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鉄道総合スレッド
5929
:
チバQ
:2012/09/05(水) 22:52:26
>>5835
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001209040002
木古内―江差 「14年度初頭に廃止」
2012年09月04日
■JR北、沿線3町へ意向伝達
江差線木古内―江差(約42キロ)の廃止を検討しているJR北海道の小池明夫社長は3日、沿線の木古内、上ノ国、江差の3町長に廃止の意向を正式に伝えた。廃止時期は、2015年度の北海道新幹線函館開業前の「14年度初頭」を提示した。3町は今後、協議会をつくり対応策を検討する。
廃止の説明は江差町のホテルで、非公開で行われた。JRによると、江差線五稜郭―木古内が新幹線函館開業で同社の経営から分離され、第三セクターになれば、木古内―江差は同社にとって「飛び地」となるため「対応が喫緊の課題」だったという。
廃止区間は普通列車が1日6往復している。昨年度の1キロあたりの1日平均乗客数(輸送密度)は41人で同社の全路線でもっとも少なく、除雪費用もかかるため年間3億円以上の赤字となっている。3町長にはこうした事情を説明した上で、「鉄道を維持するのは困難という結論に至った」と伝えたという。
説明を受けた後、浜谷一治・江差町長は報道陣に「今後、のむかのまないかを含めて3町で協議会をつくり、対応策を考えたい」と述べた。ただ、3町長は廃止はやむなしとの見方で一致している。工藤昇・上ノ国町長は「企業経営上(廃止は)致し方ないという思いもある」と話す。
鉄路の存続にも否定的だ。大森伊佐緒・木古内町長は「檜山地方から鉄路が消えるのは寂しいが、老朽化した施設の維持などを考えると、3町での費用負担は難しい」と話した。
その上で、浜谷・江差町長は「代替の脚の確保は当然あるべきだと思っている」と述べた。ただ、この日はJRに代替交通手段の要望や提案はせず、住民説明会の開催などを求めるにとどめたという。
一方、JRの小池社長は説明後の会見で「代替交通手段はできる限りの支援をする」と明言した。ただ、具体案は「地元と協議する」と述べるにとどめ、直営でのバス運行も「新たに拠点を設ける必要があり、技術的には難しい。地元のバス事業者もいる」と否定的な見方を示した。
廃止時期を新幹線の函館開業より前倒しする理由については、「(廃止区間周辺の)観光地の場所を見ると、レンタカーやバスで回るのが適している。新幹線開業前に鉄道以外の交通ネットワークを作っておく方がベターだと判断した」と話した。
(渕沢貴子、中沢滋人)
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