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国際経済学

1149とはずがたり:2017/04/24(月) 14:07:09
なぜグローバル企業の人事部は「イモトアヤコ」を欲しがるのか?
http://president.jp/articles/-/16618
キャリア 2015.11.6
溝上憲文=文
PRESIDENT Online

なぜ、若者は海外で働きたくないのか?
日本企業のグローバル競争の成否を握るのは人材といわれる。だが、海外で活躍できる人材が決定的に不足し、過去に海外経験を持つ年輩社員を引っ張り出して送り込む、あるいは中途採用でしのいでいる企業も少なくない。

同時に、若手社員を中心にグローバル人材の養成に乗り出している企業が多い。新卒の採用試験でも海外要員として採るところも多いが、今年の新入社員はなぜか海外で働きたくないという声が多数を占める。

「英語が苦手なので」。海外赴任拒否には、他にも理由があるようで。
産業能率大学が、2015年4月に採用された新入社員(18〜26歳)に海外で働いてみたいかどうかについて聞いたところ「働きたくない」とする回答が63.7%と6割を超えた(第6回新入社員のグローバル意識調査)。これは2001年度の調査開始以来、過去最高という。

ちなみに、働きたい人の内訳は……。

「国・地域によっては働きたい」27.2%
「どんな国・地域でも働きたい」9.1%

一方、働きたくない理由の上位3項目は……。

「自分の語学力に自信がないから」65.6%
「海外勤務は生活面で不安だから」46.9%
「自分の仕事の能力に自信がないから」31.2%

というものだった。

語学に自信がないというのは理解できるが、それは日本人なら多かれ少なかれ感じていることだろう。その英語力が極端に劣っているわけでもないだろうに、最近の若者の海外赴任に対する消極的な姿勢は際立っている。海外に活路を求めて生き残る以外に選択肢はない日本企業にとっては深刻な問題だ。

「海外OK?」「はい」「インドは?」「……」
それにしても、海外で働きたくないのによく入社試験をパスできたものだと思う。

少なくとも大手企業にパスするには、能力要件として「海外志向」は不可欠だからだ。それに加えて、最近の面接のチェックポイントの1つが「海外に行かせても大丈夫か」というグローバル素養だ。

語学ができるのにこしたことはないが、それ以上に大事なのは「胆力」と指摘するのが大手石油業の人事担当者だ。

「赴任先はニューヨークやパリではありません。インドやベトナムなどの新興国が中心です。言葉は通じなくてもよい。物怖じしない肝が据わった度胸のある学生が欲しい。現地の文化に溶け込み、本音でぶつかり合えるような人物かどうかをチェックしています」

ベトナムの工場で働く人々。海外赴任はNYやパリなどではなく、アジアや辺境地であることも多い。
しかし、調査結果を見ると、あえて未知の外国に挑もうとする胆力が感じられない。今どきの学生の消極的な傾向はそれほど驚くにはあたらないと指摘するのは食品業の人事部長だ。


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