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繊維スレッド
5
:
荷主研究者
:2003/09/24(水) 00:18
2003年5月6日 化学工業日報 2面
旭化成のアクリル繊維事業 三菱レイヨンが買収
三菱レイヨンは、旭化成が持つアクリル長繊維の技術などを買収する。すでに4月に技術と扁平糸にする一部の後加工設備を譲り受けているほか、一部の商標権(ピューロン、タクタス、リーカス)についても今年7月に譲り受ける。買収額は明らかにしていない。繊維事業の構造改革を急ぐ旭化成ではアクリル繊維事業からの撤退を決め、すでに3月末に生産を終了、6月末には販売も終了する予定。三菱レイヨンでは今回の買収により現状8割稼動にとどまっている生産設備をフル稼働に持っていく。
アクリル繊維は発色性や堅牢性に優れ、軽く柔らかい特徴を持つ。長繊維は鮮やかな色合いに加え、独特のシルキー感を持つ素材として婦人向けセーターなどに使用されている。長繊維の世界市場は年4千トン。旭化成の撤退でメーカーは世界的に三菱レイヨンのみとなる。三菱レイヨンの長繊維事業の売上高は20億円。
三菱レイヨンのアクリル長繊維「シルパロン」の生産能力(大竹事業所)は年2千4百−2千5百トン。内需低迷でこれまで8割稼動の同2千トン規模にとどまっていたが、1社供給となるためフル稼働とする。市場維持が可能と判断できた段階で同3千トン能力まで増設することも検討していく。大竹への旭化成の後加工設備移設は6月までに終え、シーズンインする秋までに生産体制を整える計画。
同社はアクリル短繊維でも中国・浙江省寧波市に同5万トンのプラントを2005年7月に稼動させる計画を持つなど、アクリル繊維の総合メーカーとして事業拡大を目指している。
今回、旭化成の長繊維技術などを買収することで、複合品などの高機能品開発や高品質化を進めていく方針。
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