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国際経済学

419とはずがたり:2010/02/13(土) 13:04:29

NY市場でユーロ下落、ギリシャ支援の詳細明らかにならず失望感
2010年 02月 12日 08:00 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-13854020100211

 [ニューヨーク 11日 ロイター] 11日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが主要通貨に対して全般的に下落。欧州首脳がギリシャ支援で合意したものの、計画の詳細について明確になるに至らなかったことから失望感が強まり、債務問題を抱える他の国に支援が拡大する事態を懸念する見方が広がった。

 欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領(首脳会議の常任議長)は11日、欧州首脳がギリシャ支援で合意に達したことを明らかにした。ギリシャへの支援は、ファンロンパイ大統領、欧州委員会のバローゾ委員長、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁、ギリシャのパパンドレウ首相による協議で合意された。ただ、支援計画の詳細はEUの財務相会合が開かれる来週初めまでまとまらない見通しとなっている。

 アクション・エコノミクスの通貨調査部門ディレクター、ロナルド・シンプソン氏は、ギリシャ支援で基本的に合意したものの、何も具体的には明確になっておらず全てにおいて不透明な状態だと指摘。「EUはギリシャに対して本格的な救済はできないだろう。モラルハザードの問題が生じる。ユーロは恐らく、今後も当面は売り圧力にさらされる」と述べた。

 ユーロ/ドルは終盤、0.3%安の1.3680ドル。米株価が上昇するなか、一時1.3596ドルの安値をつけた。

 ロイター・データによると、ユーロ/ドルは一時、ギリシャ救済に関するEU声明を受け1.3801ドルの高値に上昇した。

 GFTの通貨調査部門ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は、EUの救済合意について、コスト面で全く新たな問題が生じてくるとの見方を示した。「ギリシャが救済され、次いでポルトガル・スペイン、そして財政問題を抱える他の全ての国に支援が必要になれば、手のつけようのないひどい事態になる。これらの国々を救済するコストは想像をはるかに超えるものだ」と話した。

 ユーロ/円は0.6%安の122.78円。
 ユーロ/ポンドは1.1%安の87.16ペンス。
 ドル/円は0.3%下落し89.72円。

 1月のオーストラリアの雇用統計が予想以上に強い内容となったことを受けて、豪ドルが上昇、対米ドルで1.8%高、対円で1.5%高となった。

 1月の中国消費者物価指数(CPI)の上昇ペースが予想外に鈍化し、中国当局の金融引き締めをめぐる懸念が一部緩和されたことを背景に、豪ドルは上げ幅を拡大した。

ドル/円   終値    89.72/75
       始値    89.70/71
   前営業日終値    89.91/96
ユーロ/ドル 終値   1.3693/96
       始値   1.3716/23
   前営業日終値   1.3728/34

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