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国際経済学

189とはずがたり:2005/11/28(月) 02:39:35
[シンガポール] 日本と外貨融通、相互に40億米ドル
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000030-nna-int

 日本銀行とシンガポール金融管理庁(MAS)は9日、外貨準備不足に陥った場合に外貨を融通し合う第2次二国間通貨スワップ協定を締結したと発表した。日本からの一方的な供給だった第1次協定を双方向に変更し、融通上限額も4倍の合計40億米ドルに拡大した。

 両国は2003年、上限10億米ドルの第1次協定を締結していた。

 今回の改定協定は、今年5月に東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(日中韓)財相会議で合意した「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)セカンドステージ」に基づく。

 両国の通貨当局は、短期流動性を必要とする場合、それぞれの自国通貨を米ドルにスワップし、融通しあう。日本からシンガポールへの融通額上限は10億米ドルから30億米ドルに拡大、シンガポールから日本への融通額(上限10億米ドル)を今回新たに設定した。国際通貨基金(IMF)の許可なしでも引き出せる融通上限も締結枠の10%から20%に拡大した。

 MASのヘン・スウィーキット局長(中央銀行総裁に相当)は声明で、「域内における金融の安定性強化に対するシンガポールのコミットメントを示すもの」と述べた。日銀の福井俊彦総裁は、「CMIの枠組みにおけるシンガポールの大きな一歩を歓迎する。東アジアでの地域金融協力のさらなる強化につながるだろう」と語った。

 ■8カ国で585億ドル

 今回の新協定締結で、CMIに基づく二国間通貨スワップ協定は、日中韓とASEAN5(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の8カ国の間で、合計17件・585億米ドルとなった。これ以外でも、新宮沢構想に基づく協定(日韓50億米ドル、日・マレーシア25億米ドル)、ミャンマーやラオスも参加するASEAN全体のスワップ協定(20億米ドル)がある。

 ■消極的なシンガポール

 ロイター通信によると、シンガポールはASEAN全体の協定に参加しているが、二国間協定は日本とだけ。今後はシンガポールの積極的な関与が期待されているという。

 CMIは、アジア通貨危機の再発を防止するため、00年にASEAN+3財相会議で設立された。これまでに発動されたことはない。
(NNA) - 11月10日10時30分更新


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