プロ野球スレ - 1063166594 - したらば掲示板

1103：とはずがたり：2006/11/20(月) 02:18:11: 東京のことは何も知らない俺。神宮球場って明治神宮がやってたんや。。
子供の頃一度だけ叔母に連れられて阪神ヤクルト戦見に行ったことがあるけどあれは神宮だったと思う。早慶戦も大学時代には何度も見に行った。

４〈広がる収入源〉　広告復活、でも「野球が主」
2006年11月09日
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200611020337.html

　グラウンドと外野観客席を仕切る青色のラバーフェンス。左翼ポール際から右翼ポール際まで、「液晶テレビ　Ｕｎｉｄｅｎ」の白い文字が、８カ所に並んでいる。

　神宮球場の外野フェンスに今年、２５年ぶりに広告が復活した。

　昨年から液晶テレビを販売し始めた無線通信機器会社「ユニデン」（本社・東京都中央区）が、「コードレス電話市場では北米で４割近いシェアなのに、日本での認知度は低い。少しでも多くの人に社名を知ってもらいたい」と売り込んだ。

　球場側には当初、迷いがあった。「学生野球中心の神宮に、広告は似つかわしくない」といった昔からの根強い意見があったからだ。

　だが、導入に踏み切った。「今の時代、体力が落ちている企業が多い中で、話があるのはありがたいこと。我々も努力して収益を上げなければいけない」と明治神宮外苑の岩本義隆・苑長（６２）はいう。

　神宮球場には１９６８年まで、フェンス広告が一切なかった。その翌年、老朽化した球場の改修費を工面するのを目的に、初めてフェンス広告が現れたが、８１年に再び、撤廃した。

　まだ人工芝ではなく天然芝の時代だった。当時の明治神宮宮司が、学生野球の聖地に広告は必要ないと判断して、こう言った。「フェンスは芝の延長。芝に広告はださないでしょう」

　球場は、宗教法人である明治神宮が、神宮外苑にあるスケート場、テニスコート、ゴルフ練習場などとともに運営している。青少年の育成を目的にうたっており、商業色は表に出しづらいが、一方で、現実的な財布の事情はついてまわる。

　外苑全体の年間経費は約１０億円。その半分以上を球場の収益で賄っており、億単位の収入に直結するフェンス広告は魅力だ。時代の流れの中、内野フェンスの広告は「ファウルグラウンドだから、仕方ない」と２０００年に許可され、今回、外野まで広がった。

　「井上陽水のコンサートができないか」。球場の当時の場長が井上陽水のテープを聴き、ファンになり、思いついた。ラジオ局に働きかけたのは、８５年のことだった。

　球場ではプロ、アマ含め年間４００試合以上が行われている。だが、野球の力だけにも頼っていられない。８０年代に入り、自分たちでも営業努力をしようという機運がでてきていた。

　８６年８月、井上陽水と安全地帯のジョイントコンサートは約３万人を集めた。後楽園球場で行われていたモトクロス大会も「ぜひ神宮で」と提案し、８７年に「ジャパン・スーパークロス」が開かれた。夏に開かれる花火大会は３０回近くになり、今では都会の風物詩だ。

　「明治神宮野球場である限り、野球が主であることは、これからも変わらない」。戸頃啓（とごろあきら）・場長（５９）が言うとおり、今も球場の収益のうち、９割がプロ、アマ野球関係で占める。「ただ、空いている時をいかに有効活用するか」

　昨年１１月には、初めて「ベースボール・ウエディング」を行った。本塁ベース前に新郎新婦が並び、両側に両家が参列して、式を挙げた。その後、グラウンドで披露宴代わりに草野球大会。使用料は約４０万円。今年１２月には２回目の予約が入っている。（庄司信明）

　＝おわり