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国際経済学

72とはずがたり:2004/09/20(月) 16:21

ポイントは此処だと思われるが農産物でどんな妥協したのかよくわからん…
>今回の協定は、国内調整が難航した豚肉、オレンジなど農産品5品目を加え、日本が低関税枠などを設定する点が特徴。鉱工業品では、メキシコが自動車で無関税枠を設定し、7年目から完全自由化。すべての鉄鋼製品について10年以内に関税を撤廃する。


包括的経済連携協定に署名 日・メキシコ首脳会談
http://www.asahi.com/business/update/0918/008.html

 メキシコ訪問中の小泉首相は17日午後(日本時間18日未明)、フォックス大統領とメキシコ市の国立宮殿で会談した。両首脳は会談後、両国間の物品、人、サービス、資本の国境を越えた自由な移動を促進する日本・メキシコ経済連携協定(EPA)に署名した。日本が、農産品を含めた包括的な経済連携協定を結ぶのは今回が初めて。

 EPAは自由貿易協定(FTA)を核とする包括的な経済連携協定。投資や政府調達での優遇措置、科学技術、農業、観光など9分野での二国間協力を盛り込んでいる。今回の協定は、国内調整が難航した豚肉、オレンジなど農産品5品目を加え、日本が低関税枠などを設定する点が特徴。鉱工業品では、メキシコが自動車で無関税枠を設定し、7年目から完全自由化。すべての鉄鋼製品について10年以内に関税を撤廃する。両国議会の批准を経て、来年4月にも発効する見通しだ。

 両首脳は協定署名について共同声明を発表し、今秋、東京とメキシコ市で開かれる貿易・投資に関する合同セミナーや、近く開催予定の両国のビジネス環境整備委員会などを通じて、両国の商取引が活発化し、環境が整備されることへの期待感を表明した。

 日本がFTAを結ぶのはシンガポールに次ぎ2国目。日本政府は現在、韓国、タイ、マレーシア、フィリピンとFTA交渉を進めているが、今回の協定締結で、今後の交渉に弾みがつきそうだ。また人口約1億人、世界第10位の経済規模を持つメキシコ市場に参入しやすくなるとともに、メキシコが既にFTAを結んでいる米国、カナダ、EU、中南米諸国の市場に進出する際の拠点とすることも可能になる。

 小泉首相は署名式後の共同記者会見で「これからは縮小均衡ではなく、拡大均衡を図ることが大事だ。今回の協定はマイナスよりプラスがはるかに大きいと両国が判断したからこそ締結された」と協定の意義を強調。今後の他国との交渉については「今回を一つの成功例として交渉を進めたい。日本は農業分野で抵抗があるが、同時に日本の製品は多くの国から買ってもらっている。その辺のバランスを見ながら、今回の協定を拡大均衡の一つのモデルにできればいい」と語った。

(09/18 10:22)


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