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プロ野球スレ

656とはずがたり(2/2):2004/07/28(水) 16:47

◆巨人がパ?

 しかし、巨人だ。せっかく描いていた1リーグ制のシナリオに横やりを入れられ、黙っているはずもなく、三山秀昭(みやまひであき)球団代表は26日、「アジアシリーズ」という代替案を披露した。1リーグ制を前提に、優勝したチームが韓国、中国、台湾の国内リーグ覇者とリーグ戦を行い、その勝者がメジャーのプレーオフに参加するという。

 もしこれでも阪神の2リーグ制維持をつぶせなかった場合、現実味を帯びてくるのが、「新リーグ創設」もしくは「巨人のパ・リーグ入り」。北矢教授が言う。「もう一つのシナリオが、『セ・リーグはご勝手に』と巨人がパの球団と新リーグを作るパターン。そうなると、『うちもそちらに行きたい』というセの球団が一つか二つは出てくる。阪神もこの段階で折れざるを得なくなるでしょう」

 ファンや選手はそんなむちゃを黙って受け入れるだろうか。労組・プロ野球選手会は「近鉄・オリックスの合併の1年間凍結」を要求し、合併強行ならストも辞さない構えを見せている。中日、横浜など近鉄以外の球団にも「合併反対」の署名活動が広がり、巨人の選手会も29日、行う予定だ。「いずれにしても、選手会がどう反応するか。選手の保有権は球団にあり、契約上は球団側が有利。あとは選手会が世論をどこまで引き寄せられるかがカギになるでしょう」と北矢教授は解説する。

◆トーキョー・サムライズ

 もう一つ、アッと驚くシナリオも考えられる。日本のプロ野球が「大リーグ傘下に入る」というものだ。北矢教授がこう大胆に予想する。「そもそも最大の問題は、大リーグの露出によって日本のプロ野球がローカルでマイナーなコンテンツであると分かってしまったこと。特に若い人は見ません。日本のプロ野球を支えている団塊の世代がリタイアし、朝からリアルタイムで大リーグ中継をもっと見るようになれば、夜また日本のプロ野球を見るかどうか。ここ4、5年で状況は劇的に変わると思いますね」

 日本人メジャーリーガーが増え、日本のプロ野球はすでに大リーグに組み込まれつつある。「06年に野球のワールドカップがスタートすれば、アメリカや中南米のチームにもまれ、日本のプロ野球もグローバルベースボールへ変わっていかざるを得ません。10球団で1リーグ制になっても、巨人戦のテレビ放送権収入が減った元セ球団の経営は苦しくなり、さらに8球団まで減ったところで、団塊世代の日本のプロ野球離れが起きる。そこで読売も『このままじゃダメだ』と決断するでしょう」。そんなシナリオだ。

 いま大リーグは東、中、西の3地区。そこに「極西地区」として加わり、例えば巨人は「トーキョー・サムライズ」に。選手は世界中から集まり、日本は韓国や中国人選手の活躍の場となるかもしれない。そのころには、現在の球団幹部の顔ぶれは全く変わっているだろう。

 今季、オリックスの観客動員数は1試合平均で前年比30%増。25日の日本ハム・オリックス戦も、「東京ドームではこれで見納め」と、3万2000人ものファンで盛況だった。一方、24日の横浜・巨人戦のテレビ平均視聴率は8.0%と今季最低に。来年、プロ野球は本当にどうなっているのだろうか。

<考えられるシナリオ>
(1)合併白紙で12球団2リーグ制
(2)合併でパ5球団の2リーグ制
(3)パ4球団でも2リーグ制
(4)10球団で1リーグ制移行
(5)巨人が新リーグ結成
(6)選手会のストで試合休止
(7)一気に大リーグ傘下へ
毎日新聞 2004年7月28日 14時41分


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