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国際経済学

57とはずがたり:2004/03/25(木) 01:23
【開発経済学3】参考文献:「開発の政治経済学」絵所秀紀など

■第二のパラダイム転換
・「市場の自由化」を実行して好ましい帰結を得るには前提条件が要ると云う認識
・一般均衡理論の仮定する市場の完全性を仮定しているが,途上国には情報をはじめとして成り立たない点も多い
・外部経済の存在が再び脚光を浴びる。[と]収穫逓増というよりも内生的な技術進歩?
・市場システムだけでは解決できない貧困・環境・分配等の問題が有る。

●構造調整の政治学
・「開発独裁or権威主義体制の容認論」権力を握っている政治体制の類型に依存し,非民主制の方が開発の遂行に適している。Lal (1983)
・「ハネムーンの時期」政治体制の民主制に関わらず新しい政府が成立できるかに依存するHaggard & Kaufman (1992)
・過去の歴史に説明を求めるもの
・利益集団間の競争的闘争を分析するもの→開発政治学

●新制度派アプローチ
・Akerlof (1970) 情報の非対称性→実は途上国の現象に注目したもの
・Stiglitz (1986) 情報の経済学
・North (1981, 1984, 1989※, 1990, 1994※)…取引費用の経済学を援用し「新しい歴史学」を構成=市場の不完全性を入れたアプローチ

●新しい成長モデルの模索
・内生的成長モデル
Romer (1990※), Grossman and Helpman (1991※), Aghion & Howitt (1992※)
(収穫逓増から内政的技術進歩,シュンペタリアンモデルへ)
・Big Pushモデル
Murphy, Shleifer & Vishny (1989※)
・経路依存性
David (1985※) QWERTYの経済学
B.Arthur (1994※) 収穫逓増

●潜在能力アプローチ
A.Sen (1988)


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