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鉄道総合スレッド

652荷主研究者:2004/09/03(金) 00:41

【山形県、空路の利用拡大に躍起】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/08/20040807t51007.htm
2004年08月06日金曜日 河北新報
不採算の2空路復活はしたが… 山形県、利用拡大に躍起

 路線廃止後、昨年から今年にかけ運航が再開された庄内空港(酒田、鶴岡市)の大阪線と、山形空港(東根市)の東京線の利用拡大に、山形県が躍起になっている。いずれも「不採算路線」との理由から航空会社が撤退したため、復活後も搭乗率アップが至上命題。大阪線は今夏、帰省客への運賃助成で巻き返しを狙うが、東京線は決め手に乏しく、県も頭を抱えている。

 庄内空港の大阪線は昨年10月、全日空の子会社エアーニッポン(東京)が撤退、代わって今年4月にフェアリンク(東京)が参入した。50人乗りで1日1往復運航しているが、4―6月の平均搭乗率は44.1%と低空飛行が続いている。

 「ビジネス客以外の需要を掘り起こしたい」と、山形県は7月から「里帰り・ふるさと訪問」に対する助成を開始。8月末まで関西から帰省する乗客に、片道2万8000円のうち6000円を助成する。7月は21人の団体客を確保したことなどから、搭乗率53.8%と、初めて50%を超えた。

 「関西は市場規模が大きい。県出身者も多く、草の根的に知名度アップを図るのが効果的」と県交通企画室。夏休み期間中にはこのほか、65歳以上の高齢者や20歳未満の若者を対象に同額の割引を実施する。

 国内4路線を運航するフェアリンクにとって、同路線は唯一、大手航空会社などと競合しない。「最重要路線」と位置付け、地元に営業担当者を配置するなどして認知度アップに取り組む。

 一方の山形空港の東京線は一昨年11月に廃止され、昨年4月に日本航空システム(東京)が1日1往復(134人乗り)で復活させた。今年7月末現在の平均搭乗率は、前年同期を6.5ポイント下回る59.5%に低迷している。

 山形県などで組織する利用拡大推進協議会は03年度、7000万円の予算を用意し1人当たり片道2000円の運賃助成を実施した。が、利用の伸び悩みから、助成実績は約2000万円どまり。本年度も7月末現在で約200万円と、前年度を下回る水準で推移している。

 観光関係者の多くは「運賃助成しても、1日1往復の航空路線では、低価格で15往復の山形新幹線には太刀打ちできない」と見る。運賃助成が効果的な庄内空港の大阪線とは対照的だ。

 県は、大手旅行代理店10社が11月―来年1月に時期を統一して売り出す共通旅行商品に望みをかける。しかし、ある旅行代理店の担当者は「利便性が向上しない限り、魅力的な商品はつくれない」と、視界の晴れない東京線の現状にため息をついている。


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