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憲法スレッド
797
:
名無しさん
:2015/11/09(月) 22:41:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151109-00010002-jindepth-pol
[細川珠生]【憲法改正にチャンス到来】〜日本大学法学部教授 百地章氏に聞く〜
Japan In-depth 11月9日(月)11時0分配信
日本大学法学部教授の百地章氏を迎え、憲法改正について聞いた。
安保法制の議論の際には、憲法違反という意見があった中で、憲法違反ではないということを参考人として国会で発言した百地氏。憲法改正に関して、安倍総理にはかなり強い思い入れがある。細川氏は、「安保法制ができても、なかなかその先の憲法の議論にならない。」と憲法改正が進まないもどかしさを語った。
憲法改正が必要な理由として、まず百地氏は、戦後70年の変化と憲法のギャップを挙げた。現行の憲法ができて70年。「70年経っているので、色々なところで現実とのギャップが生じている。」と百地氏は述べ、諸外国ではギャップが生じた際には、憲法改正するというのが当然の常識だと指摘した。
実際、ドイツでは戦後59回改正しているという。百地氏は、「国家のために憲法があって、憲法のために国家があるわけではないので、改正していく。日本では、むしろ憲法に国民生活を合わせるべきだといういびつな議論がある。」と問題点を指摘した。
もう一つの理由は、現行憲法は占領下でGHQによって作られたものであることだ。「日本が主権独立国家としてこの国を立て直すためにもう一度見直す必要がある。」と百地氏は述べ、細川氏も「自分たちの手で憲法を作るという当たり前のことをすればいいだけ。」と同意した。
憲法改正が進まない理由の一つには、国民が9条の改正を極端に恐れていることが挙げられる。百地氏は、「平和安全法制にしても、反対派が、『法律が通ったら日本が戦争をする』というレッテル貼りをして、国民も不安になった。ただちに9条を改正するのはなかなか難しいだろう。」と述べた。
では、どこから憲法改正に手をつけるか。百地氏は、「国民の心を動かすようなテーマでなければ、国民投票は難しい。」と述べ、基準として〔1〕国家の根幹にかかわる大切なテーマであること、〔2〕緊急性を要すること、〔3〕国民にわかりやすいテーマであることの3つを挙げた。
具体的には「緊急事態条項」が当てはまる。例えば、首都直下型地震が発生して、国会が召集できない事態の対応を定めた規定が憲法にはない。法律も十分ではない。緊急事態には内閣の命令で、対策を講じて、あとで国会の承認を得る「緊急命令」を多くの国で採用している。明治憲法でも同じ規定があったが、現行憲法にはそれができない。百地氏は、「国家として最大の欠陥の一つだと思っている。先進国で緊急事態制度を認めていない国はない。」と述べ、重要性を強調した。
また、細川氏は、家族とは大事なものだということに憲法では触れていないことに対し、「国として問題だ。」と指摘した。百地氏も同意し、「世界中に192の憲法があるが、その85%には何らかの形で家族を保護する文言があると言われている。日本国憲法には家族の保護に関する規定はない。」と話した。特に、血縁関係である縦軸の繋がりが憲法に出てこないことを指摘し、「人格形成の場である家族が安定していなかったら、健全な子供たちを育成できない。」と述べた。
最後に、今後の憲法改正のスケジュールについて聞くと、百地氏は、「来年の参院選挙において、憲法改正の国民投票をできるようなスケジュールを組んでもらったらベスト。」と述べた。理由としては、現在の衆院で改憲派が自公だけでも3分の2を占めていて、全体を見ても、数字の上では74%が改憲派だと言われていることだ。これは日本が戦後独立して初めてのことだという。国民も過半数が改憲を支持しており、また、首相として改憲を公言したのは安倍首相が初めてだ。「絶好のチャンス到来。」と百地氏は強調した。
11月10日には、武道館で、憲法改正に向けての一万人大会が開かれる。「憲法改正の必要性を感じてほしい。」と細川氏が呼びかけ、番組を締めくくった。
(この記事は、ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2015年11月7日放送 の内容を要約したものです)
「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分〜7時20分
ラジオ日本HP
http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP
http://www.cheering.net/tamao/
#
細川珠生ブログ
http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/
細川珠生(政治ジャーナリスト)
798
:
名無しさん
:2015/12/16(水) 20:38:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121600778
憲法論議、通常国会で再開=保岡衆院憲法審会長
保岡興治衆院憲法審査会長(自民)は16日、首相官邸で安倍晋三首相と会い、来年の通常国会で憲法改正を視野に入れた与野党論議の再開を目指す意向を伝えた。改憲の優先テーマに関しては、緊急事態条項創設から入るのが望ましいとの考えも示した。首相は「しっかり頑張ってほしい」と応じた。
衆院憲法審査会は、今年6月の参考人質疑で、自民党推薦を含む出席者が集団的自衛権行使を容認する安全保障関連法を「違憲」と主張したことから混乱。事実上の休止状態となっていた。(2015/12/16-18:26)
799
:
とはずがたり
:2015/12/17(木) 14:51:08
「判決の瞬間、涙が溢れた。本当に悲しい」夫婦別姓禁止「合憲」受けて原告が怒り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00004066-bengocom-soci
弁護士ドットコム 12月16日(水)16時55分配信
「判決の瞬間、涙が溢れた。本当に悲しい」夫婦別姓禁止「合憲」受けて原告が怒り
団長の塚本協子さん
夫婦で別々の姓を名乗ることを認めない民法の規定は、憲法が保障する「婚姻の自由」を侵害しているなどとして、5人の男女が国に損害賠償を求めていた裁判で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)が12月16日、夫婦別姓を認めない民法の規定を合憲と判断したことを受け、原告団は参議院議員会館で会見を開いた。団長の塚本協子さんは、「判決を聞いた瞬間に涙が溢れた。本当に悲しく、辛いです。塚本協子で生きることも死ぬこともできなくなった」と悔しさをにじませた。
この訴訟は、民法750条が「夫婦同姓」を定めているため、日常生活でさまざまな不利益を被ったとして、原告5人が国家賠償とともに、民法750条の「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」という規定を改正することを求めていた。
弁護団長の榊原富士子弁護士は「とてもとても残念。力が及ばなかった。落胆するだけでなく怒りも感じている」「最高裁の裁判官には、女性が3人しかいない。この構造こそが、性差別の問題を扱う裁判のときに、こうした結果に招いてしまうということを実感した」と判決を批判した。
一方で、今回の判決で、合憲と判断した裁判官が10人、違憲と判断したのが5人だったことについて、「今回の少数意見は、将来の多数意見になるはず」と希望を述べた。
弁護士ドットコムニュース編集部
800
:
名無しさん
:2015/12/23(水) 09:52:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151223-00000005-mai-soci
<天皇陛下>82歳に 戦後70年「先の戦争を考えた1年」
毎日新聞 12月23日(水)5時0分配信
天皇陛下は23日、82歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、戦後70年の今年を「先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います」と振り返り、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」と述べた。
天皇、皇后両陛下は4月、太平洋戦争の激戦地のパラオを訪問し、日米の慰霊碑に供花した。陛下は、周辺の海に不発弾が多く残っていることに触れ「島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならない」と話した。
また、戦時中に民間船員が、軍に徴用された輸送船に乗り、多数が亡くなったことについて「輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います」と語った。
日本人2人のノーベル賞受賞については「長年にわたる地道な研究を誠に尊いものと思います」と話した。また、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)が11月に初飛行に成功したことを「うれしいことでした」と述べ、皇太子時代の1962年12月、戦後初の国産旅客機「YS11」の完成披露式に出席したことを「懐かしく思い起こされました」と振り返った。
自然災害では、5月の鹿児島県の口永良部島の新岳噴火について「避難生活が続いていることに心を痛めています」と述べた。また、9月の関東・東北豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市を見舞い、多くのボランティアが活動していることなどを「困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います」と話した。
82歳を迎えたことについて「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と述べた上で、「一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と語った。【高島博之】
801
:
名無しさん
:2016/01/01(金) 08:10:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100133
女性皇族減少で有識者会議=政府、参院選後に本格検討
政府は、女性皇族の減少が見込まれる中で皇室活動を安定的に維持するため、有識者会議を設置し、対応策の検討を本格化する方針を固めた。未婚の女性皇族7人のうち6人が成年となり、検討が急務となっているが、政治問題化するのを避けるため、2016年夏の参院選後に有識者会議を設置する。
皇室典範は12条で「皇族女子は、天皇および皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」と規定。最近では14年10月に高円宮妃久子さまの次女千家典子さんが、結婚に伴い皇籍を離脱した。女性皇族のうち、未成年は皇太子ご夫妻の長女愛子さま(14)だけ。政府内では、女性皇族の結婚が相次げば、皇室活動全体にも影響を及ぼしかねないと懸念されている。
有識者会議では、「女性宮家」創設を可能とする案や、女性皇族が皇籍離脱後も国家公務員として活動を継続する案が検討されるとみられる。安倍晋三首相は、女性宮家創設に慎重な立場を示してきたが、首相周辺は「首相は必ずしも批判的ではない」と述べ、容認する可能性を示唆した。
皇族の減少問題をめぐっては、野田政権が論点整理をまとめたが、政権交代に伴い検討がストップ。安倍政権でも、杉田和博官房副長官をトップとする検討準備室が設置されたが、休眠状態となっている。(2016/01/01-03:30)
802
:
名無しさん
:2016/01/03(日) 19:29:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010300053
改憲めぐり「3分の2」攻防=政権、参院選へジレンマ-野党、安保再現狙う
安倍晋三首相にとって今年は、憲法改正の実現に道筋を付けられるかの正念場となる。夏の参院選で国会発議に必要な3分の2の勢力を確保し、足掛かりを築くことが目標だ。ただ、改憲へ前のめりな姿勢を見せれば「逆風となる」(自民党中堅)ジレンマも抱える。これに対し民主党など野党は、昨年の安全保障関連法制定を「立憲主義の破壊」と位置付け、再び憲法論争を挑む考えだ。
「大規模災害のような緊急時に、国家、国民がどのような役割を果たすべきかを憲法にどう位置付けるかは、極めて重く大切な課題だ」。首相は昨年11月の参院予算委員会で、緊急事態条項の創設が改憲の重要テーマになると表明した。
首相としては戦争放棄をうたった憲法9条の見直しこそ悲願。しかし、国論を二分するテーマよりも、まずは与野党で広範な協力を得られやすい改正を優先する考えだ。自民党幹部は「野党も含めて合意できそうな、緊急性の高い問題を選んで議論していくことになる」との見通しを示す。
9条改正に慎重な公明党幹部も緊急事態条項は容認し、民主党にも一定の理解を示す声がある。ただ、自民党の改正草案が首相に強い権限を与える内容なのに対し、民主党の枝野幸男幹事長は「国会議員任期を暫定的に延長するための規定は検討すべきだが、それ以外のことが必要だとは思わない」と主張、両者の溝は深い。
◇おおさか維新がカギ
憲法改正の国民投票を行うには、衆参両院で各3分の2以上の賛成による発議が必要。与党は衆院で3分の2を上回るが、参院では134議席と、3分の2(162議席)に届かない。自民党が参院選で圧勝しても「与党単独の3分の2超えはほぼ不可能」(幹部)との見方が大勢で、自公以外の勢力の一部をどう引き寄せるかが重要となる。
首相が期待を寄せるのは、橋下徹前大阪市長が法律政策顧問を務める「おおさか維新の会」だ。同会は首相公選制や一院制など改憲を打ち出し、与党に協力する姿勢を示す。だが、自民党内には「橋下氏は大衆を扇動する天才」(幹部)と警戒する声も根強い。
一方、集団的自衛権の行使を容認した安全保障関連法が3月に施行されることもあり、通常国会では憲法論議が改めて活発になりそうだ。昨年の国会で安倍内閣に対し「違憲」批判で対抗した野党は、いまだに世論の同法への理解は進んでいないとみている。
参院選を控え、民主党の岡田克也代表は「安倍政権が9条を改正することに反対だ。安倍さんは参院で3分の2を取れば必ず改正をやってくる」と指摘。与党などによる3分の2議席確保の阻止を至上命令としている。
対する首相は「改憲色」を薄め、「経済」重視の姿勢を前面に打ち出す作戦だ。首相周辺は「憲法改正は参院選の争点にならない」と予防線を張っている。(2016/01/03-15:05)
803
:
名無しさん
:2016/01/04(月) 05:59:12
>>801
憲法第七条七号により、「内親王」、「女王」、の称号と「殿下」の敬称を陛下が賜ればいいでしょ。
それより、皇室典範に附則を追加して旧皇族等皇統に属する男系の非皇族男子に「王」の身位を与えられることを明文化するべき。
804
:
とはずがたり
:2016/01/04(月) 12:10:35
>>803
>皇室典範に附則を追加して旧皇族等皇統に属する男系の非皇族男子に「王」の身位を与えられることを明文化する
これは事実上,万が一の事態に伏見宮の系統に650年振りぐらいに皇統をお返しするってことですかね。
血統的には江戸初期に分かれたと云うか養子に這入った近衛家の方が近いけど,いくら五摂家筆頭の最高位の家格とは云えそちらは臣下に降った上に伏見宮家は本来持明院統の嫡流だしな。
805
:
名無しさん
:2016/01/04(月) 21:40:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160104/k10010360601000.html
谷垣氏「改憲は野党と合意できる部分から」
1月4日 20時57分
自民党の谷垣幹事長は、憲法改正を巡る議論に関連して、「今の憲法には足りない点や欠けている点がある」と指摘したうえで、野党側とも合意できる部分から具体的な議論を進める必要があるという認識を示しました。
谷垣幹事長は記者会見で、今の憲法に大規模災害などを想定した「緊急事態」についての規定がないことなどを念頭に、「どう考えても、今の憲法には足りない点や欠けている点がある。皆が矛盾を感じていることを放っておくのは、憲法を順守するということに適していると思わない」と指摘しました。
そのうえで、谷垣氏は「憲法改正について、日本は初心者だと考えなければならず、少なくとも野党第1党の方たちも問題だという点を、合意によって作っていくというプロセスが必要なのではないか」と述べ、野党側とも合意できる部分から具体的な議論を進める必要があるという認識を示しました。
806
:
名無しさん
:2016/01/05(火) 21:38:55
松井一郎は自民党的な権威主義的感性・国家主義的感性の持ち主だと思っていたので、
橋下的な自由主義的感性を持ち合わせていることに、率直に言って驚いた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010500613
緊急事態条項は法律で=松井おおさか代表
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は5日、安倍晋三首相が憲法改正の優先課題と位置付ける「緊急事態条項」の創設に関し、「憲法ではなく、法律でもやれるのではないか」と述べ、否定的な考えを示した。府庁で記者団の質問に答えた。
松井氏は同条項について「個人の権利を排除し、権力者側に力を持たせる話だ」と指摘。「個人の権利をあまりにも阻害してしまう危険性がある」と懸念を示した。(2016/01/05-16:03)
807
:
名無しさん
:2016/01/06(水) 06:23:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010361971000.html
憲法改正 野党内での立場の違い 鮮明に
1月6日 5時19分
ことし夏の参議院選挙に向けて、民主党などが安倍政権の下での憲法改正を阻止する姿勢を明確に打ち出していく考えなのに対し、おおさか維新の会は改正を目指す勢力の拡大を目指していて、野党内での憲法改正を巡る立場の違いが鮮明になっています。
安倍総理大臣は年頭にあたっての記者会見で、ことし夏の参議院選挙に関連して「憲法改正については、これまで同様、しっかりと訴えていくことになる。同時に、そうした訴えを通じて国民的な議論を深めていきたいと考えている」と述べました。
これに対し、民主党の岡田代表は「数の力を頼みに強権的に進めるやり方で憲法を改正することは許されない」と述べたほか、共産党の志位委員長も「あらゆる形での明文改憲を許さない闘いをやっていきたい」と述べました。
民主党や共産党などは、与党が衆議院に続いて参議院でも憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を確保すれば、早期改正につながりかねないとして、参議院選挙に向けて、安倍政権の下での憲法改正を阻止する姿勢を明確に打ち出していく考えです。
一方、おおさか維新の会は、代表を務める大阪府の松井知事が「憲法改正発議の勢力で3分の2の議席の獲得を目指す」と述べ、改正の実現に向けた与党側との連携を見据えて参議院選挙に臨む考えを示していて、野党内での憲法改正を巡る立場の違いが鮮明になっています。
808
:
名無しさん
:2016/01/07(木) 21:15:17
>>806
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010700657
緊急事態条項で発言修正=おおさか・松井氏
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は7日、安倍晋三首相が憲法改正の優先課題とする「緊急事態条項」創設で、国会議員の任期延長について「憲法でないと改正できない」と述べ、改憲議論に応じる考えを明らかにした。同条項をめぐり松井氏は、「憲法ではなく、法律でもやれるのではないか」と否定的な見解を示していたが、これを修正した。
府庁で記者団の取材に答えた。松井氏は大災害の発生を想定し、「(衆院)解散が決まっているとき、誰が司令塔になって緊急事態を乗り切るのか備えるべきだ」などと語った。(2016/01/07-16:42)
809
:
名無しさん
:2016/01/12(火) 06:20:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160112/k10010368121000.html
参院選に向け 憲法改正巡り与野党超え議論も
1月12日 4時02分
安倍総理大臣が、夏の参議院選挙で、自民・公明両党に憲法改正に積極的な野党を加えて、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えを示したのを受けて、参議院選挙に向け、憲法改正を巡って、与野党の枠を超えた議論が展開されることも予想されます。
安倍総理大臣は10日、夏の参議院選挙で自民・公明両党で過半数を確保することがみずからの責任だとしたうえで、「自民党、公明党以外にも、おおさか維新の会もそうだが、改憲に前向きな党もある。自公だけではなく、改憲を考えている前向きな、未来に向かって責任感の強い人たちと、3分の2を構成していきたい」と述べ、憲法改正に積極的な政党で、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えを示しました。
これを受けて、公明党からは「野党側が攻めやすくなるだけで、得策ではなく、参議院選挙では経済政策をメインテーマにすべきだ」などと、憲法改正を参議院選挙の争点とすることに懸念が出されています。
安倍総理大臣の発言について、おおさか維新の会は歓迎しており、憲法改正を巡り、与党側と連携することも視野に入れて、独自の改正試案を取りまとめ、参議院選挙で訴える方針です。
これに対し、野党側のうち、民主党、共産党、社民党などは、「参議院でも自民・公明両党などに3分の2の議席を許せば、早期の憲法改正につながる」として、参議院選挙では安倍政権の下での憲法改正の阻止を主要な争点に据えたい考えです。
一方、民主党と衆議院で統一会派を組む維新の党は、この問題では民主党と見解を異にして、改正論議に前向きで、参議院選挙に向け、憲法改正を巡って、与野党の枠を超えた議論が展開されることも予想されます。
810
:
とはずがたり
:2016/01/12(火) 14:04:15
>>806
>>808
地域ボス的・自民党的な場当たり的・権威依存的な感性を持ってるという事のようですな〜。
811
:
名無しさん
:2016/01/12(火) 20:35:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016011200704
改憲へ「3分の2」発言波紋=安倍首相争点化に意欲、公明警戒
安倍晋三首相が夏の参院選で憲法改正を争点とし、発議に必要な3分の2(162議席)以上の勢力確保を目指すとした発言が、与野党に波紋を広げている。与党幹部は12日、野党第1党の民主党との協調が必要と主張し、首相との温度差を露呈。民主党は改憲阻止の姿勢を強めた。今後、改憲の枠組みなどをめぐり綱引きが活発化しそうだ。
発端は10日放送のNHK番組での首相発言。参院選で自民、公明両党で過半数維持を目標に掲げた上で、改憲を目指し「自公だけでなく、改憲を考えている未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成したい」と述べ、改憲に積極的な一部野党との選挙後の連携に踏み込んだ。12日の衆院予算委員会でも「来る選挙でも政権構想で示す」と改憲の争点化に意欲を重ねて示した。
参院選で自公の改選議席は59。3分の2を確保するには、27議席上積みし86議席を獲得する必要があるが、「極めて厳しい」(自民党幹部)との見方が支配的だ。ただ、おおさか維新の会や日本のこころを大切にする党などを加えればハードルは下がる。
首相としては、改憲を争点に据えることで停滞する議論を盛り上げる狙いがありそうだ。参院選に勝利すれば、「国民の審判を受けた」として、改憲を政治日程に乗せることも可能となる。
◇おおさか維新は歓迎
とはいえ、自公両党にとり、「守り」に徹するはずの参院選で国論を二分する改憲が一大争点になれば、「苦戦しかねない」との危機感は根強い。自民党の谷垣禎一幹事長は12日の記者会見で「やはり野党第1党を巻き込んで、理解を得ながらやっていくというのが妥当な手法なのではないか」と指摘した。
公明党の山口那津男代表も会見で同様の認識を示しつつ、「単なる枠組みにとらわれることではない」とくぎを刺した。同党は環境権などの「加憲」は容認しているものの、支持母体には改憲が9条に及ぶことに拒否反応が強い。
一方、民主党の小川敏夫参院幹事長は12日の記者会見で「首相の話で欠けているのは、どこをどう改めるかがないことだ。それで選挙をするなら、改憲に対する白紙委任になってしまう」と批判。首相の「独走」に反発した。
これに対し、首相から「協力勢力」と期待されるおおさか維新の馬場伸幸幹事長は会見で「統治機構改革のための憲法改正なら積極的に参画する」と歓迎した。同時に「今の安倍政権では乗れないという政党があると聞いているが、われわれはそういう立場ではない」と民主党をあてこすった。(2016/01/12-17:27)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016011200397
改憲発議、民主の理解必要=谷垣自民幹事長
自民党の谷垣禎一幹事長は12日午前の記者会見で、憲法改正の発議について「野党第1党を巻き込んで、理解を得ながらやっていくのが妥当な手法ではないか」と述べ、民主党との合意形成が必要との認識を改めて示した。
改憲の発議には衆参各院で3分の2以上の議席が必要。谷垣氏は「3分の2で提起したが国民投票でひっくり返れば、後がなかなか難しいという認識は安倍晋三首相も同じだ」とも強調した。
首相は10日放送のNHK番組で、参院選で自民、公明両党に加え、おおさか維新の会など改憲に積極的な勢力と3分の2以上の議席確保を目指す考えを示している。(2016/01/12-12:01)
812
:
名無しさん
:2016/01/12(火) 20:36:38
>>811
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160112/k10010368781000.html
自民 谷垣幹事長 憲法改正は幅広い賛同必要
1月12日 17時21分
安倍総理大臣が10日、夏の参議院選挙で憲法改正に積極的な野党を加えて、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えを示したことについて、自民党の谷垣幹事長は、改正にあたっては与野党の幅広い勢力の賛同を得る必要があるという考えを重ねて示しました。
安倍総理大臣は10日、夏の参議院選挙で、自民・公明両党で過半数を確保することがみずからの責任だとしたうえで、おおさか維新の会など憲法改正に積極的な野党を加えて、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えを示しました。
これについて、谷垣幹事長は記者会見で、「自民党は自主憲法を作ろうということでやってきたので、3分の2の勢力を結集するというのは、党としては伝統的な基本を踏まえたことだと思う。ただ、われわれは、明治の憲法制定以来、自主的に憲法を改正した経験はほとんどない状況だ」と指摘しました。
そのうえで谷垣氏は、「どういう形で改正するのが、至当なのかということになると、野党第1党を巻き込んで、理解を得ながらやっていくというのが妥当な手法ではないか」と述べ、改正にあたっては与野党の幅広い勢力の賛同を得る必要があるという考えを重ねて示しました。
民主 細野政調会長「政局的に扱うテーマでない」
民主党の細野政策調査会長は記者会見で「政局的に扱われるべきテーマではなく、できるかぎり与野党で静かに議論できる環境をつくるべきだ。大きな災害があった時の国政選挙の問題などは、静かに議論すれば与野党で一致できるのだから、あえて、道を閉ざすようなやり方はしないほうがよい」と述べ、夏の参議院選挙での争点化はなじまないという認識を示しました。
そのうえで細野氏は、「憲法がどうあるべきかという議論に応じることはやぶさかではないが、3分の2の議席でごり押しをしてくるのであれば、われわれも徹底的に戦う」と述べ、与野党の幅広い合意形成に向けた議論が必要だという考えを示しました。
公明 山口代表「参院選の争点現実的でない」
公明党の山口代表は、記者会見で、「憲法改正は立法府の課題であり、政党や会派の枠組みにとらわれず、与野党を通じた幅広い合意形成が必要だ。もっと国会での議論の深まりが重要で、野党第1党も含めた合意形成に努力することが大切だ」と指摘しました。
また、山口氏は「憲法改正を肯定するか、否定するかという議論は終わっている。どう改正するかという議論の深まりが大切だが、そこは十分でなく、参議院選挙で憲法改正の方向性について、国民に争点を提供するというのは現実的でない」と述べ、夏の参議院選挙で争点とするのは時期尚早だという考えを示しました。
共産 山下書記局長「奮闘したい」
共産党の山下書記局長は記者会見で、「『戦争法』の強行で憲法との矛盾が極限まで拡大し、明文改憲への動機が一層大きくなったということだ。憲法が参議院選挙の争点というのであれば、もっとも問われなければならないのは、憲法をじゅうりんした政府と自民・公明両党の姿勢だ。憲法違反の『戦争法』を強行した、自民・公明両党と補完勢力に国民的審判を下して、参議院で少数派に追い込むために奮闘したい」と述べました。
維新の党 今井幹事長「どこを変えるか明らかに」
維新の党の今井幹事長は記者会見で、「憲法改正を争点とすることにはとても違和感がある。憲法のどこを変えるのかを争点にするならいいが、憲法を変えるという非常に漠然としたことを争点にすることはありえない」と指摘しました。そのうえで今井氏は、「わが党は、地方分権など統治機構改革のための憲法改正を主張してきた。改正の内容によっては賛成できるところもあるだろうし、反対ということもあるので、選挙の争点に掲げるならば、その点を明らかにすべきだ」と述べ、具体的な改正の中身を国民に提示することが先決だという認識を示しました。
おおさか維新の会 馬場幹事長「積極的に参画」
おおさか維新の会の馬場幹事長は記者会見で、「国民から信託を受けている政治家である以上、国政に足跡を残していくのが最大の仕事であり、そうした仲間に入れて頂けるということであれば、ぜひお願いしたい」と述べ、歓迎しました。そのうえで馬場氏は、「わが党は、統治機構の改革が最大の目標だ。最終的に憲法を改正しないと、物事がなかなか動かないという実感があるので、そのための改正であれば積極的に参画していく」と述べました。
813
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 06:19:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160113/k10010369881000.html
自民 二階総務会長 憲法改正は慎重に進めるべき
1月13日 16時59分
自民党の二階総務会長は東京都内で講演し、憲法改正について「『憲法、憲法』と、国民をせきたてるような調子で進めるのは、少し違うのではないか」と述べ、国民の理解を得ながら慎重に進めるべきだという考えを示しました。
この中で、二階総務会長は憲法改正について「できるだけ広く、多くの人が、穏やかに賛否を言える状況をつくらなければならず、1960年の日米安全保障条約改定のときのような騒ぎを起こしてまでやる必要があるのか。慌てて『憲法、憲法』と国民をせきたてるような調子で進めるのは少し違うのではないか」と述べ、国民の理解を得ながら慎重に進めるべきだという考えを示しました。
また、二階氏は衆議院の選挙制度の見直しを検討している有識者の調査会が14日、議員定数を10減らすなどとした答申を提出することに関連して「学者の意見に、国会が唯々諾々と『おっしゃるとおりだ』と言うのがよいのかどうか、突き詰めて議論していく必要がある」と指摘しました。
さらに二階氏は先に夏に衆参同日選挙が行われる可能性があるという認識をみずからが示したことについて「いつ、いかなる場合に、解散・総選挙になっても、うろたえないよう、常に準備を怠ってはならないということだ」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016011300720
緊急事態条項の検討必要=自民・二階氏
自民党の二階俊博総務会長は13日、東京都内で講演し、憲法改正について「(衆参)同時選挙を行った場合、そのさなかに災害がやってきたらどう対応するかは、憲法上何の対策もできていない。今後の対策について具体的な検討に入りたい」と述べ、自らが会長を務める党の国土強靱(きょうじん)化総合調査会で、緊急事態条項の創設を含め、議論を進める考えを示した。
一方で二階氏は、改憲論議の在り方に関し、「国民をせき立てるような調子で、事の運営に当たるのは少し違うのではないか」と指摘。「穏やかな関係で賛否を言えるような状況をつくらないと」と語り、国民的論議を丁寧に深めるべきだとの認識を強調した。(2016/01/13-17:11)
814
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 12:20:32
緊急事態の規定なら、憲法前文の「排除」宣言が緊急辞退の規定を兼ねていて、「国民」が「国政」の「福利」を「享受する」ことを妨げる法は憲法の条規であろうとすべて違憲無効化されることにより緊急措置は合法化される。
815
:
名無しさん
:2016/01/20(水) 21:13:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016012000498
緊急事態条項でも独自案=おおさか幹事長
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は20日の記者会見で、安倍晋三首相が憲法改正の優先課題として挙げる「緊急事態条項」の創設について、「独自案を出すことになる」と述べた。同党国会議員団は同日、「憲法」「経済・財政」「外交・安保・沖縄」の三つのプロジェクトチーム(PT)の設置を決定。夏の参院選の公約原案の取りまとめを本格化させる。 (2016/01/20-14:21)
816
:
名無しさん
:2016/01/21(木) 06:23:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160121/k10010379831000.html
おおさか維新 憲法改正試案の党内議論へ
1月21日 4時03分
おおさか維新の会は、憲法改正を目指す立場から、夏の参議院選挙では、地方分権など統治機構改革を柱とした独自の改正試案を掲げる方針で、近く試案の取りまとめに向けた党内議論を始めることにしています。
憲法改正を巡って、安倍総理大臣が、夏の参議院選挙で自民・公明両党に野党も加えて、改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えを示しているのに対し、おおさか維新の会は、馬場幹事長が「そうした仲間に入れて頂けるということであれば、ぜひお願いしたい」と述べ、与党側との連携に前向きな姿勢を示しています。
おおさか維新の会は、参議院選挙では、地方分権など統治機構改革を柱とした独自の改正試案を掲げる方針で、近く党の政策戦略本部を立ち上げて、試案の取りまとめに向けた議論を始めることにしています。
党内議論には、法律政策顧問を務める橋下前大阪市長も参加して、地方自治を定めた憲法の第8章を中心に条文を見直す作業を進めることにしています。
また、おおさか維新の会は、安倍総理大臣が課題と指摘する、大規模災害などに対応する「緊急事態」を憲法に位置づけることの是非なども検討することにしていて、春までに改正試案を取りまとめたいとしています。
817
:
名無しさん
:2016/01/24(日) 17:16:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016012300189
改憲へ積極姿勢=施政方針で「正々堂々議論」-安倍首相
安倍晋三首相が、持論である憲法改正へ積極的な発言を続けている。22日の施政方針演説では、「正々堂々と議論しよう」と国会での改憲論議を呼び掛けた。首相は今夏の参院選で、おおさか維新の会など一部野党も加えて改憲発議に必要な3分の2以上の議席を目指す意向で、連立を組む公明党は警戒している。
22日の施政方針演説で、首相は憲法改正について、「正々堂々と議論し、逃げることなく答えを出していく。その責任を果たしていこう」と強調した。昨年の施政方針演説での「国民的議論を深めていこう」との表現と比べ、首相の積極姿勢が色濃くにじんだ。
実際、首相は4日の年頭記者会見で、憲法改正を参院選で訴える考えを示して以降、改憲をめぐる発言のトーンを強めている。10日のNHK番組では、「与党だけで3分の2は難しい。おおさか維新もそうだが、改憲に前向きな党もある」と発言。21日の参院決算委員会では、「どの条項を改正すべきかという現実的な段階に移ってきた」との認識を示した。
首相の積極姿勢には、具体的な議論を促すことで改憲に向けた環境を醸成する狙いがある。加えて、政府関係者は「改憲を志向する保守層への配慮もあるのではないか」と指摘する。慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意には、首相の支持基盤である保守層からも反発が出ているからだ。
首相が秋波を送るおおさか維新は、首相の積極姿勢に呼応して、24日から憲法改正案の策定に着手する予定。これに対し、民主党は参院選を「平和憲法の分岐点」(岡田克也代表)と位置付け、改憲勢力による3分の2確保を阻止する考えだ。
公明党は、支持母体に憲法9条改正への拒否感が強いため、参院選での争点化にも慎重だ。山口那津男代表は22日、施政方針演説について、「憲法改正を具体的に国民に問うように絞り込んでいくのは現実的ではない」との見解を示した。
◇改憲をめぐる最近の首相発言
▽参院選でしっかり(改憲を)訴え、その中で国民的議論を深めていきたい。(4日の年頭記者会見で)
▽自公だけでなく、改憲を考えている未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成したい。(10日のNHK番組で)
▽当然、来るべき選挙(参院選)でも、政権構想の中で(憲法)改正を示すことになる。(12日の衆院予算委員会で)
▽おおさか維新とは改憲の必要性、責任感を共有しているのではないか。(18日の参院予算委員会で)
▽どの条項を改正すべきかという現実的な段階に移ってきた。(21日の参院決算委員会で)
(2016/01/23-14:34)
818
:
名無しさん
:2016/01/24(日) 17:17:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016012400068
改憲案策定に着手=橋下氏も参加-おおさか維新
おおさか維新の会は24日、党の重要政策を話し合う「戦略本部」の初会合を大阪市の党本部で開き、独自の憲法改正案の策定作業に着手した。会合には松井一郎代表(大阪府知事)や党所属国会議員のほか、前代表で法律政策顧問を務める橋下徹前大阪市長も参加する。
改憲案は、地方自治関連の条文を中心に検討を進める方向。安倍晋三首相が優先課題に掲げる「緊急事態条項」の創設も議論の対象とする。
会合では、改憲を柱の一つとする夏の参院選の公約も協議する。公約には、来年4月に予定される消費税率10%への引き上げを延期し、公務員人件費や議員定数の削減を先行させることなどが盛り込まれる見通しだ。(2016/01/24-15:27)
819
:
名無しさん
:2016/01/29(金) 00:33:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016012800613
緊急事態条項に慎重=おおさか片山氏
おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は28日の記者会見で、憲法改正論議の焦点の一つとなっている緊急事態条項の創設について、「(首相への)権限集中はぎらつく。いささか違和感がある。きな臭いと思われるものは入れない方がいい」と述べ、慎重な姿勢を示した。
同党内には、改憲案に緊急事態条項の独自案を盛り込むよう求める意見もあるが、片山氏は「国民保護法や災害対策基本法で対処可能」との見解を示した。
片山氏はまた、同党改憲案に道州制導入や地方への課税自主権の一部移譲を盛り込みたいとの意向を示した。(2016/01/28-15:29)
820
:
とはずがたり
:2016/01/30(土) 19:13:42
フィリピン訪問お疲れ様でした。
最近は残念ながらいらっしゃらないけどとは板きっての皇室敬愛派であった吉田学校さんだったらどんなコメント残したかなぁ。。
天皇皇后両陛下 フィリピン訪問から帰国
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160130/k10010391681000.html
1月30日 17時06分
今月26日からフィリピンを訪れていた天皇皇后両陛下は、予定された日程をすべて終え、30日夕方帰国されました。
両陛下を乗せた政府専用機は午後4時45分に羽田空港に到着し、天皇陛下と皇后さまは並んでタラップを降りられました。
空港では、皇太子ご夫妻をはじめとする皇族方や安倍総理大臣が出迎え、両陛下は5日間にわたる旅の疲れも見せず、笑顔であいさつを交わされました。
今月26日から54年ぶりにフィリピンを訪れていた天皇皇后両陛下は、滞在中、マニラで歓迎の式典や晩さん会など国賓としての公式行事に臨むとともに、フィリピンの人々や現地の日系人などと交流を深めるなどして国際親善に努められました。
29日はマニラ郊外のカリラヤにある日本政府の慰霊碑を訪れて太平洋戦争の戦没者を慰霊したほか、滞在中、フィリピン側の戦争犠牲者も追悼されました。
両陛下は予定された日程をすべて終え、今回の訪問で、日本とフィリピン両国の友好親善と戦没者の慰霊という、2つの目的を果たして帰国されました。
多大な成果を挙げられた
菅官房長官は、天皇皇后両陛下が戦没者の慰霊などのためフィリピンを訪問されたことを受けて、「多大な成果を挙げられた」としたうえで、日本とフィリピンとの友好親善関係が一層発展することを期待するとした談話を発表しました。
それによりますと、「両陛下は、アキノ大統領ほかフィリピンの要人から心温まる歓迎をお受けになり、フィリピン国民と親しく接し、心を通わせる多くの機会をお持ちになりました。また、戦争により亡くなられた人々を慰霊し、平和を祈念されました」としています。そのうえで、「本年は、わが国とフィリピンとの国交正常化60周年に当たり、今回のご訪問により、両国の友好親善関係の増進に多大な成果を上げられましたことは、誠に喜びに堪えないしだいであります。今回のご訪問を契機に、今後わが国とフィリピンとの友好親善関係が一層発展することを期待しております」としています。
821
:
名無しさん
:2016/02/06(土) 22:43:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160205/k10010399061000.html
首相 自民党の憲法改正草案にこだわらず
2月5日 18時54分
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の基本的質疑で、憲法改正について、自民党の改正草案どおりに議論が進むことは難しいという認識を示したうえで、党の改正草案にこだわらず、柔軟に対応する考えを示しました。
この中で、改革結集の会の重徳国会対策委員長は「夏の参議院選挙では、各党がどう憲法改正するのか競い合うべきだ。自民党はどの項目から手を付けるのか。また、戦力の不保持などを定めた9条第2項に対する安倍総理大臣の考え方は自民党の改正草案と同じなのか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「わが党としては、憲法9条第2項を変えるべきだと判断した。実力組織の自衛隊の存在をしっかりと明記すべきでないかと考え、憲法改正草案として出している。自民党の総裁である以上、当然、同じ考え方だ」と述べました。そして、「われわれが『これだ』と言っても、議席以上に広がらなければ、一歩も進んでいかない。わが党の改正案とおりにいくということでもないのだろう。しかし、『この条文だったら、自民党に賛成するよ』という人たちが出てきて、その結果、改正の発議に必要な3分の2の議席になる。それがまさに政治の現実だ」と述べ、自民党の改正草案にこだわらず、柔軟に対応する考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、参議院選挙で憲法改正を掲げるのか問われたのに対し、「国民から私たちの憲法に関する考え方に理解をいただく。ただ、国政選挙においては、憲法だけで1票を入れるわけではなく、経済政策やあらゆる政策の中で、わが党に支持をいただくということになる」と述べました。
一方、麻生副総理兼財務大臣は、消費税の軽減税率の導入に伴う国民1人当たりの平均的な負担軽減額について、1兆円の減収分を前提に計算した場合、「1年当たり8000円程度、1日当たり22円程度になる」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016020300820
緊急事態条項、環境権を新設=改革結集が改憲案骨格
改革結集の会は3日、憲法改正案の骨格をまとめた。緊急事態条項や環境権の創設のほか、道州制の導入を盛り込んだ。3月までに改憲案をまとめ、夏の参院選公約にも反映させる考えだ。
緊急事態条項では、大規模な災害やテロなどの発生に際して内閣に法律と同一の効力を持つ「緊急政令」を発出する権限を与えると規定。さらに衆院議員の任期を延長させ、政治空白を防ぐ。
また、衆参両院でそれぞれ「3分の2以上の賛成」とする憲法改正の発議要件を「5分の3以上の賛成」に緩和することも検討する。(2016/02/03-18:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016020400053
改憲、民主に対案要求=安倍首相「指一本触れないのは思考停止」-衆院予算委
衆院予算委員会は4日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して2016年度予算案に関する基本的質疑を続けた。民主党の大串博志氏が首相の憲法観を批判したのに対し、首相は「みなさん(民主党)が具体的な憲法改正草案を出していないのは事実だ。それを出していないのであれば、弱々しい言い訳にしかすぎない」と反論、民主党に対案を提示するよう求めた。
首相は、現行憲法が戦後の占領下で作成されたことに言及し、「私たちが日本人として主体的に日本の憲法はどうするべきか、はつらつと議論するべきだ。そうした精神のみずみずしさを失ってはならない。(憲法に)指一本触れてはならないと考えることで、思考停止になる」と強調した。
衆院議員定数の削減に関し、首相は「大切な代表を失う地域のことも念頭に置いていく必要がある」と述べ、定数10削減を柱とする議長の諮問機関の答申に対して自民党がまとめた定数削減先送り案に理解を示した。維新の党の松野頼久代表への答弁。
松野氏は「たった10人の削減だ。やると明言してほしい」と強調。これに対し、首相は「首を切る議員は10人でも、その議員が選ばれている地域は自分たちの声を国会に反映させる議席を失うことも考え、その重さをかみしめながら議論していくのが自民党だ」と反論。慎重な検討が必要だとの認識を示した。(2016/02/04-12:18)
822
:
名無しさん
:2016/02/06(土) 22:47:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016020400950
改憲めぐり応酬=民主、安倍首相の姿勢を危険視-衆院予算委
民主党は4日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相の憲法観を批判し、憲法改正に前のめりな首相の姿勢を危険視した。これに対し、首相は改憲についてスタンスが定まらない民主党を「思考停止」と挑発。改憲勢力として期待するおおさか維新の会には秋波を送った。
民主党の大串博志氏は、首相が2000年に衆院憲法調査会で現行憲法について「日本人の精神に悪い影響を及ぼしている」と発言したことを取り上げ、憲法が連合国軍総司令部(GHQ)に「押し付けられた」とする認識を持っているのではないかと指摘。また、憲法解釈の変更で集団的自衛権行使容認に踏み切った首相の手法を「姑息(こそく)」と非難した。
大串氏は「このような憲法観の首相の下での改憲論議に危機感を感じる」と懸念を示したが、首相は「(憲法に)指一本触れてはならないと考えることで思考停止になる」と逆襲。「(民主党の)皆さんのように何の挑戦もしないのであれば、世の中は全く変わらない」と主張した。
この後、民主党の階猛氏は、首相が国会審議でたびたび野党批判を展開していることについて、首相や閣僚の答弁義務を定めた憲法63条を引きながら「(政府側が)国会議員を批判する権利は認められていない。憲法違反だ」と指摘。しかし、首相は「厳しい質問をすれば厳しい反論も返ってくる覚悟を持って質問していたのが野党時代の自民党だ」とかわした。
一方、おおさか維新の下地幹郎氏が「参院で3分の2の勢力を得たら早急に改正論議をするか」と水を向けると、首相は「21世紀にふさわしい憲法の在り方について勇気を持って示していることに敬意を表したい。お互い考え方をまとめ、切磋琢磨(せっさたくま)することが建設的な議論ではないか」と応じた。
首相は3日の予算委では「憲法学者の7割が自衛隊の存在自体に憲法違反の恐れがあると判断している」として、9条改正の必要性を主張。これに対し、共産党の志位和夫委員長は4日の記者会見で「95%の憲法学者は安全保障関連法に反対した。憲法学者を持ち出すならまず安保法をなくせ」と訴えた。
主要野党は今後も憲法問題を対立軸に据える考え。民主党の郡司彰参院議員会長は会見で「(与党が)参院選の争点にしてくるなら、しっかり受け止めたい」と語った。(2016/02/04-20:44)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160204/k10010396961000.html
首相 “憲法改正議論の深まりに期待”
2月4日 12時45分
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の基本的質疑で、憲法改正を巡り、憲法9条の改正に向けた国民の議論が深まっている状況にはないという認識を示す一方、改正に向けた手続きなどの法的基盤は整ったとして、国会や国民的な議論の深まりに期待を示しました。
この中で、維新の党の松野代表は、衆議院の選挙制度の見直しを巡り、議員定数を10削減するなどとした有識者の調査会の答申に関連して、「国民に消費税増税を押しつけながら、国会議員だけが同じ定数と歳費ではとても納得できない。たった10人の国会議員を切る話であり、やるべきだ」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「答申は尊重しなければならないのは当然のことだ。『たった10人』と言うが、地域は大切な代表を失うことになり、その重さをかみしめながら議論していくのが自民党だ。次の選挙にちゃんと反映されていくということも含めて、大切な点だ。自民党では議論がスタートしたばかりで、しっかり議論を行い、そのうえにおいて最終的には私が決める」と述べました。
民主党の大串国会対策副委員長は、安倍総理大臣が3日、「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と指摘したことについて、「安倍総理大臣がここまで踏み込んだのは初めてではないか。参議院選挙で憲法9条の改正も争点として訴えていくのか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「自民党の憲法改正草案では9条についても、第2項は変えていくと示しているので述べた。しかし、まだ十分に、9条については深まっている、支持を得ている、という状況にはないという現状認識は今まで示しているとおりだ」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「国民投票法を私たちは作り、18歳以上に投票要件を下げる準備を行った。いよいよ地に足がついて、国会において発議されれば、しっかりと国民投票に進んでいく、法的な基盤ができたのは事実だ。憲法調査会でしっかりと議論を深め、国民的な議論をするなか、どの条項をやるべきかということが、だんだん定まって収れんしていく」と述べました。
823
:
名無しさん
:2016/02/06(土) 22:48:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010395571000.html
首相 「自衛隊憲法違反の疑い」状況なくすべき
2月3日 12時50分
国会は、3日から衆議院予算委員会で基本的質疑が始まりました。安倍総理大臣は、戦力の不保持などを定めた憲法9条第2項に関連し、「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と指摘するとともに、憲法改正には国民の理解が不可欠だという認識を重ねて示しました。
この中で、自民党の稲田政務調査会長は、「憲法改正は自民党の党是だ。憲法9条第2項の文言について、憲法学者のおよそ7割が自衛隊はこの条項に違反ないし違反する可能性があると解釈している。このままにしておくことこそが立憲主義を空洞化させるものだ」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は、「自民党は立党以来、憲法改正を党是としており、そもそも占領時代に作られた憲法で、私たちの手で憲法を書いていくべきだという考え方のもとに草案を発表している。その中では、9条第2項を改正して自衛権を明記し、新たに自衛のための組織の設置を規定している」と述べました。
そして、安倍総理大臣は「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と述べました。
また、安倍総理大臣は、「憲法の改正には国民の理解が不可欠であり、具体的な改正の内容は国会や国民的な議論と理解の深まりの中でおのずと定まってくる。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義など現行憲法の基本原理を維持することは当然のことだ」と述べました。
一方、安倍総理大臣は、核開発問題を巡る最終合意が履行されたイランとの関係について、「イランとの伝統的な友好関係を一層、発展させていかなければいけないと思っており、首脳会談や、適切な時期でのイラン訪問を積極的に検討していきたい」と述べました。
公明党の石田政務調査会長は、安倍政権の経済政策・アベノミクスについて、「今まではどちらかというと成長に重点が置かれ、成長一辺倒という誤解があるのではないか。安倍総理大臣の新しい方向性は成長を分配につなげ、さらに好循環させて成長力の強化に努めていくことだと思うがどうか」と質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は、「しっかりと経済を成長させ、その果実を希望出生率1.8を実現するための子育て支援や、介護離職ゼロにするための社会保障費に振り分けていく。同時に、さらなる成長のためにも使っていく。『成長か分配か』といった今までの議論に終止符を打つ新たな経済社会の構築だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160206/k10010399311000.html
憲法に「緊急事態」の条項は必要か議論
2月6日 6時01分
大規模な災害などに対応するため、憲法に盛り込む必要があるという意見が出ている、「緊急事態」の条項について考えるシンポジウムが、5日夜、東京都内で開かれ、憲法学者が「あらかじめ必要な法律を作っておけば、新たな条項は必要ない」と述べました。
憲法学者などで作る「立憲デモクラシーの会」が5日夜、東京・千代田区で開いたシンポジウムには、500人余りが集まりました。
憲法改正を巡っては、衆議院が解散しているときに大規模な災害などが起きると、対応が遅れるとして、国会議員の任期の延長など緊急事態に備えるための条項を盛り込む必要があるという意見が出ています。
シンポジウムでは、早稲田大学の憲法学者の長谷部恭男教授が「衆議院が解散しているときでも、参議院が緊急集会を開いて法律を作ることができる。あらかじめ衆議院議員の任期を延長できるような法律を作っておくことも可能で、『緊急事態』の条項は必要ない」と述べました。
シンポジウムに参加した24歳の会社員の女性は、「憲法改正については深い議論が必要だと思う。同じ世代どうしでも議論していきたい」と話していました。
824
:
名無しさん
:2016/02/11(木) 14:40:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160208/k10010402411000.html
「九条の会」が憲法巡る首相の発言に抗議
2月8日 18時10分
ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが戦争放棄を定めた憲法9条を守ろうと呼びかけている「九条の会」が、8日、東京都内で会見し、憲法9条を巡る安倍総理大臣の発言に抗議する声明を発表しました。
安倍総理大臣は、今月3日の衆議院予算委員会で、戦力の不保持などを定めた憲法9条第2項に関連し「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と指摘するとともに、憲法改正には国民の理解が不可欠だという認識を重ねて示しました。
この発言について、「九条の会」の呼びかけ人の1人で作家の澤地久枝さんらが、8日、東京・千代田区で会見し、声明を発表しました。
声明では、憲法9条の意義を正面から否定する考えだとして発言に抗議するとしたうえで、憲法9条を守り抜くためにあらゆる努力を今すぐ始めるなどとしています。
会見で、澤地さんは「今、命懸けで憲法改正に反対しなければ、日本はもう一度戦争をする国になる。今こそ戦争に行く道を塞がなくてはならない」と訴えました。
825
:
名無しさん
:2016/02/11(木) 15:20:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021000578
憲法9条改正を=稲田自民政調会長
自民党の稲田朋美政調会長は10日午後、東京都内で講演し、戦力不保持を規定した憲法9条2項を改正すべきだとの考えを強調した。稲田氏は「憲法学者の7割近くが自衛隊は違憲の可能性があると考える憲法をそのまま置いておくことが立憲主義の空洞化につながらないのか」などと主張した。
また、稲田氏は「自民党が率先して憲法の話をして、国民的理解を進めて行くべきだ」とも述べ、夏の参院選で憲法改正を争点とすることに意欲を示した。(2016/02/10-15:29)
826
:
名無しさん
:2016/02/11(木) 20:56:34
九条は自衛権自衛戦争制裁戦争を禁じておらず、立憲民主主義憲法は自衛軍自衛戦争制裁戦争を禁じる条規を持ち得ないことをはっきりさせてから、誤解曲解を招き易い条文の削除の必要性を国民に国会が伺うというのでないと。
憲法が国民の福利を目的とする法であることが曖昧にされたまま条文の語句を弄れば、今より状況が悪くなることが有り得る。
827
:
名無しさん
:2016/02/14(日) 17:43:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160214-00000001-mai-soci
<9条解釈>協議録残さず 法制局長官、与党接触時に
毎日新聞 2月14日(日)7時30分配信
集団的自衛権の行使容認に伴う憲法9条の解釈変更を巡り、内閣法制局の横畠裕介長官が国会議員との協議について、法律などで定める政官接触の記録を残していないことが分かった。法制局は、意思決定過程の記録を行政機関に義務付ける公文書管理法の趣旨にも反し、内部での検討経緯を残していない。解釈変更を容認する同局のプロセスの不透明さが浮き彫りとなった。【日下部聡、樋岡徹也】
◇容認過程が不透明
政官接触記録は、国家公務員制度改革基本法により「政」による「官」への不当な介入を防ぐ目的で、国の官僚が国会議員と会った際に作成するよう定める。さらに現内閣は、同基本法や公文書管理法にのっとって政官接触の記録や公開を申し合わせている。
政府は2014年7月1日、同盟国への攻撃を自国への攻撃とみなして反撃できる集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。だが、横畠氏は閣議決定の前に自民党の高村正彦副総裁や公明党の北側一雄副代表らと非公式に協議し、容認に伴う解釈変更に合意していたことを複数の与党関係者が取材に証言している。
これを踏まえ、毎日新聞は内閣法制局に対し昨年11月、安全保障関連法制の本格的な検討が始まった13年以降の政官接触記録を情報公開請求したところ、「保有していない」との通知があった。横畠氏は与党幹部との接触を記録していなかったことになる。
基本法を所管する内閣人事局は、政官接触記録について、いわゆる「口利き」を想定し「不当な要求があった時にのみ残す」と解釈している。これに対し、福田政権から鳩山政権初期にかけて国家公務員制度改革推進本部(当時)の企画官だった元衆院議員の大熊利昭氏は「基本法にも内閣の申し合わせにも違反している。政官接触記録は口利きだけでなく、政策的なことにも適用される」と指摘する。
第1次安倍・福田両内閣で行革担当相補佐官として公務員制度改革を担当した元経産官僚の原英史(えいじ)氏も「すべての政官接触を公平・正確に記録・開示することが求められている」と指摘。実際、基本法は記録の目的として「政策の立案、決定及び実施の各段階における国家公務員としての責任の所在」の明確化をうたう。
そもそも、内閣法制局長官が閣外の国会議員と個人的に接触すること自体、異例だ。元長官の一人は「憲法解釈についての検討の依頼は常に官房副長官を通じてだった」と証言する。
政官接触記録を残さなかった理由を聞こうと横畠氏に取材を申し込んだが、法制局総務課を通じて「忙しいのでお断りする」との返答があった。また、富岡秀男総務課長は「『文書がありません』と申し上げるしかない」と話した。
【ことば】政官接触の記録
国家公務員制度改革基本法に基づき、国の官僚が国会議員と接触した際、保存や公開を前提に記録を作ることが定められている。内閣官房が2013年、国会に示した書式によると、接触した日時、場所、議員の氏名とともに質疑応答が具体的に箇条書きで列挙されている。
828
:
名無しさん
:2016/02/14(日) 23:00:46
>>827
官僚が政治家からの圧力を感じた際、公的に記録を残すことが出来るとした法だろ。
牧師等の宗教家から圧力を受けた際も記録を残せるようにしろ。
829
:
名無しさん
:2016/02/17(水) 00:07:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021600818
参院選見据え改憲機運喚起=自民推進本部が始動
自民党は16日、憲法改正推進本部(森英介本部長)の会合を党本部で開いた。安全保障関連法をめぐる騒動に起因する昨秋の本部長交代後、初の開催。安倍晋三首相(党総裁)が夏の参院選で改憲の争点化に意欲を示す中、選挙前に改憲の機運を醸成し、世論喚起を図る狙いがある。
森氏は会合であいさつし、「推進本部の使命は、国民の合意形成を図ることだ。そのための橋頭堡(きょうとうほ)づくりの役目を果たしていきたい」と強調した。同日の会合では、五百旗頭真熊本県立大理事長が「戦後史と憲法改正」をテーマに講演。今後、月1回程度のペースで有識者のヒアリングを重ねる方針だ。
会合の後、森氏は改憲に向けた取り組みについて「(党の)憲法草案をベースとしながら、与野党の壁を乗り越えて憲法改正に理解のある皆さんの協力を得る」と述べた。
一方、自民党はこれまで、衆参の憲法審査会で、民主党など野党側との合意形成を慎重に探ってきた経緯がある。国政選挙での憲法改正の争点化や、一部の改憲勢力だけで発議を目指す路線には異論もある。
衆院憲法審に招いた憲法学者が集団的自衛権行使容認を含む安保法を「違憲」と証言した問題で本部長を事実上更迭された船田元氏(4日付で本部長代行に就任)は会合後、「幅広い合意を得ながらやっていくのが王道で、(改憲発議に必要な)3分の2を取って何でもやるというのは覇道だ」と記者団に指摘。おおさか維新の会などとの改憲での連携に傾く首相をけん制した。
公明党の山口那津男代表は16日の記者会見で、自民党内の改憲論議に関して「国会での議論が深められ、合意形成に至るかどうかとは全く別次元の話だ」と述べ、静観する姿勢を示した。(2016/02/16-19:42)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160216/k10010411721000.html
自民党憲法改正推進本部 8か月ぶりに議論を再開
2月16日 22時40分
自民党の憲法改正推進本部の会合が、およそ8か月ぶりに開かれ、本部長の森英介元法務大臣は「野党の意見も真摯(しんし)に聞いて、責任政党として提案をまとめていきたい」と述べ、幅広い合意を得るため丁寧に議論を進めていく考えを示しました。
自民党の憲法改正推進本部は、去年成立した安全保障関連法の国会審議への影響を避けるため、去年6月以降、会合を行っていませんでしたが、16日におよそ8か月ぶりに党本部で会合を開き、議論を再開させました。
この中で、去年10月に本部長に就任した森英介元法務大臣は「推進本部の使命は、憲法改正について国民の合意形成を図ることであり、虚心坦懐に、そのための土俵づくりの役目を果たしたい。野党の意見も真摯に聞いて、責任政党として提案をまとめていきたい」と述べ、幅広い合意を得るため丁寧に議論を進めていく考えを示しました。
推進本部は、今後月1回程度のペースで有識者を招いて会合を開き、改正する条項の絞り込みに向けた議論を重ねていくことにしています。
このあと森氏は記者団に対し「時限を区切ってどうこうすることは考えていないが、憲法改正は安倍総理大臣にとっていちばんの目標と言ってもいいものであり、その思いはくんで取り組みたい」と述べました。
830
:
名無しさん
:2016/02/18(木) 23:49:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160217/k10010412881000.html
参院憲法審査会 与野党が行政監視の機能強化を
2月17日 20時19分
今の国会では初めてとなる、参議院の憲法審査会が開かれ、与野党からは参議院として独自性を発揮するため、行政を監視する機能を一層強化する必要があるなどといった意見が相次ぎました。
17日の参議院の憲法審査会は去年9月以降、今の国会では初めて開かれ、「二院制」の在り方をテーマに、2人の学識経験者を参考人として招き、質疑が行われました。
この中で与野党の議員からは、参議院として独自性を発揮するため、審議を充実させることで、行政を監視する機能を一層強化する必要があるなどといった意見が相次ぎました。
憲法改正の論議を巡っては、民主党が、安倍政権が主導する憲法改正論議は認められないとして、具体的な改正項目の議論には慎重な姿勢を崩していませんが、自民党は今後も、衆参両院の憲法審査会で議論を重ね、憲法改正に向けた機運を高めていきたい考えです。
831
:
名無しさん
:2016/02/20(土) 15:17:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016021700792
参院憲法審、5カ月ぶり再開=議論本格化は見通せず
参院憲法審査会(柳本卓治会長=自民)が17日、約5カ月ぶりに開かれ、「二院制」をテーマに議論を交わした。自民党は野党側の出方も見極めつつ、優先課題とする「緊急事態条項」創設や9条改正も取り上げていきたい考え。夏の参院選後をにらみ、衆参の憲法審で議論を活性化させ、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正への布石とする狙いだ。ただ、民主党は首相の憲法観を強く批判しており、議論が深まるかは見通せない。
参院憲法審での議論は昨年9月以来。民主党は安倍政権下での改憲論議に否定的だが、開催自体には反対しなかった。今回は「参院として重視すべき役割」がテーマ。有識者として出席した衆院法制局OBで大東文化大大学院教授の浅野善治氏は「参院は議員間の自由討議に適している」と指摘。参院事務局OBで千葉経済大特任教授の荒井達夫氏は「行政監視は参院が中心という考えを徹底すべきだ」と訴えた。
自民党は、二院制を議題とすれば野党側も乗りやすいとみて、議論を深掘りしていく方針。同党の赤池誠章氏は質疑で「国民的な議論をどう起こしていくか。憲法や政治に対する教育をどうしていくかということは大変重要な視点だ」と述べたが、改憲への前のめりな発言は控えた。一方、民主党の小西洋之氏は安全保障関連法に言及し、「政府が憲法違反の解釈変更、立法を行っているなら、まずはそれを徹底的に審議するのが審査会の役割だ」と政権との対決姿勢を示した。
首相は年明け以降、改憲を参院選の争点に掲げる意向を示し、積極姿勢を鮮明にしている。首相が重視する緊急事態条項について、柳本氏は審査会後、記者団に「避けて通ることはない。議論すべき内容だ」と語った。
しかし、民主党は踏み込んだ改憲論議には慎重姿勢を崩していない。同党の枝野幸男幹事長は17日の記者会見で「そもそも憲法を守っていない人が憲法を変えるというのはちゃんちゃらおかしい」と首相を重ねて批判。衆院でも憲法審査会の開催に応じるかについて、「今の首相の姿勢で建設的な議論ができるとは到底思えない」と否定的な考えを示した。(2016/02/17-18:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016021800009
改憲争点化は非現実的=公明代表
公明党の山口那津男代表は17日夜のBS日テレの番組で、安倍晋三首相が夏の参院選で憲法改正の争点化に意欲を示していることについて、「現実的ではない。選挙で提示し、国民が議席を与えたことが即、憲法(改正)に同調したと言えるかどうか」と述べ、争点化に慎重な考えを示した。
また、参院選に合わせて衆院選を行う衆参同日選に関しては、自民党議員の相次ぐ失態を念頭に、「選挙を実際にやらなければならない立場からすると、これだけいろんなことが出ている中であまり望まない」と述べた。(2016/02/18-00:44)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021900689
参院選、改憲「焦点にならぬ」=公明・太田氏、内外情勢調査会で
公明党の太田昭宏前国土交通相は19日、東京都内のホテルで開かれた内外情勢調査会の東京本部懇談会で講演し、夏の参院選に関し、「憲法改正が焦点になることはない」と述べ、安倍晋三首相が意欲を示す改憲の争点化に慎重姿勢を示した。太田氏は「どこをどう変えたらいいかを(衆参両院の)憲法審査会を中心に、よく議論することが今、一番大事だ」と語り、与野党の合意形成の重要性を訴えた。
参院選に合わせた衆参同日選については、「首相は『考えていない』と言っているから、私はその通りだと思う」と否定的な見方を示した。
太田氏は、女性問題や失言が目立つ自民党に関し、「楽な(衆院)選挙が2回続いた」と述べ、同党若手議員の緩みを指摘。「仕事をしなければ政治家ではない。そこを一生懸命やるべきだ」と苦言を呈した。(2016/02/19-17:13)
832
:
名無しさん
:2016/02/27(土) 16:31:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016022600923
参院選公約、改憲盛り込みへ=自民
自民党は26日の政調幹部会合で、夏の参院選の公約作成に着手した。5月中旬までに取りまとめる。重点分野の一つとして「盤石な国の基を築く」ことを掲げ、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正を盛り込む方針だ。このほか、(1)経済再生(2)地方創生(3)暮らしの安心安全-を柱に据える。(2016/02/26-20:43)
833
:
名無しさん
:2016/02/27(土) 17:06:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022700183
9条2項の改正必要=中谷防衛相
中谷元防衛相は27日、テレビ東京の番組で憲法改正について、「自衛隊の存在でも意見が分かれる状態になっている。国の安全保障の基本的なところは、国民に分かりやすくすべきではないか」と述べ、戦力不保持と交戦権否認を規定した9条2項の改正が必要との認識を示した。
中谷氏は安全保障関連法をめぐる昨年の国会審議を振り返り、「必ず憲法問題が議論されていた。自衛権や国を守ることは、明確に憲法に制定されるべきだ」とも指摘した。(2016/02/27-11:26)
834
:
名無しさん
:2016/02/27(土) 19:14:51
>>833
政府は、侵略戦争を行うための戦力と交戦権の不保持と否認と、はっきりさせるべき。
835
:
名無しさん
:2016/03/04(金) 00:10:46
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160301/k10010427231000.html
首相 自衛権は権利も集自権は限定的
3月1日 13時20分
安倍総理大臣は衆議院予算委員会で、集団的自衛権について、自民党の憲法改正草案では、国際法上の権利として行使できるという考え方のもとに示したものだとする一方で、今の憲法のもとでは、集団的自衛権はあくまで限定的な行使にとどまるという考えを示しました。
民主党の緒方政策調査会副会長は、自民党の憲法改正草案に盛り込まれている、自衛権の発動に関する規定について、「自衛隊は、最終的には、集団的・個別的を含めて、すべての自衛権を行使できるようにすべきだと考えるか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「自民党の憲法改正草案では、しっかりと日本国民の命や美しい海、領土・領海を守り抜いていくうえで、必要だということについて、国際法上持っている権利については、行使できるという考え方のもとに示している」と述べました。その一方で、安倍総理大臣は、「集団的自衛権は、わが国は憲法上の制約があって、限定的な行使になっていくということについて、すでに平和安全法制の議論で示しているとおりだ。総理大臣として、現行憲法下において、しっかりと治安を守り、国民の命を守っていくことが、私の使命だ」と述べました。
国会改革
また、安倍総理大臣は、総理大臣や閣僚の国会への出席の在り方について、「わが国は、総理大臣が、他国と比べて相当多くの時間を国会で費やしている。同時に、内政の重要な諸課題について、日々、判断しなければならず、外交もある。国会において、内閣総理大臣や閣僚の国会への出席日数がどの程度であれば適当なのかも含め、国会改革について議論してもらいたい」と述べました。
子育て支援巡る発言
一方、安倍総理大臣は、29日の予算委員会で、民主党の子育て支援策を巡り、「国家から直接、子どもたちに養育費が行くことによって、両親に対し何の義理や義務も感じる必要がない、という議論があった」などと述べました。
1日の予算委員会で、安倍総理大臣は、「民主党内で、そんな議論はしていない。発言を撤回し謝罪すべきだ」とただされたのに対し、「『議論があった』というのは、自民党の中で、そういう議論があったということであり、謝罪とか撤回というのは、あまりにも過大な要求ではないか」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016030100452
改憲「発議可能なものから」=安倍首相
安倍晋三首相は1日の衆院予算委員会で、憲法改正に関し、「(国会の)憲法審査会で議論が収れんすることを期待している。(衆参両院の)3分の2(の賛成による発議)が可能となったものから取り組みたい」と述べた。民主党の緒方林太郎氏への答弁。(2016/03/01-13:17)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016030100604
首相の改憲発言を批判=民主・細野氏
民主党の細野豪志政調会長は1日の記者会見で、安倍晋三首相が国会答弁で憲法改正を通じた集団的自衛権の行使容認に言及したことについて、「憲法解釈を変えて安全保障法制を作っておきながら、憲法9条も変えるというのは一つの政権として明らかな矛盾だ」と述べ、批判した。(2016/03/01-15:14)
836
:
名無しさん
:2016/03/05(土) 10:55:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030200529
憲法改正「在任中に」=安倍首相が表明-参院予算委
安倍晋三首相は2日午後の参院予算委員会で、憲法改正について「在任中に成し遂げたい」と述べ、任期中の実現に強い意欲を表明した。首相は「先の総選挙でも訴えているわけだから、それを目指したい」とも述べた。民主党の大塚耕平氏への答弁。
首相の自民党総裁としての任期は2018年9月まで。首相は一方で、「わが党だけで発議に必要な衆参(両院)の3分の2を獲得することは不可能に近い」とも指摘。「与党、他の党の協力も頂かなければ難しい」との認識を示し、改憲勢力の拡大を目指す意向を強調した。
大塚氏は、自民党の憲法改正草案が示した条項のうち、「国防軍」創設などについて首相の認識をただしたが、首相は「草案の一つ一つについて解説するのは控えたい。(国会の)憲法審査会でわが党の議員と丁々発止の議論をしてほしい」と述べるにとどめた。
夏の参院選から一部の選挙区を統合する「合区」が導入されることに関し、自民党の鶴保庸介氏は「参院議員は都道府県の代表と憲法に明記すべきだ」と主張。首相は「二つの県が一つ(の選挙区)になった時に、候補者が自分たちの利益を代表し得るかという大きな課題もある。国会で大いに議論してほしい」と述べ、国会での憲法論議に期待を示した。(2016/03/02-17:22)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030200849
安倍首相、改憲機運醸成狙う=保守層配慮も
憲法改正をめぐり、安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、2018年9月までの自民党総裁任期中の実現を目指す考えを表明した。改憲は首相の悲願だが、実現の期限を区切ったのは初めてで、また一歩踏み込んだ。参院選を見据え、改憲への機運を醸成する狙いがあるとみられる。
今国会では、首相が改憲に強い意欲を示す発言が相次いでいる。2月3日の衆院予算委員会で憲法9条について「憲法学者の7割が自衛隊の存在自体に憲法違反の恐れがあると判断している」と改正の必要性を強調し、3月1日の同委でも「国会の憲法審査会で議論が収れんすることを期待している。(衆参両院の)3分の2(の賛成による発議)が可能となったものから取り組みたい」と述べ、改憲スケジュールに言及した。
背景には、改憲項目を絞り込むため、与野党に具体的な議論を促したいとの思惑があるとみられる。改憲の実現には、改正すべき項目を国会で発議し、国民投票にかける必要がある。在任中の達成に向け議論を急がなければならず、改憲を発議できる「3分の2」勢力を、衆院のみならず参院でも確保するには、夏の参院選がチャンスだ。
また、首相が、支持基盤である保守層へ配慮したとの見方もある。従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に対し、保守層には不満が残っているとされるためだ。(2016/03/02-19:51)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030200867
安倍首相は改憲が自己目的化=枝野民主幹事長
民主党の枝野幸男幹事長は2日の記者会見で、安倍晋三首相が在任中の憲法改正を目指す考えを示したことについて、「どの条文をどう変えたいかという話を抜きに『変えたい』というのは論理矛盾だ。変えることが自己目的化している」と批判した。(2016/03/02-20:16)
837
:
名無しさん
:2016/03/05(土) 10:56:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160302/k10010428991000.html
首相の改憲発言は「従来主張の繰り返し」
3月2日 20時11分
菅官房長官は2日午後の記者会見で、安倍総理大臣が在任中の憲法改正を目指す考えを示したことについて従来の主張を繰り返したにすぎないという認識を示したうえで、まずは衆参両院の憲法審査会での議論を通じて国民の理解を深めていくことが重要だという考えを示しました。
安倍総理大臣は2日の参議院予算委員会で、「在任中に憲法改正を目指すのか」と質問されたのに対し、「自民党は立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私は当然、自民党の総裁であり、先の総選挙でも訴えているのでそれを目指していきたい」と述べ、在任中の憲法改正を目指す考えを示しました。
これについて菅官房長官は午後の記者会見で、「安倍総理大臣は、与党だけではなく、多くの党や会派の支持をいただいて国民の理解を得ることが大事だとも言っており、今まで言っていることと同じことを言っていたのではないか」と述べました。そのうえで菅官房長官は、「憲法審査会で、各党が憲法をどうするのかということをまず出すべきだ。『改正する』と言いながら出していない党もあるので、各党が憲法審査会で議論していくことがいちばんの基本だ」と述べ、まずは衆参両院の憲法審査会での議論などを通じて国民の理解を深めていくことが重要だという考えを示しました。
また、菅官房長官は、記者団が憲法改正に着手する時期を質問したのに対し、「憲法審査会の中で理解を深めていくことが大事だ。3分の2の議席がないので理解が深まらないとできるわけがない」と述べました。
首相発言 各党の反応は
公明党の石田政務調査会長は記者会見で、「『在任中』ということばを使ったことは、ちょっと唐突な感じもする。国民の中で議論が醸成され、判断してもらう条件が整うことが大事であり、いまだ、そこまではいっていない」と述べました。
民主党の枝野幹事長は記者会見で、「どの条文を、どう変えたいのかという話を抜きに、憲法を変えたいというのは、まさに論理矛盾だ。何をどのように変えたいのかという指定なしに憲法を改正したいというのは、論理的にありえない発言だ」と述べました。
共産党の穀田国会対策委員長は記者会見で、「総理大臣として、憲法の擁護義務に反しているのは言うまでもないことだ。野党5党の間で、安倍政権の打倒を目標にすることを確認しており、安倍総理大臣の野望を打ち砕くために、国民的な世論を盛り上げ、野党の共同をさらに強めていきたい。参議院選挙でも大きな争点に掲げて立ち向かっていきたい」と述べました。
838
:
名無しさん
:2016/03/05(土) 10:58:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160302/k10010428901000.html
首相 在任中の憲法改正を目指す
3月2日 18時42分
安倍総理大臣は、午後の参議院予算委員会で、憲法改正は自民党の党是だとして、在任中の憲法改正を目指す考えを示しました。
この中で、民主党の大塚政策調査会長代理は「安倍総理大臣は在任中に憲法改正を成し遂げたいと考えているのか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「自民党は、立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私は、当然、自民党の総裁であり、先の総選挙でも訴えているので、それを目指していきたい」と述べ、在任中の憲法改正を目指す考えを示しました。そのうえで、安倍総理大臣は「衆議院、参議院で3分の2の多数がなければ発議もできず、自民党だけで獲得することはほぼ不可能に近い。自民党だけではなく、与党さらにほかの党の方々の協力もいただかなければ難しいのではないか。私の在任中に成し遂げたいと考えているが、そういう状況がなければ不可能だろうと考えている」と述べました。
また、自民党の憲法改正推進本部の事務局長を務めた中谷防衛大臣は、党の憲法改正草案に明記された「国防軍」の保持について問われたのに対し、「草案に規定している自衛権には、国連憲章が認めている個別的自衛権、集団的自衛権が含まれていることは言うまでもない。世界中で、一定規模以上の人口を有する国家で軍隊を保持していないのは日本だけであり、独立と平和を保ち、国民の安全を確保するための軍隊を保有することは、世界では常識だ」と述べました。
合区導入「地域の代表をどう考えるか 議論を」
自民党の鶴保参議院政策審議会長は、夏の参議院選挙で、隣接する2つの県を1つの選挙区にするいわゆる「合区」が導入されることに関連して、「参議院議員が各都道府県の代表という性格を持つことを憲法に規定すべきだという声が党内にあるが、どう考えるか」と質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は「指摘があった点も踏まえ、憲法のあるべき姿について国会で大いに議論されるべきだ。2つの県が1つの選挙区になったときに、その候補者は、果たして自分たちの利益を代表しうるかどうかという大きな課題もあり、地域の代表をどう考えるかという観点も含めて、大いに議論してほしい」と述べました。
839
:
名無しさん
:2016/03/05(土) 11:27:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016030300420
首相改憲発言に懸念=公明・漆原氏
公明党の漆原良夫中央幹事会長は3日午前の記者会見で、安倍晋三首相が在任中の憲法改正を目指す意向を表明したことについて、「野党に利用される可能性がある」と述べ、懸念を示した。(2016/03/03-12:27)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160303/k10010429811000.html
公明・漆原氏 首相の改憲発言 野党の連携強化を懸念
3月3日 13時39分
公明党の漆原中央幹事会会長は記者会見で、安倍総理大臣が在任中の憲法改正を目指す考えを示したことで、野党側が夏の参議院選挙で、今の政権の下での改憲阻止を掲げて、一層連携を強めるのではないかと懸念を示しました。
この中で、漆原中央幹事会会長は、安倍総理大臣が在任中の憲法改正を目指す考えを示したことについて「憲法改正を党是とする自民党の総裁として、一般論を述べたと承知しており総裁としての発言であれば、まずいということはない」と述べました。
一方で漆原氏は、「野党が、『安倍総理大臣はそういう意向だ』と利用する可能性があり、バラバラの野党に結集軸を与えることになりはしないかと心配している」と述べて、野党側が夏の参議院選挙で、今の政権の下での改憲阻止を掲げて、一層連携を強めるのではないかと懸念を示しました。
また、漆原氏は衆議院の選挙制度の見直しに関連して、「自民党との協議は申し入れがあれば、当然やるべきだが、両党で法案を作り、野党に賛成を迫るやり方はしない。大島衆議院議長も入れた話し合いで収れんしていく」と述べて、大島議長も交えた各党との協議を通じて幅広い合意形成を図りたいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160303/k10010429331000.html
首相の改憲発言 与党内でも受け止めに温度差
3月3日 4時00分
安倍総理大臣が在任中の憲法改正を目指す考えを示したことについて、自民党内には「党の総裁として方針を答えただけだ」などと一定の理解を示す意見がある一方、公明党からは「唐突な発言だ」などと戸惑いの声が上がっていて、受け止めに温度差が出ています。
安倍総理大臣は2日の参議院予算委員会で、在任中に憲法改正を目指すのか質問されたのに対し、「自民党は、立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私は自民党の総裁であり、先の衆議院選挙でも訴えているので、それを目指していきたい」と述べ、在任中の憲法改正を目指す考えを示しました。
これについて菅官房長官は、「与党だけではなく、多くの党や会派の支持をいただいて国民の理解を得ることが大事だとも言っており、今まで言っていることと同じことを言っていたのではないか」と述べたほか、自民党内にも「質問されたから、党の方針を答えただけだ」などと一定の理解を示す意見が出ています。
一方、公明党内では、石田政務調査会長が「『在任中』ということばは、ちょっと唐突な感じもする」と指摘したほか、「参議院選挙を控えるなかで、野党側に攻撃の材料を与える不用意な発言だ」、「国民は安倍総理大臣に危うさを感じているのではないか」といった戸惑いの声が上がっていて、与党の間で受け止めに温度差が出ています。
840
:
名無しさん
:2016/03/05(土) 12:13:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010430561000.html
民主・共産 憲法改正阻止の姿勢 明確に
3月4日 6時30分
安倍総理大臣が、憲法改正を「在任中になしとげたい」と述べたことについて、民主党や共産党などは批判を強めており、夏の参議院選挙に向けて、安倍政権のもとでの改正を阻止する姿勢を明確に打ち出す考えです。
安倍総理大臣は、2日の参議院予算委員会で、「自民党は、立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私は自民党の総裁であり、先の衆議院選挙でも訴えている。私の在任中になしとげたい」と述べました。これについて、菅官房長官は3日、「自民党は立党以来、憲法改正は党是であり、先日の安倍総理大臣の発言は、『一般論』を言われたのだろう」と述べました。
これに対し、民主党の岡田代表は、「安倍総理大臣の憲法観は非常に危険で、議論に乗るのは慎重でなければならないが、具体的に話すのであれば受けて立つ」と述べたほか、共産党の志位委員長は、「断固反対で、絶対に許さないという立場で論陣を張っていく」と述べました。民主党や共産党などは、安倍総理大臣の憲法観は認められないとして批判を強めており、夏の参議院選挙に向けて、安倍政権のもとでの憲法改正を阻止する姿勢を明確に打ち出す考えです。
一方、おおさか維新の会は、片山共同代表が、「憲法改正をタブーにするのは不幸だ」と述べるなど改正を目指す勢力の拡大を図りたい考えで、憲法改正を巡る野党内での立場の違いが鮮明になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010430861000.html
山東元参院副議長 首相の改憲発言は不適切
3月4日 11時32分
安倍総理大臣が、憲法改正を「在任中になしとげたい」と述べたことについて、自民党の山東元参議院副議長は党の役員連絡会で、夏の参議院選挙で、野党側の結集を促すことにつながりかねない不適切な発言だとして、不快感を示しました。
安倍総理大臣は先に、憲法改正について、「自民党は、立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私は自民党の総裁であり、先の衆議院選挙でも訴えている。私の在任中になしとげたい」と述べました。
これについて、4日に開かれた自民党の役員連絡会で、山東元参議院副議長は「安倍総理大臣の思いも分かるが、参議院選挙を控えたこの時期に、あのような発言をすれば、憲法改正に反対する立場の人や野党の結集を促すことになる。選挙戦が非常に不利になる不適切な発言だ」と述べ、不快感を示しました。
これに対し、谷垣幹事長は「安倍総理大臣は、野党のいろいろな発言や出方を、かなり意識して発言しているのではないか」と述べました。
このあと谷垣氏は記者会見で、「自民党は、これまでの選挙でも憲法改正を公約に掲げており、今度の参議院選挙でも変わらない。安倍総理大臣は『これからは経済を中心にやっていく』と言っており、現在も変更はないと思う」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016030400403
井上公明幹事長、改憲の争点化望まず=安倍首相発言、自民に懸念も
公明党の井上義久幹事長は4日午前の記者会見で、安倍晋三首相が在任中の憲法改正に意欲を表明したことについて、「憲法調査会での活発な議論を通じて国民的なコンセンサスをつくれるかどうかが大事だ。参院選で争点になるとは考えていない」と述べ、改憲の争点化は望ましくないとの認識を示した。
これに関し、自民党の谷垣禎一幹事長は会見で「立党以来、自主憲法の制定はわが党の基本的な考えだ。旗をきちっと掲げるのは当然だ」と強調。また、「首相は野党の出方をかなり意識していろいろな球を投げている」と説明した。
ただ、4日の自民党役員連絡会では、山東昭子党紀委員長が「首相の発言は不適切だ。反安倍(勢力)を喜ばせ、『平和か戦争か』とあおられることになる。選挙が終わってから触れるべきだ」と懸念を示した。 (2016/03/04-13:04)
841
:
名無しさん
:2016/03/11(金) 00:21:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030700664
憲法裁判所の新設を=おおさか維新、改憲案で
おおさか維新の会は7日夜、法律政策顧問を務める橋下徹前代表(前大阪市長)も出席し、憲法改正に関するプロジェクトチームの会合を東京都内で開いた。夏の参院選に向けて発表する独自の改憲案について、地方自治や教育無償化に加えて憲法裁判所の新設を重点分野と位置付け、具体的な条文作成作業に入ることを決めた。(2016/03/07-23:53)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160307/k10010434371000.html
首相 憲法9条改正 理解や支持広がっていない
3月7日 12時51分
安倍総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、憲法改正を巡り、憲法9条は日本国憲法の基本原則の1つである平和主義の理念を具体化したものだとしたうえで、9条の改正に向けた国民的な理解や支持が広がっている状況にはないという認識を示しました。
民主党の藤末元総務副大臣は、憲法改正について、「安倍総理大臣は『在任中に成し遂げたい』と言ったが、平和憲法の根本である9条は変えるべきではなく、国民は望んでいない。憲法の平和主義をどう考えるか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「平和主義の理念は、国民主権、基本的人権の尊重と並ぶ日本国憲法の基本原則の1つであり、憲法前文は、わが国が平和主義の立場に立つとしており、第9条は平和主義の理念を具体化した形だと考えている。9条改正に対しては、まだまだ、国民的な理解、あるいは支持が広がっているという状況にはないと認識している」と述べました。
「予算案早期成立が最大の景気対策」
また、安倍総理大臣は、今後の経済運営に関連して、「現在、審議している平成28年度予算案の早期成立こそが最大の景気対策だ。この成立に全力を尽くしていきたいと思っており、現段階で追加の補正予算については考えていない」と述べました。
「JR常磐線 全線開通時期の早期提示を」
一方、安倍総理大臣は、東日本大震災の発生からまもなく5年となることに関連して、「JR常磐線の浪江・富岡間の開通時期を明らかにすることで全線開通時期を早急に示すよう国土交通大臣に指示した。また、常磐自動車道の渋滞解消のため、課題のある箇所を4車線化する具体策を早急にまとめるよう指示しており、あわせて今週中に検討結果の報告を受ける」と述べました。
また、安倍総理大臣は、福島県内などの除染で出た廃棄物について、「安心して戻れるふるさとを一日も早く取り戻すためには、生活の現場から撤去し、中間貯蔵施設へ速やかに搬入しなければならず、一層、取り組みを強化していく」と述べました。
842
:
名無しさん
:2016/03/12(土) 15:53:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030900319
国連委、男系継承見直し勧告=政府反論で削除
国連女子差別撤廃委員会がまとめた日本に関する最終見解案に、男系男子による皇位継承は女性差別に当たるとして、皇室典範見直しが盛り込まれていたことが分かった。日本政府が「手続き上問題がある」などと公表に反論したため、最終見解から削除された。菅義偉官房長官が9日の記者会見で明らかにした。
菅長官らによると、7日の公表に先立って、政府に提示された最終見解案には、皇室典範を見直すよう求める記述があった。これに対し、政府は国連ジュネーブ代表部を通じて、審査過程で皇室典範を扱っておらず、最終見解に盛り込むことは手続き上、瑕疵(かし)があると指摘した。
さらに、日本の皇室制度について、諸外国の王室制度と同じように、国の歴史や伝統が背景にあることや、国民の支持に基づいていることを説明、女性差別には当たらないとして削除を要求した。この結果、最終見解には、皇室典範見直しに関する記述は盛り込まれなかった。
菅長官は会見で、「わが国の皇位継承の在り方は、女子に対する差別を目的としていないことは明らかだ。委員会が皇室典範を取り上げることは全く適当ではない」と批判した。(2016/03/09-12:11)
843
:
名無しさん
:2016/03/12(土) 17:00:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160309/k10010436851000.html
皇室典範見直し求める記述 国連委案に抗議し削除
3月9日 12時10分
菅官房長官は午前の記者会見で、女性差別の撤廃を目指す国連の委員会が取りまとめた最終見解案に、皇位の継承を男系男子に限定した皇室典範が女性差別に当たるなどとして見直しを求める記述があったことから、日本政府側から強く抗議し、最終的に削除されたことを明らかにしました。
このなかで、菅官房長官は女性差別の撤廃を目指す国連の委員会が7日公表した最終見解に関連し、「先週末の時点で示された最終見解の案には、皇室典範への言及が含まれていた」と述べ、皇位の継承を男系男子に限定した皇室典範が、女性差別に当たるなどとして見直しを求める記述があったことを明らかにしました。そのうえで、菅官房長官は、「日本政府代表部から委員会側に対し、皇室典範に関する記述を削除するよう強く要請し、発出された最終見解からは、皇室典範への言及が落ちたというのが事実関係だ」と述べました。
そして菅官房長官は「わが国の皇室制度も諸外国の王室制度も、それぞれの国の歴史や伝統が背景にあり、国民の支持を得て今日に至っている。わが国の皇位継承の在り方は、女子差別撤廃条約でいう差別を目的としていないのは明らかであり、委員会側がわが国の皇室典範について取り上げることは全く適当ではない」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160309/k10010437161000.html
外相 国連委の皇室典範への言及「手続き面でも問題」
3月9日 19時55分
岸田外務大臣は、参議院予算委員会で、国連の委員会の最終見解を巡り、議論がないまま皇室典範の見直しを求める記述が案の段階で盛り込まれたことは、手続き面でも問題だとしたうえで、皇室制度への理解が得られるよう取り組む考えを示しました。
女性差別の撤廃を目指す国連の委員会の最終見解を巡り、先週末に示された案では、皇位の継承を男系男子に限定した皇室典範が女性差別に当たるなどとして見直しを求める記述がありましたが、日本政府側から強く抗議し最終的に削除されました。
これについて、岸田外務大臣は9日の参議院予算委員会で、「委員会では、さまざまな議論が行われてきたが、一度も皇室典範は取り上げられたことがなかった。それがいきなり最終見解の案に出てきたということであり、手続き的にも問題がある」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は「わが国の皇室制度、あるいは諸外国の王室制度もそれぞれの国の歴史や伝統が背景にあり、女子に対する差別を目的とするというようなこととは全く別の事柄だ。今後とも皇室制度の在り方などをしっかり説明し、理解を得るべく努力は続けていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160308/k10010435191000.html
おおさか維新の会 憲法改正試案取りまとめ急ぐ方針
3月8日 6時04分
おおさか維新の会は7日夜、東京都内で憲法問題を討議する会合を開き、夏の参議院選挙に向けて、地方分権などの統治機構改革や、教育の無償化などを推進するための条文改正を柱に、独自の改正試案の取りまとめを急ぐ方針を確認しました。
おおさか維新の会は、憲法改正を目指す立場から、ことし夏の参議院選挙では、独自の改正試案を掲げることを目指していて、7日夜に東京都内のホテルで、党所属の国会議員が憲法問題を討議する会合を開きました。
会合には、前の代表で党の法律政策顧問を務める橋下前大阪市長も出席し、地方分権などの統治機構改革や、大学までの教育の無償化の推進、それに立法措置などについて合憲かどうかを判断する憲法裁判所などの仕組みをつくるための条文改正を柱に、試案の取りまとめを急ぐ方針を確認しました。
おおさか維新の会では、安倍総理大臣が、憲法改正を「在任中になしとげたい」と述べたことを踏まえ、参議院選挙では、改正を目指す勢力の拡大を図りたい考えで、馬場幹事長は記者団に対し、「憲法を改正しようというグループが、衆参両院で3分の2を占めないと、改正の発議自体できないので、全力を挙げて参議院選挙を戦っていきたい」と述べました。
844
:
名無しさん
:2016/03/12(土) 22:50:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441021000.html
憲法に緊急事態条項 反対の人たちが集会
3月12日 18時41分
大規模災害などに対応するとして、憲法に加えるかどうか議論が続いている、緊急事態の条項について、反対の立場の人たちが12日に集会を開き、「災害が多い日本にはすでに精緻な法律があり、条項は必要がない」などと訴えました。
集会は、各地の若手弁護士で作るグループが都内で開きました。
テーマとなったのは、大規模災害などに対応するとして、憲法に加えるかどうかで議論が続いている、緊急事態の条項です。
この中で、東日本大震災の直後、岩手県宮古市で被災者の支援活動に携わった、小口幸人弁護士は、「緊急事態条項があれば、災害関連死などの悲劇を食い止められたという指摘もあるが、そうではない。災害が多い日本にはすでに精緻な法律があり、震災の教訓を生かして改正もされている」と指摘しました。
また、最高裁判所の元判事の濱田邦夫弁護士も出席し、「憲法や法律を変えないと対処できないという事実がないのに、改憲のためにこれを利用するのは、それこそ日本社会にとっての緊急事態だ」と述べました。
集会に参加した50代の女性は「憲法改正については国民が一つ一つ中身を知るべきで、そのうえで議論をすべきだと思いました」と話していました。
845
:
名無しさん
:2016/03/19(土) 17:45:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160316/k10010444761000.html
おおさか維新の会の憲法改正試案 原案が明らかに
3月16日 4時22分
おおさか維新の会が夏の参議院選挙で掲げる、憲法改正試案の原案が明らかになり、道州制を導入して、できるかぎり自治体に権限を委ねることを義務づけることや、大学までの教育を無償とすることなどを盛り込んでいます。
おおさか維新の会は、憲法改正を目指す立場から、夏の参議院選挙で独自の改正試案を掲げる方針で、その原案が明らかになりました。
それによりますと、地方分権を進めるため、憲法第8章を現行の「地方自治」から「地域主権」に改めたうえで、今の都道府県に代わる広域自治体として道州制を導入するとしています。そして「道州」に課税権を広く認めるなど、できるかぎり自治体に権限を委ねることを義務づけています。
また、国による恣意的(しいてき)な憲法解釈を防ぐため、立法措置などが合憲かどうかを判断する「憲法裁判所」を新たに設置するとしています。
さらに、教育を受ける権利について、経済的な理由で教育の機会を奪われることがないよう、大学までの教育を無償とするとしています。
おおさか維新の会は、安倍総理大臣が先に憲法改正を「在任中に成し遂げたい」と述べたことを前向きに評価し、連携して憲法改正を実現したい考えで、今月26日の党大会までに改正試案を決定することにしています。
846
:
名無しさん
:2016/03/26(土) 14:42:16
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160324/k10010455321000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_034
おおさか維新 憲法改正原案取りまとめ
3月24日 22時37分
おおさか維新の会は、夏の参議院選挙で掲げる独自の憲法改正原案を取りまとめ、地方分権を進めるため今の都道府県に代わって道州制を導入することや、大学院までの学校教育を無償とすることなどを盛り込んでいます。
それによりますと、地方分権を進めるため、今の都道府県に代わる広域自治体として道州制を導入するとともに、課税権を広く認めるなど、できるかぎり自治体に権限を委ねることを義務づけています。
また、国による恣意(しい)的な憲法解釈を防ぐため、立法措置などが合憲かどうかを判断する「憲法裁判所」を新たに設置し、判決はすべての公権力を拘束するとしています。
さらに、教育を受ける権利について、経済的な理由で教育の機会を奪われることがないよう、大学院までの学校教育を無償とするとしています。
おおさか維新の会は、夏の参議院選挙で、憲法改正を目指す勢力による改正の発議に必要な3分の2の議席の確保を目指す考えで、片山共同代表は記者会見で、「国民の関心がある重要な事項を取り上げてしっかり結論を出せたので、改正論議をリードしていきたい」と述べました。
847
:
名無しさん
:2016/04/02(土) 16:06:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016032800633&g=pol_date4
安倍首相、在任中の改憲また明言=「やらないと言うのは不誠実」
安倍晋三首相は28日の参院予算委員会で、憲法改正について「自民党として既に(選挙で)示している。任期中にやらないと言うこと自体がおかしい。政治家としてむしろ不誠実だ」と述べ、在任中の実現に重ねて意欲を示した。社民党の吉田忠智党首への答弁。
首相は改憲に関し、与党内の慎重論に配慮して国会での発言を控えているとみられていたが、持論に変わりがないことを改めて示した形だ。同時に「任期中に目指すと私が示している全ての政策と同じだ」と強調した。(2016/03/28-17:53)
848
:
とはずがたり
:2016/04/08(金) 16:45:50
堺市のコンビニ成人雑誌「目隠し」は憲法違反? 「表現の自由」の観点から考える
http://news.goo.ne.jp/article/bengoshi/life/bengoshi-topics-4518.html
04月07日 13:12弁護士ドットコム
コンビニの成人向け雑誌の表紙を「目隠し」する大阪府堺市の取り組みをめぐって、市と出版業界の意見が対立している。この取り組みは、堺市とファミリーマートが協定を結び、3月16日に始まったもので、カバーを装着すると、表紙の半分程度が見えなくなる。
この取り組み対して、日本雑誌協会と日本書籍出版協会は、「成人に対する図書選択の自由を阻害する」などとして、憲法で保障された「表現の自由」に触れる可能性があると主張している。
一方の堺市は、協定が企業との自主的な取り決めであることを理由に、違憲にはならないとしている。しかし、協会側はこれについても、堺市がカバーの費用などで95万円を計上していることから、「公権力が介入した事実上の規制だ」と反発している。
今回の対立をどうみればいいのか。作花知志弁護士に聞いた。
●「過度に広範な規制として許されない」とされる可能性
「本件は『青少年の健全育成』を目的としている点が、通常の表現の自由の問題と異なります。
『青少年の健全育成』自体は、社会が実現を希望する合理的な目的であり、その目的のためであれば、出版業者の表現の自由は一定限度制約を受けてもやむを得ない、とする解釈が最高裁判決(1989年9月19日)などによって採用されています」
ということは、今回の目隠しカバーも仕方がないのか。
「ただし、最高裁で争われたのは、自動販売機での成人向け雑誌の販売禁止についてでした。
自販機では青少年が人目を気にせずに成人向け雑誌を買えます。そこでの販売を禁止することは青少年の健全な育成という社会的目的に合致しますし、自販機で売れなくても、出版業者は書店など、ほかの販売方法を有していることが合憲の理由とされています。
最高裁判例と本件とを比較すると、本件ではコンビニという対面販売を行う場での『規制』であり、自販機の場合と比べ、表現の自由への制限を認める必要性はそう高くないはずです。
さらに言うと、成人向け雑誌は厳密な定義が難しく、本来目隠しが不要な雑誌にまで目隠しがされる危険もあると思います。
また、今回の『目隠し』については、大阪府青少年健全育成条例に規定がないということですので、通常の憲法解釈により、過度に広範な規制として許されない、とされる可能性があります」
849
:
とはずがたり
:2016/04/08(金) 16:46:06
>>848-849
●「堺市側がかなり苦しい立場」
堺市は、自主的な協定であることを理由に、条例や憲法の逸脱にはならないと主張している。この点についてはどうだろうか。
「『協定』であっても、仮に出版業者が国家賠償法を根拠として、堺市とコンビニの共同不法行為であるという主張を行えば、両者が協定を結んで権利侵害を行ったという理由で違法とされる可能性があります。
また、堺市が公金でつくったカバーを無償提供しているということですので、住民訴訟によって、その公金の支出が憲法違反で違法であるとされる可能性も生じます。
このように、これまでの憲法判例の立場などからすると、今回の件では堺市側がかなり苦しい立場にあるのではないかと考えています」
対象が成人向け雑誌ということで、子育て世代などからは堺市を支持する声もあるが。
「『良くない表現があるのだから隠せばよい』という考えに対し、『良くない表現だと考える理由を表現することで、その表現は自然に消えるはずである』とするのが、アメリカの著名なホームズ裁判官が唱えた『思想の自由市場論』です。表現の自由に対する問題は、本来そのような観点から解決が図られるべきだと私は考えています」
作花弁護士はこのように述べていた。
【取材協力弁護士】
作花 知志(さっか・ともし)弁護士
岡山弁護士会、日弁連国際人権問題委員会、国際人権法学会、日本航空宇宙学会などに所属。
事務所名:作花法律事務所
事務所URL:
http://sakka-law-office.jp/
851
:
とはずがたり
:2016/04/15(金) 17:43:09
その川口市の、いまでは閑静な住宅街になっている一角には、ほんの数年前まで、
「このあたりは、もともと工場街で、住宅が建つようになったのは最近のことです。後からこの地域にやってきた人たちには、多少の工場騒音は受忍していただかなければなりません」
という意味の貼り紙が掲示してあった。私は、自転車で通りかかる度に、その断固たる調子の貼り紙の文言に感服したものだった。
ともあれ、そういう地域では、20年ほど前までは、文字通りに耳を聾するデシベル値を備えた音以外は、「騒音」とはみなされていなかった。
小さな木工所を経営していた私の実家も、それなりの騒音源だった。
が、苦情が来た記憶は無い。
作業所のだるまストーブから出る煙が、洗濯物にかかるという苦情が寄せられるようになったのは、近所にマンションが建設された1970年代以降の話だ。
それからしばらく、私の父親は、1990年代のはじめ頃まで、同じ場所で仕事をしていたが、晩年は、あまり機械を回さなくなっていた。
おそらく、いまのこの時代に、現在実家のある場所で、当時と同じ機械を動かして木工所を運営することは不可能だと思う。
近隣の人々の騒音への感覚や耐性もすっかり違ってしまっているだろうし、それ以前に、地域社会のつきあい方自体が、昭和の時代とは大きき様変わりしている。
いずれにせよ、21世紀の現代を生きているわれわれが抱いている静けさや清潔さへの要求水準を、いきなりであれ徐々にであれ、40年前の昭和の感覚に戻すことは不可能だ。
暗い夜や遅い列車や石油の匂いのする食パンに戻れないのと同じように、私たちは、昭和の場末の街路に蔓延していた喧騒や猥雑さの中に戻ることはできない。そういう場所でくつろぐことができた私たちは、はるか昔に、死んでしまったのだ。
とすれば、高度成長期までは、街の風物詩のひとつとして許容されていた子供の歓声や野犬の遠吠えが、「騒音」として取り沙汰されるのも、仕方のないなりゆきと考えなければならない。
問題は、あるレベルを超えた幼児の声が、それを日常的に聞かされなければならない人々にとって「騒音」なのだとして、では、その「騒音」を穏便に処理するために、自治体なり国なりが、どのような対策を講じれば良いのかということだ。
騒音源である保育所と、騒音の被害を訴える地域住民の、いずれか一方を悪者に仕立てあげて片付けるような立論は、おそらく、問題の解決には貢献しない。
この種の問題は、個々のケースごとに特殊事情をかかえている。問題を解決するためには、現地に行って、それぞれの騒音の実態と地域の人々の関係を仔細かつ丁寧に検討しなければならない。
この際、有害なのは、当事者同士の個別のやりとりとは無縁な、ネット上で議論の行方を眺めている人たちの思惑が問題の方向に影響を与えてしまうことだ。
市川市のケースにも、既に様々な意見が押し寄せているようだ。
それらの「声」が、単に「声」として鳴り響くだけで、じきに風の中に消えて行くのであれば良いのだが、インターネットが普及して以来、この種の、傍観者の声は、簡単には消えない設定になっている。
で、簡単に消えずに、結果として圧力を獲得することになった「声」は、どうかすると、行政を動かし、決定をくつがえしてしまう。
852
:
とはずがたり
:2016/04/15(金) 17:43:20
五輪のエンブレムが白紙に戻ったのも、不特定多数の「声」の力だった。
たとえば、さる海辺の町で観光客誘致のためのポスターが制作され、何かの拍子にそのポスターがネット上に晒されると、どこからともなくそのデザインがけしからんという声が上がる。でもって、その声が一定の圧力を獲得し、反響が反響を呼ぶ。と、こうなってしまうと、ポスターの真ん中でポーズを取っている萌アニメの女の子の運命は既に危うい。せっかく作ったポスターは関係者の陳謝の声とともに撤回され、イラスト入りのパンフレット数千部はその場で廃棄処分されることになる。
私が、今回、保育園の開園断念の話題に、あえてCM放送中止の話題をぶつけてみようと考えたのは、この二つの苦情をめぐる事件が似ているからというよりは、よく似ているように見える二つの話題の背景に、まったく別の相貌が見えた気がしたからだ。
保育園の騒音問題は、騒音を聞かされることになる近隣住民にとっても、保育園の開園を阻止されることになる待機児童ならびにその家族にとっても、切実な問題だ。
保育園の立地による騒音や、交通の阻害や、土地価格の低下を懸念する住民の感情は、当事者としての切実な被害感情である一方で、エゴでもある。
他方、とにかく保育園を開園して子供を受けいれてほしいと願う親の気持ちも、エゴと言えばエゴではある。
ここで、エゴだからいけないとか、エゴは捨てろとか、そういうことを言ってはダメだ。
相互に排除し合う関係にある複数の利害なりエゴなり感情なりについて、なんとか折り合いをつけられる地点を見つけるべく、双方が努力をしないといけない。
別の言い方をすれば、当事者同士が、話し合い、利害を調整し合い、妥協点を探り合っている限り、解決への道は必ず見いだせるはずだということでもある。
ところが、当事者でない人間が、イデオロギーや、政治的思惑や、固有の美意識を持ち込んで他人の問題にかかわるようになると、問題は奇妙な形に歪められることになる。
その典型が、カップヌードルのケースだと思う。
あのCMには、被害者も加害者もいない。
当事者間で争っているような問題はひとつも発生していない。
強いてあげるなら、かつて自分の配偶者に婚外交渉を実行された立場である矢口真里さんの元夫が、唯一の被害者といえば被害者に相当するわけだが、その彼の被害は、何年も前に離婚という形で落着している。矢口自身も、既に離婚し、それ以外にも様々な社会的制裁を受けている。
つまり、日清食品のCMに寄せられた「苦情」は、保育園に寄せられた「苦情」とは、まったく性質を異にしているということだ。
保育園に寄せられる苦情は、市川のケースでもほかの町中の保育園のケースでも、現実に物理的なノイズとしての幼児の歓声を毎日聞かされている人間の、実際の被害に即した苦情だ。
ところが、日清食品に「不快感」を訴えた人々の苦情は、テレビ視聴者が抱く通りすがりのものに過ぎない。
自分たちが団結して発信したネット発の苦情圧力の力で芸能界から排除したタレントが、またぞろ活動を再開することが不快だと彼らは感じたのかもしれないが、そんな自分勝手で残酷な不快感にどこに一体正当性があるというのだろうか。
21世紀にはいってからこっち、この種の問題(つまり「炎上案件」ということ)は、当事者の意見や立場とは無関係に、野次馬や外部の圧力団体の思惑に動かされがちになっている点で、マトモな解決が難しくなっている。
853
:
とはずがたり
:2016/04/15(金) 17:43:38
>>850-853
というよりも、多くのケースにおいて、問題に対処しなければならない立場の人間が、圧倒的なノイズとして押し寄せる苦情メールに辟易して、事なかれ主義の結論を選ぶ結末が常態化している。
そろそろ、ネット炎上対策を専門とする法律事務所なり企業なりがビジネスを始めるべき時期だと思うのだが、それも簡単ではないのだろう。多勢に無勢というのか、バーチャルな火事場では、より偏執的でより声のデカい、しかもその場に居ない人間が勝利をおさめることになっている。当事者に勝ち目は無い。
もうひとつ、このタイプの「複数の集団の利害が対立している問題」が俎上に上げられる度に思うのは、双方を悪者にして何かを言ったつもりになる傍観者が、結局のところ“漁夫の利”を得ることになる、わが国における議論の不毛さについてだ。
どういうことなのかというと、ほかならぬ自分の利害に立脚してものを言っている当事者よりも、傍観者の立場からきれいごとを並べにかかる人間の理屈の方が、説得力を持って響いてしまいがちだということで、このことは、私たちが、欲得ずくの本音よりも、「お互い様」だの「譲り合い」だの「寄り添う」だの「おもてなし」だのといった、空疎な建前を掲げて思考停止することの方を好む、惰弱な国民だということでもある。
権利を主張する「個人」よりも、全体に埋没する「人」であれ、というわけだ。
この種のもめごとが報道される度に、
「権利を主張する人間は醜い」
「個人主義が日本を悪くしている」
という方向に議論を誘導する空気が自然発生するのもその表れで、毎度毎度うんざりさせられる。
これは、自民党の憲法草案(こちら)が、「公共の福祉」という文言を「公益及び公の秩序」に置き換えようとしていることにも通底しているお話で、要するに、ある世代から上の日本人の多くは、どうやら「権利」という言葉や考え方を根本的に嫌っているということなのだ。(第三章 国民の権利及び義務 第十二条、第十三条、第二十九条の2)
自民党は、「基本的人権が制限されるのは、ほかの基本的人権との間で、利害の衝突が発生しているケースに限られる」という思想を含む、「公共の福祉」という概念を、「個人の人権は、公益や公の秩序を損なわない範囲でのみ認められる」→「公の秩序ならびに公益は、個人の人権に優先する」という思想を体現した「公益ならびに公の秩序」という言い方に改変しようとしているわけで、これは、実に油断のならぬポイントだ。
で、個人的には、9条の改正より、むしろこっちの方が致命的だと考える次第なのだが、ここで自民党の憲法草案をもう一度読んでみると、「個人として尊重される」という言葉が、「人として尊重される」に置き換えられているではないか。(第三章 第十三条)
個人的には、この点が一番無念だ。
(文・イラスト/小田嶋 隆)
854
:
名無しさん
:2016/04/16(土) 16:41:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041200917&g=pol
9条改正難しい=菅長官
菅義偉官房長官は12日夜のBSフジの番組で、憲法9条の改正について「難しい」と語った。その上で「憲法を今まで全く変えていなかったわけだから、変えられるところから手を着けていくことは当然ではないか」と述べ、各党の合意の得やすい分野から取り組むべきだとの考えを示した。(2016/04/12-23:40)
855
:
名無しさん
:2016/04/17(日) 10:55:30
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010476751000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_090
自民 保岡元法相 憲法改正の項目絞り込みは参院選後
4月13日 5時05分
衆議院憲法審査会長を務める自民党の保岡元法務大臣は12日夜、夏の参議院選挙までは、憲法を改正する具体的な項目の絞り込みは難しいという認識を示したうえで、選挙後に民進党などの理解も得ながら、丁寧に議論を進めていきたいという考えを示しました。
憲法改正を巡って、自民党は夏の参議院選挙の公約に掲げる方針なのに対し、民進党の岡田代表は安倍政権の下での改正阻止を選挙の争点に据える考えを示しています。
こうしたなか、衆議院憲法審査会長を務める自民党の保岡元法務大臣は12日夜、憲法を改正する具体的な項目の絞り込みについて、「少なくとも野党第1党の民進党には入ってもらわなければ、安心して国民投票を行うことができない。今、参議院選挙を前に政局になっているので、与野党で冷静に話し合える環境ではない」と述べ、夏の参議院選挙までは絞り込みは難しいという認識を示しました。
そのうえで、保岡氏は「選挙後に安倍総理大臣にしっかり理解を求めて、少数政党や野党の意見もよく聞き、政局から離れて、冷静に国の将来や基本を論ずる場を守り抜いていきたい」と述べ、参議院選挙後、民進党などの理解も得ながら、丁寧に議論を進めていきたいという考えを示しました。
856
:
名無しさん
:2016/04/23(土) 10:45:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041900048&g=pol
中国主席、天皇陛下に電報=「心からのお見舞い」-熊本地震
【北京時事】中国国営新華社通信は18日夜、習近平国家主席が同日、熊本地震を受け、天皇陛下に「犠牲者への深い哀悼と、遺族・負傷者に対する心からのお見舞い」を伝える電報を送ったと伝えた。習主席はこの中で、地震で深刻な被害が出たことに触れ、「日本人民が一日も早く困難を克服し、郷里を再建できるよう心から願う」と強調した。(2016/04/19-05:42)
857
:
名無しさん
:2016/04/23(土) 15:08:40
>>856
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042100007&g=pol
中国首相「必要な援助提供」=安倍氏に見舞い電-熊本地震
【北京時事】中国外務省によると、李克強首相は20日、熊本県などで発生した地震を受け、安倍晋三首相にお見舞いを伝える電報を送った。その中で「中国は被災状況の推移に関心を持ち続けており、必要な援助を提供したい」と表明した。
李首相は「中国政府と人民を代表して、深いお見舞いの意を表す」とした上で、「日本の政府と人民が必ず困難を克服し、郷里を再建できると信じている」と伝えた。(2016/04/21-00:12)
858
:
名無しさん
:2016/04/23(土) 16:15:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160420/k10010491021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_039
「安保法制は違憲と判断を」提訴を前に訴え
4月20日 20時56分
安全保障関連法に反対する弁護士などのグループが、初めての集団訴訟を起こすのを前に東京都内で集会を開き、原告に加わる憲法の研究者が「憲法と矛盾する法制を、裁判所に憲法違反だと判断してほしい」と訴えました。
集会を開いたのは、弁護士と元裁判官で作る「安保法制違憲訴訟の会」で、東京・千代田区の会場には裁判の原告になる人などが集まりました。
グループは、「安全保障関連法は、集団的自衛権の行使や海外での武力行使を禁止する憲法9条に違反する」として、全国で初めて東京地方裁判所に集団訴訟を起こす方針で、共同代表の弁護士は今月26日に提訴することを明らかにしました。
裁判では、国に対して自衛隊を出動させないことや賠償を求めるということで、原告には、自衛官の家族や広島と長崎の被爆者など合わせて500人以上が加わる予定だということです。
原告として参加する憲法が専門で武蔵野美術大学の志田陽子教授は、「憲法と矛盾する法制を、裁判所に憲法違反だと判断してほしい」と訴えました。
グループによりますと、全国で2000人以上から裁判に参加したいという希望が寄せられているということで、今後、準備が整いしだい各地の裁判所に提訴するということです。
859
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 14:40:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050300385&g=pol
安倍首相、9条改正に意欲=改憲派集会にビデオメッセージ
安倍晋三首相は、改憲派の団体が東京都内で3日に開いた集会「公開憲法フォーラム」にビデオメッセージを寄せ、「今の憲法には自衛隊という言葉はない。本当に『自衛隊は違憲かもしれない』と思われているままでいいのか」と述べ、憲法9条の改正に意欲を示した。
この中で首相は、複数の世論調査の結果から、憲法学者の約7割が自衛隊は違憲の可能性があると考えている一方、国民の9割が自衛隊を信頼している、と説明。自衛隊を憲法に明記することについて「国民的な議論に値する」と強調した。
その上で、「憲法に指一本触れてはならない、議論すらしてはいけない、といった思考停止の姿勢に陥ってはいけない」と指摘。「今後ともこれまで同様、憲法改正を訴えていく」と語った。 (2016/05/03-20:14)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050300214&g=pol
野党4党首がそろい踏み=参院選へ共闘アピール-護憲派集会
民進、共産、社民、生活の野党4党の党首が3日、東京都内で開かれた護憲派の集会にそろって出席、安全保障関連法の廃止を訴えた。夏の参院選などに向け、共闘態勢をアピールした形だ。
民進党の岡田克也代表は安保法廃止などを主張した上で、「われわれ野党は力を合わせて参院選を戦い抜く」と表明。共産党の志位和夫委員長は「市民運動に背中を押され、野党共闘が大きく前進していることは日本の未来にとっての大きな希望だ」と述べた。
社民党の吉田忠智党首は、衆院選でも4党による候補者調整を進める意向を示し、生活の党の小沢一郎代表は「憲法の理想を守るには選挙に勝たねばならない」と強調した。(2016/05/03-16:17)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050200613&g=pol
中曽根元首相「改憲に期待」=超党派議連が推進大会
超党派の新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)は2日、東京都内の憲政記念館で「新しい憲法を制定する推進大会」を開いた。あいさつに立った中曽根氏は、「内閣は憲法改正への意欲を示し、実現のために取り組もうと挑戦しており、われわれは大いに評価、支持し、また期待する」と強調した。
自民党の小坂憲次元文部科学相は「憲法改正にしっかり取り組む。参院選で(国民の)皆さんの理解をいただきたい」と表明。民進党の松原仁元拉致問題担当相は「憲法は改正されなければいけないと確信している」と語った。
一方、公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「与党だけではなく、野党第1党も一緒に合意するという幅広い国民合意が大切ではないか。国民分断の国民投票にしてはならない」と述べ、改憲実現には民進党との協調が必要だと指摘した。(2016/05/02-19:01)
860
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 14:40:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050200465&g=pol
改憲、参院3分の2焦点=安倍首相、勢力結集にらむ-今秋公布70年
1947年5月3日に施行された日本国憲法は今秋、公布から70年の節目を迎える。安倍晋三首相は2018年9月までの自民党総裁任期中の憲法改正実現に意欲を見せており、夏の参院選で改憲発議に必要な3分の2の勢力結集を目指す。野党第1党の民進党は安倍首相の下での改憲阻止を掲げており、参院選の大きな争点となりそうだ。
改憲をめぐる世論は二分されており、機運が醸成されていると言い難い状況だ。昨年9月に成立した安全保障関連法に対しては「憲法違反」との批判が高まり、内閣支持率の急落を招いた。首相は、参院選で改憲を前面に掲げるのは得策ではないと判断。具体的な改正内容は示さず、選挙結果を見極めて慎重に前に進める戦略とみられる。
将来的には戦力の不保持などをうたった9条改正を視野に入れるが、まずは緊急事態条項や環境権の追加など、野党との合意が得やすいとみる項目に絞り、発議につなげたい考えだ。
4月29日放送の民放番組で、首相は「(憲法に)指一本触れてはならないという考え方はおかしい。今を生きる政治家として責任を放棄している」と主張。参院選について「私たちだけで3分の2(の議席)を取ることは不可能に近い。与党以外の党、個人をいかに集めることができるかではないか」と述べた。
これに対し、民進党は「安倍政権の下、憲法の根幹である平和主義がないがしろにされている」(岡田克也代表)と批判を強める。安保法成立を「立憲主義の破壊」と非難、9条以外の改憲を先行させる動きも「お試し改憲」とけん制する。「護憲」を掲げる共産、社民両党と国会や選挙で共闘を深め、改憲論議からは遠ざかる一方だ。
公明党は「加憲」の立場から改憲自体は排除しないものの、9条改正には否定的。方向性は首相と同じとは言えず、前のめりな首相の姿勢には警戒感もにじませる。
首相が認める通り、夏の参院選で3分の2に当たる162議席を自公で確保するには、改選59議席に27議席の上乗せが必要で、ハードルは高い。首相が自らの政権運営に協力的なおおさか維新の会を「改憲勢力」と期待を示すのはこのためだ。ただ、同党は野党共闘と一線を画し、党をけん引した橋下徹前大阪市長の政界引退もあって埋没気味。独自に勢力を伸ばす保証はなく、首相の思惑通りに進むかは見通せない。
◇憲法をめぐる動き
1945年 8月 終戦
46年11月 日本国憲法公布
47年 5月 日本国憲法施行
52年 4月 サンフランシスコ講和条約発効。日本が主権回復
54年 7月 自衛隊発足
55年11月 自民党結党。「憲法の自主的改正」党是に
56年 6月 内閣に憲法調査会設置(65年廃止)
91年 4月 湾岸戦争終結受け自衛隊掃海艇をペルシャ湾派遣
92年 9月 PKO協力法に基づき自衛隊をカンボジアに派遣
94年 7月 社会党の村山首相が「自衛隊合憲」打ち出す
2000年 1月 衆参両院に憲法調査会設置
01年11月 米同時テロを受け、テロ特措法に基づき海上自衛隊護衛艦をインド洋
派遣
03年12月 政府が自衛隊イラク派遣を決定
05年10月 自民党が新憲法草案決定
07年 5月 改憲手続きを定めた国民投票法成立
8月 衆参両院に憲法審査会設置
12年 4月 自民党が新たな憲法改正草案決定
12月 衆院選で自民党圧勝。第2次安倍内閣発足
14年 7月 集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更を閣議決定
15年 5月 政府、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案を国会に提出
6月 衆院憲法審査会で参考人の憲法学者全員が「集団的自衛権行使は違憲」
と表明
9月 安保法が成立
16年 3月 安保法が施行
(2016/05/02-15:12)
861
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 17:09:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050300170&g=pol
改憲、主要争点にならず=自民副総裁-民進代表「9条改正阻止」
与野党幹部は憲法記念日の3日放送のNHK番組で、日本国憲法をめぐり討論した。自民党の高村正彦副総裁は憲法改正について、「時代が変わるたびにそれに合わせて憲法を変えるのは当たり前だ」と述べる一方で、夏の参院選では主要な争点にならないとの見方を明らかにした。民進党の岡田克也代表は、安倍晋三首相が憲法9条改正を目指しているとして「絶対に阻止しなければいけない」と表明した。
高村氏は改憲について、「今までの選挙でも訴えてきたように、これからも訴えていく」とした上で、参院選での位置付けは「主要な争点にするかは国民が決めることだ。政治家が勝手に『主要な争点です』とは言えない」と語った。
公明党の北側一雄副代表は改憲に関し、「争点にはならないだろう。争点にする以上は、具体的な対立軸が明確にならないといけない」との認識を示した。
これに対し、岡田氏は「首相の眼目は9条改正、限定なき集団的自衛権行使を認めることだ。3分の2(の議席)を取れば必ず(9条改正を)やってくると確信している」と警戒感を示した。
共産党の志位和夫委員長は「憲法改定の是非は大きな争点になる。立憲主義を破壊する政権に憲法をいじる資格はない」と首相を批判。社民党の吉田忠智党首も「安倍政権による憲法改悪は許さない」と力説し、生活の党の主浜了副代表は「緊急に憲法を改正する必要性は感じられない」と指摘した。
おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は「地方分権、憲法裁判所設置、教育無償化は憲法改正のテーマであると同時に党の基本政策だ。参院選で訴える」と明言。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は「自主憲法制定を目指す」と述べ、新党改革の荒井広幸代表は「(改憲をめぐり)国会で大いに議論する。選挙公約はそこまでだ」と語った。 (2016/05/03-14:29)
862
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 19:49:40
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160502/k10010506741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_029
自民 二階氏「しゃにむに憲法改正では参院選に勝てず」
5月2日 13時04分
韓国を訪れている自民党の二階総務会長は同行の記者団と懇談し、今後の政権運営に関連して、「自民党が、しゃにむに憲法改正の旗を振るような姿勢を示せば参議院選挙には勝てない」と指摘したうえで、今後も議論を積み重ねる必要があるという考えを示しました。
この中で二階総務会長は、今後の政権運営に関連して、「国民は必要性は認めていても慎重に考えている向きがあり、『憲法だ、憲法だ』と言うのは得策ではない。今の状況で自民党が参議院でも3分の2の議席を取ると言って、先頭に立ってしゃにむに憲法改正の旗を振るような姿勢を示せば、参議院選挙には勝てない」と指摘しました。
そのうえで二階氏は、「参議院選挙でも、憲法改正を巡る問題がテーマに上ることは間違いないが、議論を積み重ねることで機は熟してくる」と述べ、今後も議論を積み重ねる必要があるという考えを示しました。
また二階氏は、いわゆる「衆参同日選挙」について、「安倍総理大臣が、きょう現在、まだ方向性や結論を出しているわけではないと思う。『同日選挙がないということではない』という心境には今も変わりはないが、安倍総理大臣が判断する最大の政治課題であり、安倍総理大臣の判断を待ちたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160502/k10010506861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_026
公明 山口代表「憲法改正 国民が自発的に求める状況でない」
5月2日 15時18分
公明党の山口代表は東京都内で街頭演説し、憲法改正について国民が自発的に求める状況ではないと指摘し、国会で議論を十分に尽くすことが必要だという認識を示しました。
この中で山口代表は「憲法は国民にとって大事な法規範であり、何をどのように変えるべきか、時間をかけて十分に議論することが必要だ。今は国民が自発的に『この項目をこう改正すべきだ』と考える状況には至っておらず、政党や政治家だけで多数を形成して国民に押しつけても本物の改正には至らない」と指摘しました。
そのうえで山口氏は、「公明党は今の憲法の価値を基本にしながら、新しい価値を取り入れるべき時に加える『加憲』という考え方を標ぼうしている。環境権などの新しい人権や地方自治の拡充などを議論してきたが、国会での合意形成と国民の理解を得て歩みを進めたい」と述べ、国会で議論を十分に尽くすことが必要だという認識を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160502/k10010507171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_022
民進 岡田代表「参院選で憲法改正阻止を主要争点に」
5月2日 19時21分
民進党の岡田代表は福岡市内で記者団に対し、夏の参議院選挙で安倍政権のもとでの憲法改正の阻止を主要な争点に据える考えを重ねて示しました。
この中で岡田代表は夏の参議院選挙について、「与党内には憲法改正は参議院選挙の争点ではないという意見もあるが、安倍総理大臣は周りが何を言っても3分の2の議席を取れば改正に取りかかってくる」と指摘しました。
そのうえで岡田氏は「立憲主義を理解せず、憲法9条と平和主義を変えようとしている総理大臣のもとでの議論は、よほど気をつけないといけない。参議院選挙に向けて、9条の改正や平和主義を変えることの是非を国民に判断してもらいたい」と述べ、参議院選挙で安倍政権のもとでの憲法改正の阻止を主要な争点に据える考えを重ねて示しました。
863
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 19:51:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160503/k10010507461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_017
きょう憲法記念日 各党が声明など発表
5月3日 6時29分
3日の「憲法記念日」にあたって、各党は声明などを発表しました。
自民党
自民党は、「憲法改正のための国民投票は、現実に、実施できる状況にある。今後は、衆参両院の憲法審査会や各党との連携を図るとともに、あらゆる機会を通じて、国民各層の理解を得つつ、憲法改正原案の検討・作成を目指していく。憲法は、国民自らの手で、今の日本にふさわしいものとしなければならず、憲法改正を推進するため、全力で取り組む」としています。
民進党
民進党は、「立憲主義、平和主義の本質を全く理解せず大きく傷つけてきた安倍自民党政権が、憲法改正という本丸に手をかけようとしており、夏の参議院選挙は、まさに日本政治の分岐点となる。この重大な挑戦に正面から対じし、誤った憲法改正を目指す安倍政権の暴走を止め、日本国憲法の根幹である平和主義を守り抜く」としています。
公明党
公明党は、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の憲法の3原理は将来とも変えず、現行憲法を維持した上で、改正が必要になった場合に、新たな条文を付け加える形の加憲という方法を主張している。今後、何を加憲の対象にすべきか議論を深めていきたい」としています。
共産党
共産党は、「安倍政権が立憲主義を踏みにじり、『戦争法』を強行したことで、法治国家としての土台が危うくされている。安倍政権による改憲を許さないという一致点で、きたるべき選挙で痛烈な審判を下し、その野望を打ち砕くために全力をあげる」としています。
おおさか維新の会
おおさか維新の会は、「わが党は、国民が、必要性を納得できるようなテーマについて、国民的議論を深め、憲法改正を進めるべきだという考え方で、憲法改正案を発表した。今後、国会の発議に向けて各党との協議を行い、国民に理解を訴えていく」としています。
社民党
社民党は、「『いのちと暮らし』は憲法によって守られているという当然の前提を安倍政権の意のままに変えさせるわけにはいかない。夏の参議院選挙は平和憲法の岐路がかかっており憲法改悪に反対する多くの人々と共に全力で闘う」としています。
生活の党
生活の党は、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という4大原則は、引き続き堅持すべきだ。いまの政権の目指すところは、自衛隊の海外派兵であり、その実現のための憲法改正は決して許されない」としています。
日本のこころを大切にする党
日本のこころを大切にする党は「憲法は時代の要請や国際情勢の変化に応じて修正することも必要だ。日本固有の歴史や思想、文化を踏まえ、国民の手で制定されるべきで、今後も自主憲法の制定にまい進していく」としています。
新党改革
新党改革は、「国民と共に、平和主義を守りつつ、生命や人権等を守るために、さらにどうあるべきかを真剣に検討し、幅広く憲法のあり方を議論していく」としています。
864
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 19:51:44
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160503/k10010507391000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015
憲法改正 参院選の行方が議論に影響も
5月3日 7時37分
3日は「憲法記念日」です。憲法改正を巡って、自民党が夏の参議院選挙後にも具体的な改正項目の絞り込みに向けた議論を始めたい考えなのに対し、民進党は安倍政権のもとでの憲法改正の阻止を選挙の争点に据える考えで、参議院選挙の行方が今後の改正議論に影響を与えるものとみられます。
憲法改正を巡っては、去年の通常国会で安全保障関連法の審議で与野党が対立した影響で、衆議院憲法審査会で実質的な審議が行われておらず、参議院でも2月の参考人質疑で自民党議員の発言を巡り混乱して以降、議論されていません。
こうしたなか、安倍総理大臣は「自民党は、立党当初から党是として憲法改正を掲げている。私の在任中に成し遂げたい」と述べるなど、憲法改正に意欲を示していて、自民党は夏の参議院選挙で掲げる公約に盛り込むことにしています。
自民党は、参議院選挙後にも、憲法改正の最初の発議に向けて野党側の理解も得ながら、具体的な改正項目の絞り込みに向けた議論を始めたい考えです。また、安倍総理大臣が、参議院選挙の結果、与党だけで憲法改正の発議に必要な3分の2の議席確保は、ほとんど不可能に近いとして、野党側の協力も得て憲法改正を目指す考えを示していることから、自民党内からは、おおさか維新の会などを合わせて3分の2の議席を占めれば議論が進むのではないかという見方も出ています。
これに対し民進党は、岡田代表が「安倍総理大臣は、3分の2の議席を取れば改正に取りかかってくる。9条改正や、平和主義を変えることの是非を国民に判断してもらいたい」と述べ、参議院選挙で、安倍政権のもとでの憲法改正の阻止を争点に据える考えを示しています。そして、憲法改正の論議そのものに反対している共産党などと、いわゆる1人区で候補者の一本化を進めるなど対抗していく方針で、夏の参議院選挙の行方が憲法改正の今後の議論に影響を与えるものとみられます。
865
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 19:52:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160503/k10010507771000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012
憲法記念日 憲法改正巡り各党が論戦
5月3日 12時23分
NHKの憲法記念日特集で、自民党の高村副総裁は夏の参議院選挙では憲法改正の必要性は訴えるものの、主要な争点にはならないという認識を示したのに対し、民進党の岡田代表は安倍政権での憲法改正は認められないとして、改憲勢力による3分の2の議席確保を阻止したいという考えを重ねて示しました。
自民党の高村副総裁は「憲法ができて70年がたって、時代は変わっている。それに合わせて憲法も変えるのは当たり前だ。これまでの選挙と同じように、参議院選挙でも、憲法改正は訴えていく。反対と言う党がある以上、何らかの争点にはなるだろうが、主要な争点になるかどうかは、国民が決めることだ。国民が『そこにあまり関心がない、経済だ』と言えば、そうなるわけで、勝手に『これが主要な争点だ』とは言えない」と述べました。
公明党の北側副代表は、「今の憲法は優れたものだと評価している。何を守り、何を変えていこうとするのかが大事であり、基本的人権の尊重など、3原理は、堅持する前提で改正論議を進めたい。参議院選挙では、争点にはならないだろう。まずは政党間の論議を深め、国民の理解を深めることが大事だ」と述べました。
民進党の岡田代表は「戦後70年にわたり、国民が育み、国会での議論や、裁判所の判断の蓄積として今の憲法があるのに、頭から否定するようなことを総理大臣が言うのは全くおかしい。安倍総理大臣の眼目は9条改正であり、参議院選挙で3分の2の議席を取れば、必ずやってくると確信しているので、絶対に阻止しなければならない」と述べました。
共産党の志位委員長は「日本国憲法は世界でも極めて先駆的な内容で、変えるべきは、憲法をないがしろにする政治だ。立憲主義を破壊する暴挙を重ねている安倍政権に、憲法を変える資格はないということを、野党共闘の主題として訴えていきたい」と述べました。
おおさか維新の会の片山共同代表は「よい部分は守り、おかしいところを直し、足りないものを付け加えて、よい憲法にしていくべきだ。憲法改正のテーマであり、基本政策である、地方分権、憲法裁判所の設置、教育の無償化を参議院選挙で訴えていく」と述べました。
社民党の吉田党首は「憲法が戦後復興に果たした役割をかみしめ、憲法を生かすことこそ、求められている。安倍政権による憲法改悪は許さず、『戦争法』の廃止と立憲主義を守る立場で、野党で連携して参議院選挙を戦っていきたい」と述べました。
生活の党の主濱副代表は「国民主権や基本的人権の尊重、平和主義は、是が非でも守るべきだ。選挙における争点は、国民が決めるべきものであり、緊急に憲法を改正する必要性は、国民の世論からは感じられないと思っている」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「憲法は民族精神の発露であり、自国の歴史や慣習に根ざしたものでなければならない。われわれは日本人の手による自主憲法の制定を目指しており、参議院選挙でも、主張していきたい」と述べました。
新党改革の荒井代表は、「独りよがりにならず、国民も納得できるであろうものを発議して、判断を仰ぐべきだ。参議院選挙の公約は、『国会で大いに議論する』というところまでだ」と述べました。
866
:
名無しさん
:2016/05/04(水) 19:52:46
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160503/k10010507911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010
野党4党の党首訴え 安倍政権下での改憲認めない
5月3日 16時29分
民進党や共産党など野党4党の党首が、憲法を守る立場の団体が東京都内で開いた集会であいさつし、安倍政権の下での憲法改正は認められないとして、夏の参議院選挙に向けて、政権と厳しく対じしていく考えを強調しました。
この中で、民進党の岡田代表は「安倍総理大臣が目指しているのは参議院選挙で多数を得て、憲法9条の本丸に切り込んで改正することだ。限定された集団的自衛権どころか、限定のない集団的自衛権の行使をやり抜くのが、安倍総理大臣の魂胆であり、力を合わせて阻止しよう」と述べました。
共産党の志位委員長は「自民党の憲法改正草案を許してよいのかが、参議院選挙の大争点だ。憲法で権力を縛るのではなく、憲法によって国民を縛りつける道を断固拒否しよう。変えるべきは憲法ではなく、憲法をないがしろにする政治だ」と述べました。
社民党の吉田党首は「これまで憲法が1字も変えられていないのは、国民が変えることを望まなかったからだ。憲法の理念を実現する政治を勝ち取るため、安倍政治を終わらせる戦いをしなければならない」と述べました。
生活の党の小沢代表は「憲法の理念や理想を守ることや、安全保障関連法の廃止を実現するためには、選挙に勝たなければならない。安倍政権を退陣に追い込んで、国民のための政治を実現しよう」と述べました。
867
:
名無しさん
:2016/05/05(木) 21:56:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160503-00010004-bfj-pol
「明治憲法にかえれ」 改憲派集会で本当に語られていること
BuzzFeed Japan 5月3日(火)15時31分配信
東京・永田町の国会議事堂にほど近い憲政記念館で5月2日、改憲を目指す集会が開かれた。出席者のトップは98歳になろうという元総理大臣・中曽根康弘氏。自民、公明だけでなく、野党からも保守派議員、経団連や商工会議所の幹部らも駆けつけ、次々とマイクを握った。憲法が争点の一つとなる参院選が迫る中、何が語られたのか。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】
受付で封筒を手渡された。中には資料や大会決議案とともに、自民党が作った憲法改正のPR漫画が同封されている。
漫画では、4世代が同居する一家が憲法について調べ、その問題点を指摘する。「憲法はその国の在り方」「家訓みたいなもの」「(現在の憲法では)個人の自由が強調されすぎて、家族の絆や地域の連帯が希薄になった」
憲法学が強調する、「憲法は権力の暴走を防ぐためのもの」という立憲主義的な考えとは違った主張が展開されている。
「基本は明治憲法にかえる」
会場の中に入る。定員496人は満席になっており、立ち見も出ていた。ゴールデンウィークの谷間、平日の昼間。参加者はほとんどが高齢だったが、若者もちらほら見かける。主催者側に聞いたところ、参加者は第2会場もあわせると1200人。ほぼ例年並みという。
強硬な保守論客として知られる、渡部昇一氏の講演で会場は沸いていた。
「いまの憲法は憲法ではなく、その性質上、占領政策基本法」
「(この体制が)25年、50年が続けば日本人は精神的な牙を抜かれて、悪く言えばかつてのインディアンみたいに大人しくなるだろうとアメリカは考えたに違いない」
「いまの憲法の足りないところを変えるようでは、ごまかしが残る。私は明治憲法にかえるべきだと思うんです。明治憲法は欠点はあったにしても、有色人種で最初に作られた記念すべき憲法です」
渡部氏の主張はさらに続く。
「あらかじめ立派な憲法草案を作り、ガッツのある首相が『明治憲法にかえります』と宣言し、明治憲法に改正条項に則り、草案通りに新憲法を発布すればいい。基本は明治憲法にかえること。ごたごた、改正とか言っている暇はない」
会場からは、笑いが起こった。
868
:
名無しさん
:2016/05/05(木) 21:56:51
>>867
この日、最大の拍手
講演が終わり、壇上に椅子が並ぶ。来場者からみて、左側、ジャケットにひときわ大きな白い花飾りをつけた中曽根氏の姿があった。
右側には自民、公明、民新、おおさか維新、日本のこころを大切にする党、経団連、商工会議所、青年会議所の代表者がずらりと並ぶ。
壇上に雅楽師の東儀秀樹さんが上り、国歌が演奏された。全員が一斉に起立し、壇上に掲げられた国旗に体を向ける。1分17秒。静かな会場に国歌が響きわたる。
この日、一番大きな拍手が起きたのは、中曽根氏が紹介される場面だ。「中曽根先生は今月27日のお誕生日で満98歳になります」
「え〜」と驚く女性の声とともに、大きな拍手が起きる。
中曽根氏は杖をつき、階段の上り下りには介助者が必要だが、自分の足で立つ。白いペーパーを取り出し、あらかじめ用意してきた挨拶を読み上げる。
「来年は憲法施行から70年となる。現憲法がグローバル化の中で、日本民族の民族たる意味を示しうるのかどうか。国を取り巻く状況変化に十分に対応しうるかどうかといったことが従前にも増して、大きく問われる」。声は力強く、明瞭だ。
「憲法改正による障害をなおざりにすることなく……」。痰が絡んだのか、声が細くなる。咳払いをし、続ける。声は再び、強さを取り戻す。
「丁寧な説明と対応をもって問題を一つ一つ、解決していかないといけない。現下、内閣は憲法改正への意欲を示し、その実現のために取り込もうとしている。我々はこれを大きく支持する」
「我々が目指す憲法とは、自由と民主主義のもとに民族の歴史、伝統、文化を据え、世界を見渡し、国際環境に対応しながら、国家の進路を切り開くものであります。それは新たな国家像の希求に他ならず、国家的理想への前進でもあります」
ペーパーを丁寧に折り、ジャケットの内ポケットにしまおうとしたが、一度でしまうことはできない。2回、3回と同じ動作を繰り返し、しまうことができた。このまま、壇上を降りた中曽根氏は、参加者に一礼し、会場を後にした。
869
:
名無しさん
:2016/05/05(木) 21:58:09
>>868
実は足並みがそろっていない改憲派
各政党から挨拶が続く。自民からは「新憲法は党是」と従来からの主張が繰り返された。その一方で、公明は自衛隊を巡る考え方をとっても、「党内で議論が続いている」現状を報告する。
民進の松原仁議員は「憲法は改正しなければいけない。前文から問題がある。裏切られた前文だ。伝統文化をどう憲法に書き込むかは極めて重要な試金石。党内でも同志を募る。ともに頑張りましょう」と力強く宣言した。
会場の盛り上がりに対し、改憲勢力と目されている、おおさか維新からは「『美しい日本を取り戻す』とか『日本の伝統を取り戻す』といった精神的、道徳的、情緒的議論に偏重するとすれば、護憲派に付け入る隙を与えてしまうのではないか。憲法改正をイデオロギー論争にしてはいけない」と釘をさす発言があった。
そうかと思えば、直後に登壇した「日本のこころを大切にする党」の中山恭子代表は「なぜ、日本が情けない国になったのか。考えを突き詰めると日本国憲法に行き着く。独立国家の憲法ではないことを認識すべき」という保守派におなじみの主張が出る。
「改憲が必要」以外の一致点がどこにあるのだろうか。
かつての支持者から批判される安倍首相
足並みの揺らぎは、政党間だけでなく保守論壇も同じだ。安倍政権には、かつての支持層だった保守論壇から批判の声もあがる。
安倍氏を支持してきた保守派論客、中西輝政氏は「さらば安倍晋三、もはやこれまで」(「歴史通」2016年5月号)と題した論文で、戦後70年に発表された「安倍談話」を自身の歴史認識と違うと批判する。
ある保守派の論客は、BuzzFeed Newsの取材にこう語った。
「(中西氏は)状況をまったくわかっていない」と批判する。いわく「改憲には政治的な妥協も必要だが、戦後70年かかった主張を実現する時期が迫っている。この時期に内輪揉めを印象づけるような批判をしてはいけない」
「いまは千載一遇の好機」改憲派の現状認識とは…
安倍政権に近く、多くの憲法学者が違憲とした安保法を合憲と主張した改憲派の憲法学者、百地章氏にも話を聞いた。
「いまは改憲の千載一遇のチャンスだ。これ以上のチャンスはもうないかもしれない。改憲がもうすぐそこまできている。参院選で改憲勢力で3分の2を取り、一致しやすいところから改憲に着手すべきだ」と語った。
「改憲はすぐそこ」。その認識は、集会の参加者に共有されていたようだ。万雷の拍手とともに承認された大会決議には、こんな文言が盛り込まれていた。
「関係者の努力により、新憲法制定の障害はほとんど取り除かれ、今後いつでも改正作業に取りかかれる状況にあることを慶賀したい」
870
:
名無しさん
:2016/05/14(土) 13:29:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051300383&g=pol
衆院憲法審、今国会開かず=参院選への影響回避か-自民
自民党の谷垣禎一幹事長は13日午前の記者会見で、今国会中には衆院憲法審査会の審議を行わない方針を表明した。安倍晋三首相が憲法改正に意欲を示す中、夏の参院選前に改憲論議が過熱して選挙戦にマイナスの影響を及ぼすのを避けたいとの思惑があるとみられる。
谷垣氏は12日、衆院憲法審の保岡興治会長(自民)と会談。保岡氏が憲法審での討議を「参院選後に仕切り直したい」と伝え、谷垣氏も同調した。ただ、民進党など野党側は、改憲を参院選の争点の一つに据え、どの条項を改正するのか明確にするよう自民党側に迫っており、審議先送りに反発しそうだ。
衆院憲法審は昨年5月、改憲項目の絞り込みに向けた実質討議を開始。同年6月の参考人質疑では、安全保障関連法をめぐり与党推薦の憲法学者を含む参考人全員が「憲法違反」と指摘し、同法に対する世論の批判が高まるきっかけとなった。今国会では一度も開かれていない。(2016/05/13-11:47)
871
:
名無しさん
:2016/05/15(日) 11:20:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160509/k10010513821000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_088
安保法反対 小林節氏が参院選へ近く政治団体設立
5月9日 17時50分
安全保障関連法に反対する活動を続けてきた慶応大学の小林節名誉教授が東京都内で記者会見し、安倍政権と対じする立場から、近く新たな政治団体を設立したうえで、夏の参議院選挙で、みずからを含む10人程度の候補者を比例代表に擁立したいという考えを示しました。
慶応大学の小林節名誉教授は安全保障関連法に反対する活動を続けてきており、9日、記者会見で「世界のどこででも戦争のできる法律を成立させるなど、国民の自由と豊かさと平和の推進に逆行する政策を確信を持って進めている安倍内閣には、一日も早く退場してもらわなければならない」と述べ、新たな政治団体「国民怒りの声」を近く設立することを明らかにしました。
そのうえで小林氏は、参議院選挙への対応について「大切なことは、自民・公明両党とおおさか維新の会を加えた勢力に3分の2の議席を取らせないことであり、野党支持のすそ野を広げなければならない」と述べ、「憲法改悪の阻止」などを基本政策に掲げたうえで、小林氏を含む10人程度の候補者を比例代表に擁立したいという考えを示しました。
また小林氏は、ほかの野党との関係について「特定のグループや個人に呼びかけることは絶対にないし、組織的に一緒になることは一切、考えていない。既存の政治家で志を持って出てくる人がいるならば、候補者として並べさせていただく」と述べました。
自民党の谷垣幹事長は記者会見で、「政治活動の自由は憲法でも保障されている」と述べたうえで、記者団が「参議院選挙で安全保障関連法の是非が主要な争点になると考えるか」と質問したのに対し、「そうは思わない」と述べました。
民進党の長妻代表代行は記者会見で、「憲法をないがしろにする動きには歯止めをかけなければならないという思いは共通しているので、できるかぎり連携していく必要がある。まずは、政治団体が実際にどういう形で立ち上がるのか、どのような政策なのかを確認しながら、議論することが必要だ」と述べました。
872
:
名無しさん
:2016/05/15(日) 11:33:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051400198&g=pol
「国民怒りの声」が報告会=候補者ネット公募へ
小林節慶大名誉教授が代表を務める政治団体「国民怒りの声」は14日、東京都内で支援者向けの報告会を開いた。小林氏は欠席したが、ビデオメッセージを寄せ、「安倍政治の暴走を止めなければならない。私の知り合いや有名人の少なくとも5人は説得して参院選に出す」と表明した。
小林氏は、参院選比例代表に自身を含め10人を擁立したい考え。月内にインターネットによる候補者の公募を開始し、準備を本格化させる。
「怒りの声」の結成は、安全保障関連法の廃止などを求める無党派層の受け皿となるのが狙い。しかし、参院選1人区で野党共闘を進める民進、共産両党などは、政権批判票を奪い合いかねないとして、小林氏の動きに不快感を示している。
野党共闘をめぐり、社民党の吉田忠智党首と又市征治幹事長が12日夜に小林氏と会談し、参院選比例代表を統一名簿で戦う構想を再検討するよう要請。しかし、小林氏は民進党が非協力的であることを理由に難色を示した。(2016/05/14-17:48)
873
:
名無しさん
:2016/05/15(日) 11:51:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050900249&g=pol
反安保法憲法学者が政治団体=参院選へ擁立目指す
安全保障関連法は「憲法違反」だとして廃止を求めている小林節慶大名誉教授(憲法学)が、夏の参院選に候補者を擁立するため政治団体を設立することが分かった。小林氏が9日午後に東京都内で記者会見して発表する。政治団体の代表には小林氏が就任し、政党並みの選挙運動が可能になる10人以上の擁立を目指す。(2016/05/09-11:22)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050900626&g=pol
参院選へ「国民怒りの声」設立=10人擁立目指す-反安保の憲法学者
安全保障関連法を「憲法違反」と批判している小林節慶大名誉教授(67)は9日、東京都内の日本記者クラブで会見し、同法廃止を掲げる政治団体「国民怒りの声」を旗揚げすると発表した。自ら代表に就任し、週内にも総務省に設立を届け出る。夏の参院選比例代表に小林氏自身を含む10人を擁立したい考えで、インターネットなどを通じて候補者と選挙資金を募る。
小林氏は安保法に関し「立憲主義の危機だ。安倍内閣には一日も早く退場してもらわなければならない」と表明。同法廃止に加え、言論の自由の回復、消費税再増税の延期、原発廃止なども旗印とし、賛同者を候補者として公募する考えを示した。選挙区には擁立せず、与野党が対決する「1人区」では野党統一候補を推す。(2016/05/09-18:39)
874
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名無しさん
:2016/05/22(日) 16:03:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000544-san-pol
「国民怒りの声」小林氏、社民 生活からの対等合併拒否
産経新聞 5月19日(木)13時50分配信
政治団体「国民怒りの声」の代表を務める憲法学者の小林節慶応大名誉教授は19日、団体立ち上げに合わせて東京都内で記者会見し、社民党と生活の党と山本太郎となかまたちからそれぞれ対等合併の打診を受けて断ったことを明らかにした。
小林氏は、社民の吉田忠智党首、生活の小沢一郎代表とそれぞれ面会したことを明らかにした上で、「2つの党の党首から政策が同じだから合流したいという話があった。対等合併という話だったが断った」と述べた。拒否した理由については「われわれは既存政党の浮輪ではない」と説明した。
同団体は夏の参院選比例代表に候補者10人の擁立を目指している。小林氏は候補者について男女それぞれ5人ずつとする考えを示した。今月末まで候補者を公募する。
875
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名無しさん
:2016/05/22(日) 17:44:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051900706&g=pol
社民・生活、「怒りの声」に合流打診?=小林氏が主張、両党は否定
政治団体「国民怒りの声」代表を務める小林節慶大名誉教授は19日、東京都内で記者会見し、社民、生活両党から個別に「合流」の打診を受けたものの断ったと説明した。だが、社民、生活両党は打診を否定し、双方の主張が食い違っている。
小林氏によると、社民党の吉田忠智党首は「対等合併」を持ち掛け、生活の党の小沢一郎代表は「組織を一体化しよう」と提案。小林氏は「われわれは既存政党の浮袋ではない」と応ぜず、各議員が離党して「怒りの声」に参加することは拒まないと伝えたという。
これに対し、社民党幹部は取材に「対等合併という話はしていない。野党統一名簿の話と混同しているのではないか」と指摘。生活幹部は「小沢代表が会ったのは事実だが、合流の打診はあり得ない」と述べた。 (2016/05/19-17:53)
876
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名無しさん
:2016/05/22(日) 20:40:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052100140&g=soc
悠仁さまが運動会に参加=姉の眞子さまも応援
秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(9)は21日、お茶の水女子大付属小(東京都文京区)の運動会に参加された。秋篠宮さまは公的活動のため出席がかなわなかったが、同妃紀子さまと長女眞子さまが一般の保護者席から活躍の様子を見守った。
4年生の悠仁さまは午前中、約3メートルの竹の棒を4人1組で運ぶ「台風の目」という競技に出場。悠仁さまの黄色組は終盤で緑組に抜かれ2位だったが、真剣な表情で校庭を走る悠仁さまに、紀子さまと眞子さまは笑顔で拍手を送っていた。(2016/05/21-11:37)
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名無しさん
:2016/05/22(日) 21:46:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800850&g=pol
安倍首相、改憲は憲法審で合意形成=岡田民進代表「参院選で議論」
安倍晋三首相は18日の党首討論で、憲法改正について、「多くの賛同を得る道は憲法審査会で議論を深めることだ。議論し修文される中で、最終的に国民にどの条文から(改正する)か示すことで手続きは進む」と述べ、衆参両院の憲法審査会における与野党の合意形成に期待感を示した。
今国会で、憲法審は参院で1回開かれただけで、衆院では一度も開催されていない。首相は「自民党あるいは与党で(発議に必要な)衆参3分の2の議席を得ることは不可能だ」と指摘。民進党の岡田克也代表に憲法審での議論を呼び掛けるとともに、改憲草案を示すよう促した。
これに対し岡田氏は、「草案を出すつもりはない」と拒否。9条改正を明記する自民党の改憲草案について、「集団的自衛権行使を全面的に認めるということであれば、絶対に認められない。今度の参院選で大いに議論しよう」と述べ、夏の参院選で争点化を図る考えを示した。首相は「党の草案は平和主義を貫いている」と説明するにとどめた。(2016/05/18-19:15)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800717&g=pol
民進は改憲への立場明示を=菅長官
菅義偉官房長官は18日の記者会見で、民進党に対し、憲法改正に関する立場を明確にするよう改めて求めた。同党の岡田克也代表が同日の安倍晋三首相との党首討論で、党として憲法改正草案を出す考えはないと述べたことを受けた発言。
菅氏は「一度政権の座に就いた政党として、自らの考え方を示した上で(国会の)憲法審査会で議論してほしいというのが国民の思いではないか」と指摘。「それぞれの政党が憲法についての考え方を出し、合意する中で決めていくことが民主主義、国会のあるべき姿だ」とも述べた。(2016/05/18-17:27)
878
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名無しさん
:2016/06/05(日) 20:59:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060500240&g=pol
「憲法守れ」「野党共闘を」=参院選前に4万人集会-東京【16参院選】
7月10日投開票の参院選を控え、安全保障関連法に反対し、安倍内閣退陣を求める学生や市民の団体が5日、国会前などで大規模集会を開いた。集会には4万人以上(主催者発表)が集結。「憲法守れ」「野党は共闘を」と気勢を上げた。
学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん(23)は「失敗したアベノミクスを争点にしようとしているが、3分の2の議席を取り改憲したいというのが安倍首相の本音では」と指摘した。沖縄県で活動する「SEALDs RYUKYU」の元山仁士郎さん(24)は米軍属による女性遺体遺棄事件に触れ、「2度と事件を起こさせないとの思いを持った人を国会に送り出さないといけない」と強調した。
参院選で共闘を図る野党幹部らも駆け付けた。民進党の枝野幸男幹事長は「安倍政治を止められるかどうか、結果を残さないといけない」とスピーチ。日本共産党の山下芳生副委員長は「野党共闘で参院選に勝ち、安倍政権を倒そう」と訴えた。
13歳の娘を連れて参加した埼玉県入間市の大学教員石川まちこさん(42)は「参院選での野党の言い分はまだ分からないが、自民党反対の思いを伝えるために野党を支持したい」と話した。岡山県から母親と来た女子高校生(17)は、参院選では選挙権年齢の18歳に達しないものの、「政治家に任せておけばいいと言う人も多いけど、自分の意見を言わないと」と力を込めた。 (2016/06/05-17:52)
879
:
名無しさん
:2016/06/11(土) 11:47:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060800867&g=pol
改憲、争点化図る野党=自民は前面出さず-参院選【16参院選】
民進、共産両党などが7月の参院選に向け、安倍晋三首相が意欲的な憲法改正を主要争点に据えようと躍起になっている。自民党は過去の成功を踏まえ、参院選はアベノミクスの是非を問う場と位置付け、改憲を前面に出さない方針。野党側はこうした姿勢を「不正直」と攻撃、平和主義の危機を訴えて有権者の支持を広げたい考えだ。
「安倍氏は表向き、アベノミクスを前進させるか後退させるかを問うと言っているが、本音は憲法9条だ」。民進党の岡田克也代表は8日、千葉県船橋市での街頭演説でこう断じた。その上で「今回の参院選は日本の大きな分岐点になる」と指摘し、与党とおおさか維新の会などの改憲勢力による参院3分の2以上の議席確保の阻止に全力を挙げる考えを強調した。
共産党の志位和夫委員長も新潟県長岡市で街頭演説し、「自民党が決めた改憲案を許していいかどうかが大争点だ」と力を込めた。
自民党は今回も経済重視路線を踏襲。憲法に関しては公約の最後で、「国民の合意形成に努め、憲法改正を目指す」などとする抑制的な表現にとどめた。首相は同日の山梨県内3カ所での街頭演説で「選挙戦の最大のテーマは経済政策だ」などと力説する一方、改憲には触れなかった。同党は秋の臨時国会で、事実上の休眠状態にある衆院憲法審査会の討議を再開させる方針だ。
民進、共産、社民、生活の4野党の幹部が口をそろえて追及するのは、自民党が大勝した過去2回の国政選挙と、その後の経過だ。2013年夏の参院選で、自民党は東日本大震災からの復興や経済再生に重点を置いた公約を掲げて圧勝。その後、公約で触れなかった特定秘密保護法の成立や集団的自衛権の行使容認に突き進んだ。
14年末の衆院選でも首相は「アベノミクス解散」と銘打って経済政策への賛否を問い、与党で3分の2超の議席を維持。安全保障関連法は公約で「速やかな法整備」に触れただけだったが、昨年の通常国会中に成立にこぎ着けた。経済で国民の興味を引き付けて多くの議席を獲得し、自身の成し遂げたい政策を実現する戦略と言える。
4野党は、首相の次の関心は改憲とみている。岡田氏は8日、記者団に「2度まで国民はだまされたが、3度目はない」と語り、反転攻勢に自信を示した。(2016/06/08-21:01)
880
:
名無しさん
:2016/06/11(土) 15:52:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061000604&g=pol
改憲「次の国会ない」=1億活躍相
加藤勝信1億総活躍担当相は10日のTBSのCS番組で、民進、共産両党などが7月の参院選に向け、憲法改正の是非を主要争点に掲げていることに関し、「(参院で憲法改正発議に必要な)3分の2(以上の議席)を取っても次の国会で、ということにはならない」と述べ、秋の臨時国会での改憲に否定的な見解を示した。
番組終了後、加藤氏は記者団に「憲法改正と言っても、今そこまで議論が熟しているかと言えば、そういう状況にはない」との認識を示した。(2016/06/10-15:59)
881
:
名無しさん
:2016/06/11(土) 16:01:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061100162&g=pol
参院選遊説で改憲封印=争点化回避、野党は警戒-安倍首相【16参院選】
7月の参院選に向け全国遊説を続ける安倍晋三首相。自らの経済政策アベノミクスの成果を訴える声が熱を帯びる。一方、これまでの街頭演説では、先の通常国会で意欲を示した憲法改正については触れておらず、争点化を避ける狙いも透けて見える。これまでの国会答弁などと遊説での発言を比べながら、首相の選挙戦略を探る。
「憲法改正をしっかり訴え、その中で国民的議論を深めていきたい」。通常国会が召集された1月4日。首相は年頭の記者会見で、参院選への対応を語る中でこう明言していた。
同10日のNHK番組では、「改憲を考えている責任感の強い人たちと3分の2を構成したい」とトーンを上げ、改憲の発議に必要な衆参勢力の3分の2の確保を目指す考えを表明。さらに、3月2日の参院予算委員会では、改憲を「在任中に成し遂げたい」と踏み込んだ。
しかし、22日公示の参院選に向けて3日からスタートした全国遊説で首相は、経済政策や安全保障政策、野党共闘への「野合」批判などに時間を割くものの、憲法改正については取り上げていない。
自民党内では、首相が改憲に前のめりな姿勢を見せれば有権者の批判を招きかねないとの懸念がある。加えて、民進党や共産党が「首相による改憲阻止」を前面に出していることも関係している。首相側近は「参院選で大上段に構える必要はない」と語っており、野党側の土俵には乗らない意向のようだ。
こうした首相の姿勢に、民進党など野党側は不信感を強めている。安倍政権が野党を押し切る形で成立させた特定秘密保護法や安全保障関連法は、その前の国政選挙では大きな争点とはなっていなかったためだ。
民進党の岡田克也代表は10日の報道各社とのインタビューで、参院選について「隠れた最大の争点は憲法改正だ」と断言。「9条を改正し、憲法の平和主義を根底から変えてしまう。これが首相が目指しているところだ」として、与党などによる改憲勢力の形成を阻止する考えを強調した。(2016/06/11-15:11)
882
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 00:01:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800261&g=pol
高校生ら憲法改正など議論=18歳選挙権控え、日弁連シンポ【16参院選】
選挙権が18歳以上に引き下げられるのを前に、日弁連は18日、若者を対象に憲法についてのシンポジウムを東京都内で開いた。高校生らがパネリストとして参加し、自民党の憲法改正草案などについて議論した。
東京大法学部の石川健治教授は講演で、立憲主義の考え方や日本国憲法の制定経緯などについて説明。「現在の国民は過去の国民から、憲法の保障する自由や権利を守るよう信託され、将来の国民に責任を負っている」と話した。
その後、ジャーナリストの堀潤さんが司会を務め、高校生や大学院生、弁護士らが「私たちの目指す未来」をテーマに議論した。
7月の参院選から選挙権を得る高校3年の藤原和さん(18)は、戦争放棄をうたった憲法9条について、「過去の過ちを再び起こさないためにも守るべきだ」と発言。一橋大大学院修士課程1年の安部農さん(23)は、「抑止力として軍事力を持ちたいという気持ちも理解はできる」と話す一方、安易に中国の脅威をあおる風潮には疑問を呈した。
客席から発言した高校1年の男子生徒(15)は、憲法13条の「すべて国民は個人として尊重される」との条文に関し、自民党の改憲草案が「個人として」を「人として」と言い換えたことに触れ、「個人の生き方が尊重されないように感じる」と批判した。(2016/06/18-19:26)
883
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 22:39:16
山口公明代表「政府は改憲発議できぬ」=安倍首相に自制促す狙いか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000087-jij-pol
時事通信 6月20日(月)18時25分配信
公明党の山口那津男代表は20日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、憲法改正について「首相といえども憲法順守義務が課せられているので政府側から改正の内容の発議、意見を出すことはできない」と指摘した。
憲法改正に意欲を示す安倍晋三首相に自制を促す狙いがあるとみられる。
首相は19日のインターネット番組で、秋の臨時国会から憲法審査会で具体的な条文の議論に入りたいとの意向を示している。山口氏は会見で「憲法審査会では十分な議論が成熟していない」との認識を示し、「国民の理解を得ながら合意をつくっていく努力をしていくのが当面の正しい在り方だ」と強調した。
また、山口氏は「自民党と公明党は与党を形成しているが、行政権を運営するための枠組みで、憲法改正を進める合意をつくる役割ではない」とも語った。野党第1党の民進党を念頭に、幅広い合意形成が必要との認識を示したものだ。
山口氏は、記者団から自民党の長所と短所を尋ねられ、「さまざまな経験を経て柔軟な対応力がある」などと評価する一方で、「利害に関心が強いあまり、時々それに振り回される」と指摘した。
884
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 11:51:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800905&g=pol
9条、直ちに課題とならず=山口公明代表
公明党の山口那津男代表は28日、BS日テレの番組収録で憲法9条改正について、「平和安全法制をつくり、9条の解釈ぎりぎりのところをきちんと決めた。制度としての可能性をよく見極めることが大事だ。すぐに9条改正はテーマにならない」と述べ、参院選後直ちに政治課題にはならないとの認識を示した。 (2016/06/28-21:31)
885
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 21:02:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300108&g=pol
自民幹事長、改憲草案に修正の余地=4野党は反対鮮明に【16参院選】
与野党幹部は3日のNHK番組で、参院選の争点となっている憲法改正をめぐり討論した。自民党の谷垣禎一幹事長は、国防軍創設などを盛り込んだ同党の改憲草案について「たたき台として野党の時にまとめた。こだわっているわけではない」と、修正の余地があるとの考えを表明。これに対し、共闘態勢を組む民進、共産など4野党は「おぞましい草案」などと反対姿勢を鮮明にした。
谷垣氏は「現実と乖離(かいり)している条文がいくつかある。『憲法を守れ』と言っても空洞化する」と改憲の必要性を強調。その上で「国会の合意が一番大事だ。野党第1党と少なくとも合意できる内容をまず考えるべきだ」と述べ、民進党とも協調したいとの意向を示した。
公明党の井上義久幹事長は「われわれよりも民進党がもっと改憲に意欲的」と指摘。「衆参の憲法審査会で一つ一つの条項について議論し、国民的な合意をつくることが大事だ」と述べた。
一方、枝野氏は自民党草案について「現行憲法の『平和主義』『国民主権』『基本的人権の尊重』の3原則を破壊する。おぞましい草案だ」と批判。「3原則を維持する中での微修正はやるべきだが、3原則の破壊は許さない」と強調した。これに関し岡田克也民進党代表は青森市で記者団に「とんでもない草案を撤回すべきだ」と述べた。
共産党の小池晃書記局長は番組で「国民の権利を縛る、憲法でないような時代逆行のものを許していいのか」と批判し、社民党の又市征治幹事長も「立憲主義と相反し、断固反対だ」と主張。生活の党の玉城デニー幹事長は「安倍晋三首相が改憲に前のめりなことに危機感を持つ」と語った。
改憲に前向きなおおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「次の国会で各政党が(具体案を)出していただきたい」と要望。日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は「自主憲法制定」を目指す考えを示した。新党改革の荒井広幸代表は「数の力で改正することではない」と指摘した。 (2016/07/03-20:37)
886
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 21:07:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300122&g=pol
天皇制は長期存続=自衛隊「今なくせない」-共産幹部【16参院選】
共産党の小池晃書記局長は3日、フジテレビの番組で、天皇制について「かなり長期にわたって日本の社会に残っていくと考えている。今、これを変えようなんて一切主張していない」と述べた。自衛隊に関しても「今の東アジアの(安全保障)環境の中で、なくせるわけはない」との認識を示した。参院選で民進党などと共闘を進める中、現実的姿勢を明確にする狙いがあるとみられる。
共産党は2004年の綱領改定で天皇制と自衛隊を当面容認する方針を表明。天皇制については「存廃は将来情勢が熟したときに国民の総意によって解決されるべきものだ」としている。
小池氏は「一つの家系が日本の国を象徴し続ける制度が未来永劫(えいごう)続くのかということは、将来の課題として考えてもいいのではないか」とも指摘した。(2016/07/03-16:53)
887
:
とはずがたり
:2016/07/03(日) 22:45:01
自民・船田氏「憲法改正、安倍首相とは一線」
改正のキーマンが「あの事件」も大胆に語った
http://toyokeizai.net/articles/-/116365?utm_source=goo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
有馬 晴海 :政治評論家 2016年05月03日
888
:
名無しさん
:2016/07/09(土) 22:44:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_045
18歳選挙権 漫画週刊誌が憲法特集
7月4日 16時25分
選挙権が得られる年齢が18歳以上になって初めての国政選挙となる参議院選挙を前に、4日発売の漫画週刊誌が選挙や憲法の特集を組み、付録に憲法全文を掲載した冊子を付けました。編集部は「選挙で関心が高まっている憲法について考えてもらいたい」と話しています。
特集を組んだのは、4日発売の小学館の漫画週刊誌、「週刊ビッグコミックスピリッツ」です。
特集では巻頭のカラーページで現在18歳の女性アイドル6人が選挙権を得ることや憲法について、それぞれの思いを語っています。アイドルの1人は「表現することは自由で憲法に守られているのは心強い」と記しています。別のアイドルは「憲法23条で学問の自由が保障されていることで当たり前のように学校に通えることに気付いた」などと語っています。
また、付録として日本国憲法のすべての条文を載せた44ページの冊子が付けられています。冊子には憲法の条文のほか、雑誌に連載している13人の漫画家が「日本の今」をイメージして描いたイラストも掲載されています。
この漫画週刊誌の発行部数はおよそ16万部で、主な読者層は10代から40代だということで、選挙や憲法の特集を組むのは初めてです。坪内崇編集長は「18歳による選挙も始まったので、読者の関心に応えたいと企画した。憲法には義務や権利だけでなく、日本という国のありようも書いてあるので、自分で考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
「漫画だと触れやすい」「しっかり勉強してから投票」
JR品川駅の構内にある書店を訪れた18歳の男子高校生は、「憲法や選挙について学んだのは中学校の公民の授業以来であまり覚えていませんが、漫画に付けてもらえると触れやすいです。初めての選挙なので緊張しますが、憲法も意識して投票したいです」と話していました。また、今回の参議院選挙で初めて選挙権を得たという専門学校に通う女性は、「若い世代が漫画をきっかけに憲法に興味を持つと思うので、とてもよい取り組みだと思います。憲法について理解していない点が多いので、しっかり勉強してから投票したいです」と話していました。
889
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 10:22:16
憲法9条改正「まだ時期尚早」 お維新・松井氏
http://www.asahi.com/articles/ASJ7B7VDRJ7BUTFK00M.html
2016年7月11日00時12分
おおさか維新の会の松井一郎代表は参院選後の憲法論議について、「自民党の憲法草案はあのままでは反対だ。9条はまだ議論もできていないし時期尚早だ」と述べ、「まじめな議論はしたい。我々は教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所設置の3点を憲法改正案としてこの選挙でも訴えてきた」と語った。
890
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 10:22:59
自民圧勝は腹立つけど改憲作業への着手を見れるのは一寸楽しみではある。時代に合わせて変えていくのも必要。9条は世界に誇る条項だと思うけど。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/1352
ではああコメしたけど
>>889
もあって松井も意外に理知的なのかも。
>おおさか維新の会は統治機構改革のための改憲を主張し、緊急事態条項に反対する。松井一郎代表は10日「自民党改憲草案には反対だ」と言い切った。改憲勢力は「同床異夢」だ。
秋にも憲法審再開、首相、改憲実現には高い壁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_all/article/258113
2016年07月11日06時37分 (更新 07月11日 06時40分)
安倍晋三首相は、自民、公明などの「改憲勢力」が参院で憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席を超えたことを受け、秋の臨時国会から具体的な改憲論議を開始する。ただ、改憲勢力が目指す方向は一致していない。国会発議後の国民投票で過半数を得るには、幅広い政党の合意も必要になる。首相は目標とする「在任中の改憲実現」を見据え、慎重に手続きを進めるとみられる。
「憲法審査会において、与野党で議論を深めてもらいたい」。首相は10日夜のテレビ番組で、衆参両院の憲法審査会の議論に期待を示した。
憲法審査会は衆院では昨年6月、参院では今年2月から開かれていない。改憲への反対世論を刺激しない思惑が自民党にあった。
民進党は安倍政権の改憲に反発してきたが、改憲に前向きな議員もいる。自民党関係者は「民進党は憲法審査会で審議拒否をしないだろう。3分の2の民意が改憲勢力に与えられた事実は重い」と語る。
自民党内では改正項目として、緊急事態条項の新設や、参院選挙区の合区を解消して都道府県代表の議席を確保する案が挙がる。首相は2018年9月の自民党総裁任期までの改憲に向け、18年夏までに国会発議にこぎ着けたい。
だが、いくつものハードルが待ち受ける。
公明党の山口那津男代表は10日のテレビ番組で「国会では合意形成の手掛かりもない状態」と指摘した。党幹部が自民党との考えの違いを強調するのは、公明が改憲勢力と見なされることに、支持母体の創価学会が反発しているためだ。
自民関係者は「学会から改憲の理解を得るのは、安全保障法制のとき以上のエネルギーが必要」と話す。
おおさか維新の会は統治機構改革のための改憲を主張し、緊急事態条項に反対する。松井一郎代表は10日「自民党改憲草案には反対だ」と言い切った。改憲勢力は「同床異夢」だ。
憲法審査会が、多くの野党を交えて改憲を議論できるかどうかも不透明だ。民進党の枝野幸男幹事長は「昨年強行した安全保障法制は憲法に適合しているか。その議論から進めていく」と強調。共産党の小池晃書記局長は「引き続き国会で、憲法を変えるたくらみをしっかりと阻止する」と対決姿勢を崩さない。
自民党の谷垣禎一幹事長はテレビ番組で「野党第1党と議論を積み重ねることが大事だ。生煮えのまま国会発議すると、国民を分裂させてしまう」と話した。拙速な改憲議論には自民党内でも懸念がある。
自民党幹部は話す。「ここから先は誰も経験したことがない戦い。どんなことが起きるのか、見当もつかない」
【ワードBOX】改憲勢力
安倍政権下での憲法改正に賛同する政党と無所属・諸派議員の総称。連立与党の自民、公明両党に加え、野党のおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党は改憲の必要性を認識し、安倍晋三首相の下での改憲にも賛同する「改憲4党」(非改選議席計84)と位置付けられる。これに同調する非改選の無所属・諸派議員が少なくとも4人いる。
今回の参院選で改憲勢力が計74議席を超え、衆院に続いて参院(定数242)でも3分の2以上(162議席)となり、野党第1党の民進党の同意を得なくても国会の改憲発議が可能な環境が整う。首相は在任中の改憲に意欲を示しており、現実的な政治課題に浮上する可能性がある。自民党は改憲を党是とし、公明党は新たな理念や条文を加える「加憲」を提唱。おおさか維新や日本のこころも改憲を掲げる。
=2016/07/11付 西日本新聞朝刊=
891
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 00:41:27
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/8074
「参院を地域代表にする改憲は反対」 お維新・松井代表
朝日新聞デジタル 7月6日(水)22時33分配信
■松井一郎・おおさか維新の会代表(大阪府知事)
自民党が参院を(都道府県単位で議員が選出される)「地域代表」に位置付けるという憲法改正を発議するなら反対。自民党の参院議員の党利党略、個人の議席確保の話だ。地域代表にしたかったら、徳島・高知(両県)を合併したらいい。国政選挙で一番大事なのは、一票の格差を憲法違反ではない範囲に収めていくことだ。
現状の国会を見ていたら、参院はいらない。全国の知事などで(衆院とは)別の院をつくった方が、衆院で決まったことでも「おかしい」と差し戻せるのではないか。(府庁での記者会見で)
朝日新聞社
892
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 00:49:51
>>890
橋下は平沼とかの復古主義者に対する態度をみると以前からまともに思うし、
松井も意外にも橋下と同じような考えのようだし、
民進と維新が組んで改憲案作ったら、
現行憲法のエッセンスを継承しつつ不備を補うようなものになるような気もしますが、
買い被りすぎでしょうか。
関連レス
>>616-619
>>806
>>889-891
893
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 01:00:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100090&g=pol
改憲項目、秋から絞り込み=「緊急事態」や「合区解消」浮上-自民【16参院選】
参院選の結果、自民、公明両党とおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党、諸派・無所属の一部の憲法改正に前向きな勢力が衆参両院で議席の3分の2を確保し、数の上で改憲を発議できる土台が整った。自民党は9条改正を含む包括的な改憲草案を作成しているが、国民投票で賛同を得られやすいテーマを優先する方針で、緊急事態条項の創設や参院の合区解消などが浮上。今秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲項目を絞り込みたい考えで、各党の合意形成が課題となる。
憲法96条と国民投票法は改憲の手続きについて、衆参それぞれの総議員の3分の2以上の賛成により国会が発議し、60〜180日以内に実施する国民投票で過半数の賛成を必要とすると定めている。
安倍晋三首相(自民党総裁)は10日夜のNHK番組で、改憲は結党以来の党是と位置付けた上で、「いよいよ憲法審査会に議論の場が移る。どの条文をどのように変えていくのかに(議論が)集約されていくだろう」と述べ、改憲実現へ強い意欲を示した。自民党は野党第1党の民進党にも協調を促していく考えだ。
これに対し、参院選で共闘した民進、共産など4野党は「最大の目的は9条改正」と強い警戒感を示し、安倍政権下での改憲に反対している。
自民党は2015年5月の衆院憲法審で、優先的に取り組むべき改憲項目として、(1)有事や大規模災害に対応する緊急事態条項(2)環境権など新しい人権(3)財政規律条項-を提案。また、今回参院選の公約には、改憲を通じた参院合区の解消を盛り込んだ。秋からの議論でこれらの条項について公明党や野党と合意を図りたい考えだ。
9条改正に関し、自民党は野党時代の12年にまとめた改憲草案で「国防軍」創設などを打ち出している。ただ、公明党が9条見直しに極めて慎重な上、国民投票で過半数を得られる確証もないとみて、首相も「現状では難しい」と認める。他の項目で改憲の前例をつくり、国民の抵抗感を小さくしてから踏み込む意向とみられる。
公明党は「加憲」を提唱し、環境権の追加などには柔軟な姿勢を示しており、憲法審で熟議を求めていく方針。おおさか維新は、統治機構改革を最優先のテーマに掲げるが、党内には9条改正の容認論も出ている。こころは「自主憲法制定」を唱え、9条を含む全面的な改正を追求している。(2016/07/11-02:14)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100075&g=pol
「憲法改悪に向かう」=国民怒りの声、小林節氏【16参院選】
憲法学者の小林節慶応大名誉教授が、安倍政権打倒を掲げて立ち上げた政治団体「国民怒りの声」は、11人を擁立したが議席獲得はならない見通しに。小林氏は名古屋市内で取材に応じ、「安保論議を争点化できなかった。憲法改悪に向かっていくだろう」と悔しさをにじませた。
一方、「残念だが後悔はない。立候補で得た教訓を生かし、改憲論議にも求められれば参加する」と述べた。
東京都港区の貸し会議室に置かれた開票センターは閑散としたままで、候補者の記者会見などは行われなかった。(2016/07/11-00:47)
894
:
とはずがたり
:2016/07/12(火) 17:31:02
>>892
橋下そのものに靖国大好き,明治憲法マンセー的な復古主義的なものが薄いのは結構評価してますが,喜美のラブコール袖にして石原選んだ辺りはちょっと判断力どうかなぁと云う感じもあります。
ただ石原も皇室尊敬してないみたいだし,平沼とかと違って或る意味戦後民主主義の一つの体現者なのかもしれませんけど。
少なくとも維新は都市改革保守層を基盤にしているのでその意味では時代錯誤な改憲案を認めないでしょうしその意味では大丈夫そうな気もします。
ただ松井は自民を一緒に飛び出した仲間の命を預かってる意識で動いている印象もあります。。
895
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2016/07/13(水) 19:33:08
どこがいいのか分からないけど,びっくりしただよ。
天皇陛下 「生前退位」の意向示される
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160713/k10010594271000.html?utm_int=news_contents_news-main
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。
天皇陛下は、82歳と高齢となった今も、憲法に規定された国事行為をはじめ数多くの公務を続けられています。そうしたなか、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。
天皇陛下は、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考え、今後、年を重ねていくなかで、大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないということです。こうした意向は、皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられているということです。
天皇陛下は、数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。
これについて関係者の1人は、「天皇陛下は、象徴としての立場から直接的な表現は避けられるかも知れないが、ご自身のお気持ちがにじみ出たものになるだろう」と話しています。
海外では、3年前、皇室とも親交の深いオランダの女王やローマ法王などが相次いで退位を表明して注目を集めました。
日本でも、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っていますが、明治時代以降、天皇の譲位はなくされ、江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていません。皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位の規定はなく、天皇陛下の意向は、皇室典範の改正なども含めた国民的な議論につながっていくものとみられます。
896
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2016/07/13(水) 19:49:40
>>895
続き来た。
天皇陛下 象徴としての歩み
天皇陛下は、今の憲法のもとで初めて即位し、以来、象徴として望ましい天皇の在り方を求め続けられてきました。
平成元年の即位にあたっての記者会見では、「憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたい」としたうえで、「現代にふさわしい皇室の在り方を求めていきたい」と述べられました。
平成3年、長崎の雲仙・普賢岳の噴火災害では、そうした天皇陛下の考えが目に見える形で示されました。皇后さまとともに被災地を訪れ、避難所の板張りの床に膝をついて、被災者一人一人に同じ目の高さで話しかけられたのです。その後も、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、大規模な災害が起きるたびに被災地を訪れ、被災した人たちに心を寄せられてきました。また、障害者や高齢者の施設を訪れるなど、社会で弱い立場にある人たちに寄り添われてきました。
こうした活動について天皇陛下は、平成11年、即位10年に際しての記者会見で、「障害者や高齢者、災害を受けた人々、あるいは社会や人々のために尽くしている人々に心を寄せていくことは、私どもの大切な務めである」と述べられました。そして、のちに、「天皇の務めには日本国憲法によって定められた国事行為のほかに、天皇の象徴という立場から見て、公的に関わることがふさわしいと考えられる象徴的な行為という務めがあると考えられます」と話されました。
こうした務めについて、天皇陛下は、「戦後に始められたものが多く、平成になってから始められたものも少なくありません。社会が変化している今日、新たな社会の要請に応えていくことは大切なことと考えています」と述べられていました。
天皇陛下は、「昔に比べ、公務の量が非常に増加していることは事実です」としながらも、「国と国民のために尽くすことが天皇の務めである」として、数多くの公務を一つ一つ大切に務められてきました。
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