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国際経済学

26とはずがたり:2003/10/31(金) 15:24

http://www.asahi.com/business/update/1031/047.html
メキシコとのFTA交渉再開へ 首相、年内妥結を指示

 政府は今月中旬に決裂したメキシコとの自由貿易協定(FTA)交渉を再開する方針を固めた。総選挙投開票前の11月初旬に、経済産業省や農林水産省の次官級による高級事務レベル協議を始める。小泉首相は「年内の交渉妥結」を関係省庁に指示、選挙後に閣僚折衝を再開したい考えだ。

 メキシコのフォックス大統領の来日に合わせて合意を目指した今月中旬の交渉では、焦点だった豚肉の低関税での輸入枠の設定、鉄鋼や自動車の無税化などで大筋合意したが、メキシコ側が土壇場でオレンジジュースの無税輸出枠の大幅拡大を要求し、決裂した経緯がある。

 首相は今月20、21両日、バンコクで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席した際、フォックス大統領と会い、交渉合意を目指す方針を再確認。中川経産相もカナレス経済相と会い、「柔軟性をもって交渉を進める」ことを確認した。経産省も交渉決裂後、FTA推進本部を設置して対外的な交渉担当と国内調整担当を分けるなど、体制整備に乗り出した。

 政府がメキシコとの交渉を急ぐのは、その後に続く他国との交渉をにらんで、「日本のFTA戦略の出発点として、メキシコとの交渉を妥結させる必要がある」(政府関係者)との判断からだ。首相は、バンコクでの盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領との会談で、両国間の政府間交渉開始で合意。12月の日ASEAN(東南アジア諸国連合)特別首脳会議では、タイ、フィリピン、マレーシアとも交渉入りで合意を目指す。

 だが、メキシコでは夏の下院選挙で与党が敗北し、政権基盤が揺らいでいる。「日本側は、残る課題はオレンジジュースだけと思っているが、歩み寄ったはずの豚肉や鉱工業製品などでもメキシコ側が要求水準を振り出しに戻す可能性もある」(交渉筋)との懸念もあり、合意できるかどうかは不透明だ。 (10/31 07:22)


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