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プロ野球スレ

1721名無しさん:2013/12/11(水) 11:51:16
【検証】打率・本塁打は、運でどこまで上下するか

☆概要
セイバー指標とか、みんなが頑張って運の要素を抜こうとしてるので、逆に、実力差の要素を抜けるだけ抜いてみた。
理論上まったく同じ成績を残すはずの打者を並べ、成績がどこまで上下するか計算した。
(前にどっかの会社が似たようなことやってたはずなんだが、誰か知らん?)

☆検証方法
一、30パーセントの確率でヒットを打ち、6パーセントの確率でホームランを打つ打者、ガッツ一号を用意する。
 ※ヒットとホームランは独立事象にした。
二、ガッツ一号に500打数を与え、ヒット数、ホームラン数を記録する。
 ※ガッツたちは理論上、打率.300(150安打)30本塁打(本塁打率16.66…)の成績を残すはず。
三、二をガッツ一〇〇一号まで繰り返す。理論上はまったく互角のガッツたちに、どこまで成績の差がつくか。

☆結果
(分布図)
http://www1.axfc.net/u/3112680.jpg
(上を順位で並び替えた図)
http://www1.axfc.net/u/3112681.jpg
(今回計算に使ったXLS)
http://www1.axfc.net/u/3112682.xls
※擬似乱数は別のツールで生成したので、生成過程は載ってません。

☆中央値
打率中央値  .298(149安打、ベスト499〜542まで)
本塁打中央値 30本(本塁打率16.66…、ベスト484〜583まで)

理論上の打率が.300に収束する打者に、一シーズン500打数与えてやって、
それで.300以上のシーズン打率を残せる確率は、だいたい半分。本塁打についても同様。

打者が実力通りの打率・本塁打を発揮できる確率は、怪我・確変・スランプなどを考慮しない場合、50パーセントぐらい。
選手の能力を評価する時は、シーズン単位の成績では限界がある、というのが分かる。

☆打率ベスト十位
一位 .384 500打数192安打 ガッツ九〇九号(33本塁打)
二位 .356 500打数178安打 ガッツ七七五号(32本塁打)
三位 .354 500打数177安打 ガッツ八八三号(36本塁打)
四位 .350 500打数175安打 ガッツ一〇七号(39本塁打) ガッツ四〇一号(29本塁打) ガッツ五四一号(31本塁打)
七位 .348 500打数174安打 ガッツ三九五号(33本塁打) ガッツ六一九号(31本塁打) ガッツ七三三号(42本塁打) ガッツ八八四号(19本塁打)

ガッツ九〇九号、圧倒的差で首位打者に。
ちょっと飛び抜け過ぎかと思って、ガッツ一〇〇〇一号まで動員したら、.360以上が14名、最高が.376だった。確変中の確変か?

☆本塁打ベスト十位
一位 49本 本塁打率10.20 ガッツ六四〇号(打率.280)
二位 47本 本塁打率10.64 ガッツ八七二号(打率.290)
三位 45本 本塁打率11.11 ガッツ四〇〇号(打率.306) ガッツ六八二号(打率.278) ガッツ八九四号(打率.282)
六位 44本 本塁打率11.36 ガッツ三九一号(打率.318) ガッツ九九八号(打率.302)
八位 43本 本塁打率11.63 ガッツ一七号(打率.288) ガッツ三四一号(打率.272) ガッツ六六一号(打率.310) ガッツ九一八号(打率.330)

さすがに聖域にはかすりもせず。
アンダーソンとかボンズのアレは、案の定確変では説明できないっぽい。


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