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プロ野球スレ

1194片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/12(土) 11:49:01
プロ野球:期待示す、愛情表現 楽天・ノムさん「ぼやきは永遠なり」 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080412ddlk04050257000c.html

 ぼやきといえばこの人、プロ野球・楽天の野村克也監督(72)である。今年の目標はずばり優勝。開幕から4連敗の後、7連勝で球団史上初の単独首位に立つなど「今年はやってくれる」とファンの期待も大きい。勝っても負けても絶好調、ノムさんのぼやきを聞きに行った。【山寺香、坂巻士朗、写真・西本勝】

 ◇「愚痴」の森さん−−「監督は孤独。どっかに言いたいことだってある」
 ◇どうでもいいやつ、しからない
 「何? デートの申し込みに来てくれたの」。おずおずと近づいた記者(山寺、29歳)は、野村監督のけん制球に戸惑った。6日、西武ドーム。デーゲームが始まる1時間半前、監督はベンチで記者に囲まれていた。これでひるんでいては先に進めない。

 「ぼやきは計算しているんですか」。すると帽子の奥からじっとこちらの目をのぞき込み、答えてくれた。「自然体。性格。うっぷんを晴らすところがないから、記者にぼやいちゃう。選手にぼやくと傷つくし。報道された方がこたえるかな、直接ぼやいた方がいいかな」。自身に言い聞かせているようでもあり、周囲に意見を求めているようでもある。

 「ぼやきは悪いことじゃない。いつも理由がある。現実は、理想と重ならない。期待とか、反省とか、そのギャップがぼやかせる。どう言えばいいかな……。挑発か」。そう言って笑った。「選手が(報道されるのを)聞くかどうかは考えていない。計算できたら名監督だ。褒めて育てるのが正常だが、(私は)しかって育てるほう。褒めるとしかるは同義語。だけど、しかられる方はそうは感じない」

   ■

 野村監督の新刊「あぁ、阪神タイガース」(角川oneテーマ21)に、こんな記述がある。

 <「人間は無視・賞賛・非難の段階で試される」という。これは一流の人間を育てる原理原則でもある。見込みがない時期は「無視」。可能性が見えてきたらとにかく「賞賛」する。そして、チームの中心、主力選手になった時点で「非難」するわけだ。プロとは、当たり前のことを当たり前にやる人間のことをいう。無視されたり、賞賛されているあいだはまだ半人前であり、アマチュアなのである>

 “講義”は続いた。「非難されるようになったら一人前。期待の裏返し。自分も随分しかられたが、今思えば期待だった。どうでもいいやつはしからない」。野村監督は選手を直接しかることも、記者を通して期待を伝える場合もある。ぼやきは野村流の愛情表現なのだ。では、選手の側はどのように受け止めているのか。

 90年代に野村監督が指揮したヤクルトのエース、川崎憲次郎さん(37)=野球解説者=は「厳しかったですよ。ホームランを打たれて負けた翌日の練習で、『何であんなとこに投げたんだ』と1時間半ぐらい言われたことも。記者にぼやく内容のほとんどは練習の際や試合の後で直接聞かされていました。むっとすることもあったけれど『勝利』という実績に裏打ちされてのぼやきだから、いい部分だけ吸収しました」と語る。

 また同じころに左腕のリリーフとして活躍した加藤博人さん(38)は、四国独立リーグ、香川オリーブガイナーズのコーチだ。「当時は試合の翌日、新聞を見て『こんなふうに思っているのか』とショックだったが、必ず『肩大丈夫か』などと気遣ってくれた」と話す。


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