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国際経済学

524とはずがたり:2013/05/28(火) 19:49:14

TPP 中韓、日本を牽制 露、旧ソ連圏の経済統合優先
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130527081.html
2013年5月27日(月)08:14

 日本が7月から環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉に参加し、日米主導でアジア太平洋地域の経済ルール構築が進むことを警戒しているのが、TPP不参加の中国と韓国だ。両国では日本の交渉参加を牽制(けんせい)する論調も目立つ。同じく不参加のロシアは旧ソ連域内の基盤固めを優先している。(上海 河崎真澄、ソウル 加藤達也、モスクワ 遠藤良介)

 ■中国 「日米タッグは貿易冷戦」

 「日本がTPPに参加すれば、北海道や新潟のコメに重大な影響が出る」「日本の農業人口が146万人減少する」

 ペルーでのTPP拡大交渉会合が終了した24日、中国共産党機関紙、人民日報系の「環球時報(電子版)」などはこんな論評を伝えた。会合自体の報道は目立たないものだったが、日本の交渉参加を否定的にとらえる点は共通していた。

 中国は経済力をバックに中国主導による新たな国際秩序形成の野望を抱いている。このためTPPでの日米のタッグを「貿易による東西冷戦」(経済専門家)と表現するなど、対抗心をむき出しにしている。

 中国は韓国との自由貿易協定(FTA)交渉を先行させようとしていたが、日本がTPP交渉参加を決めると、日中韓3カ国FTAにシフトした。尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐって日中関係が緊張する最中の今年3月に交渉開始にこぎつけたのも、日本をつなぎとめておく必要があると判断したからだ。

 中国は日中韓FTAで土台を固めたうえで、東アジア包括的経済連携(RCEP)に拡大し、最終的には、アジア太平洋経済協力会議(APEC)全域を網羅するアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)をつくろうという構想を持つ。

 中国もTPPに真っ向から反対しているというわけでもない。中国商務省はFTAAP実現に向けた環境整備にTPPが重要になるとも言及している。ただ、それも「中国がTPP参加で影響力を行使し、アジア太平洋地域の成長を取り込む」(関係筋)ことが目的だ。

 中国は来年、APECの議長国となる。TPP交渉が年内に妥結するか見極めながら、来年に向けた戦略を練ることになりそうだ。

 ■韓国 日本の立場強化に神経質

 米国とFTAを締結するなど、日本よりも貿易連携では先行していた韓国でも日本のTPP交渉参加への関心は高まっている。これまで多国間交渉は難航必至とみて静観していたが、円安による韓国の輸出停滞を受け、国際貿易での日本の立場が強まることに神経質になっているからだ。

 韓国内では歴史認識に絡む安倍晋三首相バッシングが連日続いているが、これも円安がもたらした“被害者意識”と無縁ではない。

 18日付韓国紙、朝鮮日報は、「日本はTPPへの参加表明など、米国との関係維持に国の命運をかけている」と指摘。歴史問題などで「日本が態度を変えざるを得ないような国際政治の流れをつくり出すことが、より重要だ」との韓国政府高官の発言を紹介した。


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