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応用栄養学特論

1■とはずがたり:2003/07/13(日) 00:11
一応「学問」の掲示板なのでそれっぽいタイトルにしただけです。
好きな喰いもんを食いしん坊どもが語らうスレです。

1539とはずがたり:2015/11/18(水) 18:28:57
櫻井よしことか出てきてる時点で胡散臭い訳だが米飯で非行を無くした話し。
教育県長野のイメージだけどそんなに教師の質が悪かったのか??
>とにかく授業がつまらないんですね。私ですら何を教えているのかちっとも分からない。

コメを神聖視するような旧日本軍的な精神論に持って行くべきでは無い。牧歌的なイメージの田舎が実は荒れ放題だったと云う事は地方の荒廃を示唆しているのであろう。

基本的にはコメ喰わないとご飯喰った気にならないからご飯化の流れは歓迎だけど価値観の押しつけは厳に慎まねばならないと思う。

子どもたちをよみがえらせる
長野県上田市・前教育委員長の実践
『致知』 2008年8月号
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/ootsuka-mitsugu.html

大塚 私が中学校の校長になったのは、平成4年でした。生徒数1200名の大規模校でしたが、その荒れ方はもう非行なんてものじゃないですね。立派な犯罪です。強盗、窃盗も多いです。学校の廊下をバイクで走ったり、窓ガラスは次から次へ割られ、不登校も常に60〜70人いました。
  教室も見て回りましたが、とにかく授業がつまらないんですね。私ですら何を教えているのかちっとも分からない。だから机に伏している生徒が多いです。
  しかし、伏している子はまだいいんです。エネルギーのある子は学校の外へ飛び出して窃盗や強盗をする。あるいは学校近辺でタバコを吸うとか、弱い子を連れ出していじめるとか。

そこでまず取り掛かったのは授業の改善でした。徹底的に研究授業をやって、「こうしたらどうか、ああしたらどうか」と先生同士が互いに切磋琢磨し合う。またそれぞれが教材研究や指導方法を研究していくと、次第に授業のレベルが上がっていきました。

朝礼で子どもたちが貧血でバタバタ倒れたり、遅刻したり、登校しても保健室にいるので、これはもしかしたら食と関係があるのではないかと思いました。平成4年の頃で、まだ「食育」などという言葉もなかった時代です。
櫻井 私が先生のお話で感動したのは、子どもたちの食の実態を把握するために、朝早くからコンビニエンスストアで“張り込み”をされたと。
大塚 はい。陸上競技大会などの朝は、5時から会場の近くのコンビニエンスストアに車を止めて様子を見てみました。すると母親が車に子どもを乗せてきて、お金を渡して好きなものを買わせているのです。
  そういう子どもの日常生活を調べてみると、やはり非行・犯罪を繰り返す、キレる、無気力など、指導に手を焼いたんですね。
  たとえ親を呼んで「お宅のお子さんはこういう状況だから指導してもらいたい」と言ったところで、そういう子どもは親の言うことなんて聞きませんよね。大会の日ですらお弁当をつくってくれないのですから、親と子の心の絆は完全に切れてしまって、親はお金をくれる人としか思っていません。
…なるべくお腹にたまる米飯に切り替え、野菜や魚を中心にしたバランスのよい献立の給食にしようと考えました。しかし、先生方からも親からも反対の嵐でしたね。
櫻井 先生たちはなぜ反対なのでしょうか。
大塚 結局、先生たちも揚げパンとかレーズンパンのような菓子パン、あるいはソフト麺とか中華麺が好きなんですね。そういうものは一つひとつが袋に入っていて、配膳も楽なのです。米飯は一人ひとりのお弁当箱によそわなければいけないから、手間がかかるんですよ。「国際化社会の時代に米飯に偏るのはおかしい。国際食にすべきだ」とか、いろいろな理由をつけて反対されました。

そうして、赴任した翌年の平成5年からは、週6日のうち5日間を米飯給食に切り替えました。米飯もただの白米ではなく、血液をきれいにし、血管を柔らかくしてくれるGABAが含まれる発芽玄米を10%以上加えたのです。
櫻井 生徒に変化が表れたのは、切り替えてどのくらいたってからでしたか。
大塚 7か月後あたりから学校全体が落ち着いてきましたね。
  いまでもよく覚えているのが、4月のPTA総会の前に私が1時間ばかり校舎のタバコの吸殻を拾って歩いたところ、スーパーの大きなビニール袋かいっぱいになったのです。それを総会で見せたところ、保護者たちから、「大塚校長が来てから風紀が乱れたんじゃないのか」と言われましたがね。米飯給食を始めてから7か月後には、吸殻が1本もなくなりました。

1540とはずがたり:2015/11/18(水) 18:29:21
>>1539-1540

http://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/2f814d80c12c221b73c9ad8a2abea974
【大塚】そう思うでしょう。しかし、いまこれだけ食育が大事だといわれて食育基本法ができても、そんなことは現場では関係ないのです。

こういう例があります。真田町の栄養士が他の市の規模の大きい学校に転任したのですが、生徒の問題も生じているようです。給食の献立を見たら、やはりカルシウムやミネラル、亜鉛が含まれていないことに気づいて、真田町のような魚や野菜中心の米飯給食に切り替えたんです。

そうしたら先生たちから「こんなまずいもの」と不平不満が出ました。当然、こどもたちも好きな献立が出ないから反対。子どもが「まずい」と言うから、親たちも反対。完全に四面楚歌(そか)状態で、精神的に少し参っているようです。

だからいまこれだけ食育が叫ばれていても現実はその程度です。食べ物の嗜好(しこう)というのは、いったん味わってしまうとそれを変えていくことは非常に困難なんですね。

米飯給食と花作りで非行ゼロにした旧真田町の小・中学校
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/ark/KENKO/_JapFood6.pdf

2013-04-15
米飯至上主義の食育アドバイザーを信頼する新市長に心配すること
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130415/1366018927

長に心配することを含むブックマーク 米飯至上主義の食育アドバイザーを信頼する新市長に心配することのブックマークコメント
先日の香川県丸亀市長選の結果、梶正治という方が新市長に当選なさったそうです。この方自身については詳しく存じ上げないのですが、この方が考える教育論には、大塚貢さんという方の影響が大きいようなのでちょこっと気になりまして旧ブログどらねこ日誌の記事からピックアップしてみました。
大塚貢さんというのは、長野県内で教育委員長をなさった方で、現在は食育アドバイザーとして活動を行っている人物です。ざっと調べたところ、新市長は大塚さんの著作に影響を受けている様子がうかがえました。

どらねこであれば、食に関係があると疑う前に、家庭での育児放棄や暴力などの虐待、交友関係など別の背景を先に調べてみようと思うところなのですが、大塚さんは違うようです。おそらくなのですが、大塚さんが参考にしている図書に、砂糖や食生活の乱れがキレる子供の原因である、という大沢博さんの著書がある事が関係しているのだと思います。大沢博さんの主張については、科学的根拠に乏しいことを此方の記事で指摘しております。→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20121212/1355308178


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