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鉄道総合スレッド

6175チバQ:2013/01/31(木) 22:48:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20130130-OYT8T01671.htm
貨物支線旅客化探る 列車走らせ現地調査

 東海道線の混雑緩和や京浜臨海部の活性化に向けた動きが出ている。海側を並行して走る東海道貨物支線を横浜市中心部まで延伸し、東京都臨海部を結んで旅客列車を運行する構想だ。県や東京都など6自治体でつくる「東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会」は30日、初めて有識者による現地調査を実施、既存区間で電車を運行した。調査に同行した。(矢吹美貴、藤亮平)

 午後1時半、茅ヶ崎市のJR茅ヶ崎駅から学識経験者や沿線企業の関係者ら約320人が団体列車に乗り込んだ。横浜市のJR鶴見駅から東海道貨物支線に入ると、臨海部の工場の合間を縫うように走行する。東京貨物ターミナル駅で折り返し、帰りはみなとみらいなど開発地区を通り、JR関内駅に到着した。車内で実施されたアンケートでは、参加者から「企業や研究所の誘致や発展にもつながる」などと好意的な意見が寄せられた。

 県道路企画課によると、構想ではJR桜木町駅(横浜市中区)から品川駅(東京都港区)と東京臨海高速鉄道東京テレポート駅(同江東区)までを結ぶ。総延長33キロのうち18キロは、東海道貨物支線などを利用し、残る15キロを新設する。天空橋駅(同大田区)や川崎市川崎区塩浜付近に新駅を建設し、貨物駅には旅客ホームなどを整備する。総事業費は約4000億円と見込まれる。

 JR東日本横浜支社によると、東海道線は通勤時間帯は、3分間隔の過密ダイヤとなっている。貨物支線の併用で改善するほか、京浜臨海部の活性化も図る狙いだ。同協議会は2000年、国の運輸政策審議会が、併用化について「15年を目標に整備について検討すべきだ」と答申したことを受けて発足、これまで沿線の開発動向調査や広報活動をしてきた。ただ事業採算性や経済効果については明確な試算はない。事業主体についても全く決まっていない。

 同支線は、貨物列車が1日に最大125本運行されている。首都圏の貨物輸送で基幹的な役割を果たしており、旅客列車を走らせるにはダイヤの調整が不可欠となる。同乗した屋井鉄雄・東京工業大教授は「横浜、羽田空港、東京と拠点をつなぐのは重要だが、スピードが速くなくてはいけない。貨物もこれから増やす必要がある」と述べ、併用化が難しいことを指摘した。

 同課は「今回のアンケート結果や意見を分析し、判断材料にしたい」としている。

(2013年1月31日 読売新聞)


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