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国際経済学

417とはずがたり:2010/02/13(土) 13:04:03
WRAPUP2: EU首脳会合がギリシャ支援を表明、具体策は示さず
2010年 02月 12日 07:57 JST
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnJT862590120100211
 *EUがギリシャとの結束を表明、必要ならば支援する方針
 *支援の詳細不足で、市場は失望
 *具体的な支援の約束はなく、ギリシャ資産は下落

 [ブリュッセル 11日 ロイター] 欧州連合(EU)首脳は、11日の首脳会合(サミット)で、ギリシャへの支援で合意した。問題が他のユーロ圏諸国に広がることを未然に防ぐため異例の措置に踏み切った。ただ、具体的な案を示すには至らず、市場の反応はネガティブなものとなった。

 ギリシャへの支援は、EUのファンロンパイ大統領(首脳会議の常任議長)、欧州委員会のバローゾ委員長、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁、ギリシャのパパンドレウ首相による協議で合意した。

 ユーロ圏主要国の中でもイタリアやスペインなどは財政圧力にさらされていることから、ギリシャ支援はドイツとフランスが中心となって行うと予想されている。

 EUのファンロンパイ大統領はサミット後、記者団に対し、欧州はギリシャに「結束という明確なメッセージ」と送っていると述べた。ドイツ、フランスもこれに同調した。

 ただ、修辞的な支援の約束は、債務・財政問題を抱えるギリシャがどのようにして支援されるのかについて、より具体的な詳細を求めている金融市場を満足させるには十分ではなかった。

 ギリシャ国債の利回りは上昇し、ユーロは対ドルで下落した。

 BNPパリバのシニア通貨ストラテジスト、イアン・スタナード氏は「過去数日間に(救済に対する)楽観的な見方が高まっていたため、市場は失望した。(支援)計画は詳細を欠いており、ユーロが圧迫されている」と指摘した。

 ファンロンパイ大統領とメルケル独首相は、ギリシャがEUからの支援を特に求めているわけではないため、ギリシャをどのように支援するかについて詳細を提供することは不可能としている。

 EU首脳は、会合後の声明で「ユーロ加盟国は域内の安定を保護する必要が生じた場合には一丸となって協調的に断固たる行動を取る」とした。

 EU首脳は、ギリシャの問題が、スペインやポルトガルなど高水準の債務・財政赤字を抱えるその他のユーロ圏諸国に波及することを防ぎたいが、同時にギリシャに厳しい財政再建計画を実施するよう引き続き圧力をかける意向だ。

 ギリシャの財政赤字は2009年に国内総生産(GDP)比12.7%に達し、EUが定める3%を大幅に上回っている。


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