党公約に反映させる考えだ。

 基本政策案は、民主党が目指す国家像に関して、「共生」を理念に、「公正な国」の実現を掲げ
た。

 雇用政策では、終身雇用制を維持し、定年を65歳に延長する。農政では、「食料自給率100
%」を目標に、各農家に対する所得補償制度を創設する。

 所得税・住民税を「現行の半分に引き下げる」との目標を掲げたのは、「国民の消費支出の増
大、日本経済の持続的な安定成長を図る」のが狙いだ。所得税は税率を現行の「10、20、30、
37%」の4段階から「5、10、20%」の3段階に簡素化して引き下げ、名前を「収入税」に改める。
ただ、減税の財源には言及していない。

 また、所得税の諸控除を廃止する代わりに、「子ども手当」の創設を盛り込んだ。第1子に月額
2万円、第2子に同4万円、第3子に同6万円を支給するとし、少子化対策に配慮した。

 外交では、「アジアの一員として、中国、韓国をはじめ、アジア諸国との信頼関係の構築に力を
入れる」と、冷え込んだ日中・日韓関係の改善に意欲を示した。

(2006年8月25日3時9分 読売新聞)

ソース http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060825i201.htm

1878とはずがたり:2006/08/25(金) 23:24:01
>>1877
どこらへんが気に入らないので?
>小沢を止めないと単なる電波政党

1879とはずがたり:2006/08/26(土) 00:03:18
鳩菅は記事になる程YKに相手にされてないと思うけど,YK両氏は自民党内主流派からはもっと相手にされてないわなw

民主党:菅、鳩山両氏が自民党非主流派に触手
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060826k0000m010094000c.html

 自民党総裁選で安倍晋三官房長官の独走体制からはじき出された非主流派の山崎拓前副総裁、加藤紘一元幹事長に、民主党の菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長が、盛んに連携を呼び掛けている。底流には「自社さ」政権時代に築いた政策上の信頼関係がある。ただ、小沢一郎代表は自民党を割るより、すでに自民党を離党した「郵政造反組」との連携に熱心で、民主党トロイカの「反小泉・非安倍」勢力への揺さぶり作戦は、戦略のずれも垣間見える。

 「自民党の本流が小泉純一郎首相に偏り、(加藤氏ら)保守本流が(執行部の)外に出ている。そこを軸に幅広く集まれば、一つの大きな流れになりうる」。菅氏は25日のTBS番組で加藤氏らとの連携に言及した。

 菅氏の発言について、鳩山氏は同日の記者会見で「右に旋回しようとしている日本をどのような気持ちで見ているのかと(加藤氏らに)共感して話をした」と理解を示した。鳩山氏自身、17日に加藤、山崎両氏と会談し「自民党の中で主張が実現できるのか」と直接「決起」を促している。

 ただ、小沢氏は20日のテレビ朝日の番組で「加藤氏が『自公ではだめ』と言うなら大歓迎」としながらも、「自民党が政権を取っている限り、政権党から出ることはほとんど不可能」と冷めた見方を示した。

 選挙による政権交代で政界再編を誘発する「小沢戦略」が、あくまで党の基本路線だ。菅、鳩山両氏も、加藤氏との連携が簡単に実現するとは見ていない。

 にもかかわらず発言が注目されるのは、94〜96年の村山、橋本両政権での「連立体験」を想起させるからだ。さきがけ政調会長だった菅氏と、自民党政調会長だった加藤氏の関係は「KKライン」と呼ばれ、菅、鳩山両氏は、00年の「加藤の乱」で加藤政権の樹立を考えたこともあった。

 加藤、山崎両氏らが24日発足させた「アジア外交のビジョン研究会」は、「非安倍勢力の結集?」と憶測を呼ぶ。菅、鳩山両氏の揺さぶりはしばらく続きそうだ。[尾中香尚里]
毎日新聞 2006年8月25日 20時50分

1880片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/26(土) 00:45:54
自分も突っ込みたいところがいくつかありますね。
党の政策にするならもっと練ってもらわないと。
またおいおい議論しましょう。

小沢氏の政策要旨/民主党
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006082501003697&genre=detail

 民主党の小沢一郎代表が著書で示した政策の要旨は次の通り。

 一、国連が機能を果たすために常設の警察軍を自前で持つのが理想。日本が世界に先駆けて、国連にその力を提供すべきだ。自衛隊とは別に国連専用の組織を編成し、その部隊は国連事務総長の指揮下に入る。自衛隊はあくまで国家防衛に専念する。人員・装備は日本が負担するが、指揮権は国連にある。

 一、市場開放の観点から、農産物輸入も自由化すべきだ。日本の食料自給率を高めるためには、現場の「やる気」が大切。政府が主要な農産物の生産コストを計算し、マーケット・プライス(市場価格)が生産コストを下回る場合、その不足分をすべての農家に支払う方法を提唱する。

 一、小泉政治は市場原理・自由競争の名のもとに、一部の勝ち組を優遇し、大多数の負け組に負担を押しつけた。年功序列、終身雇用制度は勤労者のセーフティーネット(安全網)の役割を果たしていた。一定限度の安定した生活を送ることができる安全網の仕組みが絶対必要だ。

 一、戦死した人をまつる靖国神社にいわゆるA級戦犯がまつられていることは問題だ。この問題をクリアすれば、首相が靖国神社に参拝するのはまったく問題ない。

 一、事なかれ主義が教育現場にまん延するのは、教育現場の最終責任者があいまいなため。義務教育に関しては国が責任を負うことを法制度として明確にする。

 一、政治に「結果責任」を負わない官僚を関与させない。(多くの与党議員を政府のポストに送り込み)「与党と政府の一体化」を図る。

(2006/08/25 19:58)

1881小説吉田学校読者:2006/08/26(土) 01:42:26
>>1880
まず、突っ込む。
最後の項目。私の持論ですけど「政権党の役割強化」とは「官邸・官庁に人を送り込む」とは別に「政権党の立法能力強化」を先にしなさいって。ラディカルに「全法案を議員立法にする」だけで政府委員や偏差値バカの三流官僚は内閣法制局長官化します。

1882とはずがたり:2006/08/29(火) 04:07:22
ごたごた民主2題。石関氏らの目標は統一選での「浄化」といったところでしょうか?

民主群馬県連の対立深刻化 統一選の公認作業滞る
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20060823/20060823a1030.html?C=S
2006年 8月23日 (水) 17:15

 民主党群馬県連で内部対立が深刻化、定期大会が開けない状態が続いている。来夏の参院選では群馬選挙区の改選数が2から1に減り激戦が予想される中、引退表明した角田義一参院副議長の後継選びも進まない。来春の統一地方選の公認作業も滞り、候補者からは困惑の声が漏れている。

発端は会長人事をめぐる6月の常任幹事会。1月に発覚した200万円の政治資金収支報告書記載漏れについて、石関貴史衆院議員ら総支部長5人が県連会長の富岡由紀夫参院議員の責任を追及した。さらに5人は富岡氏も絡んだとする「不正経理疑惑」を公表、逆に同氏は5人の行為が倫理違反に当たるとして解任を党本部に求めた。

偽メールの永田氏、区総支部長復帰へ…公認は難しく
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060828/20060828i311-yol.html?fr=rk
2006年 8月28日 (月) 18:56

 偽メール問題で、民主党から6か月の党員資格停止処分を受け、衆院議員を辞職した永田寿康氏の処分が来月1日で解ける。

 永田氏は党員資格回復に伴い衆院千葉2区の総支部長に復帰する予定だ。

 ただ、次期衆院選の党公認候補となるかどうかは未定で、地元の千葉県連が強硬に反対している。ある党幹部は「選挙を戦う日まで永田氏が総支部長でいられるかどうかは、彼がどこまで有権者に理解されるかにかかっている」と述べるなど、党内にも永田氏の公認には否定的な見方が強い。

1883小説吉田学校読者:2006/08/29(火) 08:58:58
この件については、小沢の見解を私は全面的に支持します。とはいえ、こういうイメージの元祖は小沢氏ではありますけれども。
前に阪神vs村上ファンドのときも書きましたが、「異端排除」「異論排除」のイメージというか雰囲気がこの国にはびこっているような気がします。「一億総隣組」みたいな感じ。まず、こういう雰囲気を打破しないとおかしくなるし、こういう雰囲気の中での再チャレンジなんぞちゃんちゃらおかしい。

加藤氏の件については、「言論を暴力で封殺するようなテロは絶対に許さない」という表明が与野党ともに真っ先に挙がったものです、昔は。小沢氏も談話が遅い。

「首相は日本社会の嫌な雰囲気を是認」 小沢民主代表
http://www.asahi.com/politics/update/0828/006.html

 民主党の小沢代表は28日、甲府市で記者会見し、加藤紘一元自民党幹事長の実家の放火事件に関連して、靖国神社参拝がナショナリズムをあおったとの指摘を小泉首相が否定したことについて、「今日の日本社会が嫌な雰囲気になりつつある。小泉首相が結果として(そういう風潮を)是認する言動を行っている」と述べた。
 首相が同日、「あおりたがる勢力があるのは事実ですね。よその国からあおり立てられ、よその国をあおり立てるような報道は戒められたらよろしいのではないか」と語ったことを受けた。小沢氏は「常道的な開き直りで、首相としての言動が結果としてどういうことをもたらすか全く無視している」と批判した。

1884小説吉田学校読者:2006/08/29(火) 09:03:08
(続き)
朝日・若宮コラム。全面的に支持します。
「糸川質問に銃弾」とかそのほかにも色々あります。右も左もどこか先鋭になりすぎです。
「YKKは友情と打算の二重構造」と小泉首相はかつて言いましたけれども、私が加藤なら絶交します。友情もなにもあるものか。

放火への沈黙 「テロとの戦い」はどうした
http://www.asahi.com/column/wakamiya/TKY200608280091.html

1885片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/29(火) 23:56:29
自動的な復帰ではあったが、輿論を気にしてか、それも取りやめ。
メール事件は、永田が虚言癖の男に安易に乗っかった&質問の仕方で暴走したことについては非常に軽率だと思うが、それ以上の政策空間だなんだの組織的「犯行」だとは思ってない(組織的なお話については、私は要領をつかめなかった)。
まあ、なんにしても、あれだけ不確実なことを以て相手を非難するようなところを見せちゃうと、信頼感がひどく薄れちゃうから、公党として擁立しづらいな〜。

永田氏の支部長復帰認めず 民主、処分期間終了後も
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006082901002734

 民主党は29日、メール問題で議員辞職した永田寿康前衆院議員が今月31日に党員資格停止の処分期間(6カ月)を終えても、衆院選公認候補となる衆院千葉2区総支部長への復帰は認めない方針を固めた。鳩山由紀夫幹事長が近く永田氏に会い、こうした方針を説明して了承を得たい考えだ。
 永田氏周辺によると本人は「まだ議員に未練があるが、国政復帰を目指すかどうかの決心がつかない状態」とされ、これまで一部支援者に辞職の経緯を説明する文書を送付した以外は、目立った活動をしていない。
 このため党執行部は「地元への説明や謝罪が不十分で、総支部長に戻しても有権者の理解は得られない」(幹部)との判断に傾いた。

1886小説吉田学校読者:2006/08/30(水) 00:23:14
「民主のハマコー」とでも名づけたいトリックスターぶりではあります。「第2の上田哲」でもいいか。

代表選立候補に意欲=民主・河村氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000078-jij-pol

 民主党の河村たかし衆院議員(愛知1区、当選5回)は29日、衆院議員会館で記者会見し、9月12日告示の代表選への出馬を目指す意向を表明した。同時に、河村氏は、出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人について「(確約は)5人ぐらい」と述べ、確保のめどが立っていないことも明らかにした。

1887とはずがたり:2006/08/31(木) 00:20:22

鳩山民主党幹事長:渡部国対委員長の留任求める
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060831k0000m010164000c.html

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は30日のCS放送の番組収録で、党代表選で小沢一郎代表が再選された後の執行部人事について「渡部(恒三)先生を国対委員長にして、民主党が明るくなっていった。うまく配していただきたい」と述べ、渡部氏の留任が望ましいとの考えを示した。

 鳩山氏は前原誠司前代表時代の今年3月、渡部氏を国対委員長に口説き落とした経緯があり、渡部氏が留任すれば「(与党の国対委員長が)子どもみたいな感じになる」と指摘。さらに鳩山氏は「前原さんというか岡田(克也元代表)さんら、能力ある人をどう配するかは大事なことだ」と述べた。[山田夢留]
毎日新聞 2006年8月30日 23時51分

1888民主党村井派:2006/08/31(木) 09:30:20
>>1883
「異端排除」「異論排除」の空気は石原のこの発言に集約されている。

姜尚中氏の福岡応援に石原知事反発 「怪しげな外国人」
http://www.asahi.com/politics/update/0830/009.html

 五輪の国内立候補都市を巡り、石原慎太郎・東京都知事が、福岡市の応援演説をした姜尚中・東大教授に激しく反発、「怪しげな外国人」などとかみついた。

 姜教授は演説で「金持ちの、金持ちによる、金持ちのためのオリンピックで、世界に勝てますか」と東京を批判。すると、続く東京側のプレゼンテーションで石原知事が「さっき、どこか外国の学者さんが東京は理念がないとおっしゃっていた。何のゆえんだかわかりませんが」と発言。その後の祝賀パーティーのあいさつでも「怪しげな外国人が出てきてね。生意気だ、あいつは」などと述べた。

 姜教授は在日韓国人2世で、熊本で生まれ育った。

1889とはずがたり:2006/08/31(木) 11:32:35
ほんと石原の発言は人を不愉快にさせますねぇ。あんなのを知事にしている東京人の見識を疑う。

1890民主党村井派:2006/08/31(木) 19:23:24
東京の最大のライバルはこれから立候補都市が決まるアメリカ。至って単純な「反米愛国」主義者である石原がアメリカ国民の反日感情を煽る発言を連発。加えて「怪しげな外国人」発言に類する差別発言でアジア諸国からも総スカン。さらには、犬猿の仲にある小沢民主党政権誕生(!)で国からの支援も断たれ、開催都市決定の投票では惨敗。直後に招致運動をめぐる不明朗な資金の流れも発覚。三選の任期満了を待たず逃げるように退任――というシナリオを期待。

1891片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/31(木) 23:26:49
石原サンの自己満足のために今度は国のお金まで使われるのかと思うと気が沈みますね。

1893民主党村井派:2006/09/02(土) 00:29:09
>>1892
へえ、あの一見、貧相に見えるじいさんがねえ。

参院、旧社会党出身、日教組OBと来ればあの久保亘を思い出さざるを得ませんが、思えば、小沢、市川、久保亘(クボタン)、武村と入りまじって侃々諤々とやりあった細川政権時代こそ反自民・二大政党推進論者にとっての夢の日々だったんだなー。再びあんな時代がやって来るものか。

1894片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/02(土) 00:41:11
>>1893
このような旧社党の知恵って感じのやり方には功罪あるでしょうね。
そもそも輿石の当選自体、相手に自民公認を立てなかった出来レース。
お盆ころの讀賣には、青木・中島(山梨の参議)・輿石で会談したと書かれていた。
その後、民主は早々と本部主導で新人の擁立を決定したため、談合で中島当選とはならないようであるが・・・。
懐が広いゆえに頼りがいもありけれど、注視すべき点もあるでしょうね。

1895とはずがたり@反自民・二大政党推進論者:2006/09/02(土) 01:46:35
>>1893
>再びあんな時代がやって来るものか。
小泉によって随分とねじ曲げられましたが機は熟していると思っております。っちゅーか,1年間とかじゃない本格的ない政権交代をいい加減早く見たいっす。

>>1894
>そもそも輿石の当選自体、相手に自民公認を立てなかった出来レース。
で,逆に6年前は中島@自民相手に民主が公認候補擁立するのにだいぶもたもたしてましたな。。
今回は党本部が候補者擁立して,堀内氏の支援を期待するなどと小沢が公言しちゃう等ちょいと流動化の兆しも。注目です。

1896名無しさん:2006/09/03(日) 00:28:01
>>1867 のつづき
結局、岡田元代表(民主党)がダメなのは集団的自衛権の是非をあいまいにしていることだと思う。
アフガン派遣での前線はダメだが(国会事前承認制なら)後方支援だからOK、
危なそうだからダメ、安全そうだからOKなどという苦しい論理も後々、小泉にうまく利用されてしまいました。

http://www.katsuya.net/koizumiseiji_contents.html

第2章 テロとの闘いからイラク戦争へ
 1)9.11テロ発生と自衛隊アフガン派遣
 2)イラク戦争に対する日本の支持表明
 3)イラクへの自衛隊派遣是非論争
 4)日米同盟の未来

1897片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 01:50:33
>>1896
私には、まず、小泉純一郎って無茶苦茶な答弁を繰り広げてきたものだなぁという感想が浮かびます。
大勢を見定めて位置取りを決める勘に優れているとは思いますけど。喋る内容が実にひどい。

詭弁のエキスパートを相手にするには、それなりのやり方をとってほしかった。
たとえば、論理関係を図示してボードで示すなど。それだけでもだいぶ違う。
当時、メディアなんかは、おいしい「シーン」を探すようにして報道していたし。

一方、確かに、民主党の防衛観がまとまっていないことから、国会の事前承認だけで話を済ませようとしており、実質的に憲法で集団的自衛権が制約されるべきかどうかに話が及ばないのは、かなり不完全な感じがする。
でも、政府見解では集団的自衛権行使否認のまま全てやってきているわけだから、みんながみんなしてぼやかしてるんじゃないの? 野党がこう言ったから政府が開き直っていいというものではないし。

全体としてみると、やや繰り返しになるけれど、小泉が詭弁を持ち出したときの対処が甘い。それが集積されて分析されて、選挙で用いられることになったわけなんだな。

1898民主党村井派:2006/09/03(日) 08:32:59
>>1897
いわゆる小泉の「詭弁」なるものについて。

このペテン師が繰り出した「詭弁」の傑作としてよくあげつらわれるのが例の「フセイン大統領も見つかっていないから、フセインが存在しなかったと言えますか」というやつ。大量破壊兵器が発見されないことに対する弁明として彼はこう述べた(クエスチョンタイムでの志位への答弁)わけですが、実はこれはパクリ。このクエスチョンタイムが行われたのは2003年6月11日。しかし、その6日前の6月5日にラムズフェルトがこう言っている。

We haven't found Saddam Hussein, and I don't know anyone who's running around saying he didn't exist.

小泉サン、よほどこの「詭弁」がお気に入りだったと見えてその後もしきりと吹聴していたものですが、他人の発言をパクって恬として恥じない。それがこの男の正体。

1899片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/06(水) 18:11:50
松原って小沢派だっけ??

民主党:12日告示の代表選の事前説明会開く
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060907k0000m010013000c.html

 民主党は6日、党本部で12日告示の代表選の事前説明会を開き、再選を目指す小沢一郎代表、立候補に意欲を示す河村たかし衆院議員の代理人が出席した。小沢陣営の代理人は松原仁、松野頼久両衆院議員、小川敏夫参院議員。それぞれ小沢氏、鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行のグループの中堅議員で、3氏による「トロイカ」体制の盤石さを印象づけた。

 一方、河村氏は先月29日に立候補の意欲を表明したが、選管幹部は「推薦人の数が立候補に必要な20人に達していない」と指摘しており、小沢氏の無投票再選は確実な情勢。無投票でも正式には25日の臨時党大会で小沢氏の続投が決まる。

 党中央選管委員長の松本龍衆院議員は「民主党代表選も国民が注視している。正々堂々と国民に開かれた選挙を行ってほしい」と述べ、自民党総裁選への対抗意識をにじませた。しかし、総裁選以上に勝敗が見えた選挙だけに、党内の関心は小沢再選後の自民党との対決に移っている。【衛藤達生】

毎日新聞 2006年9月6日 17時29分

1900とはずがたり:2006/09/08(金) 02:58:08
政調会長を小沢に近い政策通(誰だろ?)を配して,渡部氏も最高顧問格に祭り上げ,旧社会党Gへ国対委員長ポストを配分という感じ?

『黄門様』 どこへ行く  民主、早くも人事に関心
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060904/mng_____sei_____003.shtml
 小沢一郎代表の無投票再選が確実な情勢の民主党代表選。小沢氏が近く発表する新ビジョンと党役員人事に党内の関心は早くも移っている。特に人事では、挙党態勢を重視し、前原執行部をそのまま引き継いだ小沢氏が、どう出るのか。とりわけ「民主党の黄門様」として親しまれている渡部恒三国対委員長の去就に、注目が集まっている。 (清水俊介)
 「剛腕」「側近政治」というイメージが強く、四月に小沢氏が代表に就任した際は、独断専行への警戒感が党内にあった。だが、前執行部をそのまま引き継いだ“居抜き”人事は、党内融和を重視するニュー小沢路線と受け取られた。「全部そのままにしたから、党内の不満を抑えられた」と、ある中堅議員は指摘する。
 それだけに再選後の人事は、小沢氏が今の路線を続けるのかどうかのバロメーターだ。
 小沢氏は菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長による「トロイカ体制」を維持する考えを明言済み。このため、次の焦点として、渡部氏の処遇が浮上した。
 鳩山氏も八月末のテレビ番組収録で「恒三さんが国対委員長になって、民主党が明るくなった。私なんかより、恒三さんをどう配するかが、大きい話だ」と発言した。
 偽メール問題で、結党以来の危機に直面した民主党の雰囲気を、持ち前のキャラクターで明るくさせた渡部氏は、「民主党再生委員長」(幹部)とも呼ばれる。「黄門様」として、メディアへの露出も多く、国民的な認知度も高い。
 党再生に一役買っただけではない。渡部氏は小沢氏と当選同期。自民党時代は同じ派閥に属し、小沢氏が一九九三年に自民党を飛び出した時も行動を共にした。小沢氏より十歳年上の渡部氏は、小沢氏にモノを言える存在。これは党内でただ一人と言っていい。
 渡部氏は「小沢が間違ったことをやったら、『それは間違いだ』とはっきり言う。菅君や鳩山君は言えないだろう」と小沢氏の“ご意見番”を自任する。それゆえ「党の中枢にいると(小沢氏は)目障りなんじゃないかな」とも周囲に漏らすが…。
(東京新聞)

小沢、党内人事に悶々…“渡部黄門サマ”の処遇
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006090408.html
 民主党代表選で小沢一郎代表(64)の再選が確実視される中、同党内で渡部恒三国対委員長(74)=写真=の処遇に関心が集まっている。小沢氏は既に菅直人代表代行(59)、鳩山由紀夫幹事長(59)の再任を明言。このため、渡部氏の処遇は、人事の規模や小沢氏の党内基盤に影響を与えかねないためだ。
 「一つ希望を言えば、渡部恒三さんだ」。鳩山氏は先月30日のCS放送の番組で、渡部氏の再任が望ましいとの考えを明らかにした。党内では鳩山氏に限らず、「小沢さんにモノが言えるのは恒三さんだけ」(若手)などと、執行部内でのブレーキ役を望む声は多い。
 渡部氏は今年3月、偽メール問題で党の信頼が失墜した中で国対委員長に就任。「水戸黄門」を自任し、明るさと会津なまりで人気を集めた。
 小沢氏にとっては、渡部氏を再任すれば党内融和を引き続きアピールできる半面、人事で独自色を出すのは困難。一方、最高顧問などの閑職に交代させれば、「強権的」などとの評価がつきまとう自身への警戒を広めかねない。
 さらには、小沢代表誕生に貢献しながら、要職で処遇されなかった旧社会党グループ内にも人事への期待感が漂う。
 渡部氏自身は、若手の松本剛明政調会長(47)への配慮から「全員続投なら自分も引き受けるが、誰か一人でも代わるなら一緒に交代だ」と周囲に漏らしている。
ZAKZAK 2006/09/04

1901名無しさん:2006/09/09(土) 10:58:54
毎日新聞の報道からです。事実だとすると、「不正なし」とした倫理委答申はどうなるのでしょう?まじでやばくないですか?

<政治資金報告書>民主の富岡議員 120万円記載漏れ

 民主党群馬県連会長の富岡由紀夫参院議員が初当選した04年7月の参院選で、支持団体などから陣中見舞いとして受け取った計120万円を政治資金収支報告書などに記載していなかったことが8日、分かった。富岡由紀夫事務所(高崎市)は「事実関係が分からず、コメントできない」と話している。
(毎日新聞) - 9月9日3時3分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060909-00000012-mai-pol

1902名無しさん:2006/09/09(土) 11:41:37
 民主党群馬、いよいよ行き着くところまで来たかという感じです。9日付けの
毎日上毛新聞で富岡会長の記載漏れの記事がありました。自分の参院選の陣中見舞い
で、しかも、大事な支援団体の部落解放同盟と同高崎支部、市議一人の計3件120万円。
もう、うっかりでは済まされなくなった。両紙とも渡した側が認めたと書いているから
恐らく事実。
 ただ、部落解放同盟の寄付を載せないのはどうやら昔かららしい。群馬1区も20万円
を載せてなかったし、角田義一の報告書にも載ってない。載せなくてもうるさく
言わない団体だったから、裏金づくりにぴったりだったんだな。富岡もそろそろ
終わりですね

1903名無しさん:2006/09/09(土) 12:53:44
>>1902
 「いよいよ行き着くところまで来たかという感」同感ですね。

 ここに到る迄に段階はあった訳ですが、倫理委の「完全に白」という、倫理的に問題あるのみならず、政治的センスを疑う答申が出た時点で、
既に自浄作用が働かない状況は明白ですね。

 今後の注目は党本部でしょう。展開によって刑事事件に発展する展開が見えてきた以上、このまま放置する選択は有り得ないとは思いますが、果たして!?

 政権担当能力は「危機管理能力」に端的に示されると思いますが、今までの様に「お家騒動」然と構えているべきではないでしょうね。

 国民の期待を裏切って欲しくないものです。

1904とはずがたり:2006/09/09(土) 16:32:55
政治資金規正法はザル法ですし,実際の運用もすんません,ミスでしたで幾らでも修正が効いてお咎め無しなので(実際自民党の政治家が良くやってる),富岡氏これでアウトという訳ではないでしょうけど,民主党には裏金等なくていい政治をして貰いたいところです。

1905あかかもめ:2006/09/11(月) 23:18:49
<小沢民主代表>再選目指し立候補表明 「使命は政権交代」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000114-mai-pol
 民主党の小沢一郎代表は11日、国会内で記者会見し、12日告示の党代表選に再選を目指して立候補する考えを表明するとともに、立候補に向けた基本理念と基本政策を発表した。小沢氏は会見で「代表の使命は政権交代。来年の参院選で自公(両党)を過半数割れに追い込むことを最大の目標にする」と強調した。
 党内には小沢氏以外に立候補に必要な推薦人の確保が見込める候補者がおらず、小沢氏の無投票再選は確実な情勢だ。
 小沢氏は基本理念で、自民党政治について「極端で偏向した『扇動政治』が台頭している」と批判。「『共生』を国づくりの理念として『公正な国』をつくる」とした。
 基本政策は(1)教育(2)格差解消(3)農業政策(4)地方分権(5)安全保障(6)政治主導の確立――で構成。「格差解消」を最重要課題に掲げ、義務教育の5歳から高校までへの拡大、消費税の福祉目的税化などを盛り込み、次期首相就任が確実視される安倍晋三官房長官への対立軸を打ち出した。
 安全保障では「自衛権の行使は専守防衛に限定し、国連の平和活動へ積極参加する」としたが、国連の活動に自衛隊と別の組織を派遣するという小沢氏の持論の国連待機部隊構想には触れなかった。【衛藤達生】
 民主党の小沢一郎代表の基本政策(要旨)
 ◆「人づくり」から「国づくり」を始める 「日本国教育基本法」を制定▽義務教育は国が最終責任を負う。市町村が創意工夫できる制度に▽高校までを義務教育化し、中高一貫教育を実現。就学年齢を5歳に引き下げ
 ◆格差をなくして国民が助け合う仕組みをつくる 官民とも管理職は自由競争だが、非管理職は終身雇用を原則とする▽議員年金も含めすべての年金を一元化。消費税を福祉目的税化し、消費税を財源として1人月額6万円を支給する基礎年金と、所得比例年金の2階建てに統一
 ◆まず食料から国民の安全と安心を確保する 食料の完全自給を目指す▽小規模生産でも生活できるよう総合的な農山漁村振興策を実施▽農家の生産費と市場価格の差額を補償する制度を創設
 ◆地方を豊かにする 中央からの個別補助金を全廃し、自主財源として自治体に一括交付▽全国の市町村を300程度の基礎的自治体に集約し、国と基礎的自治体による二層制を目指す
 ◆平和を自ら創造する 対等な真の日米同盟を確立。中国、韓国をはじめアジア諸国との信頼関係を構築する▽自衛権は憲法9条にのっとり、個別的であれ集団的であれ我が国が急迫不正の侵害を受けた場合に限って行使する▽国連を中心の平和活動に積極的に参加
 ◆政治を国民の手に取り戻す 国会審議に官僚を参加させない▽侵略やテロ、大規模災害などの非常事態に一元的に対処する制度を創設▽憲法以下の法制度の欠陥を速やかに是正する
(毎日新聞) - 9月11日23時0分更新

1906あかかもめ:2006/09/11(月) 23:30:27
民主、格差是正を前面に 「小沢ビジョン」として発表
2006年09月11日17時31分
http://www.asahi.com/politics/update/0911/006.html

 民主党の小沢代表が代表選に向けてまとめた基本理念と基本政策が明らかになった。「扇動政治」を排して「常識の政治」にするとうたい、義務教育の拡大や社会保障の充実、農家への所得補償など格差社会の是正を前面に出す一方、安全保障面では自衛権の行使を専守防衛に限定するとしている。外交では「先の戦争に対する反省」を踏まえると明示し、国家間の「共生」を掲げた。「安倍政権」誕生を強く意識した内容で、穏健な保守層の取り込みを狙うものだ。

 小沢氏は11日夕、これを「小沢ビジョン」として発表する。代表選は12日告示で、立候補は小沢氏だけとみられており、25日の臨時党大会で再選されるのは確実だ。小沢ビジョンをたたき台に、民主党としての基本政策を年内にまとめる。

 基本理念は「常識の政治」の実現を掲げた。小泉政権を念頭に「極端で偏向した『扇動政治』が台頭」していると批判し、「安定感のある信頼される『常識の政治』」に変えて「普通の国」を実現するとしている。

 新しい国づくりの理念に「共生」を掲げ、雇用、社会保障、食料の3分野で「日本型セーフティーネット」の構築を主張。外交では「米国と対等な真の同盟関係を築き、中国、韓国をはじめアジア諸国との信頼関係を醸成する」とした。

 基本政策では教育改革を冒頭に据えた。義務教育を高校まで引き上げると同時に就学年齢を5歳に引き下げ、財政面で国が責任を持つ一方、現行の教育委員会を廃止して地方自治体が運営する制度に改めるなど地方の自主性を重視する。

 社会保障では子育てに対する「子ども手当」や親と同居している世帯への「親手当」を創設。子育て後の女性や定年退職者の再雇用制度の整備を盛った。社会保障費の財源は消費税の福祉目的税化で全額まかなう。基本政策には盛り込まない予定だが、税率は5%を維持できるとの考えだ。

 ただ財政再建については、特殊法人などの廃止・民営化による財政支出の大幅削減と持続的な経済成長による税収増を主張しているが、具体的な道筋は示されていない。

 農業政策では「国民生活に最低限必要なカロリーを国内ですべて生産する食料自給体制を確立する」と強調。国内の生産費と市場価格の差額を各農家に支払う「個別(戸別)所得補償制度」を設けるとしたのが大きな特徴だ。

 一方、安全保障面では「専守防衛に限定する」と明言。「自衛権は、憲法9条にのっとって、個別的であれ集団的であれ、我が国が急迫不正の侵害を受けた場合に限って行使する。それ以外では武力を行使しない」とし、国連傘下での活動を除いて自衛隊が海外で米軍と共同行動を取ることは退けている。

■小沢ビジョン骨子

○5歳から高校まで義務教育拡大

○親と同居する世帯に「親手当」創設

○消費税の福祉目的化

○官・民の管理職は自由競争、非管理職は終身雇用を原則に

○基幹農産物には「個別(戸別)所得補償制度」を導入

○補助金は自主財源として一括交付。市町村を300程度の基礎自治体に集約

○自衛権行使は専守防衛に限定

1907あかかもめ:2006/09/11(月) 23:43:35
>>1905-1906
コンセプトは良いしそれぞれの政策にも民主党のメッセージが感じられてわかりやすい。
今までは一つ一つの政策がテンデンバラバラにちりばめられていて民主党のメッセージと言うものが今ひとつわからなかったきらいがあるけど今回はその点を旗色鮮明にしましたね。
でも、この政策を実現するには増税が不可避なのにその点を全く言及してないのは如何なものか?
増税=敗北と言う思考回路は消費税国会の社会党となんら変わりないではないか。国民の大多数は増税はやむをえないと考えている。
ただ、何の対価もない弱いものいじめでしかない重税路線にNOと言ってるだけなのだ。しっかりしたメッセージがあれば受け入れるだけの覚悟は皆持っている。
その点を見誤ると勝てる戦いも落としてしまう。本当にしっかりして欲しい。

1908片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/12(火) 00:14:01
>>1907
安倍首相は来年秋から(参院選が終わったら)税議論をしようと言い始めていますが、小沢としてはあわよくば参院選にその安倍の姿勢を利用するつもりがあるんじゃないかと思いました。
うまく使えるかどうかはよくわかりませんけどね。

「当面維持、そのうち増税」
「集団的自衛権概念は専守防衛策においても過剰な足枷だ」
って、参院選勝ったら、そのうち言いそうな気はします、小沢も。

1909あかかもめ:2006/09/12(火) 00:24:12
>>1908
でもセーフティーネットの充実を言うのならこの程度の増税はいずれ必要だとの青写真を出して欲しいんですけどね。

>「当面維持、そのうち増税」
>「集団的自衛権概念は専守防衛策においても過剰な足枷だ」
>って、参院選勝ったら、そのうち言いそうな気はします、小沢も。

集団的自衛権に関しては政権とってからでしょうね。野党であるうちは党内融和が肝要ですからww

1910片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/12(火) 00:33:46
>>1909
なるほど。そっちのほうが、リベラル派政党にふさわしいやり方ではありますね。

そんなに集団的自衛権アレルギーあるのかなぁ、民主党って。
まぁ現状、国民の大多数の支持ってわけでもないので、積極的に言い出すモチベーションはないか。
あいまいにする(変える必要があると思ってるのに言わない)のもどうかと思うけど。今回のだって、尻尾を捉まれない言い回しだし。

安倍政権段階で政府見解変わってしまえば、逆にやりやすくなるのかも。

1911とはずがたり:2006/09/12(火) 01:27:16
>>1905
上記の政策のうち中高一貫教育には自分は一貫して反対っす。
理由は極めて個人的なもので小学校の時の成績なんかで中高6年間の進路を振り分けて欲しくないなぁと思う。小6の時に判ってたレベルなんて全然その後関係ないような気がする。
中高と当然公立で小6の時など酷い成績で受験戦争から無縁のまま勉強できなくてものほほんと中学2年まですごして何故か中3で成績があがって地域のトップの公立高校に無事合格。のほほんと勉強しないまま高校卒業しても予備校で1年頑張ると何故か成績があがって結構良い国立大学へ無事合格。日本の田舎の公教育制度は完璧だと思ってますw
少子化で都会の教育も受験競争緩和して良い方向になるんじゃないでしょうかねぇ?

1913とはずがたり:2006/09/12(火) 23:51:07
>>1905
あと思ったんですが,全国を300程度の基礎自治体にと云うのも小沢の前々からの持論ですが,市町村の担ってる住民自治が広域になって機能しなくなる一方,都道府県を廃すことによって中央集権が却って進みかねず二重の意味で地域主権が冒されるような危惧もあります。
寧ろ都道府県が合併した後に国の権限移譲(その際には現行の様々な定数が入り交じる現行の選挙制度の改善が必要ではないか?)が良いのではないかと思われる。

1914片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 00:26:07
>>1912
以前、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/484
で指摘しましたが、渡部は強情な動きをすることが多いんですよね。国対委員長としてもっと働ける人物をつかったほうがいいんだろうけど、降りたあとの渡部が少しだけイヤな存在だ。
推薦人見ると、党内を平定したようだから、渡部が反小沢の核(ご意見番)になる可能性は減ったが。
ただ、補選2敗の可能性は、そこそこあると思うので、それをどう判断するかですね。
玄人ぶった人はよく前原が自民に近くて反小沢の核というんだけど、あの人にはそこまでの求心力はなくて、実は渡部の存在がカギだと私は勝手に思っています。
まぁ、渡部を押しのけてまでどうしても起用しなければならない人物がいるかどうかはわからない。無理して降ろさないかもしれない。そこはメディアに出ない部分でしょうね。
小沢の人材登用に関しては、表面的にトロイカ体制がマスコミで言われていて、確かに菅直人の適性を引き出したその人事も良かったとは思いますが、個人的には最近の安住選対委員長の働きに注目しています。テレビで見ると、マスコミにいじられるチャランポランな感じに見えますが、適材だったんだろうなと。それとも、小沢の手足になってるだけで、評価するまでもないのかな。

>>1913
私も、イメージがわきませんし、メリットも良くわかりませんね。

自民党の気が変わらないうちに道州制をやったほうがいいんじゃないかしら。

1915新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 00:54:41
新進党のときも、渡辺は「小沢手法」を批判して、小沢のタカ派路線を批判する左翼系マスコミと結託して党内に反小沢グループを形成して、一定の地位やポストを獲得しようとしていた。そのために、小沢は衆議院副議長をあてがって党外へ追放した。

1916新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 00:56:26
そこら辺を、小沢の元側近の平野貞夫が書いている。http://web.chokugen.jp/hirano/2006/04/post_58b7.html

1917片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 01:12:55
>>1915-1916
あっ、こちらでは初めましてでしょうか。

この平野貞夫の文章は見たことなかったですが、私の抱いた印象がそのまんま出ていて、逆に驚きました。
メール事件直後の場面では、渡部の特性がうまく生かされて党にとっていいように転んだが、本来は要注意人物でしょう。

仙谷が党外と結んでいるというのは、私の人物評にはまだ載ってません。平野氏はちょっとトバシ記事を書きことも多いので、それに関しては一応聞き流すだけにしておきます。

1918新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 01:29:03
>>1917 某スレでお目にかかってました。こちらでははじめまして。仰るとおり、平野は平野で十分に要注意人物でありますがw 小沢の元側近で現在も「小沢代表が代表の立場ではいえない本音ベースを、第三者の振りをしながら世論に浸透させていく重要任務」メディアベースで実行していますw 従って、小沢や小沢的立場の人達の本音を知るためには、平野の言動を追っていくことが大事かと思います。渡部に関しては、小沢支持者の私も昔から煮え湯を飲まされてきた食えない奴としか思えません。何時の間にか、黄門様になったり、時事放談に出たりしていますが。利点を持ち合わせない、単なる権力屋と見ます。

1919新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 01:48:22
中塚一宏の日記2001〜現在を追っていけば、小沢や自由党所属議員の「苦境」が見て取れます。新自由主義を売りにしていた小沢や自由党が、小泉の登場で立ち位置が難しくなり、生き残りのために「左翼と馬鹿にしていた」はずの民主党にもぐりこみ、現在に至っては、「非自公以外の総野党結集路線」のために、修正自由主義ならぬ旧保守的立ち位置を取らねばならぬ小沢の苦しさ。そしてその小沢の立ち位置を日記につづる中塚の苦しさ。そして、その日記を読まされる、改革を掲げていた頃の小沢支持者である私の悲しさ。http://www.nakatsuka-net.com/message2006.html

1920とはずがたり@新進党(初代)民主党共闘最強野党連合論者:2006/09/13(水) 02:17:08
初めまして。片言丸さんとはお知り合いのようで。とはずがたりと申します。以後宜しゅう。
現民主党は元来新自由主義的な小沢や岡田・羽田らとリベラルな菅・横路・仙谷らが自民党体制を潰すために共闘している状態ですから,小沢が改革保守の首魁となるのは自民党型保守政治を壊してからになりましょう。
リベラル派支持の私としては仙谷氏(前原グループの親玉)が党内野党として一定の活動をしているならむしろ頼もしく思いますね。政権交代をやってくれそうな小沢の脚を余り引っぱらないで欲しいとは思いますが。

1921とはずがたり:2006/09/13(水) 02:25:35
>>1914の「渡部は強情な動きをすることが多い」ってのは具体的には何を念頭に置いてるんでしょうか?
経世会の7奉行にのし上がっただけに本来権力屋であるのは仕方がないことかもしれませんが悪事を知らないのでいまいちピンときません。

1922新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 03:00:27
>>1920 こちらこそはじめまして。なるほど、良く分かります。確かに、新進党と民主党が、あの頃に選挙協力していれば、96年の総選挙で橋本政権を倒せていたでしょう。私も、何時もそれを思います。つまり、今、小沢と菅と鳩山が組むということは、新進党と民主党が組むと言う事なのに他成りません。しかも、あの頃こそ、自民党は古い自民党でしたし、一方で小沢の人気は今以上にあったと思います。それがゆえに、小沢の足を引っ張る奴も多かったわけですが。そして、仰るとおり新進党は新自由主義的であったし、民主党はリベラル的であるという、政策的な嗜好も違っていました。同じ野党でありながら、新進党と民主党は近親憎悪のような関係であったのです。それは支持者も同じでした。旧民主党と、自由党も、その近親憎悪に包まれていました。もっと言えば、細川政権と、自・社・さ政権もそうでした。つまり、93年の政界流動以降、野党陣営は、ずっとこの不毛の対決をしてきたのです。その挙句に、時は流れて自民党には小泉が誕生してしまい、奇跡の復活を果たすにいたりました。私の政策嗜好としては、昔の小沢支持ですので、新自由主義・新保守主義です。つまり、小泉・安倍にかなり惹かれています。奇しくも色んな人が言っています。「小沢が目指した改革は小泉がやってしまった」と。確かに、そうでしょう。それは昔の小沢信者も否定しません。でも欲を言えば、同じ新自由主義・新保守主義であっても、「政権交代を伴って」行われて欲しかったのが私の想いです。自民党が生まれ変わって政権交代がなし、じゃなくて、改革を掲げた新進党が自民党を倒して自民党と言う政党が消滅した挙句に更なる政界再編が行われて、それこそ小沢的な政党と、菅的な政党と言う、新たな保守・リベラルの二大政党のページが開かれるべきであったと思います。自民党と言う恐竜が残存してしまって、野党が逆に弱くなっている現実は残念です。しかし、そんなことを言ってても現実は現実なのかもしれません。小沢が代表になり、菅も代表代行、鳩山も幹事長で、岡田も政調会長になろうとしています。各人、各支持者、私も、とはずがたり氏も、複雑でしょう。本音ベースで言えば、私は、今の小沢には幻滅しています。気持ちは小泉・安倍の政策を支持しています。ただ、気持ちは層でも、体はというかw 昔信者だった政治家ですし、小沢の功績は認めているので、小泉に美味しいところを持っていかれて自民党から「古い政治家」扱いされて政界から消え去朗としている現実は悲しすぎる。今の小沢の政策には不満ですが、何とかして天下を取らせてヤリたいと思ってます。確かに、小沢には批判されるような部分があったのも事実です。しかし、罪だけではなくて、功もあったと思います。もし、本当に小沢が権力闘争のみで、金権政治化のみで、権力の権化のみであったとしたら、今の今まで政治家として残っていたでしょうか。自由党と言う政党を作って、何の組織も持たずに600万票も得られたでしょうか。15年近くも前に書いた日本改造計画が、今でも人々の記憶にあるのです。選挙制度が小選挙区制に変わったからこそ、派閥の力が弱まり、二大政党制化して、党首対党首の時代になったのではありませんか。単なる経世会出身の古い政治家と切り捨てられている現状が不満です。野中と小沢とは違うはずです。すいません。とはずがたり氏への返答のつもりが、私の心境ばかり書きつづることになってしまいました。恐らく、かつての小沢支持者は私と同じ気持ちでしょう。これからも何かありましたら、このスレにお邪魔させてもらいます。私の立ち位置と言うか、スタンスは、以上です。とはずがたり氏の感情は、私とは全く逆に旧民主党サイドからの想いでしょう。私とは逆の立ち位置でつらいと思います。今の民主党というのは、政治家も支持者も複雑です。張り裂けそうな思いになります。複雑ですね・・・

1923新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 03:05:48
キーボードの調子が悪く、エンターキーが壊れていて、改行ができません。その他、誤字脱字も多く、読みにくくなってしまいました。すいません。

1924とはずがたり:2006/09/13(水) 03:49:56
御説非常にご尤もです。改行無いのも却って迫力が出ております(笑
私も少々長いですけど個人的な所感を2点程主張したいと思います。

まず小泉が自民党を改革政党にしたのか,もっと云えば改革したのかであります。私は政権交代至上主義者(保守でもなんでも取り入れて自民党を下野させてくれというスタンスですので新自由主義の新進党最強野党論者さんの真逆の立ち位置は我が掲示板の常連さんで云うとリベラル至上主義のあかかもめさん辺りになりましょうか?)でして従って小泉は一切改革などしなかった,全てはまやかしであると発言し続けておりますが勿論煽り半分でありまして,それなりに変えたことは変えたでしょう。併し身のある改革は特になく公共事業をガンガン減らして地方(の自民党の支持基盤)を疲弊させた事ぐらいが功績であると思ってます。北朝鮮との首脳外交も何も国益にプラスにはなってなく,靖国参拝は明瞭に国益を害し,高速道路も結局計画道路は全部出来るわ国民負担も多分減らないわで散々,郵政は本当に効率的な組織経営が出来るかどうかこれから判るという段階です。但し自民党は変わりました。此ははっきりしてます。現行制度での自公の選挙はこうやるんだと完成型を示したのが野中でしたが,小泉はこの制度のもとで党内を掌握し国民を煽動するにはこうやるんだという完成型を示したと思います。しかし結局平成研から権力を奪い清和会の自民党にしただけであり,土建屋や医師会をはじめあらゆる組織が基本的に自民党を支援すると云う形は不変です。その組織の落ち込みを公明党と無党派層で埋めているだけで自民党支持組織の間の利権配分という本質的な部分で自民党は何も変わってないと判断してます。私が政権交代至上主義者であるのはこの利権配分という本質的な部分を変えるには自民党を下野させるしか無いと思うからです。

次は民主党に就いてです。青木辺りに散々に民主党はバラバラであると云われ,民主党本人もややもすると弱気にそう思っているフシがありますが(某民主党落選候補者その後繰り上げ当選の方とメールした時もそれを感じた),全く的はずれな批判であると思います。民主党は20世紀の遺物であるイデオロギー政党(自民党や社会党や共産党の様な政党のこと)を超克した存在であり,近代の超克=ポストモダンな政党である(ポストモダンが古い用語に成ってしまったという批判は甘受するとして)と認識しております。つまりイデオロギーなんかではなく国民の生活を良くする為に何をするかで一致点を見出し党として一体的な行動が出来ると云うことです。日の丸や夫婦別姓などで党議拘束を掛けないとするならばそれは民主党の弱点ではなく美点である筈です。自民党や共産党はこういう問題で政治家の良心に任せることが出来ずに党議拘束を掛けてしまうと民主党は批判すべきである。既にイデオロギーは最大最重要の国民的課題ではなくなっており,如何に政府の支出を国民へ配分するのがが課題になっている時に,族議員によって固定化された自民党的な利益配分法ではなく,問題毎に賛成反対の議員が流動的な民主党的な党内輿論の形成方法が非常に好ましいと思える訳です。

そういう意味で私は現行の民主党を苦しい立場とは思っておりません。原敬政友会以来の日本型保守の伝統(我田引鉄から土建国家への系譜)が簡単に壊れるようならそれに応じて自民党も雲散霧消,民主党が自民党の残党を吸収して巨大化後二つに分裂,保守の日本自由党とリベラルの民主進歩党の二大政党政治で必要に応じて国民が適切な政党を与党に選ぶという形になるでしょう。また日本型保守が強ければ自民党は解体せず暫く新しい民主党と旧来の自民党で政権を争うと云う今の形が続くのでは無かろうか?とそんな風に思っております。昔は下野すれば自民党など雲散霧消だと思ってましたが最近では,兎に角改革の風潮が政権交代で一巡した後はしぶとく評価され生き残るような気もしてます。

1925片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 03:53:56
>>1921
私は昔のことを知らない(新進党のころなんかはまだ子供でした)し、最近のテレビと新聞のニュース見てるだけですので、その時々の自分なりの感覚で書いてます。
なので、当時それを感じた根拠をはっきりとは思い出せないところがあるんですが、
まず渡部サン、国対委員長に推されたのは、それは人格的な魅力やキャラクターを買われてのことであるわけで、彼の策略とかではないと思うんです。
渡部サンがテレビに出たことにより、「しょうがねーなぁ、まぁいいか」という気分の国民が増えたことは間違いないと思います。そこは、党に対する功績ではありましょう。下手すれば離党者なんかも出かねない流れでしたからね。
ただ、メール事件収拾の際も代表選の際もですけど、好々爺イメージを振りまきながら、ご意見番のような顔で、けっこう他の政治家の立場を傷つけるようなことをするんですよね。渡部サンの思う結論に事態を導くためには良策なのでしょうが、好々爺&融和のシンボルとは実質的にかけ離れた言動がチラチラ見えました。(メール事件収拾の際はまだよかったけど、代表選のときに特にひどいと思いました。)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1113230287/260
↑のときなんかは、確かに今から考えれば永田辞職で情勢が反転した面がありましたけど、当時はかなりの誘導だなと思いました。このころは渡部サンは既に有名人であり、発言の意味合いが大きかったです。テレビにもこの件でよく出てたし。
メール事件は、結果として党にとって良かったとは言えるでしょう(私は、まだ当時の状況での辞職には国民の立場から疑問を持ってますが・・・)。
でも、前原辞職で代表選に話が移ったとき、渡部サンは民主党のためというより、若手系と自分のために動いたように見えました。自分の知名度・人気を生かして小沢鳩山の動きを「談合」とテレビなどで触れ回った。好々爺キャラの人が「談合」って言ったら、テレビの前の多くの人が影響されるんですね。
結局そのうち、小沢待望論が高まり、一方で菅も意欲を見せたと。党二分の危機にもなったため、鳩山邸で選挙後の融和を誓いつつ渡部を真ん中に置いて小沢と菅が握手したわけですが、これ、浅いマスコミには融合の象徴として渡部サンが映ってたかもしれないけど、とんでもないですね。
で、小沢優勢のときか当選後か忘れましたが、小沢の機嫌取りみたいなことを言ってみたり。
こういう人を野に放つと、テレビで私情優先のことを言うのがわかりきってるから、小沢は渡部サンを国対に留任させて、変なことを言わせないようにしたんだろう、と当時思ったというわけです。

「悪事」という言い方は違う気がします。ニコニコして人気のおじいさんで、世間で黄門といわれ、「党内仲良くするためにはこの人の方策がいい」みたいな感じになってるけど、その実は違っていて、自分の有利不利を嗅ぎ取って動く人であり、黄門とか言われたのを逆手にとって影響力を行使してる、という感じです。
まとめると、「タチが悪い」という感じでしょうか。

いろいろ思い出しながらですので、前後関係などちょっと曖昧ですが、だいたいこういうようなことです。

1926とはずがたり:2006/09/13(水) 04:12:31
>>1925
有り難うございます。色々と渡部の「たちの悪さ」を理解して来ました。
吉田学校さんの云うところの「経世会的アドバルーン」を自分の為に使ってると云う感じでしょうか。
前原辞任から代表選の流れの時の彼の言動をそれ程注意深く追ってませんでしたから,当時の渡部の発言が自分に代表ポストが転がってくる可能性を追っての(少なくとも自分に有利になるような)発言だったのかどうか気付かなかったですけど少なくとも二人の政治ウオッチャー(及び平野氏)がそう見てるとなるとそうだったのかもしれませんな。

1927新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 04:19:20
小沢一郎が変わったトコロ 中編(4月29日)http://www.nakatsuka-net.com/2006/200604/20060429.html

昨年のいまごろ。ある宴席で、お相手は某大学の教授と助教授。杯を重ねながら、小沢氏は言いました。「選挙に勝たなきゃ思い通りの政治はできない。勝つためには何でもありでも、いいですか?」。

小沢氏は自他共に認める、正統派の政治家。派手なパフォーマンスは好まず、地道に政策を訴えるのが今までのスタイル。支持者も大多数の人は、まじめな人が多くて、上っ面だけのパフォーマンスを嫌う人が多いのが実情です。

しかし「小泉政治」はまさに劇場型で、パフォーマンスだけで中身は何もない。でもこれが国民にはうけまくって、高い支持率をキープしているわけです。

いかに政策が良くても、新聞やテレビが政策を伝えてくれるわけではありません。マスコミはなんだかんだ言ってもパフォーマンスが大好き。そして国民の大多数は、そういうマスコミを通してしか政治に触れ合う機会がありません。その現状を批判しても、民主党が多数を占めることは出来ません。

1928新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 04:20:49
小沢一郎が変わったトコロ  後編(4月30日)http://www.nakatsuka-net.com/2006/200604/20060430.html

いい政策を提案しても報道しないマスコミが悪い、なんていったところで事態が変わるわけでもない。マスコミだって変わりません。いい政策を提案しているのに、国民が理解してくれない、といったところではじまらない。やはり大切なことは、現実をすべて肯定した上で、選挙に勝つということ。国会において多数派を占めるということ。これに尽きるのです。

小沢一郎氏も、この5年間ほどの間、日本の政治状況を見つめ続けて、自らも期するところがあったに違いありません。

同席していた大学教授、助教授は、「どんな手を使ってもいい。いわゆる知識層からバカにされたっていいじゃないですか。是非勝ってください。でなきゃ日本がもちません」そう言ってました。

お釈迦様は「人を見て法を説け」とおっしゃったそうですが、小沢氏もただただ真面目な政治家から、臨機応変な対応が必要であるということに気がついたようでした。それが小沢一郎氏の一番の変化です。

1929片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 04:31:31
>>1926
私は、代表ポスト狙いだとは感じませんでした。今思うと、そういう気持ちもあったかもなくらいには思いますが。
代表選の途中までは、若手系の後見人として居座るつもりに見えました。


それにしても、新進党最強野党論者さんは熱いですね。>>1919の書き込みにすごく迫力を感じました。中塚の日記、本音が出ていて面白そうですね。
それに触発されてとはずがたりさんも熱い熱い。久しぶりにとはずがたりさんの長文を見ました。新進党最強野党論者さんはいろんな意味ですごい!

1930新進党最強野党論者:2006/09/13(水) 04:38:48
月刊ボス 11月号 平成15年9月22日(月曜日)――私の予測ですが、仮に新・民主党が政権を取れば、その後自民党は間違いなくバラバラになる。そしてもう一度、大きな政界再編成が起こると見ています。その場合、新たな対立軸は何になるのでしょう。

小沢 政治思想、政治哲学から言えば、日本の旧来の伝統的な哲学に根ざすもの、すなわちコンセンサス社会であり、内向きなクローズドな社会システムを是とする政党でしょうね。われわれはもっとオープンで国際社会に対しても外向きで、フリーな日本につくりなおそうと考えています。

ですから、内向きと外向き、クローズドとオープン、管理とフリーという思想的な対立軸でまとまるんじゃないですか。そしてそれが一番いいように思えます。ある時には日本的な和をもって尊きをなすという政治が必要な時もあれば、いまの状況のように、和をもってなんて言っていたんじゃどうしようもない状況の時もある。その時々によって、最適な政党を選べばいい。
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