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国際経済学

1383とはずがたり:2018/05/08(火) 20:00:47
2018-04-27 05:00:00
中国、「一帯一路」EU27ヶ国が対抗策「欧州分断許さない」
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12371236438.html


EUからの嫌われ者へ
英独仏のトップが苦言

中国外交は、米欧から警戒されている。世界覇権への準備を焦ってきたので、すっかりその意図を見抜かれている。一昨年まで、中国は積極的にEU(欧州連合)へ接近してきた。習氏の訪英の際は、特製の赤絨毯を用意させ、エリザベス女王が後に漏らしたように、傲慢な振る舞いをして不評を買った。中国は、急速な経済成長を背景に、「成金」ぶりを発揮するが、英国はかつての「大英帝国」である。腐っても鯛は鯛なのだ。習氏は、度の過ぎる振る舞いをして嫌われた。



一昨年まで、EUが中国に対してそれなりの対応をしてきた。それは、高い経済成長率が魅力だったからだ。中国政府の打ち出した「一帯一路」へ、日米の反対を押し切って参加したのも、経済的な波及効果を期待したもの。だが、結果は大きく外れた。「一帯一路」」プロジェクトの受注工事は、中国企業がほぼ90%を受注して、残りは地元企業にすぎず、EU企業は「お呼び」でなかった。EUにとっては、「一帯一路」は何のメリットもないことが分かった。



それだけでない。中国はハンガリーに接近して資金援助し「味方」につけてしまった。EUの一致した行動が、このハンガリーによって邪魔される事態となっている。中国は、「一帯一路」を名目にしてEU分断工作に乗り出していたことが分かった。裏切った中国への怒りは、抑えがたいものになっている。



こういう背景で、EU加盟28ヶ国中、ハンガリーを除く27ヶ国の駐中国大使が、異例の共同抗議書を中国政府に突き付けたのである。



EUからの嫌われ者へ

『朝鮮日報』(4月20日付け)は、「『一帯一路はEU分裂の火種』、27カ国の駐中大使が批判」と題する記事を掲載した。



EUの駐中国大使は、ベルギー大使(とは註:多分ハンガリー大使)を除く27ヶ国が、「一帯一路」について中国政府へ抗議書を提出した。受注の約9割が中国企業への発注に振り向けられている。中国以外の「一帯一路」参加国には何らのメリットもなく、不明朗きわまりないと指摘している。



具体的には、中国政府が中国企業を保護していると指摘している。米国は、米通商法301条を発動して、中国へ保護主義を取り止めるように要求している。EU27ヶ国の駐中国大使も同様の視点で批判していることは、米国の要求が何ら不当でないことの証明であろう。世界のマスコミは、米国の保守主義、中国の自由貿易という取り違えた内容を報道している。非は、中国の過度な保護主義にある。…


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