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国際経済学

932とはずがたり:2016/04/10(日) 20:05:04

首相発言きっかけ…円急伸 政権幹部、火消しに躍起
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201604/CK2016040902000132.html
2016年4月9日 朝刊

 外国為替市場で円高傾向が続いている。七日にニューヨーク市場で一時一ドル=一〇七円台と、一年五カ月ぶりの高値水準まで進行。米紙での安倍晋三首相の発言がきっかけとなった。八日になって政権幹部が相次ぎ、為替介入を示唆する「口先介入」で市場をけん制し、東京市場で円高は一服したが、市場では「為替介入は困難」との見方が根強い。当面は円高傾向が続くとみられている。
 円相場は年明け以降の世界経済の減速で、米国の利上げペースが遅れることなどを背景に、円高傾向にあった。そこに拍車をかけたのが、米紙ウォールストリート・ジャーナルが五日に掲載した安倍首相のインタビューだった。
 「通貨安競争は絶対避けなければならない」「恣意(しい)的な為替市場への介入は慎まなければならない」との発言が、市場に「日本は為替介入に消極的」と受け止められ、円高が加速した。
 円の急伸を受け、政権幹部は八日午前、火消しに走った。菅義偉官房長官は「為替市場の過度の変動や無秩序な動きは悪影響を与える。動向を緊張感を持って注視する」と強調。麻生太郎財務相も「為替相場が一方向に偏った動きがみられる。場合によっては必要な措置をとる」と述べ、円売りの為替介入も辞さない姿勢を見せた。
 東京市場は八日午後五時現在で、前日比五〇銭円安ドル高の一ドル=一〇九円〇六〜〇八銭。口先介入がひとまず奏功したが、市場では「米国などは為替介入に批判的で、日本が実際に為替介入するのは困難」(第一生命経済研究所の嶌峰義清氏)との見方が強い。
 五月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)では、日本が議長国として、減速する世界経済情勢を受けた国際協調策をとりまとめられるかが主要テーマとなる。そのため、サミット前には米国などの反発を招く為替介入には動きにくいのが実情だ。 (岸本拓也)


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