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プロ野球スレ

2152チバQ:2014/06/09(月) 22:31:11
新球団の選手の「質」についても疑問を投げかける。

 「球団を増やすなら選手も増やさないといけませんが、プロのレベルの選手なんて、そんなに多くはいないんですよ」。現在、1球団に約70人の支配下登録選手がいる。4チーム増えれば単純計算で280人が新たに必要になる。四国や北信越地域には既に独立リーグがあるし、静岡、沖縄両県には春夏の甲子園で優勝した高校もある。土壌はありそうだが、張本さんは「お客さんにとってプロとは、自分にできないことをやってくれる存在。練習したら届きそうと思える選手に高いお金を払う人はいないんです」。安易に入団させて、新球団だけでなくプロ球界全体のレベルまで下がることを懸念する。

 「もし安倍さんが16球団にすると本気で言うなら、直接(ダメだと)言いに行こうと思っているよ」

 実はこの構想、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが4月に自民党本部で講演した内容を基にしている。若林議員は「ほぼそのまま」と言うのだが、二宮氏に聞いてみると「話をしたのは事実ですが、その内容と、構想として出てきた中身には齟齬(そご)がある」と戸惑いを隠さない。

 例えば、自民党が公表した構想には当初、「4リーグ制」と書かれていた。二宮氏は「私は『2リーグ4地区制』と言ったが、『4リーグ制』とは言っていない」。自民党の理解に疑問を抱いた二宮氏が直接指摘すると、党側は該当部分を修正した。「そもそも16球団構想はプロ野球活性化、地域振興の議論のたたき台。実現に向けクリアしなければならない点はたくさんある。もっと具体策を書き込まないと理解は得られない」。賛意を示した安倍首相とは対照的に、自民党の「本気度」に懸念をにじませるのだ。

 「球団を増やすこと自体はリーグ発展のために必要」と話すスポーツ評論家の玉木正之さんも「自民党の構想は議員がパフォーマンスをしているだけとしか思えませんね」と切り捨てる。

 なぜか。やはり「本気度」が感じられないというのだ。「例えば、今のプロ野球界はマスメディアが牛耳る不健全な状態になっているが、構想を唱える議員は、その方面に根回しをしたのか。あるいはマスメディアが球団を所有してはいけないという法律をつくるだけの覚悟があるのか。でも、そんな話は聞こえてこない。『ただ言っているだけ』なのは明らかですよ」

 静岡県内の自民党系地方議員の一人は「構想は人気取りと言われても仕方ない」と冷ややかだ。「そもそも球団を増やすかどうか、政治が口を出すものではないでしょう。地方の活性化策にこんな構想を持ち出さなければならないほど、案が不足しているのかねえ……」

 ペナントレースの盛り上がりとは裏腹に、構想実現への道のりは険しそうだ。【樋口淳也】
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